「クェパロク・ナーモ」の版間の差分

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全体的に高めのステータスを持ち、防御・命中に優れる。メッケンノーザの高いHPと相まって異様にタフだが、相手が相手なので攻撃面で勝てないのがなんとも。
 
全体的に高めのステータスを持ち、防御・命中に優れる。メッケンノーザの高いHPと相まって異様にタフだが、相手が相手なので攻撃面で勝てないのがなんとも。
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2014年1月5日 (日) 18:26時点における版

クェパロク・ナーモ(Qepaloc narmo)

ゾヴォークの戦争商人の一団「ゴライクンル」に所属する傭兵。ウユダーロ級の一隻である「メッケンノーザ」に座乗して指揮を執る。豪放磊落な性格だが、本質はかなりドライ。

テイニクェット・ゼゼーナンとは以前からコネを持っており、ゲストが地球圏に侵攻した際には兵器を供給した。しかし、ゼゼーナンとの繋がりはあくまでも利害の一致のみによるものであり、特異点の仕掛けが見破られた直後に、結果を焦るゼゼーナンから「手出し無用」と言われたこともあってその後は静観。最終的には彼を見限っている。

その後、地上が混乱している隙をつき、配下の傭兵キナハ・ソコンコを派遣して月のマオ社を襲撃した。その際にバラルの園やガンエデンクロスゲートにも兵器としての価値を見出し、それを奪い取ろうと画策したが、ゼゼーナンの共謀者=自身を利用した者の一人としてシュウ・シラカワの復讐の対象として目を付けられ、最終的には応現したネオ・グランゾンの前に消え去ることとなった。

ゾヴォークの国民性なのか彼自身の性格かは不明だが、地球人を「蛮奴」と徹底的に見下している上、ゴライクンルの資金力と組織力で何でも解決しようとしている節がある。そのためか、ネオ・グランゾンを前にしても(事前情報が全くなかったためでもあるだろうが)全く動ぜず、手土産にしようと嘯いていたが、最終的には破滅することになった。

ちなみにかなり大柄。会話シーンで並んでいるキナハと比べると肩幅がかなり違う。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
ラスボスとして登場。しかし、相手になるのがよりによってシュウ&ネオ・グランゾンである上、クロスゲートやバラルの園を「金になる」と口にしているなどの言動から、小物の印象が否めない(実際小物であるが)。それでもステータスはかなり高く、一作品の大ボスを務めるだけの強さは持っている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

全体的に高めのステータスを持ち、防御・命中に優れる。メッケンノーザの高いHPと相まって異様にタフだが、相手が相手なので攻撃面で勝てないのがなんとも。

精神コマンド

鉄壁 不屈 ド根性 気迫 熱血 直撃(ツイン)
さすがの構成だが命中関連がひとつもない。詰めの甘さを露呈しているのか。

特殊技能

指揮官 2回行動 底力L6 見切り Eセーブ 気力+(ダメージ)

エースボーナス

HP30%以下で、自軍フェイズ開始時に「覚醒」がかかる
ユーゼス同様の3回行動により、大火力の砲撃を連発して来る。

パイロットBGM

「魂なき機神達」
専用曲。FのPPMAP曲「ハートフルメカニック」のロックアレンジ。原曲(=意訳すれば「心ある機械達」)に対応したネーミングであり、こちらは言わば「ハートレスメカニック」と言ったところか。
ちなみに、やっぱり「ダークプリズン(Ver.OGDP)」に負ける。

人間関係

グロフィス・ラクレイン
部下。最終的にはゼゼーナンとの決戦を機に離反される。
テイニクェット・ゼゼーナン
取引相手。最後には見限った。
キナハ・ソコンコ
腹心の部下。
シュウ・シラカワ
ゼゼーナンの共謀者という理由で彼の復讐の対象となる。
シュリコ・ハバーデ
「告死鳥戦記」に登場したゴライクンルの女性。ホワイトスターへ向かう鋼龍戦隊を妨害しようとしてFDXチームに撃破されている。

名台詞

「一網打尽にしてくれるぁッ!!」
MAP兵器使用時の台詞の一つ。ヨンもそうだが、ゾヴォークの人間は戦闘台詞のイントネーションがどこかしらおかしな時がある。
「本艦の圧倒的な火力……思わせぇぇい!!」
こちらは別パターン。
「ワシは月より、地球に興味がある。南極の結界、地球を覆う光の膜……あのような物を造り出すテクノロジーは、高く売れる」
「知られざる決戦」IMにて。事前情報がないので戦争商人のクェパロクがこういう思考になるのは当然の成り行きだが、ユーザーから見れば身の程知らずにもほどがある発言である。
シュウ「……あなたは、ゼゼーナンの密謀に加担していたのですね」
クェパロク「貴様に事実を知られたところで、憂いはない」
シュウ「ほう……」
クェパロク「そして、ワシらは雇い主の利益のために動く。グランゾンの入手も、その一環だ」
「また、ここで裏切り者どもを抹殺しておけば、ゾガルに恩を売ることができる。それで、奴らに対するゴライクンルの影響力がさらに増す」
シュウ登場時の会話にて。よりによって、一番知られてはならない事実を、一番知られてはならない人物に、一番知られてはならない状況で知られてしまったことに、相手を完全に侮りきったクェパロクは気づくよしもない……。ちなみにこの時、シュウの顔グラフィックが怒りを現す横向きの流し目のものに変わる。
「ほざくな。ゼゼーナンやハバーデと同じ轍は踏まぬぞ」
ネオ・グランゾンを前にしてもこの余裕。無知とは恐ろしいものである。
ついでに言うと、この時点で思いっきり同じ轍を踏んでいることにも全く気付いていない。
クェパロク「シュウ・シラカワ。貴様を殺し、ネオ・グランゾンを我が物とする」
シュウ「その欲があなたの命取りとなるのです」
クェパロク「ほざけ。ワシのメッケンノーザに敵うと思うなよ」
対シュウの戦闘前会話。ここまで来るとある種見事に思えてくる。

話題まとめ

資料リンク