アレン・ブレディ
アレン・ブレディ(Allen Brady)
ドレイクがショウ達に続いて召喚した地上人の一人で、ジェリル、フェイと共に召喚された。トッドの先輩でアメリカ空軍の腕の立つパイロットだった。
シニカルで大胆、ふてぶてしい態度をとり、ジェリル達が最新のオーラバトラーに乗り換える中、旧式だが機動性の高いビランビーを好んで使用していた。
何度もショウ達と戦うが、思うように戦果を上げられていなかった。最後はショウのダンバインを半壊させるも、ビルバインに乗り換えた直後の彼の手によって機体を真っ二つにされ、アレン自身は海に放り出され行方不明となる。なお、アレンのその後に関しては、富野監督が「間違いなく死んでいる」と発言している。
登場作品と役柄
基本的にジェリルやフェイとトリオで登場することが多い。元アメリカ空軍のくせに後輩であるトッドはおろか、ただのミュージシャン上がりのジェリルにも能力的に劣っていることが多く、ネームドエネミーとしては中堅どころという印象が強い。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。フェイやジェリルと共に敵として登場。ビランビーには乗らず、レプラカーンに乗っている。以降の作品でもジェリル、フェイのレプラカーントリオでよく出てくる。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 原作とは違い地上に登場。何の因果か、アの国に奪われたビルバインに乗ってくる。
- スーパーロボット大戦F
- 初めて声がついた。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 序盤はレプラカーンだが、ジェリルの死を機にズワァースに乗り換える。オーラ力を肥大化させ始めたジェリルを、フェイと共に二人で訝しんでいた。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ジェリル、フェイらとセットで登場。乗機はレプラカーン。ダンバイン系のシナリオのみの登場でルートによっては一度も顔を合わせない。最後に出てきた際、ショウとの初回戦闘で撃墜すると原作再現のDVEが発生。死亡する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版よりも能力値が上がっているが、レプラカーンの耐久力は並のためさほど苦戦はしない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン1ラストからジェリルと共に登場。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第1部と第3部にジェリルと共に登場。今回は出番が少ない上に、マップ上でのセリフも殆どない。ただし回避力は随一で、敵味方合わせても最上位に食い込む。ジェリルと違ってハイパー化したりしないので、必中をかけたスーパー系の攻撃でサッサと退場してもらうのがいい。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 声優がラスボスの声も当てているためか音声が新録されている。今回も愛機ビランビーは登場せず代わりにレプラカーンに乗る。撃墜時、仲間であるはずのジェリルから「弱いから負けるのさ」と嘲笑され、爆死するという悲惨な最期を遂げた。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 今回も乗機はレプラカーン。何故かビランビーには乗せてもらえない。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- COMPACT3以来の登場だが、なんとヴェイガンに奇襲されフェイ共々自軍に会うことすらなく死亡する。イベントのため戦闘画面やろくなセリフすら存在しない。
関連作品
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「ジェリル、お互い生きてたら、デートぐらいしないか?」
「まあ、誰かと約束の一つでもしといた方が、生き延びようって気にもなるってものさ」 - 第29話「ビルバイン出現」にて、ラウの国の城攻めを前にジェリルと通信する。冗談めかして濁したが、死地に放り込まれたのではと疑い、センチになっている。当のジェリルには「可愛いよアレン」などと笑われた。もっとも、ジェリルも総力戦なのに旗艦のウィル・ウィプスが前に出ないことを知って、ドレイクに不信感を抱いたが。
- なお、約束したら生きる気になるというが、主役級ならともかく脇役にとってはむしろ命取りになる可能性が非常に高い。
- 「俺だっていつまでも、うだうだしてはいられんのさ!」
- 同じく第29話でショウと激突しながら。なお、Fの一言モードではいつものアレンのようなふてぶてしい調子だが、本編では逆に焦っている。
- 「何故分かる? 何故こうも通じ合えるんだ!?」
- これも第29話にて。ダンバインを半壊させたものの、ビルバインに乗り換えたショウには手も足も出ず「気の毒だが運がなかったな!」とまで言われての返事。
- この後ビランビーを両断され、海に放り出されて(富野監督曰く)死亡した。