ゴーショーグン
ゴーショーグン | |
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外国語表記 | Goshogun |
登場作品 | 戦国魔神ゴーショーグン |
デザイン | 佐藤元 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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全長 | 52.5 m |
重量 | 720 t |
動力 | ビムラー |
装甲材質 | 超シリコンカーバイド合金 |
開発者 | 真田博士(小説版では地球のソウルと思われる) |
所属 | グッドサンダーチーム |
パイロット |
ゴーショーグンは『戦国魔神ゴーショーグン』の主役メカ。
概要
メインパイロットは北条真吾。
キングアロー、ジャックナイト、クイーンローズがゴーショーグンに合身する(収納される)事で起動する。
鎧武者を想起させるその意匠には、敵対組織ドクーガのブンドル局長からも「美しい…」と称賛の声を寄せられている。
武器関係はグッドサンダーから転送されてくる。必殺技は背中から発射するゴーフラッシャー。
3機の戦闘機のうち最低1機だけでも合身していれば戦闘は可能だが、ベストコンディション時に比べて大幅にパワーダウンする事に加え、一部の武装が使用不能に陥るデメリットが有る。
後日談の小説『その後の戦国魔神ゴーショーグン』ではブンドル、カットナル、ケルナグールも搭乗した。
また小説版のゴーショーグンは、真田博士が地球のソウルに導かれた洞窟の壁画に描かれた設計図を基に開発されたことになっている。
内蔵機体
合体して人型ロボット「トライスリー」にもなれる。
- キングアロー
- 北条真吾が操縦する戦闘機。ゴーショーグンの胸部に収納。トライスリー時にも胸部担当。
- ジャックナイト
- キリー・ギャグレーが操縦する戦闘機。ゴーショーグンの右脚に収納。トライスリー時は両腕と背中を形成。
- クイーンローズ
- レミー島田が操縦する戦闘機。ゴーショーグンの左脚に収納。トライスリー時は両足になる。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。マサキの章、リューネの章、シュウの章をあちこち行ったりきたりする。メインパイロットは真吾で、レミーとキリーは精神コマンド要員。SFC版はバグの為、2機のゴーショーグンを出せる。どの章でも活躍期間は短いが、そこそこ戦える性能。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 中盤に1面のみスポット参戦し、後半から正式加入、以後離脱しない。『EX』の時はあったスペースバズーカのグラフィックが何故か省略された。今回はキリーが魂を覚えるので、スーパーロボットの中でも高火力を発揮できる他、覚醒と脱力を活かしたボス弱体化もできなくはない。ゴーフラッシャーやスペースバズーカ等、スーパー系にしては遠距離攻撃に優れる一方で、移動後攻撃がかなり弱いという欠点も。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 第1話から主人公の増援としてスポット参戦(ただし再会しても特に会話は無い)。また中盤でもしばらく同行してくれる。出番が増えたことを本人たちがネタにしている。
- スーパーロボット大戦F
- 中盤での光子力研究所防衛戦で加勢直後に正式加入。マジンガーZのジェットスクランダーに続いて合身シーンアニメのデモが始まる。マップ上のみだが内蔵機体の3機も登場、スぺースバズーカのグラフィックも復活した。
- 加入時点からしばらくはスペースバズーカの威力と射程が頼りにはなるものの、気合担当となるキリーのSPが低く、漫然と戦わせているとゴーフラッシャーの必要気力130に届かないままバズーカの弾数6を打ち尽くしてしまう。運用に工夫を凝らさなければ、肝心な時にゴーフラッシャーを撃てずに終わる。後々、本機の倍の運動性で長射程と必殺武器を併せ持つサイバスターの加入や、容易に気力を賄える上に近接・遠距離両方の必殺武器を持つダンクーガの解禁に加え、レミーの集中を使っても命中率が不安定になって来る等、今作の時点で使い辛さが否めないがレミーの脱力が後に役立つので何とか活躍させて育てて行きたい。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 基本的に冷遇されているスーパー系の中でも特に厳しい立場にいる。真吾の射撃が低く魂も使えない事から、必要気力の重いゴーフラッシャーの火力がファンネルやヴェスバーにすら敵わないのは余りにも辛い。無理にボスキラーとして活躍させるよりは、「そこそこ高い火力を撃てる脱力・挑発係」という認識で使うのが無難だろう。一応、ボス敵をまともに削れる攻撃力(+必中)と脱力を両立しているのは他のユニットにはない長所である。ゴーフラッシャーのフル改造で得られるマップ兵器版が攻撃力さえ除けば「ミニイデオンガン」とも呼べる性能だが、必要気力140と自前の気合だけでは足りず、誰も覚醒を覚えないので仲間の支援とプレイヤーの愛が必須となる。
