エイス・ゴッツォ
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エイス・ゴッツォ(Ace Gozzo)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:なし(同異体のハザルの声優は吉野裕行)
- 種族:バルマー星人(ハイブリッド・ヒューマン)
- 性別:男
- 年齢:20歳代
- 所属:ゼ・バルマリィ帝国
- 役職:バルマー軍副司令官
- キャラクターデザイン:河野さち子
地球侵攻作戦におけるゼ・バルマリィ帝国の総司令官、ハザル・ゴッツォの副官。ハザルが表向きの司令官だが、彼の場合は裏方というべき存在。 寡黙な人物で一言もしゃべることはない。さらに火傷の痕を隠すという理由でゴッツォ家の仮面を常に付けており、表情を窺い知ることも出来ない。バルシェムの調整をシヴァー・ゴッツォに任され、シヴァーの依頼も彼から伝わる。よって事実上のリーダーであり、シヴァーの意思は全てエイスによって語られる。
基本的な役目はディバリウムによる偵察と、科学分野。しかし、ハザルがαナンバーズに敗れると、主の能力を見限り、自身がエイスと同じく作られた存在であることを明かす。その素顔もまたハザルと同じ顔であった。そしてハザルを用済みと見て殺害。乗機ヴァイクランと司令としての地位をハザルから取り上げた。自分は人形のように機械的に任務遂行のため生み出された存在で、ハザルが人間の感情を植え付けらている側を観察することで、感情そのものを否定して自己を成り立つことをシヴァーに教えられた。そしてバルマー星におけるαナンバーズとの対決では、シヴァーの時間稼ぎのため立ちふさがり、最期まで人形のまま感情のないエイスはそのまま死亡した。
「エイス」とはギリシャ語で”1“を指す。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ハザルの副官だが、能力値を見るとハザルと同一であり、これを見て彼の正体が幾らか分った人もいるだろう。ディバリウムとヴァイクラン搭乗時は手強い。寧ろマップ兵器のディバリウムとの組み合わせが最も強敵に感じるだろう。何度か、ハザルのヴァイクランの小隊員として配置される珍しい例もある。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
ハザルと同一なので、基礎能力は高い。技量値は同じ190台である。命中も初登場時のレベル20の段階でなんと240以上という脅威的な高さを誇る。これはラスボスクラスに匹敵する高さである。また、ゲーム中では念動力の成長がL8で止まってしまうが、実はL9まで成長するよう内部データには設定されている。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 念動力L9 底力L8 気力+ (命中) 見切り 精神耐性 援護攻撃/援護防御
- ゲーム序盤はネタバレ防止のため、念動力が???扱いで未修得の状態。失敗作のハザルと違ってあまり意味の無い闘争心ではなく、実戦向きの見切りを習得している。念動力も前作に登場したニュータイプ軍団達と同様に凄まじい速度で成長していくが、ゲーム中ではL8で止まってしまう。これは念動力L9への成長がパイロットレベル70以上を要するため。ちなみに、ハザルの副官の時は援護防御を習得。エイス・ゴッツォとして正体が判明すると援護攻撃になる。
小隊長能力(隊長効果)
- 「命中率+20%」「クリティカル率+20%」
- 最終命中率を常時+20%も得ている恐ろしい能力。彼の見切りも発動すれば、常時集中がかかっているのとほぼ同じ。さらにエイスは命中の能力も凄まじい高さを誇るので、初回プレイでは彼のディバリウムの猛攻を簡単に回避する事は非常に厳しいだろう。この時点では念動力は???扱いなので多少弱い状態なのが救い。
パイロットBGM
- 「CLOWN MASTER」
- ディバリウムがMAP兵器を使用するとこのBGMになる。また、ヴァイクラン搭乗時のBGMもこれ。
人間関係
- シヴァー・ゴッツォ
- 彼に作られた存在であり、シヴァーの分身として活動。
- ハザル・ゴッツォ
- 副官だが、彼がリーダーであり、そのハザルの監視役。そして同一の存在。
- キャリコ・マクレディ
- 上司はハザルであるが、依頼は主にエイスから言い渡される。お互いに立場を理解した協力者である。
- リュウセイ・ダテ
- エイスはハザルを見下したが、リュウセイは仇敵だったとは言え、父親のため必死に戦ったハザルを見下すことを許せなかった。
名台詞
- 「不要になったオモチャを処分するだけだ」
- 抹殺指令が下された事で、それまでの片言で喋る演技を廃し、流暢かつ冷酷にハザルへ真実を告げる。
- 「見苦しいぞ。お前が失敗作であることは既に証明された」
「ヴァイクランから降りろ。その機体は俺のものだ」 - ハザルが敗れ、エイスがハザルを追い落とす場面。
- 「感情の無い俺に恐怖など無縁だ。もっとも、恐怖を与える事は出来るがな」
- 「ゲッターの恐ろしさを味わえ!」と吼える竜馬への無機質な返答。
- 「不幸だと? お前の価値観で物を語るのは止めろ」
- エイスの境遇を「不幸」と表わすキラからの糾弾を一蹴した台詞。しかし、エイス自身もまた「感情など不要」という価値観で物を語っているのでお互い様と言える。
- 「俺は命令に従いお前達と戦った。そして、その任務に失敗したため生命活動を停止する…」
「それだけの話だ」
「俺はハザルとは違う…。俺に感情などない…」 - 感情なく育てられたエイスの最期。この時、リュウセイはシヴァーの野望の犠牲となったエイスに対して沈痛な面持ちであった。
搭乗機体
余談
- エイス→エース。すなわちウルトラマンAの意。
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