「ル・シャッコ」の版間の差分
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:クメン編ラスト、キリコやフィアナ達の身柄を手土産にメルキア軍への鞍替えを目論む[[カン・ユー]]のあまりにも卑劣な行動に激怒し、彼を掴まえて持ち上げて発した台詞。まさに[[カン・ユー]]という人間そのものをあまりにもストレートに表した台詞とも言える。この台詞を発した直後、[[カン・ユー]]を奈落の底に投げ落とし、引導を渡す。 | :クメン編ラスト、キリコやフィアナ達の身柄を手土産にメルキア軍への鞍替えを目論む[[カン・ユー]]のあまりにも卑劣な行動に激怒し、彼を掴まえて持ち上げて発した台詞。まさに[[カン・ユー]]という人間そのものをあまりにもストレートに表した台詞とも言える。この台詞を発した直後、[[カン・ユー]]を奈落の底に投げ落とし、引導を渡す。 | ||
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではカン・ユーに対する特殊戦闘台詞としても採用されており、彼が原作通りに死亡することなく最後まで生存しており、クメン篇の再現終了後も何度か敵として立ちはだかる為、この台詞を彼に浴びせる回数も一度の限りではない。同作ではこの台詞はキャラクター事典のシャッコの一言メッセージでも聴くことができる。 | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではカン・ユーに対する特殊戦闘台詞としても採用されており、彼が原作通りに死亡することなく最後まで生存しており、クメン篇の再現終了後も何度か敵として立ちはだかる為、この台詞を彼に浴びせる回数も一度の限りではない。同作ではこの台詞はキャラクター事典のシャッコの一言メッセージでも聴くことができる。 | ||
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:クエント編序盤にて、キリコとの思わぬ再会を果たした際に。 | :クエント編序盤にて、キリコとの思わぬ再会を果たした際に。 |
2014年5月13日 (火) 18:48時点における版
ル・シャッコ(Ru Shakko)
- 登場作品:ボトムズシリーズ
- 装甲騎兵ボトムズ
- 装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
- 装甲騎兵ボトムズ 幻影篇
- 声優:政宗一成
- 種族:クエント人(アストラギウス銀河出身)
- 性別:男
- 身長:200cm以上
- 所属:傭兵
- 主な搭乗機:ベルゼルガ
- キャラクターデザイン:塩山紀生
身長2mを超す巨漢のクエント人傭兵。寡黙で信義に篤い性格。TVシリーズのクメン編にて初登場し、キリコと共に戦った戦友でもある。
クエント人傭兵は忠実である事で知られており、シャッコも例に漏れず堅実に任務をこなしており、あのカン・ユーにすら上官として忠実に従うほどであるが、「上官の命令に忠実なだけの兵士」では決して無く、最終的には彼のあまりの卑劣さに愛想を尽かし、自身の手で引導を渡すなど、義侠心にも篤い。
TVシリーズから約32年後の世界が舞台となるOVA『幻影篇』にも登場するが、長命種族故か髪型以外にさして加齢した様子は見当たらなかった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 初登場作品。序盤のクメンルートにて初参戦し、クメンルート終了と同時に離脱するも、20話にてスポット参戦し、終盤のクエント篇シナリオにてグレゴルー達元レッドショルダーのメンバーと共に満を持して正式参戦。だが、話数が終盤に差し掛かっているため中盤ごろに来てくれればと思わずにはいられない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回は原作では乗らなかったベルゼルガDTに乗って登場する。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 本作ではクメン編以降の再現がされないためか、ゴウトの所有するバトリングチームのメンバーとして加入する。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
機体に相応しく格闘・防御・技量に優れる。
精神コマンド
- 第二次Z再世篇