- 主題歌で「宇宙スペースNo.1」と謳われているにも関わらず宇宙適応がB(実は真吾が宇宙Bでゴーショーグン自体は宇宙Aなのだが、乗り換えできないので実質宇宙B)で、当時からよくネタにされた。インターネットが成熟した現代では、各種検索エンジンでゴーショーグンと入力すると予測候補に「宇宙b」と上がってきてしまう始末である。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回はグッドサンダーと共に参戦。事実上初の原作再現の事もあってか性能の底上げがされ、念願の宇Aも獲得、サイズ差補正もあって早期から高火力を叩き出せる。後半にゴーフラッシャーがゴーフラッシャースペシャルに進化し、全体攻撃能力が強化される。一方で全体攻撃に変化したが故に、援護攻撃が不可能になるという弊害もある。特に最終面はALL属性が不要になるので、本領を発揮し辛い。3人乗り、加速・覚醒・幸運持ちと精神コマンドにも恵まれるが、ゴースティックの命中補正が0%、ALL属性のレッドインパルサーは+5%なので、必中によくお世話になる。またPLAの消費ENが攻撃力と比べ妙に高い。残念ながらトライスリーの出番は無し。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 基本的に前作と同じだが、ゴーフラッシャーと追加武装のゴーフラッシャースペシャルが分かれたので、使い勝手が向上している。また真吾たちのカットインも追加された。ただし本作では全体攻撃の重要性が増したため、まだヒットアンドアウェイのない本作において、P属性の全体攻撃がない本機は他と足並みを揃えにくい事も。ゴーフラッシャースペシャルの攻撃力はかなり高く、小型を除く宇宙怪獣戦以外において十分な戦果を期待できる。問題はやはりEN消費量と追加武装の遅さだろうか。ゴーサーベル以上の武器はさほど攻撃力が高くないので、どうしてもEN消費量が高くなりがち。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リンクバトラーとリンクさせることで参戦する。こちらもゴーフラッシャーフル改造でMAP兵器が追加される。一応ドクーガが異星人に加担している為、ドクーガを追ってレジスタンスに参加するのだが、ストーリー的には一切絡まない。今回も「宇宙スペースNo.1」なのに真吾のせいで宇宙:Bである。しかし、『F完結編』とは違い真吾の2回行動がLv55と現実的な為、終盤MAP兵器版ゴーフラッシャーで暴れることも可能。豊富な精神コマンドもあり、周回プレイ時にはもはや便利屋扱いであろう。
- スーパーロボット大戦NEO
- 12話でスポット参戦後、19話にて正式加入。プロローグにあるように原作終了後設定で、ビムラーの気まぐれによってアースティアへと飛ばされる形で登場。必要気力140という制限こそあるものの、攻撃力が高く範囲の広いMAP兵器となったゴーフラッシャースペシャルは凶悪の一言。いまいちパッとしないことが多かったゴーショーグンだが本作ではトップクラスの強機体である。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章4話サブミッション「時の異邦人」で登場し、そのままコネクト・フォースに加入。例によってビムラーの導きで『OE』の世界に飛ばされてきたらしい。EDでもビムラーにより別世界へと転移して真吾達共々行方不明になってしまう。
- 本作でもゴーフラッシャースペシャルの威力と攻撃範囲の広さは健在。さらに頑強が付いたことで防御能力も向上。しかし今回は必中持ちが真吾になったので、熱血に使うSPを減らしたくない場合は強化パーツや味方の感応による命中率の補強が必要。
- 本作のスーパー系ユニットは最強武装が封印されていたり、序盤に顔見せして参戦は中盤から…というものが多い中、序盤からフル武装で暴れまわれるので(しかも幸運持ち)、『NEO』の時より相対的な重要度は上かもしれない。難点は最強武器のゴーフラッシャーに特性がなく威力の上乗せがない点と、機体サイズが大きすぎるため狭いステージや密集陣形はあまり得意でない点。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRにシューター、SSRにディフェンダー・ブラスター・大器型シューター・大器型アタッカーが実装。
- ディフェンダー版は典型的なスーパー系といった感じのステータス・アビリティ構成で、見所はコア消費2で3×3マスを攻撃できる必殺スキル「ゴーフラッシャー」。流石に昨今のSSRと比較すると性能やアビリティで劣る感は否めないが、レアリティ覚醒で必ず入手できるため、戦力に乏しい序盤~中盤においては十分な活躍が期待できる。
- ブラスター版は、WAVE進行毎にステータスをアップさせる2つのアビリティが特徴の長期戦向けユニット。必殺技が横一列・コア消費3の「スペースバズーカ」に差し替わってしまったが、チームの壁役兼ブラスターののけぞり効果による足止め役として優秀。
- 大器シューター版はブラスター同様にWAVE進行毎にステータスがアップする大器晩成型。見どころは数少ない全画面を攻撃する必殺スキル「ゴーフラッシャー・スペシャル」で、アビリティ「ビムラー第4段階」を習得すれば相手の攻撃力を高確率でダウンさせる効果が追加されるため、チーム全体の耐久力向上に寄与する。
