ゼロファフナー

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2015年7月5日 (日) 19:48時点における180.196.80.117 (トーク)による版 (複座式であることの補足)
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ゼロファフナー(Zero Fafner)

人類が地球に来訪したフェストゥムに対抗するために産み出した最初のファフナーで、西尾の両親と祖母である行美が開発に深く携わっていた。ティターンモデル(SRW未登場)やノートゥングモデルよりも先に造られているため、複座式であることに加え、フェストゥム・コアに核融合炉、そしてジークフリードシステムが内蔵されている。最大の特徴はノートゥングモデルの2.5倍もある体高100mを誇る巨体。

性能は圧倒的であるが、技術が未成熟な頃に建造されているだけに同化速度が速く、搭乗は一回が限度とされている(複座式のコクピットも、同化現象を二人で分け合い軽減するための措置であった)。加えて起動実験の失敗により大災害を引き起こし、実験に関わっていた西尾姉弟の両親を含め多くの犠牲者を出し「実戦モデル」開発計画は凍結を余儀なくされた。これらの出来事が西尾家にも大きな影を落とし、行美は自ら引退、暉は失語症を患ってしまう。

その後、本機は長らくアルヴィスの補助システムとして供用されてきたが、第2次蒼穹作戦を控えて封印が解かれ、を失った西尾姉弟が搭乗することとなる。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。「HEAVEN AND EARTH」で強制出撃し、以後はノイン・ツェーンと乗り換え可能になる。メインパイロットは里奈固定で、暉も乗せないと出撃できない。暉はこれに乗っていると目が赤くなる(……のだが、UXでは暉が同化されそうになるイベントはゼロファフナーに乗ってから発生する)。
要注意点として、本機にはマークニヒト同様クロッシング・システムがない。そのため、どちらかと言うとファフナーを主力にしていない場合の方が使うメリットが大きい。
また、HPは戦艦を除いた味方ユニットで最大なのだが、防御スキルを何一つ持たず、クロッシング・システムによる能力の底上げもないため、HPの高いユニットを優先的に狙うという本作のAIの思考もあり、見た目とは裏腹に極めて打たれ弱い機体になってしまっている。原作の感覚でフェストゥムの群れに突っ込もうものならあっという間に同化されるのがオチなので、運用には慎重さが求められる。
さらに、武装は全て射撃武器となっているが、カイザー飛影と異なり、サブパイロットと能力を共有できないため、暉より射撃値が低い里奈では武器性能を十分に引き出す事が出来ない。
このように、パイロットがリアル系かつクロッシング・システム前提のファフナー系であるのと肝心のフェストゥムとの相性が悪いために欠点が目立つが、元々の機体スペック自体は高いのでクロッシング・システムがない事を見越して里奈を養成すればスペック相応の活躍を見込める。
特にスーパー系寄りの機体ながら、振動共鳴波が威力に反して燃費が非常に良く、振動共鳴波(零距離)も必殺技ながらEN30しか消費しないため、連発可能。しかもENボーナス持ちなので素のENも高い。よって、バリア持ちと組ませると撃たれ弱さもある程度補える。
なお、フェストゥムとの対話の後もしばらく戦いが続く事から、「搭乗は一回が限度」という設定には触れられていない。
何気に最終盤にもかかわらず4段階までしか改造を施されていない(しかも2シナリオ前に本機と同シナリオで加入するユニット5段階まで改造されているにも関わらず)。そのため周回を回して撃墜数を増やしても機体ボーナスが第三段階まで上がらない状態で加入シナリオを挑まざるをえない

装備・機能

武装・必殺武器

UXではトドメ演出のある武器が一つも存在しない。UXの味方ユニットは殆どがトドメ演出のある武器を持っているので逆に珍しい。

レーザーパレット
機体各部に設置されたレーザー砲。マップ版もあるが、攻撃力はかなり低い。マップ版は攻撃範囲自体は優秀なので、使い道がないわけではない。
振動共鳴波
手のひらの開口部から放つ武器。
振動共鳴波(零距離)
UXにおける最強武器。
イージス

移動タイプ

サイズ

L
UXにおいては極めて貴重なLサイズ。というか、普通のスパロボならLLを狙える全長である。

機体ボーナス

初期段階:装甲値+100 EN+50
第二段階:装甲値+125 EN+75 HP+500
第三段階:装甲値+150 EN+100 HP+750
最終段階:装甲値+200 EN+150 HP+1000 射撃武器+100
耐久力とENを上げる構成。

機体BGM

「蒼穹」