タカヤノリコ
タカヤノリコ(Noriko Takaya)
- 登場作品:トップをねらえ!
- 声優:日高のり子
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:女
- 年齢:16歳
- (ただし、任務の関係で起こる地球時間との差が開き、16歳の姿のままで戸籍上では20代となる)
- 生年月日:2006年9月12日
- 身長:158cm
- スリーサイズ:B80-W58-H83
- 血液型:O型
- 出身:日本・南大阪
- 所属:地球帝国軍トップ部隊
- 階級:少尉→中尉
- 称号:イナズマのノリコ、太陽の乙女(漫画版)
- キャラクターデザイン:美樹本晴彦
地球帝国宇宙軍・るくしおん艦長タカヤ提督の娘。
銀河系ペルセウス腕方面探索中に宇宙怪獣に襲われ行方不明となった父を捜す為、沖縄女子宇宙高等学校(沖ジョ)に入学する。
当初は臆病で、自身の出生から学生からいじめを受けていたが、オオタコーチに素質を見出されてからは努力に励み、学生からも認められるほどの実力を身に付け、アマノカズミと共にトップ部隊に抜擢される。
その後はヱクセリヲンに乗艦。日本代表としてトップ部隊に編入される。しかし、戦闘では再び臆病となり、それが原因で男友達で戦闘でコンビを組んだスミスが戦死するという辛い出来事を経験する。だが、そんなノリコに悲しむ時間もなく、宇宙怪獣との戦いで臆病な自分を乗り越えてガンバスターに搭乗。宇宙怪獣を倒してヱクセリオンの仲間達を見事救った。ヱクセリヲン自爆作戦の際にはオオタコーチが余命数ヶ月という現実からカズミが戦意喪失となるものの、ノリコがコーチの希望を託されたことを思い出させてカズミを復活させて、息の合ったコンビネーションで作戦を成功へと導く。
そして、カルネアデス計画ではユングと一時コンビを組んでいたが、ブラックホール爆弾防衛の際には再びカズミとコンビを組み、損傷して起動しないブラックホール爆弾を自ら起動させる役目を補い、成功。自分の言葉通り「奇跡」を引き起こしたが、その代償として一万二千年後の地球へと飛ばされたものの、地球人類から「おかえりなさい」というエールを受け取り、無事に生還を果たした。
ガンバスター帰還より数年前を舞台とした『トップをねらえ2!』では「ノノリリ」という名で伝えられており、ヤングエース連載の漫画版では地球帰還後は銀河特派大使を務めた後、カズミと共に沖ジョを再建し、宇宙怪獣や人類間での戦乱で荒廃した地球文明圏の復興に尽力したとされている。
アニメ史上初のオタク趣味を持つヒロインであり、彼女の部屋には、『宇宙戦艦ヤマト』や『風の谷のナウシカ』のポスターが貼られていた。
スパロボシリーズにおいて
ユニット(ガンバスター)が強力なため、参戦は後半なことが殆ど。
ヲタク仲間としてリュウセイと仲が良かったり、イサムに相談事をしたり、竜馬からトマホークの扱い方を教えてもらったりと他作品のキャラクターとの絡みも多い。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 予告編に登場する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 沖縄でマジンガーZの見物に登場した後、宇宙編「出撃!ガンバスター」でようやく初戦闘。ガンバスターが超強力な上、奇跡持ち。さらに宇宙:Aの貴重なスーパー系パイロット。Lv58で奇跡を習得するとさらに拍車が掛かる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 序章ではRX-7ナウシカに乗っている。後半に参戦し、終盤はガンバスターの性能とメインのシナリオもあるだけあって十分な主力。またルートによっては竜馬にバスタートマホークブーメランとバスターホームランを伝授されるイベントある。またも奇跡を習得するが現実的なレベルで修得できないのが難点。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- なんと奇跡の修得レベルが60に下がり終盤使用可能になった。
- 第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~