- VSバトル(アリーナ)では、ブラスター版がモード実装初期に猛威を奮ったことで有名。防御確率向上+ダメージ軽減率上昇+防御時コア獲得というアビリティの組み合わせにより盾役として活躍し、一時期は対策必須のユニットとしてアリーナ中心のプレイヤーから高評価を得ていた。
- シューター版はブラスター版の強みを受け継ぎつつ、シューター・ブラスターへのバフスキル「ビムラー第4段階」で支援役もこなせる。また「ゴーフラッシャー・スペシャル」はアリーナでも健在で、コア消費は5と重いものの「高命中率かつ分身無効、敵の行動ゲージを100%減少、回避率ダウン、さらに高確率でスロウ、必殺封印、精神封印」と至れり尽くせりな性能。ただし行動力バフが「ビムラー第4段階」しかなくバリア・特殊装甲もないため、速攻が基本となる現在のアリーナでは先手を取られてあっけなくやられることも…。
- 大器型アタッカーは2020年10月のイベント「夢と希望の魔法少女」にて実装。
装備・機能
武装・必殺武器
内蔵武器
- コスモビーム
- アイレーザー。
- 『NEO』では「ロックオン」特性付き。『OE』では「ビーム兵器」特性も持つ。
- ホルスタービーム
- 両腰からビームを発射する。
- 『NEO』では「エスケープ」特性付き。『OE』では更に「ビーム兵器」特性が付く。『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプの通常攻撃に採用。
- レッドインパルサー
- 胸部のエンブレムから赤色のビームを広域発射する。
- 小隊制のある作品では全体攻撃に設定されている。
- ゴーフラッシャー
- ビムラー第2段階に発現したゴーショーグンの必殺武器。背中から5つの光を発射して、相手に突き刺さってエネルギーが爆発する。
- スパロボに出演した時には定番の必殺武器。『第2次α』ではスペシャル習得で上書きされてしまったが、『第3次α』にてスペシャルと同時に武器欄に表示されるようになった。スペシャルとは違い、単体攻撃なので援護用にも優秀。ちなみに『F完結編』ではフル改造で広範囲帯状のマップ兵器版が追加される。
- 『X-Ω』ではディフェンダー・アタッカータイプの必殺スキルに採用。
転送武器
- ゴーサーベル
- 先端が三叉の大剣。
- 『NEO』では「ヒット&アウェイ」特性付き。『OE』では「ガードアーム」特性も付く。『X-Ω』ではディフェンダー・アタッカータイプの通常攻撃に採用。
- ゴースティック
- 矛先が三つに分かれている棒(投擲槍)。
- SRWでは有射程P武器なことが多い。『NEO』では「曲射」特性付き。『OE』では特性が「貫通」に変わったことで主力技として使えるようになった。
- 『X-Ω』ではSRシュータータイプの必殺スキルに採用。
- スペースバズーカ
- 大型のエネルギーバズーカ。
- SRWでは『EX』を除き、弾数もそれなりにあるので雑魚戦でも長距離戦に特化できる。『NEO』では「押出」特性付き。『OE』では「ビーム兵器」特性も追加。
- 『X-Ω』ではブラスタータイプの必殺スキルに採用。
特殊能力
SRWでは特殊能力としての分離は持っていない。
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ
サイズ
機体BGM
- 「ゴーショーグン発進せよ」
- OPテーマ。ちなみに歌詞の「赤いボタン」と「青いボタン」とはそれぞれゴーショーグンの合身スイッチとゴーフラッシャー発射スイッチ。
関連機体
- ゴーナグール
- ドクーガが開発した本機の偽物。
- トライスリー
- キングアロー、ジャックナイト、クイーンローズが合体して完成する、いわゆる小ロボ。ゴーショーグンの時と異なり、メインパイロットはレミーが務める。性能はハッキリ言って貧弱かつ地味。合身に必要な三機が集約しているため弱点ですらあり、故障して分離できず一時的にゴーショーグンが使えなくなったこともある。
- SRW未登場であり、その事をレミーがぼやく場面も見られている
- 豪将軍
- SRW未登場。続編小説シリーズの一作『戦国魔神ゴーショーグン番外篇 戦国豪将軍』において、幕末に転移した北条真吾が勝海舟らの協力を得て建造した全長50m以上の鉄製ロボット。動力は豪将軍の背中に背負った材木を燃やして発電する蒸気機関と、からくりを利用した力学によるもの。ゴーショーグン・チームの六人が搭乗し、当時の日本で暗躍していたドクーガと戦った。
- ミンキナーサ
- 『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の第31話「よみがえった伝説」に登場する巨大ロボ。ゴーショーグンのパロディ機体であり、アンソロ作品では共闘したことも。
余談
- デザインを担当したのは佐藤元氏であるが、大人の事情で表記されてはいない。ただし、後年本人が明らかにしている。
- 前方に突き出たツノが目を引くが、これは「これまでのロボットはガンダムのようにツノが横に出ているものが多いから縦にしてはどうか」というアドバイスを受けてのものだという。
- なお企画段階では、マグネロボの如く素体に岩盤が張り付くロボット「ガンバンダー」として考えられていた。しかし商品の開発が難航したため、現在の「ゴーショーグン」になったという。
商品情報