フェンター

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フェンター(Fenter)

「魔装機計画」で開発された、神聖ラングラン王国の正魔装機。契約精霊は岩の精霊フェニール。

砲戦援護に特化した機体であり、両腕共に肘から先が砲門で、手首は存在しておらず近距離用武装は最低限。ラングラン製の魔装機の中では唯一人型をしておらず、ホバー移動を行う。Bクラス魔装機ラ・ウェンターとの連携を目的として作られた機体だったが、性能不足と判断されて実戦での連携運用を見送られてしまった。

三國戦争』終盤でエリス・ラディウスという操者を得ることになったが、戦争終結後に問題発見を理由に廃棄されてしまい、非常に短い運用期間となってしまった。判明した問題のひとつは、人型でないことからくる契約精霊との同調性の無さ(他でも各部分に問題点が発見されているらしい)。

なお、ゼツ製魔装機(リブナニッカベンディッド)にも非人型モデルがあるが、こちらは精霊信仰に欠けた練金学士が霊的存在に依存しない設計で組み立てたため、深刻な問題に発展しなかったらしい。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章には登場せず、第二章でロドニーとエリスが加入するテューディルートの終盤でのみ登場するレアな魔装機。
上記の説明の通り完全に砲戦援護機体のため、無理に前線に出さないほうが良い。仲間になる頃には主力メンバーの選別や改造が終わりつつあるため、そのまま使わずフェードアウトすることも。愛情を込めて鍛えれば、援護精神コマンドに優れたエリスの存在も含めて頼りになる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
リメイクで武器の所在が判明。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
問題があり、廃棄されたことが判明。後継機はデルギラン

装備・機能

武装・必殺武器

ミサイル
両肩に搭載されている。左右3発ずつ計6発の同時発射が可能。
プラズマソード
非実体剣。他の魔装機とは異なり、携帯型ではなく腕の砲身の底に出力される方式で、斧のように振りおろして攻撃する。
グランドウェーブ
地面を伝う衝撃波。機体左右下部に存在しているアンカーを地面に打ち付け、機体を中心として円状に発生させる。
リニアレールガン / ハイパーレールガン
電磁砲。両肩に1門ずつ装備している。ランクアップ可。

必殺武器

白の黙示録 / 光の創世記
両腕の砲門前面それぞれに大地系魔法陣を発生させ、光線を発射する。ランクアップ後含めて射程1なのが問題。

特殊能力

剣装備
斬り返し」発動可。独特の演出をみせるため、一見の価値はある。
HP回復(小)

移動タイプ

サイズ

M

カスタムボーナス

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
HP+1000、移動力+3、装甲+200

機体BGM

「終わりなき戦い」
汎用BGM。

関連機体

デルギラン
後継機。こちらは人型である。
ラ・ウェンター
本機との連携が想定されていた。