- 中盤以降に参戦。原作最終巻のように髪を伸ばしてはいない。α等ではパイロット能力が振るわなかったが、本作ではだいぶパイロット能力が底上げされた。終盤登場する自室には何とOGシリーズの要素が見受けられる。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- Zシリーズ初登場で、本作のキャラで戦闘に参加するのは彼女だけ(写真という形ではあるがカズミもグラフィックは存在する)。
- 原作終了後であり、ガンバスターごと氷漬けの状態で12000年前の世界から転移、Z-BLUEに回収されてそのまま参戦する。転移の際に一緒に乗っていたカズミとは逸れてしまったらしい。
- エースボーナスがぶっ壊れており、発動のタイミングにもよるがボス戦で輝く。バサラの歌で一気に気力を上げようとするとその場で発動して無駄撃ちになることもあるのでそこは注意。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
スーパー系主人公としては全体的に能力が低い反面、精神コマンドや特殊技能の面で優れる。第3次αでは格闘が他のスーパー系主人公クラス位に底上げがされている。
精神コマンド
過去作品では奇跡を覚える希少なパイロットであった。他の精神コマンドも必中、気合、熱血などスーパー系に必要なものが揃っている。
特殊技能(特殊スキル)
- F完結編
- シールド防御L8、底力、ガッツ⇒スーパーガッツ
- イベントでガッツがスーパーガッツに変更。また、F完結編時のガッツは努力、根性の消費SPを軽減するという効果。
- α(DC版)
- ガッツ、シールド防御L6
- 強力な技能ガッツを修得できる希少なスーパー系。シールド防御はガンバスターの堅牢さに拍車をかける。
- 第3次α
- 底力L9、シールド防御L7、気力+ (ダメージ)
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
人間関係
- アマノカズミ
- パートナー。お姉さまと慕う。
- ユング・フロイト
- 天才パイロット。カズミが結婚した後、ガンバスターのパイロットとしてパートナーを務めた。
- オオタコウイチロウ
- タカヤ提督の部下で、るくしおん艦隊唯一の生き残り。提督を守れなかった事に責任を感じていた。ノリコに厳しい特訓を課す。
- ヒグチキミコ
- 親友。ウラシマ効果の影響により徐々に年の差が開いていくが、友情は健在。
- タカヤユウゾウ提督
- SRW未登場。父親。るくしおん艦長。
- スミス・トーレン
- SRW未登場。ヱクセリヲンで知り合ったボーイフレンドだが…。
- リンダ・ヤマモト
- 小説版では同じ「天才」をパートナーに持つ者同士としてノリコを励ましていた。ヱクセリオンが地球に帰還した後、自分の故郷であるウクライナを案内する事を約束するのだが、その約束が果たされる事はなかった。
- ノノ
- 『トップをねらえ2!』(SRW未参戦)の主人公兼ヒロイン。「ノノリリ(ノリコ)」に憧れている。
他作品との人間関係
- 兜甲児
- SRWではマジンガーZの大ファンでもあるので、彼とも仲が良い。
- ミーナ・ライクリング
- 『F完結編』の主人公で彼女(ミーナ)を主人公に選んだ場合、彼女(ノリコ)と仲良くなる。ちなみに同じ声。
- 流竜馬
- αでは特定ルートを通ると、彼にバスタートマホークブーメランを伝授される。
- 車弁慶
- 同じく、αでは彼からバスターホームランを伝授してもらっている。
- リュウセイ・ダテ
- オタク友達。
- 碇シンジ
- GAINAXアニメの主人公同士。共演作では彼のよき先輩となり、彼に努力と根性の大切さを学ばせる。余談だが、ミサトにも、ノリコの自論「奇跡は起きる、起こしてみせる」に似た「奇跡を待つより、捨て身の努力よ」という台詞が原作にある。
- シモン
- GAINAX主人公仲間。第3次Zにて発共演。同じ気合と根性で突き進む点が上手いこと作用したのか時獄篇のDLCシナリオでは彼と共にEVAパイロット3人の特訓相手になる。ちなみにガイナ主人公は主人公同士で援護時の特殊台詞がある(ヱヴァはカラーだが)。
- イサム・ダイソン
- 『スーパーロボット大戦α』において、スミス・トーレンの代わりを務める。
- マイ・コバヤシ
- 彼女にコタツの素晴らしさを教える。
- ひびき洸、獅子王凱
- 第3次αでは宇宙怪獣との決戦での最終局面において、彼らと竜馬に助けられる事に。
- サイガス・エイロニー
