ムラタ
ムラタ(Murata)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:江川央生
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:45歳
- 所属:ディバイン・クルセイダーズ残党(ノイエDC)
- 役職:傭兵
DC残党の首魁の一人・ロレンツォに雇われている傭兵。ロレンツォと同様に、『スーパーロボット大戦OGクロニクル』の漫画『狡兎死して走狗烹らるか?』が初出。今のところ明らかになっているのは姓だけで、名前は不明である。
かつてはリシュウの弟子であり、特殊戦技教導隊創設の際には隊員候補にも挙がっていた腕利きの人物であるが、師が製作したシシオウブレードを奪い、突如姿を消す。元々ムラタがリシュウに師事したのは、師の技とシシオウブレードを手に入れる為だったようである。その後のムラタは生死を賭けた「死合」の快楽しか頭になく、人斬りならぬ「人機斬り」を自称している。乗機は接近戦用として大幅に改造された専用のガーリオン・カスタム“無明”で、奪ったシシオウブレードを装備している。
初出の漫画では、乗機の調整が不十分なブルックリン・ラックフィールドを圧倒しながらも、最後は敗北する。ゲームではその後も登場し、ハガネ、ヒリュウ改、クロガネの各部隊の前に現れ、交戦する。専用機を乗りこなす神出鬼没な存在と、フルネームすら判明していないという点で、今後の登場が期待される未知の敵の一人。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 漫画『狡兎死して走狗烹らるか?』での登場を受け、本編にも採用された。ATXチームやオクトパス小隊と交戦する。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- エクサランスを狙ってクロガネ隊を攻撃。また、ユルゲン一味のカイル・ビーンと作戦を遂行中にハガネ隊を迎え撃つ。バルトール事件後も一度交戦するが、その後はまた雌伏の日々に身を潜めたようである。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
曲がりなりにもリシュウに師事しただけあり、格闘・技量に優れる。その他の能力も高水準だが、さすがにシャドウミラーやインスペクターの強敵に比べると見劣りする感は否めない。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- クリティカル発生率+30%
- EXハードだとこれが恐ろしい。ニ刀人機斬をまともに受けると零式でも沈みかねない。
人間関係
- ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ
- 雇い主。ロレンツォはDC再興と連邦の転覆を目指しているが、ムラタはとにかく戦う場所と狙い甲斐のある獲物があればそれでいいという、信念を持たぬ立場。
- リシュウ・トウゴウ
- かつての師。むやみに剣を抜く事を好まぬリシュウを軽蔑しており、彼の剣を「道場剣法」と罵倒した。しかしOG外伝におけるリシュウの能力を見れば、リシュウの剣の腕が錆付いていない事は明らかであろう。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 同門。リシュウと違い幾多の戦場を潜り抜けてきたゼンガーに対しては、ムラタも一目置いている様子。しかし、リシュウの志を継いでいるゼンガーとは、本質的な部分では相容れる事は無い。
名台詞
- ゼンガー「己の快楽のために剣を振るうとは! 師匠の教えを忘れたか!」
ムラタ「所詮、俺は人機斬り! 貴様やリシュウのような大義や題目など不要! ただひたすらに修羅の道を往くだけよ!!」 - OG外伝でクロガネを襲撃し、初めてゼンガーと刃を交えた時のもの。
- 「相手が女子供でも容赦はせん! 死して肉塊となれば、皆同じだからな!」
- 同じくカーラとの戦闘時に。その後カーラからは悪趣味となじられている。
- ムラタ「ヒリュウ改とハガネの揃い踏み……そして、バルトール。この状況……! たぎる……俺の血がたぎるわ! 死地にて死合! これぞまさに本懐よ!!」
エクセレン「あらら、なんか一人で盛り上がっちゃってるけど」
キョウスケ「やらせておけ。どのみち、ここから消えてもらうことになる」 - 余興としてヒリュウ改らと戦っているうちにバルトールの大群が現れて、戦意を高揚させるムラタ。対するエクセレンとキョウスケの冷淡な反応が印象的。
- 「獅子王の剣がお前の血を欲しておるわ!」
- シシオウブレードでの攻撃台詞。しかし、避けられると途中で終わってしまう。
- 「若僧……叫んでいれば勝てるというものではないぞ」
- ブリット、リュウセイからの被弾台詞。確かにその通り。特にリュウセイにとっては痛いのではないだろうか。
余談
作中で「雌伏」という言葉をよく使うことと、隙を突いて攻撃を仕掛けてきては、機体がある程度損傷すると撤退する引き際の見極めの早さなどが、一部からネタにされている。 また、ゲーム中ではわかりづらいのだが、無明とサイズ差が明らかに大きいジガンスクードに対して斬艦刀や特機用はともかくとして、PT・AM用サイズのシシオウブレードで斬りかかるのもかなりの無茶というか無謀である。逆に言うと、それを平然とやってのけることからして、ムラタの腕が伺い知れるというものである(ただし、初出のOGクロニクルでは、無明はグルンガスト弐式と同等のサイズだった)。
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