螺旋城

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概要

機械帝国ガルファの移動型巨大要塞。

その名の通り螺旋状のネジのような形をしており、月面に突き刺さる形で固定されている。上部のハッチ内にはレーザー砲を装備し、周囲にはバリアが張られている。

「御館様」と呼ばれる意志のある巨大コンピューター・「螺旋城の主」が主な制御と侵略部隊の指揮を担い、地球侵攻とデータウェポン捕獲のため様々な作戦を展開した。だが電童の活躍によりそれらは悉く失敗、追い詰められた「螺旋城の主」は最後の手段として、GEARデータウェポンを地球ごと破壊しようと、螺旋城を地球へ落下させる作戦を実行した。しかし「螺旋城の主」は乗り込んできた電童の輝刃ストライカーのFAで破壊され、残った城も電童と凰牙によるブルホーンユニコーンドリルドラゴンフレアレオサークルガトリングボアバイパーウィップのそれぞれのFAを叩き込まれて破壊された。

他にも同型の要塞が宇宙に数千基ある。月の螺旋城が落とされた後一斉に地球へと進攻してきたが、ガルファ皇帝が倒されると同時に全基がその機能を停止した。小説では月の螺旋城はF-18という型番で呼ばれている。

後日談となるドラマCD「アルテア家庭訪問」では民間業者が機能停止した螺旋城の買い取りを希望していることが語られている。

漫画版では、月の「螺旋城の主」がアルテアに処刑され、三機将がラゴウに捕食された為、アルテアが月の螺旋城を管理することになった。後に、ガルファ皇帝本人とスバルも滞在する。漫画版には「電童が月に殴りこむ」エピソードが無い為、崩壊せずに残る。終盤では、何とガルファ皇帝を串刺しにする武器として用いられた。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
要塞そのものがユニットとして登場。月の螺旋城のみ、「螺旋城の主」が「螺旋城」名義で、操縦者を務める。
第35話「嵐の海」で2体のユニット・螺旋城が登場するが、こちらはAIが操縦者となっている。

単独作品

スーパーロボット大戦MXPORTABLE
本作ではRとは逆に、「螺旋城の主」がユニット兼操縦者として登場し、後に皇帝に連れられてくる螺旋城たちも、「螺旋城の主」が操縦者となっている。また、量産型の螺旋城たちもかつてボスとして登場した機体とステータスが変わらない為、史上最強クラスのザコユニットと化している。天のゼオライマーの反則的なスペックはここを切り抜ける為に存在すると言っても過言ではない。

装備・機能

武装・必殺武器

対空ビーム
連装ビーム
要塞そのものに装備されているビーム砲。
電撃
「螺旋城の主」の両肩部分からの放電攻撃。

特殊能力

バリア
上記の通り要塞の周囲に備えているが、SRWでは未実装。
EN回復(小)
R』のみ。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

LL
『R』
L
『MX』

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

MX
偵察根性必中鉄壁気合熱血

特殊技能(特殊スキル)

R
底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2
MX
底力L9

人間関係

ガルファ皇帝
主君。
機将ギガグルメイ
部下。
機将ギガウィッター
部下。
機将ギガアブゾルート
部下。
アルテア
皇帝直属の親衛隊長ゆえ低姿勢で接するが、内心では不快に思う。

名台詞

「勝てぬなら、壊してしまえ三機将」
「それが一番良いかも知れん……」
中盤、電童の破壊作戦に手こずる三機将を評して曰く。彼ら3人はチップを介し、天下を取った三武将を表す川柳をモデルとして作戦を仕掛けたのだが、その都度阻止され、あきれ果てた螺旋城は三つの川柳をもじった短歌で返した。SRWでは『R』で再現。