リュクス・サコミズ
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リュクス・サコミズ(Ryukus Sakomizu)
OVA版
サコミズ王の二人目の妻エミア・スッカが産んだ娘で、ホウジョウ国の姫。野心に囚われた父親を正すためにリーンの翼の沓を持ち出す。
そのまま一度地上界へ渡った際にエイサップ・鈴木と出会い、ジャコバの命もあって行動を共にするもオウカオーとの戦闘で離れ離れになってしまう。
その後はアマルガン達反乱軍と行動を共にし、ホウジョウ軍からエイサップを取り戻そうとするも失敗。
奸計を用い反乱軍を虐殺するサコミズ王を殺してでも止めようとしたが、エイサップによって静止される。
地上界へ出た後はなんとか事態の収拾を図ろうとするも、父親と継母の争いを止めることはできなかった。
最後は迫水家の墓に詣でた際に、桜花に吹かれながらバイストン・ウェルへ戻っていった。
漫画版
出番が増えており、最終決戦においてはエイサップのアッカナナジンに同乗。父親から謝罪を受けている。
小説版
なまった日本語を使う以外は、おおむね同じ。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品で、担当声優の嶋村侑氏もスパロボ初参加。隠し要素でバイストン・ウェルルートを通った場合のみ第28話「王の奸計」クリア後に加入する。ルート分岐上ロミナ姫の衣装変更と二者択一。周回プレイ時にフラグが引き継がれないので加入させたい場合は毎回バイストン・ウェルルートを通る必要があるが、通らなくても別段死亡したりはせず、パイロットとして登録されないだけで最後まで自軍に同行する。
- 精神コマンドも機体のボーナスもサポートとして強力なため、ルート選択だけで加入するキャラとは思えない有用性を誇る。同時にビルバインも夜間迷彩仕様になりパワーアップするため、実質何の強化もされない島根ルートの立場がない。一応、カレンの加入をはじめ島根ルートに行かないと成立しないフラグが幾つか存在はするが、本作は「立てたフラグの殆どが次回以降の周回にも反映される」という仕様上、フラグを一通り成立させた後の周回で島根ルートを選択するメリットはロミナ姫の衣装変更イベント以外ほぼ無い。
- 父親から謝罪されるなど漫画版の要素が強いが、コドールを討つようにショウから激励されるなど原作と違い一人の戦士と認められている描写も多い。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「MY FATE」
- UXで採用。
人間関係
- シンジロウ・サコミズ
- 父親。
- エイサップ・鈴木
- 地上に上がった時、彼を膝で殴る。これが初対面となる。
- コドール・サコミズ
- 継母。
- エレボス
- ジャコバ・アオン
他作品との人間関係
聖戦士ダンバイン
リアル系
- 溝口恭介、司馬懿サザビー
- UXアメリカルートにてもう一つの竜宮島の調査を行う彼らの護衛を務めた。
- 遠見真矢
- 曹操ガンダム
- UXでは彼を父と似ていると評した他、バイストン・ウェルルートでの彼の言葉が自身が戦場に出る切っ掛けとなった。
名台詞
OVA版
漫画版
- 「その人形は父上達を特攻に出すしかなかった少女達の哀しみと 感謝の示しだったのではないのですか 父上!!!」
- 「桜花嵐(後編)」にて、特攻人形を手に取った父に呼びかけて。
- OVA版ではエイサップの台詞だったが、漫画版ではリュクスが担当する。この言葉を聞いたサコミズ王は、震えながら懐にあるもう一つの人形を取り出していた……
スパロボシリーズの名台詞
- 「なんと…! 地上の戦闘マシンには、あのような機構が…!」
- UX第11話「招かれざるもの」において、飛影と爆竜が合体して、海魔へと変形合体した際に驚愕する。
- 「私は今まで、民とは守られるべきものであり、それを守るのが王の務めだと考えていました」
「しかし、現実は違いました。民もまた信念をもって戦っていたのです! 私たちと同じように…! そんなこともわからず、私はただ理想を振りかざすばかりで、父上を止められると…!」 - UX第27話バイストン・ウェルルート「地上人のオーラ力」より。曹操の「強き者も弱き者も関係なく、人間ならば誰もが信念と誇りを持っている」という言葉に深い感銘を受けると同時に、自身の浅はかさを恥じて。
- そして、これが切っ掛けとなって、リュクスは自らもまた戦場に立つ決意を固める事になる。
搭乗機体
- ギム・ゲネン (リュクス機)
- 原作ではこれといって攻撃をしていないが、UXではルート次第で戦闘を行う。
余談
- リュクス・サコミズは、担当声優である嶋村侑氏の声優デビューキャラである。