ファットマン・ビッグ
ファットマン・ビッグ(Fatman Big)
- 登場作品:戦闘メカ ザブングル
- 声優:田中崇(番組中に「銀河万丈」に改名)
- 種族・地球人(シビリアン)
- 性別:男
- 所属:カーゴ一家
- 年齢:22歳
- キャラクターデザイン:湖川友謙
カーゴ一家でエルチ・カーゴのガードマンを務める男。名前こそ『ファットマン』(=太った男)だが、名前に似つかわしくない筋骨隆々の肉体美を誇る。
他人とは意志の疎通は出来るものの、まともな会話は行えずボディランゲージやポージングによって自分の意志を伝える。生身でウォーカーマシンを持ち上げて投げ捨てるなど、人間離れした怪力と身体能力を持つ。ちなみに、結構おしゃれな面もある。
かつて悪徳ロックマンの下で強制労働をさせられていたが、幼いエルチに気に入られてカーゴ一家に買い取られ、以後は彼女を守ることに全精力を傾けている。
番組開始当初は戦闘中にエルチの横に立って、ポージングを決めるだけで戦闘の役にあまりたたず、エルチやコトセット・メムマから邪魔者扱いされて殴られるだけの扱いだったが、エルチがイノセントにさらわれて以降は、エルチ救出のために独断行動をとったり、ウォーカーマシンの操縦も行うなどした。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦α外伝
- 何気に味方で戦慄を覚える唯一のキャラクターであるが、有用性はそれ程高くない為、基本的にはレアな戦慄を見る為に育てるぐらいか。ガッツがあるのでザブングル系では割とメインで戦える方だが、被弾する事が前提なので要注意。
- スーパーロボット大戦Z
- 今回はアイアン・ギアーのサブパイロット。終盤宇宙へ行き、エルチがWMパイロットになるとき限定でファットマンもWMパイロットに転向する。能力値はジロンに匹敵し、エルチがそれまでに獲得してきたPPを引き継ぐ。使えるステージが限られるのが本当に惜しまれる。なお、この時にSPアップを覚えさせておくとアイアン・ギアーのサブに戻った時にもSPアップが残る為、脱力要員として役立つ。
余談だがシベリアでの雪合戦イベントでも、上半身は裸同然の格好をしていた。 - 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今回は終始NPC扱い。自己紹介時に姿を見せるも殆ど出番が無く、以後はルート次第で全く登場しなくなる。終盤の日本ルートでヨーコの狙撃によりダイガンカイから落下するニアの救出で存在感を発揮…する筈だったが、その役目すらココ爺に奪われてしまうなど、今回の扱いは不遇を極める。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- ザブングルのサブパイロットに昇格。出番は少ないものの、扱いは前作よりマシと言ってもいい(カットインでは酷い目に遭っているが…)。しかし、ザブングルに同乗しているはずなのに、サンドラット一斉攻撃が破界篇と同じ演出なのでトラッド11に乗って現れるという謎の現象が発生する。
余談ではあるが、スタッフロールにおいて「ファットマン・ビック」と誤植された。
関連作品
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力
- Z
- ダメージ-30%
人間関係
- エルチ・カーゴ
- 恩人。エルチのためなら常人をはるかに超える力を発揮する事も。
- ジロン・アモス
- エルチの事が気になるもの同士故か、彼の事を多少は理解しているようだ。最終的には彼がエルチの心を射止めてしまった為、ファットマンにとっては恋敵になったのかもしれない。
- コトセット・メムマ
- ブリッジ常駐組の相方的存在。時には彼から理不尽な仕打ちを受ける事も。
- キッド・ホーラ
- かつては味方同士。恋敵ともいえる関係で、34話では彼の率いる部隊を圧倒し、ホーラが指揮するガバリエのブリッジにまで殴りこんだ。
他作品との人間関係
- マーベット・フィンガーハット、キッド・サルサミル
- α外伝では、補給物資の搬入作業の際に力持ちのメンバーのアピールでボディーランゲージをしつこく披露し彼らをドン引きさせた。
- ランド・トラビス
- 肉体美を競い合うライバル。二人にとっての再会の挨拶とはボディーランゲージである。
名台詞
- 「よくも…アアアアアッッ!!!」
- 34話でエルチのドレスが敵の銃撃で消失した際の怒り。これまで唸り声ぐらいしか喋らなかったファットマンが初めて使用したまともな言葉である。
- 「エルチィィー!」
- 頻繁に叫ぶフレーズだが、シチュエーションによって微妙に変化するニュアンスの差異を楽しむのも一興。
- 「エルチ…花」
- 洗脳の影響で凶暴になったエルチを落ち着かせようと花を渡すも、エルチは正気に戻らない…。