リバリス・ムイラブは『スーパーロボット大戦NEO』の登場人物。
概要
エルンスト機関の戦闘部隊隊長。統率者であるキャオスを崇拝しており、彼女を守るためなら命を投げ出すことも厭わない程の忠誠心を持つ。しかしその熱血ぶりと盲信ぶりが空回りしているような描写もあり、敵でありながら終始どこかずっこけたコミカルな印象を与えるキャラクターでもある。
戦闘技術には優れており、エルンスト機関でも右に出るものはいないほど。その実力によってエルンスト機関の戦闘指揮官を任されているが、基本的に勢いで押し切ろうとするタイプであり、知略に長けているとは言い難い。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。中盤以降、アームドファントマを狙って何度もイオニア一行と戦うが、後半でウルタリア要塞を失い、エルンスト機関が一行と和解した後はキャオスの命でイオニア一行に加わる。デバ・ジノーβが非常に硬く使いやすい武器も揃っている為、援護要員としては非常に優秀。
パイロットステータス
- NEO
- 不屈、熱血、鉄壁、集中
- NEO
- 底力
- 吸収
- 攻撃が命中するとSP+2、EN+5。
- 『NEO』。
人間関係
- キャオス・レール
- 使えるべき主人。彼女に対しては絶対の忠誠を見せる。
- シャーリィ・ルノイエ
- かつて彼女に惚れていたことがあり、告白したものの玉砕した過去を持つ。未練は無いと言っているが……。
- 稲葉駆
- 中盤あたりから何度も交戦する。
- ザンパ
- あまり絡まないが、エンディングでは彼の同行に喜んでいた。
- アマネ
- 薄々ながらも危険視しており、キャオスに彼の危険性を進言していた。
版権作品との人間関係
- マグナムエース
- ホイホイ城へ向かうイオニア一行の為、彼と共に時間を稼いだ。お互い敵対関係ではあるが、リバリス自身はそれなりにマグナムエースの闘志を理解していたようだ。
- J9
- 彼らの評判を聞きつけ、シグザールとイオニアの奪取を依頼する。しかしJ9とイオニア一行のメンバーの関係を知らなかったことが仇となり、結果的に両者の合流を手伝っただけとなってしまう。
名(迷)台詞
戦闘セリフ
- 「デバ・ジノーの強さに、腰を抜かすがいい!!」
- 操作時の台詞。
- 「バカな!?その力を使えば、ただでは済まんぞ!」
- 稲葉天音単独搭乗時のイオニアから大ダメージを食らった際の台詞。表情こそいつものやや抜けたびっくり顔だが、天音は後に危篤状態にまで陥ってしまうので、彼の警告は正しい。
- 「すばらしすぎるぅ、自分が恐ろしくなってきたぁ!」
- レベルアップ時の台詞。声優の伊藤健太郎氏の演技もあって、リバリスの暑苦しさと自己陶酔とコミカルさが良く表れている。
シナリオ・インターミッション
- 「は!エルンスト機関の威光を守る男、リバリス・ムイラブにお任せを!」
- 第8話「剣と冒険の世界へ」においてキャオスから任務を受けたときの台詞。彼のエルンストに対する誇り、そして彼自身のプライドの高さが伺える。
- 「プルケリマの美しさが分からんとは…。貴様の美的感覚を疑うな…」
- 同話における駆との戦闘会話で、プルケリマを「まん丸団子野郎」と言われたことに対して。
- 「主力部隊は装置そのものを守っているはずだ。敵の警戒ラインを一気に突破しよう」
「目的は頂上への到着だ。各機はイオニアのデッキから針路に立ち塞がる敵を撃ち墜としてくれ!」
- 第38話「輝け!光速の聖騎士アデュー!」にて、イオニア一行に指示を送る場面。作戦自体はまともだったものの、かえってその普通の指揮官ぶりが駆やシャルに違和感を感じさせ、コケにされるという体たらくであった。
搭乗機体・関連機体
- プルケリマ
- エルンスト機関保有の戦艦。リバリスから見れば美しいメカらしい…。
- デバ・ジノー
- スレイブ・ポットをベースにして開発された、彼の専用機。
- デバ・ジノーβ
- デバ・ジノーを改修した機体。