レイズナーMk-II

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E-MF-LZ-00X-2 レイズナーMk.II(Layzner MkII)

原作アニメ『蒼き流星SPTレイズナー』で終盤登場予定であったレイズナーの後継機。当時のアニメ雑誌等で公表されていたが、番組打ち切りに伴いお蔵入りとなり、『新スーパーロボット大戦』において初めて日の目を見る事となった。

スパロボシリーズでは隠し機体として強化型レイズナーとの2択となっている場合が多い。

特徴としては戦闘機形態への変形機能である。監督である高橋良輔氏の構想では「地球側の技術でV-MAXの再現が無理であり、その分の機動性を補うため」との事。一部資料によるとV-MAXには段階によるモード遷移があり、その最高段階のモードIIIとして「V-MAXIMUM」が存在すると記されている。代わりにレイズナーおよび強化型に備わっていたオプション装備の換装機能は失われている。

登場作品と操縦者

前述の高橋氏の構想とは異なり、スパロボではV-MAXの単純上位互換の特殊能力として「V-MAXIMUM」が装備されている。なお下位のV-MAXは実装されていない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
今回は「レイズナーMk2」表記。中盤で強化型との選択で手に入る。能力は全体的に強化型を上回り、特に移動力は素で7、V-MAXIMUM発動中に変形すると11にまで上昇する。またレイズナー時に3あった強化パーツスロットが1に減ったため、バグを利用して強化パーツ2個分能力値の底上げができる。強化型に劣る点としては長射程のカーフミサイルを失ったために射程が短くなったことくらい(よって、強化パーツバグでの底上げは高性能レーダー系にして射程の低下を失くす事を目指すと良い)。なお強化型との選択があるルートは、反則的に強いグレートゼオライマーを入手するのに不可欠なフラグがあるルートとは別ルートとなり、そちらのルートを通った場合は必ず強化型になるため、同時に入手する事はできない。

単独作品

新スーパーロボット大戦
初出演作品。性能は強化型を上回る。今回のみ以後の作品に無いレーザー砲が武装にある。
強化型とは択一式で、大空魔竜をV-MAXで救出するイベントを起こさないとこちらが手に入るが、強化型同様レイズナーから改造は引き継がれない。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦GC
中盤でエイジの撃墜数を20以上にすると強化型と選択できる。飛行形態の運動性が非常に高く、V-MAXIMUM込みでは他に追随を許す機体がいないほど。カーフミサイルに変わる長射程武器がないので射程では強化型に劣るが、他の面ではほぼすべて上回っている。フル改造時の攻撃力が強化前に劣るのは同じだが、一応こちらの方が下がり幅は少ない。なお、初登場のシナリオ中では本機を選んでもエイジは「ニューレイズナー」と呼ぶ。
スーパーロボット大戦XO
エイジの初期撃墜数が85になっているので、条件が撃墜数105以上に(実際の手間は一緒)。攻撃力の逆転現象はなくなったので単体での攻撃力は最も高くなるが、グライムカイザルとの合体攻撃は不可。また命中率0%になると敵に狙われなくなるアルゴリズムの兼ね合いもあり、こちらを選択するメリットがやや薄い。

装備・機能

武装・必殺武器

レーザード・ライフル
レイズナー時代からの主武装。2発撃った後変形して3発目を撃つ。
可動式レーザード・ガン
前腕部に内蔵されたレーザー銃、戦闘機形態では固定機銃として使用する。
ナックルショット
格闘攻撃。両拳にナックルガードを展開し、連続で殴りつける。ノーマルのものにフィニッシュの一撃が加わる。一部資料では強化型と記されている。
V-MAXIMUM(体当たり)
オーバーブーストを発動して体当たりをしかける。

合体攻撃

レイズナーフォーメーション
ベイブルバルディとの合体攻撃。Jで実装。

特殊能力

変形
戦闘機形態に変形する。
V-MAXIMUM
銃装備
撃ち落としを発動。Jで実装。
ビームコート
V-MAXIMUM発動時のみ。
分身
V-MAXIMUM発動時のみ。GCのみ実装されない。

移動タイプ

通常時。飛行可能。
戦闘機形態時。飛行可能。

サイズ

S

機体BGM

「メロスのように ~LONELY WAY~」
通常時の戦闘BGM
「迫り来るものへ」
V-MAXIMUM時の戦闘BGM。64までは「V-MAX」と表記されていた。

余談