毒島
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毒島(Busuzima)
- 登場作品:地球防衛企業ダイ・ガード
- 声優:岸野一彦
- 性別:男
- 所属:国連安全保障軍
- 階級:少佐
国連安全保障軍の軍人。功績や面子に拘る強硬派で、株式会社21世紀警備保障広報2課やダイ・ガードの存在を疎んでいる。
極めて野心および功名心が高い人物で、ヘテロダインを自分の手で撃破して自分の手柄にしようとしているが、その都度失敗に終わってしまう。コクボウガーが運用され始めた際には大いに増長し、フラクタルノット回収の指示を出して失敗。逆に、コクボウガーが大破するという惨事を招いた。
失敗が重なり功を焦った結果、ヘテロダインの生息範囲を拡大させてしまい、窮地に追い込まれる。そのため、責任を半ば取らされるような形でOE兵器の使用を提案し、OE兵器の使用に躊躇いを見せながらも使用を決断するが、最終的には佐伯に制止された事で使用を思い止まる。
なお、こうした苦い経験が毒島の思考を改めさせたのか、小説版では第1巻のエピローグ辺りから義理堅く友好的な好人物へと生まれ変わっていた。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。原作とほぼ同じ役回りを果たす。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 本作では西島の会社乗っ取りに一枚噛んでいるが昔、ワッ太の父から受けた恩義故か21世紀警備保障と竹尾ゼネラルカンパニーの合併話には乗り気ではなく、合併話が白紙になった際にはむしろ喜んでいた。
- 改心が見られた上記の小説版における描写を反映した故か、本作では「なんだかんだで義理堅い良い人」というイメージが強い。
人間関係
- 赤木駿介ら株式会社21世紀警備保障広報2課
- 彼らの存在を疎ましく感じている。
- 西島
- 『第2次Z再世篇』では彼の会社乗っ取りに関与。連邦軍日本支部の勢力を盛り返すためにコスモクラッシャー隊を取り込もうと考えており、その手始めにダイ・ガードを軍の管理下に置くべく彼に加担していた。
- しかし、後述の理由により彼が進めようとしている株式会社21世紀警備保障と竹尾ゼネラルカンパニーの合併話には乗り気ではなく、最終的に袂を分かつことに。
他作品との人間関係
- 竹尾道太郎
- ワッ太の父親。『第2次Z』では軍人だった頃の道太郎に世話になっていた過去があり、その恩義故か株式会社21世紀警備保障と竹尾ゼネラルカンパニーの合併話には乗り気ではなかった。
- 本作において、毒島を正道に立ち返らせた「恩人」であると言っても過言ではないだろう。
スパロボシリーズの名台詞
- 「宇宙の何でも屋か……!」
「い、いや……日本防衛のためには仕方のないこと……か……」 - 『第2次Z再世篇』第9話日本/宇宙ルート「ぼくらはみんな生きている」のシナリオエンドデモにおける西島との会話より。
- 西島は会社乗っ取りのために功績を立てるべく、竹尾ゼネラルカンパニーを吸収しようとしていたのだが、この話を聞いた毒島の頭をよぎったのは、その竹尾GCの先代社長の顔だった。
- 「…さすがは竹尾さんの部下の方々だ」
「あの人が軍にいた頃には随分と世話になったものですよ」
「そして、あの竹を割ったような性格はきっと息子さんである現社長に受け継がれているのでしょうな」 - 『第2次Z再世篇』第42話日本ルート「父ちゃんから受け継いだもの」のシナリオエンドデモより。竹尾ゼネラルカンパニーの社員達の絆の強さを見た毒島は、ワッ太の父との関わりを話すのだった。
- 「私は軍人です。民間人の自由と財産を守る事が勤めである以上、彼等の選択を受け入れるだけです」
- 同話のシナリオエンドデモより。西島に「あんたはどっちの味方だ」と怒鳴られた際の返し。