ヴォルクルス教団

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ラ・ギアスに存在する宗教団体。その名のとおり破壊神サーヴァ・ヴォルクルスを神と崇め、その復活およびそれに伴う現世の破壊、新たな世界秩序の構成を目的として活動する。

その教義の強い反社会性により、ラ・ギアスにおいては邪教・禁教として扱われる。信者はテロリスト同様の処罰を受けるため、信仰を隠したり、表向き別の職業を装ったりしていることが多く、中には他の宗教団体のトップとしての顔を持つものすら存在する。信者数は明らかになっていないが、シュウ・シラカワが把握しているだけでも300万人を超えるという。

教団のトップは10名前後存在するとされる大司教。だが、彼らすら統括する謎の人物も確認されている。

新暦4959年時点で3名の大司教が戦死。1名が離反している。

教団が保有する機動兵器

靈装機・妖装機・咒霊機の三種が存在する。多くの機体が肩部の意匠に花の紋様を用いている(機体によっては生物の眼のように見えないこともないが)。花の形状は、地上のキク科の植物のものによく似ている。

ヂーヱン
ボーヰン
ボランゾルン
ナグツァート

登場作品

スーパーロボット大戦EX
神聖ラングラン王国各地に眠るヴォルクルスの五大封印を破壊するため、ルオゾールが水面下で謀を巡らし動乱を助長させていた。
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章では『調和の結界』を停止させるためにラングランへの国崩しを敢行。それに成功する。第二章では教団を裏切ったシュウへの報復に動いていた。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
その規模の一端が明かされる。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
破壊神完全復活のために更なる行動に着手する。シュテドニアス『南北戦争』への介入は、その手始めである。

主な信者

ルオゾール・ゾラン・ロイエル
大司教。
エルシーネ・ヴォルクルス
大司教。表の顔として、アクアビナ修養会の教母に就いている。
サティルス・ギャレール
大司教。
グレプス・ボーパード
司教。
ウーフ
暗殺隊(ヴォルクルス教団実行部隊)所属。
ヴォルクルス教徒
???
魔装機神II第1話および一部のエンディングでのみ登場する謎の女性。ラ・ギアスを覆う黒い影。台詞は文語調・旧字体で表現され、「ぢや(じゃ)」などの老人語を用いる。立場からすれば「教皇位」に位置すると思われるが…
ウェンディルート・プレシアルートでサティルスが今際の際に「ヨーテンナイ様」という名を発するが、同一人物かは不明。

脱退者

シュウ・シラカワ
元大司教。脱退後はヴォルクルス信徒達からも「背教者」と呼ばれるようになった。
サフィーネ・グレイス
エルシーネ大司教の実妹だが、姉がヴォルクルス教徒であることは本人が正体を明かすまで知らなかった。
ガエン
元暗殺隊所属。

協力者

「ヴォルクルス教団と手を組んだ奴がどうなったか、知っているだろ!」とはマサキの弁。大抵は悲惨な末路を迎える(ヴォルクルス教団の与り知らぬところで死んだ者も多いが)。ただし、傭兵として雇われた場合は死亡しないことも多い。

カークス・ザン・ヴァルハレビア
ガスパ・アルバレツ
ラセツ・ノバステ
魔装機神I第一章では手を組んでいたのだが、第二章では全く関係が見受けられなかった。部下のジョグはEXでヴォルクルス教団と共闘していた。
ゼツ・ラアス・ブラギオ
魔装機神IIでその関係が明らかになった。昆虫に近いフォルムをした非人型魔装機を好んで設計する彼から技術提携を受けた名残なのかは不明だが、咒霊機ナグツァートと妖装機ボランゾルンは蛾と蝶を連想させるデザインで仕上げられている。
ヌル・ツーホーク
信者の可能性もあるが、ウーフにあっさり切り捨てられた辺り、こっちの可能性が高い。
オンガレッド・キレシナ
マサキに上記の台詞を言われた張本人。南部ルートではその発言に違わぬ末路を迎える。
エリック・グレゴリック
ウーフに雇われて彼を兄貴と一方的に慕う。
ルビッカ・ハッキネン / ジェン・デミン / ディーゴ・カムラッド
傭兵。

教徒達の台詞

「全てを破壊、滅ぼし、まったく新しい世界を創る……。それが、我らの望み……」