- 時獄篇ではジェフリーとは違い、自分を対異星人用の戦力としてしか見ず、連邦軍への同行を強要した彼の要請を拒否している。
名台詞
- 「うわあああ!!!!」
- 技を放つときにでる雄叫び。日高女史の熱演が、熱い。
- 「お願い…カズミ、戦ってぇぇぇ!!」
- 第5話太陽系絶対防衛戦で、余命僅かのオオタとの時間差が生じることに戦意喪失したカズミを叱咤した。この瞬間、二人は先輩後輩から対等の戦友になった。
- 「合体したガンバスターを、ただのマシーンだと思わないでよ。コーチの……」
「コーチの……!」
「コーチの心が、こもってるんだからあぁぁぁぁ!!」 - 第5話太陽系絶対防衛戦にて。エクセリオンの甲板上に仁王立ちに立ってこう言い放つ。ガンバスターに託された師の想い、そして戦友とともに、彼女は叫び、宇宙怪獣に立ち向かう。
- (タシロ「奇跡は…起きなかったな…」)
「いいえ!奇跡は起きます…起こしてみせます!」 - 最終話、ブラックホール爆弾が不発に終わったと思われた時、その逆境を覆さんと放った台詞。似たような名言が映画『黄泉返り』で使用されている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「まさに発掘兵器…ライディーンと同じなのね」
「ねえ、何か他には出てこなかったの? 例えば可変翼を持った宇宙戦艦とか…」
「…そう。じゃあ、ヒゲがはえたガンダムとかは?」
「あ、ごめん…今回は出て来ないのよね」 - スパロボαゴラオンルート第51話より。宇宙戦艦は「発掘戦艦」と呼ばれた『ふしぎの海のナディア』の戦艦。ヒゲのはえたガンダムはもちろん次回に登場するアレ。残念ながらその次回作ではトップが不参戦になったため共演は実現せず、Zシリーズだと入れ違いでそのアレが不参戦となってしまったため未だ共演は実現していない。Zシリーズ最終作で共演が実現することを祈るばかりである。
- 「竜馬さん! 私にトマホークの使い方を教えてください!」
- 竜馬にトマホークの使い方を教わる。まさかのイベント、まさかのDVEに驚愕したプレイヤーは多い。
- 「銀河のバックスクリーンまで、飛んでいけーーー!!」
- 第3次αでのバスターホームラン使用時の台詞。PVでも叫んでいた。
- 「そんなに無限の力が欲しいのなら、自分で努力しなさいよ!」
「努力と根性は奇跡だって生むんだからーっ!!」 - 第3次α終盤に於けるエツィーラとの戦闘前会話。至極真っ当な意見だが、姑息な魔女には「努力」も「根性」も無縁の長物であろう。
- 「帰るって約束したんだから!あなたを倒して、地球に帰るんだから!!」
「キミコの未来、あたし達の未来…失ってたまるもんですかっ!!」
「奇跡は起きる…いえ、起こしてみせるっ!!」 - 第3次α最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの特殊戦闘台詞。今回、未登場の親友・ヒグチキミコの存在に言及したものも有る。
- 「名古屋撃ちで撃退します!」
- 時獄篇より対インベーダー。一見するとよくわからないが、実はアーケード「スペースインベーダー」のテクニックネタ。ちなみにこのゲームの稼働開始は1978年、時獄篇発売から36年前である。……現在も関連作が出るほど人気のある作品かつ有名なテクニックとは言えこんなネタをいまどき誰がわかるというのか。
- ちなみに名古屋撃ちとは「最下段にいるインベーダーの弾は自機が当たっても撃墜されないことを利用したテクニック」である。そのため水際作戦ととるか背水の陣ととるかは人次第である。
余談
- タカヤノリコを演じた日高のり子氏は『タッチ』の朝倉南役で有名だが、劇中のノリコの演技でファンの間からは「絶叫系アイドル声優」と呼ばれるようになる。
- アマノカズミ役の佐久間レイ氏とは80年台のアイドル番組『レッツゴーヤング』のレギュラーアイドルグループ「サンデーズ」の一員だったという共通点がある(日高氏が抜けたのと入れ替わりに佐久間氏が入ってきた)。
- アトラスのゲーム作品『ペルソナ2罪』およびその続編の『ペルソナ2罰』には、「片山典子(かたやま のりこ)」というノリコをモチーフにしたと思われるキャラクターが登場している。こちらの典子も頭にハチマキを巻いており、「お姉さま」と呼び慕う先輩の女性がいるなど、ノリコをオマージュした要素が散見される。
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