ユキコ・ダテ

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ユキコ・ダテ(伊達雪子 / Yukiko Date)

リュウセイ・ダテの母親。夫は既に亡くなっている。その為、美しく母性的な優しい母としての側面と同時に気丈な一面も併せ持っている。その性格ゆえ、リュウセイは勿論、彼と親しいクスハからも慕われているが、現在は病気がちでその病状が悪化することも多く、リュウセイはバーニングPTの全国大会に出場したり、軍に入隊したりといった形で彼女の入院費を稼ぐために奔走している。

以前の彼女は念動力の素質を持っており、その力はかなり強力なものであったようで、彼女がR-3のパイロットになる可能性もあったという。しかし、特脳研で被験体として過酷な扱いを受ける中で身体の衰弱とともに念動力の素養も弱まり、現在では能力を失った者として扱われている(しかし、生来の念動力が強力だった為、能力そのものは僅かに残っているようである)。そしてその強大な念動力の素養は息子であるリュウセイへと受け継がれている(ちなみに、彼女とリュウセイはOGシリーズにおいて唯一『遺伝によって』念動力が受け継がれたレアケースでもある)。

尚、彼女の念動力の強さについて、DWにおいてイングラムは「彼女が能力を失わなかったらレビ・トーラーにされていた」とリュウセイに述べている。しかしながら、ギリアムが調査した特脳研のデータ(T-LINKレベル6、α-LINKレベル5)を見ると、アタッド・シャムランの素材になったジェニファー・フォンダ(TL LEVEL5,AL LEVEL5)よりは優秀な数値であるが、実際にレビ・トーラーとなったマイ・コバヤシ(TL LEVEL13,AL LEVEL14)には全く及ばないため、実際のところはそこまで飛びぬけて強い素養であったわけではないようだ(イングラムの発言はリュウセイの力を引き出すための挑発と思われる)。

ちなみに、リュウセイはユキコとの血縁関係のために念動力の素質を見い出されたわけではなく、彼がスカウトされたのは全くの偶然である。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
プロフィールを参照。OGシリーズではαシリーズほど体調が悪化していないようで、最終的には退院した上で、戦いから帰還したリュウセイを家で出迎えるところでリュウセイ編は幕を迎える。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
序盤で休暇を返上する事になったリュウセイを見送る場面がある。リュウセイによると「通院はしているが体調は大分良くなった」との事。その内SRXチームの面々を家に招きたいと発言している。EDでは僅かに残った念動力で、別空間からのリュウセイの念を感知した。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
ほぼOG1と同じだが、ラーダの依頼を受けてユキコ自身が念動力についてリュウセイに語る場面がある。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
終盤でちらりと存在が語られる。最後の戦いを前にリュウセイが連絡を取ろうとした人物だが、病状が悪化していたため、連絡が取れなかったとの事。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
スペシャルシナリオでリュウセイとクスハの会話の中で登場…はいいのだが、αシリーズのクスハはユキコと面識がないため、ツッコミを受けた。

人間関係

リュウセイ・ダテ
息子。
クスハ・ミズハ
OGシリーズでは『ユキコおばさま』と呼んで慕っている。
ラーダ・バイラバン
DWでは彼女の依頼でリュウセイに自身の過去を話す。ちなみに声が同じ。

余談

作中ではあまり年齢については触れられていないが、設定では彼女はまだ36歳(新西暦150年9月29日生)…つまり、単純計算でも17歳でリュウセイを身篭り、18歳の時に出産を経験した事になる。勿論法律上は問題ないのだが、世間的には相当早い部類に入る上、夫が設定上では警察官であることもあり、プレイヤーからはネタにされることがある。なお、結婚と身籠った時期がどっちが先なのかは不明。