ラッセル・バーグマン
2016年7月22日 (金) 17:38時点における61.26.254.83 (トーク)による版
ラッセル・バーグマン(Russell Bergman)
地球連邦軍のオクトパス小隊の一員。コールサインはオクト2。多くのイロモノ揃いのメンバーの中で逆に異彩を放つ地味な顔つきに加えて、押しの弱い性格。
上官であるカチーナとは付き合いが長く、毎度毎度彼女の粗暴な振る舞いに振り回されているものの、ある時にはカチーナを殴り倒して諫めるなど、しっかりした一面も持ち合わせている。
前述の通り、メンバーの中ではキャラ付けが地味で、ストーリー的に目立つこともなく、カットインもOGSでようやく追加され、専用BGMは未だに存在しない。逆にその地味さがキャラクター性でもあり、人気の一因にもなっている。
また、非常に高い防御値と初期習得の援護防御スキルを併せ持つことから、ファンからは『ディフェンスに定評のあるラッセル』と呼ばれ、愛されている。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- キョウスケ編では序盤から登場。カチーナへの修正イベントがあるが、正直彼が目立つ所と言ったらそれくらいしかない。ヴァルシオン改などを手に入れられれば援護防御の鬼にもなれる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- ゼオラのパンツを覗いた事で、カチーナからからかわれる場面も。前作同様、主な役割は援護防御と応援や激励を活かしたサポート。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- ようやくカットインが入った。しかし専用BGMは追加されておらず、乗機のカラーリングが標準の青になったため相変わらず地味である。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 出番が少ない。対抗馬が増えているので、援護防御役や補助精神コマンドですら活躍する局面に恵まれない。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 量産型ゲシュペンストMk-II改に乗り換え。登場時は砲撃戦型のタイプCになっているが、成長は相変わらず格闘型。
- ラ・ギアスの地味キャラであるゲンナジーと友人になったりする、相変らずの影薄な支援役…と思ったら、実は隠し武器版フリー・エレクトロン・キャノンの入手条件というまさかの大役を持つ。「彼の撃墜数」と「48話で活躍できるかどうか(この話で撃墜数を稼ぐ上にウンブラを瞬殺する)」がカギとなる。しかしあまりに意外過ぎる条件だったため、攻略本が出るまではフリー・エレクトロン・キャノンはスペシャルモード限定武器ではないかとまで言われていた。
- また、「ラッセルが1ターンに4回援護防御する」という条件で取得できるトロフィーも存在する。その名も「その漢、鉄壁」。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- シナリオ上での出番に恵まれず、ゲーム上でもトロフィーや隠し条件に関わらなくなったため更に影が薄くなった。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 序盤からカチーナと共に出番があるが、中盤以降は全く出てこなくなる。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- カチーナの出番は多いが、ラッセルは目立たない。原作通りと言えばその通りだが。例の「クマさんパンツ」は拝むことができている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
とにもかくにも防御が高い。全キャラ中トップクラスを保ち続けるその様はまさに鉄壁の男。反面、それ以外は総じて今一つ……という、地味なようで非常に尖った能力値の持ち主である。格闘・射撃の初期値は概ね均等だが、格闘寄りに成長する。
精神コマンド
- 必中 鉄壁 信頼 応援 友情 激励 同調(ツイン)
- OG外伝までのラインナップ。ダメージアップ精神を一切覚えないところが彼らしい。鉄壁の消費が非常に軽いので、特機に乗せると相当な頑丈さを見せる。
- 信頼 鉄壁 必中 応援 激励 同調(ツイン)
- OG2ndでのラインナップ。友情が無くなった。同調の仕様が変わりツインユニットを組んでいる間はずっと効果が続くので、プレイスタイルにもよるがラッセルの防御の有用性が上がった。
- 不足しがちな射撃と回避も同調で補完できるようになったため、実戦で足手纏いになるような事態は起こり得なくなったと言えるであろう。
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 援護防御の最終ダメージ-20%(OG外伝まで)
- 援護防御の最終ダメージ-30%(OG2nd、OGMD)
- 彼のキャラクター性を如実に表している。
パイロットBGM
先述の通り、現在彼の専用BGMは存在しないため汎用戦闘曲がデフォルトBGMになっている。OGs以後はキャラクターや機体別の専用BGMが大幅に増え、大抵のキャラが専用(あるいはそれに近い)BGMを持つようになったため、半ば汎用戦闘曲がラッセルのテーマになりつつある。
- 「BORN TO FIGHT」
- OG1系列の汎用戦闘曲。
- 「RAIL TO THE DANGERZONE」
- OG2以後追加された汎用戦闘曲。
人間関係
- カチーナ・タラスク
- 上官。彼女にとことん振り回されつつも、しっかりとサポートする。
- タスク・シングウジ
- 同僚。
- レオナ・ガーシュタイン
- 同僚。
- ゲンナジー・I・コズイレフ
- 地味仲間。彼と馬が合いOG2ndのEDではミオに彼によろしく伝えといてくださいと伝言を頼んでいた。ゲンナジーが水泳のオリンピック金メダリストだったからか見覚えがあったらしく、彼についてデータベースで調べていた。ただし、知り合ってからの期間が短いためかお互いの援護セリフは存在しない。次回作以降に期待しよう。
名台詞
- 「カチーナ中尉のカミナリに比べれば、これぐらい何ともない!」
- ダメージを受けた際の台詞。例え相手がウェンドロだろうがヴィンデルだろうがアインストだろうが、ラッセルの中ではカチーナが最も怖い存在であり、彼女とそれ以外の存在の間には越えられない壁があるのだろう。
- 「…手を上げてすみません。しかし、今日だけは…今日だけは言わせてもらいます!」
「金輪際、自分勝手な真似はやめてください。この戦いは中尉一人でやってるわけじゃないんです」
「今は実績とか、テストパイロットにこだわっている時じゃありません」「みんなで、力を合わせて、DCや異星人と戦わなければならないんです」
「…自分はこれからも中尉の背中を守っていくつもりです」
「でも、あなたがまた同じことをするつもりなら…自分は何度でもあなたを殴ります!」 - OG1の中盤でスタンドプレイを行ったカチーナを叱咤した時の場面。流石のカチーナもこの時ばかりは反省しており、素直に謝罪していた。
- 「自分は一生……あなたの盾になる覚悟は出来ている!!」
- OGクロニクルにて、半壊したゲシュペンストでカチーナを庇っての台詞。帰還後にカチーナは満更でもなさそうな反応を見せていたが、当人はこの発言が敬語を使っていなかったことに気付いて頭を下げるというオチがついた。
搭乗機体
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- 標準色の青に搭乗。元々はエクセレンが使っていた機体でGBA版では譲られた際に緑に塗り直していた。ゲームでは力不足である。
- 量産型ゲシュペンストMk-II改
- カチーナと共に強力な量産機に搭乗。タイプCの砲撃戦用で、機体色は薄青。
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