スフィア・リアクター
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スフィア・リアクター(Sphere reactor)
スフィアを持ち、その力を行使する人物の中でも、スフィアを覚醒させ、セカンド・ステージに押し上げた人物を差す。リアクター自身もスフィアの覚醒段階に合わせ、ステージで段階が現される。
サード・ステージに移行すると、機体に乗っていなくてもスフィアの力を引き出し、様々なスフィア・アクトを使用可能になる。
共鳴条件さえ満たせば複数のスフィアのリアクターとなることも理屈の上では可能だが、実際には条件を満たすこと自体がほぼ不可能。これを成し遂げたのはアサキム・ドーウィンただ一人である。
リアクターとなった人間はスフィアの属性が跳ね返ることによる反作用を受けることになり、この段階でほとんどのリアクターが死亡する。サード・ステージに至れば反作用は収まるが、共鳴条件を維持する必要はある。
さらに、反作用を受けることなくサード・ステージに至った場合でもスフィア・アクトは使えるが、その場合スフィアの力を一定以上に引き出すことが出来ない。
該当人物
登場
- セツコ・オハラ
- 「悲しみの乙女」のリアクター。反作用で五感が失われつつあったが、再世篇でステージシフトが始まったのか克服しつつある。復帰時により高い領域で使えるようになったことを匂わせる台詞も。恐らく味方サイドでもっともスフィアを使いこなしつつあるリアクター。
- ランド・トラビス
- 「傷だらけの獅子」のリアクター。反作用で力を使うたびに激痛を受ける。実は基本的に短気なため、「忍耐」によって発動する「傷だらけの獅子」とは性格の相性が良くない。
- クロウ・ブルースト
- 「揺れる天秤」のリアクター。反作用で正常な思考が出来なくなるが、お金の力で防ぐことで力を使うことに成功する。後に、思考法を工夫することでその最大の力を引き出すことに成功した。
- アイム・ライアード
- 「偽りの黒羊」のリアクター。反作用でまともな喋り方が出来ない。初登場の時点で既にステージシフトが始まっており、次元震の発生を行っている。再世篇ではサード・ステージに移行してスフィア・アクトを発現させたがその戦いで死亡している。
- ユーサー・インサラウム
- 「尽きぬ水瓶」のリアクター。反作用で肉体が崩壊しつつある。
- ガドライト・メオンサム
- 「いがみ合う双子」のリアクター。サード・ステージを自称していたが、実際には反作用を受けることなく移行した「半端者」。
- ヒビキ・カミシロ
- ガドライトから「いがみ合う双子」を奪取した新たなリアクター。反作用を仲間の力を借りることで克服し、真のサード・ステージへと至った。
- 尸空
- 「沈黙の巨蟹」のリアクター。完全なサード・ステージであるため反作用を受けていない。
- ストラウス
- 「欲深な金牛」のリアクター。サイデリアルのリアクターはいずれもサード・ステージに移行している。
- バルビエル・ザ・ニードル
- 「怨嗟の魔蠍」のリアクター。バルビエルという名はリアクターとしての洗礼名であり、本名ではない。
- 皇帝アウストラリス
- 「立ち上がる射手」のリアクター。
- アサキム・ドーウィン
- 「知りたがる山羊」、「夢見る双魚」再世戦争で奪った「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」、計4つのスフィアを所有するが、シュロウガの力でエネルギーを引き出しているのみであり、リアクターとはなっていない。
名前のみ
- キング・インサラウム1世
- ユーサーの前の「尽きぬ水瓶」のリアクター。天命を全うしたためかスフィアは聖王機ごとインサラウムに残り、ユーサーが目覚めさせるまで眠っていた。
- 前の「知りたがる山羊」のリアクター
- 好奇心からアサキムの心を覗き、その奥にあった闇に呑まれて死亡。スフィアはアサキムに奪われている。
- 前の「立ち上がる射手」のリアクター
- ヴィルダークに戦いを挑み敗れて死亡。スフィアはヴィルダークに奪われている。
関連用語
- スフィア
- 崩壊・消滅した太極の意志の欠片。正体は「至高神ソル」の断片。それぞれがソルの感情を司り、「いがみ合う双子」はそれらを統合する役割をもつ。
- 太極
- スフィア誕生のルーツ。「至高神ソル」の別称。
- 次元力
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