レオニシス・ヴァーガ
概要
ヘルルーガ・イズベルガが設計した人型機動兵器・レオニシスのカスタムタイプ。
推進力と速度を増加させるため、背部に大型のブースター・ユニットが追加されている。また、脚部にスラスター・モジュールを追加したことで機動力も上昇している他、大型ウイングの装着により重力下においてもその運動性が損なわれることはない。
背部ツイン・スプレッド・キャノンが大型化している他、長射程の銃器「ヘビー・ショック・シューター」を携行しており、同系機のレオニシス・ハーガと比較して射撃戦に長けている。また、ハーガよりも原型のレオニシスの面影を強く残している。
『GC』『XO』にサリー機として登場したクロイツ・ヴァールハイトが版権の関係で使用できないため、その代役として新たに設定された機体である。 名前からも解る通り、原典におけるサリー機はジーク機とはそもそも別系列の機体であったが、本作においては同系列の機体のカスタマイズ違いという形に設定が変更されている。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 初登場作品。PVでは敵ユニットであったが、シナリオでは終始味方。
- 設定どおり射撃戦に特化しており、四つある武器のうちP属性は一つだけ。しかも、そのP武器が射程3の全体攻撃であるため、ハーガとは別の方向でタッグの相手に悩む。相方ともいえるハーガはALL武器が一つもないため、ツインの相性は最悪。
- サリーが「集中」を持つため、ハーガよりは乱戦に強いが、MAP兵器がないのとALL武器の射程の短さから殲滅力はそれなりレベル。最大射程が9とかなり長いため、P属性ALL武器と長射程の単体攻撃を持ったユニットと組みたい。イチオシは武装の傾向が同じベルゼルート・ブリガンディ。汎用機と組み合わせるならアシュセイヴァーをテスラ・ドライブで補強したり、PTと組むならそちらにM13ショットガンを装備させてやればいいだろう。ハーガ同様こちらも汎用機扱いで乗換えが可能だが、今回はどのパイロットも元々の機体で生きるエースボーナスを取得する傾向が強いため、あえて乗せ換える意味はあまりない。
- 残念ながら、今回は『XO』にあったジークとの合体攻撃は実装されていない。
装備・機能
武装・必殺武器
- ショック・シューター
- レオニシスの共通武装。電撃の弾丸を発射する銃砲。
- ヘビー・ショック・シューター
- ヴァーガの専用武装で、ギャノニアに装備されている同名の武器よりも小型。威力と射程がショック・シューターよりも強化されている。また「バスター・モード」という高出力モードを持つ。
- ツイン・スプレッド・キャノン
- 唯一のP属性でALL武器。ヘビー・ショック・シューターで牽制した後、敵機の頭上に逆立ち状態で回り込んで背部ユニットのキャノンから拡散ビームを放つ。
- なお、上昇した後わざわざブースターを切って自由落下の形で空中で逆立ち状態となるカットが入っている事や、下記のフラッシング・アサルトにて、背部ユニットを傾けて加速するため、前方に砲口を向ける形になっているが大火力であろうこの装備を使用しない(サリー本人は「火力を集中させる」と言っているのだが)事等から、背部ユニットのブースターとエネルギーを共通で使用している様子で、ブースターによって加速している際には発射できないようである。
- ちなみに、ダブルアタックを行うとカットインが入るタイミングの都合、上下画面でパイロットが増殖する、もとい別の台詞を言ってしまうというシュールな光景になる。
- フラッシング・アサルト
- クロイツ・ヴァールハイトの技と名前は同じだが、内容は全く異なる。高速機動で飛び回りながらヘビー・ショック・シューターを連射し、バスター・モードに変形させたシューターでトドメの一撃を撃ち込む。サリー搭乗時のみ最後の一撃の直前に専用のカットインが入る。
特殊能力
あくまで一般機のカスタムであるためか、特殊能力は持っていない。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- フラッシング・アサルトの攻撃力+200、「バリア貫通」追加
- 最強武器が順当に強くなる。ガディソードやゴライクンルよりも、オルゴン・クラウドが面倒なフューリー相手に生きるボーナスと言える。
関連機体
- レオニシス
- 原型機。
- レオニシス・ハーガ
- 同系機。ジーク専用の接近戦特化カスタム。
- クロイツ・ヴァールハイト
- GC・XOにおけるこの機体のポジション。
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