ボビー・マルゴ

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ボビー・マルゴ(Bobee malgo)

S.M.Sに所属するマクロス・クォーターの操舵手で、ワイルダーに次ぐブリッジのNo.2。ジェフリー・ワイルダーから絶大な信頼を寄せられている。陽気な性格のゲイであり、基本的に女言葉だが、戦闘中など興奮すると男らしい荒っぽい口調となる。オペレーター仲間からは頼りになるおねえさまとして認識されている。実際シャワールームは女性用の物を使用しており、さらに言うなら女性用を使用しているのは、男性用のシャワールームを使わせてもらえないから。(男性陣一同から嫌がられているため。この辺の事情はドラマCD参照)

オズマの男気に惚れ込んでいるが、彼がノンケである手前叶わぬ恋であると諦めており、「一歩離れたところから見守るのがたしなみ」としている。しかしオズマ自身もボビーをさほど悪いようには思っておらず、「俺がゲイか、ボビーが女だったら結婚していた」とも言っている。

普段からメイクを欠かせないのだが、それは軍に入る前はメイクアップアーティストだったため。(また、新統合軍に所属していた時期もあった)惑星エデン出身で、高校時代はイサム・ダイソンらの出身校「ダルメシアン・ハイスクール」のフットボール部で「黒い悪魔」の異名で呼ばれ、クォーターバックを担当していた。在学中に幼馴染の女子生徒に思いを寄せられたのを機にゲイであることをカミングアウト。それ以降は現在のような性格になっていった模様。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇/再世篇
マクロス・クォーターのサブパイロットであり、最終的に熱血を覚える為貴重な火力要員。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
おおむね原作通りでそこそこ目立つが、意外と他作品のキャラと絡まない。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

性格は超強気。

精神コマンド

共通しているのは熱血と加速程度。Lでは突撃+マクロスキャノンが猛威を振るう。

L
加速 ひらめき 突撃 脱力 熱血 
第2次Z
根性 加速 てかげん 幸運 熱血 気迫

人間関係

ジェフリー・ワイルダー
クォーター艦長。
オズマ・リー
好意を寄せる同僚。先述の通り彼がその気持ちに応えることはないが、ボビーの人柄は認めており、強い絆がある。
モニカ・ラング
オペレータークルー。
ミーナ・ローシャン
オペレータークルー。
ラム・ホア
オペレータークルー。小説版ではボビーに好意を寄せている。
キャサリン・グラス
オズマの元恋人なので恋敵と認識しているが、彼女がオズマと寄りを戻してからは良き友人に。キャサリン自身、オズマとボビーの絆が強いことを理解している。
ランカ・リー
想い人の妹。メイクアップアーティストとして協力している。
早乙女矢三郎
小説版にて、共通の知人を持っていた事からその知人を殺した犯人を捕まえるべく彼に協力した。
早乙女アルト
ボビーはアルトが疲労困憊で寝ていた&その場にいたミシェルとルカが他のことに気を取られた隙を突き、それは見事な美麗メイクをアルトの顔に施している。

他作品との人間関係

マクロスシリーズ

イサム・ダイソンガルド・ゴア・ボーマンミュン・ファン・ローン
直接の面識はないがボビーは彼らと同じハイスクールの出身、いわば学歴上の後輩にあたる。
リン・ミンメイ
流石に本編では流れなかったが、恐ろしいことにボビーはミンメイの「私の彼はパイロット」をカバーしており、しかも「妄想の彼もパイロット」なる滅茶苦茶な副題が付けられていた。

リアル系

アテナ・ヘンダーソン
彼女を「アテナちゃん」と呼んでいる。彼女はボビーをそれまでに見たことのないタイプの男性として苦手に思っている。彼女曰くボビーは「乙女の心を持つ男」とのこと。

ガンダムシリーズ

ティエリア・アーデ
メイクアップアーティスト的感覚からか、タイプの男性として挙げる。再世篇ではある理由から彼をメイクアップする機会が訪れる。

スーパー系

リーロン・リットナー
オカマ仲間。

名台詞

「往生しやがれぇぇぇぇぇぇっ!」
マクロスキャノン使用時など。
「知らなかったのぉ? 女の子っていうのは、ある日突然女になるものなのよ」
ランカの成長に驚愕するオズマに対して。直後にオズマにツッコミを入れられた。
「これ、アタシのよぉぉぉぉ!」
バーゲンセールでの修羅場。
「キャシー…つらかったわね、本当に…」
父を失って意気消沈するキャサリンをやさしく慰める。

スパロボシリーズにおける名台詞

「アタシはティエリア派。あの子…すんごい化粧栄えするわよ」
第2次Zでミーナに「刹那に興味あり?」と聞かれて…。
「あら、アテナちゃん、私が恋をしちゃおかしいっていうの?」
がマクロスクォーター内の恋愛に話を持って言った際、唐突に話に割って入ってきたボビーを疑問に思ったアテナに言った言葉。
「何よ! バリアで攻撃するのは私たちの専売特許じゃなかったの!?」
L34話「イクセリオの輝き」において、クトゥルフ要塞のバリアによる攻撃を喰らってのぼやき。「バリア攻撃は専売特許」というのは、恐らく「ピンポイントバリアパンチ」のことだろう。