- 集中 信頼 不屈 必中 直撃 熱血
- 完全回避型のコマンドがないが、ベルゼルガに乗るには十分なラインナップ。パイルバンカーの性能を活かしきるためにあるようなコマンドである。
- OE
- 集中、不屈、熱血
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- パイルバンカーの攻撃力+500、射程+1、命中+10
- 必殺武器が順当に強化される。
人間関係
- キリコ・キュービィー
- 戦友。クメン編以降もキリコを支援している。
- ポル・ポタリア、ブリ・キデーラ
- クメン編にて彼らと共に登場。共に戦友同士。
- カン・ユー
- 一応の上官。フィアナを捕獲しようとしてキリコに川に叩き落されて漂流していた際には事情を知らなかったので救助するなど、彼に対してすら親切に接していたが、余りの卑劣さに最終的には愛想を尽かし、引導を渡す。
- ブールーズ・ゴウト、バニラ・バートラー、ココナ
- クメン編以降腐れ縁となったのか、彼らに何度か協力している。
- グレゴルー・ガロッシュ、バイマン・ハガード、ムーザ・メリメ
- 原作では絡まないが、第2次Z 再世篇では共にハイム農場の護衛をしていた事もあり、クエント編のシナリオ再現では彼らと共にZEXISの応援に駆け付ける。
- テダヤ
- シャッコが属するクエント人部族の長老で、齢100歳を越える。『幻影篇』でも健在で、ある事情から、シャッコにキリコを連れてくるように命じる。
- メジ
- シャッコが属するクエント人部族の長老で、こちらは齢200歳を越える長寿である。第2次Z 再世篇ではシャッコの通訳を通してZEXISに異能者の伝説を伝えた。
- ラダァ・ニーバ
- OVA『ビッグバトル』では、地上戦艦の甲板上で彼の駆るデンジャーメロンと死闘を繰り広げるキリコのフォローに廻り、挟撃する形で機体を拘束して撃破する事に成功した。
- ジュノ
- 『幻影篇』にて、惑星ヌルゲラントの地下に落とされたキリコとシャッコが出会った、「神の子」の候補だった少女。古代クエント語しか話せないため、シャッコが通訳となった。
他作品との人間関係
- 紅月カレン、エスター・エルハス
- 第2次Z 再世篇ではアッセンブルEX-10での仲間。後にZEXISでも共闘。
- C.C.
- 第2次Z 再世篇ではアッセンブルEX-10での同僚だが、初対面の時点で直感的に彼女の正体の一端を感じ取り、警戒する。後のクエント篇の再現において更に深く彼女の正体について触れる事になるが、同時に彼女の人間性についても深く触れる事になり、お互いの人間性を認め合う。C.C.いわく、シャッコは「いいやつ」とのこと。
- 赤木駿介、桃井いぶき
- 第2次Z 再世篇ではシャッコの搭乗機であるベルゼルガのパイルバンカーに強く反応する。
- ロラン・セアック
- 第2次Z 再世篇では、彼らの経営するハイム農場の護衛を勤めている。
名台詞
TVシリーズ
- 「ル・シャッコだ。クエント人を見るのは初めてか?」
- キリコに自己紹介をした際の台詞。この場面でのシャッコはキリコよりも遥かに体躯が大柄に描かれておりインパクトもある。『第2次Z 再世篇』ではエスターやカレン達にもこう自己紹介をしている。
- 「あんたは人間のクズだな!」
- クメン編ラスト、キリコやフィアナ達の身柄を手土産にメルキア軍への鞍替えを目論むカン・ユーのあまりにも卑劣な行動に激怒し、彼を掴まえて持ち上げて発した台詞。まさにカン・ユーという人間そのものをあまりにもストレートに表した台詞とも言える。この台詞を発した直後、カン・ユーを奈落の底に投げ落とし、引導を渡す。
- 第2次Z 再世篇ではカン・ユーに対する特殊戦闘台詞としても採用されており、彼が原作通りに死亡することなく最後まで生存しており、クメン篇の再現終了後も何度か敵として立ちはだかる為、この台詞を彼に浴びせる回数も一度の限りではない。同作ではこの台詞はキャラクター事典のシャッコの一言メッセージでも聴くことができる。
- 第3次Z 地獄篇においても相変わらず採用、しかも原作でカン・ユーを投げ飛ばすシーンを元にした顔グラまで描き下ろされた。ただ、上を向いているためスパロボにおける戦闘用の顔グラとしてはやや違和感が。
- 「かなりふんだくられた!」
- クエント編序盤にて、キリコとの思わぬ再会を果たした際に。
- 秘密結社の雇ったごろつきに襲われ、そのまま彼らの手に引き渡されそうになっていたキリコだったが、そこに現れて彼を救ったのはシャッコだった。先に会った行商人のゲッコという男がシャッコに自分のことを知らせてくれたと知ると、キリコは「(ゲッコに)たっぷり礼をやってくれ」とシャッコに頼むが、それに対し彼は既に相当せがまれた事を明かした。
- 「キリコ、嘘だと言え! 嘘だと!」
- クエント編の終盤で、ワイズマンの後継者になると宣言したキリコに対しこの台詞を放ちキリコに翻意を促した。それに対してキリコは本気だと返し、さらにはシャッコに重傷を負わせて逃走したが……。
- 第2次Z 再世篇ではベルゼルガに乗って来たためそのままキリコを阻止するべく戦闘に突入するが、その際のキリコに対する特殊戦闘台詞として採用されている。
ビッグバトル
- 「俺も、なんかの役に立つか?」
- ジジリウムを買い占めている者たちがいることをバニラから聞いたキリコが、単身その奪取に向かおうと準備しているところに現れて。
- 彼の言葉を聞いたキリコは無言のまま車のキーを放り投げ、シャッコはそれを受け取ると静かに笑う。
- もともと寡黙なこともあり、ことさら今作では台詞の少なかったシャッコだが、それだけに印象深いやり取りである。
幻影篇
- 「クエント人は長生きだ。お前たちはずいぶん老けたな」
- 30年ぶりに再会したゴウトとバニラ夫婦を見ての一言。この言葉にココナは思わず食ってかかる。
- 「所詮は遊びだ」
- バトリングの選手に向かっての一言。かつてTVシリーズでも、キリコが全く同じセリフを口にしていた。所謂セルフオマージュで、ある種のファンサービスである。幻影篇では全編を通してこういった演出が散見される。
- 「俺だって、掟ぐらい破れる!」
- 「神の子」であると疑われただけで赤子を殺そうとするクエントの民の掟に憤慨し、キリコの制止(クエントには同胞同士で戦ってはならないという掟もあるため)を振り切って彼と共に同胞との戦いに挑む。かつてカン・ユーに引導を渡した時と同じく、彼が最後に従ったのは己の良心だった。
- 「キリコだ。奴に間違いない」
- キリコと別れ、ゴモルの塔から脱出した後、塔の頂から空へと突き抜ける光(キリコと赤子)を見上げて。
スパロボシリーズの名台詞
- 「砂モグラみたいなものか」
- 対次元獣など化け物系の敵用の戦闘台詞。「砂モグラ」とは、彼の故郷クエントに棲むグロテスクな外見をした生物で、確かに次元獣と通じるものがあるが、見た目はワーム型インベーダーにそっくり。
- ちなみに砂モグラは、砂漠の惑星・クエントの民にとっては貴重なタンパク源……つまり、食糧。味はキリコ曰く「悪くない」。
- キデーラ「あいにくだったな! もう上官も部下もねえんだよ!」
ポタリア「カン・ユー! 罪もないクメンの人々の命を奪ったお前は許されない!」
シャッコ「あんたは人間のクズだな……!」 - 「暗転」にてカン・ユーに引導を渡した際の一連の台詞。この後ダイビングビートル2機とベルゼルガの集中砲火でカン・ユーは機体ごとクメンに消えた……かと思いきや?
- 「あんたにもう一度、言う」
「あんたは人間のクズだな……!」 - まさかの再会、そして再闘となった「白と黒と」でのカン・ユーとの戦闘前会話。以後、彼を人間のクズと呼び続ける。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「これはパイルバンカーだ」
- 初対面の赤木といぶきの目の前でパイルバンカーを使った際に「ノットバスター」だと騒がれた際に「同じにするな」と言わんばかりのうんざりした(しかし彼にしてはコミカルな)表情で言う。ちなみにこの時の顔グラは、全編通してもここでしか見られないレアなもの。
- 「これは…!クエントの伝承に残る宝か…」
- 43話で強化パーツ勇者の印を拾った時の迷台詞。確かに貴重な強化パーツなのだが、これがクエントの伝承に伝えられたあたり何とも…。
- なお、声優の杉田智和氏はこれを何の情報もなく見つけてしまったとか…
搭乗機体・関連機体
- ベルゼルガ
- 本編での搭乗機。
- ツヴァーク
- 本編にて秘密結社から強奪して搭乗。
- ベルゼルガ・イミテイト
- ベルゼルガを模したスコープドッグのカスタム機。OVA『ビッグバトル』にて搭乗。
- スタンディングトータス
- 幻影篇にてポタリア機に搭乗。
余談
担当声優の政宗一成氏は『スーパーロボット大戦F完結編』でテイニクェット・ゼゼーナン役を演じていた。『第2次スーパーロボット大戦OG』でゼゼーナンの担当声優がカン・ユー役だった広瀬正志氏に交代したのは、何の因果か。