「新住日重工」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
2行目: 2行目:
 
桜多吾作による漫画版『[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|グレートマジンガー]]』に登場した企業。
 
桜多吾作による漫画版『[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|グレートマジンガー]]』に登場した企業。
  
[[日本]]でも指折りの兵器産業。裏ルートから[[グレートマジンガー]]の設計図を入手し、[[量産型グレートマジンガー]]を製造。世界各国に売りさばこうとした。なお、外装がグレートと同じ[[超合金ニューZ]]かは作中で言及されておらず、新住日重工がニューZを所持していたのかは不明。
+
[[日本]]でも指折りの兵器産業。裏ルートから[[グレートマジンガー]]の設計図を入手し、[[量産型グレートマジンガー]]を製造。世界各国に売りさばこうとした。なお、外装がグレートと同じ[[超合金ニューZ]]かは作中で言及されておらず、新住日重工がニューZを所持していたのかは不明。<br/>
 
+
基本的に自社の利益と名誉が行動原理であり、[[ブラック・グレート]]の強さを宣伝すべく[[自衛隊]]基地を襲撃したり、半ば脅迫されたとはいえ日本侵略を企む[[ミケーネ帝国]]にブラック・グレートと量産型グレートを売り捌く始末であった。<br/>
基本的に自社の利益と名誉が行動原理であり、[[ブラック・グレート]]の強さを宣伝すべく自衛隊基地を襲撃したり、半ば脅迫されたとはいえ日本侵略を企む[[ミケーネ帝国]]にブラック・グレートと量産型グレートを売り捌く始末であった。
 
 
 
 
ただし藤獰社長の思惑は別にあり、衰退していく日本の貿易を量産型グレートを輸出することで活性化させることを目指していた。
 
ただし藤獰社長の思惑は別にあり、衰退していく日本の貿易を量産型グレートを輸出することで活性化させることを目指していた。
  
12行目: 10行目:
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 +
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:第52話「魔神皇帝」にて、「量産型グレートの開発を委託された新住日重工が、[[ミケーネ帝国]]に買収され、[[超合金ニューZ]]を引き渡した」という[[ゴーゴン大公]]の台詞が出てくる。<br />例えば、[[アナハイム・エレクトロニクス]]は反地球連邦勢力に兵器を売り捌いているが、連邦からの製造委託も完璧にこなしている。<br />しかし、新住日重工の場合は「'''地球連邦が使う兵器'''の製造を委託された立場でありながら、その為に提供された超合金ニューZを'''反地球連邦勢力に売った'''」という'''契約違反'''を行い、その事を暴露されたので、商売人としての信用は急降下したと見ていい。<br />しかも取引相手が、[[ゼ・バルマリィ帝国]]のような地球連邦を圧倒する超巨大勢力ではなく、ネオ・ジオンのような[[コロニー落とし|大量虐殺]]の前歴がある勢力でもなく、地球連邦と同等かそれ以下の規模しかない[[ミケーネ帝国]]というのも、地球連邦の面々を不快にさせることは想像に難くない。<br />新住日重工が『[[α]]』以後も存続するかはかなり怪しいところである。
+
:第52話「魔神皇帝」にて「量産型グレートの開発を委託された新住日重工が、[[ミケーネ帝国]]に買収され[[超合金ニューZ]]を引き渡した」という[[ゴーゴン大公]]の台詞が出てくる。
 +
:作中での出番はそれまでだが、反地球連邦勢力に兵器を売り捌く一方で連邦からの製造委託も完璧にこなしている[[アナハイム・エレクトロニクス]]と比べ、新住日重工の行った「'''[[地球連邦政府|地球連邦]]が使う兵器'''の製造を委託された立場でありながら、その為に提供された超合金ニューZを'''反地球連邦勢力に売った'''」という行為はれっきとした'''契約違反'''であり、それを暴露された以上は商売人としての信用が急降下する事はまず避けられないだろう。新住日重工が『[[α]]』以後も存続するかはかなり怪しいところである。
  
 
== 関係者 ==
 
== 関係者 ==
 
いずれもSRW未登場。
 
いずれもSRW未登場。
 
;藤獰(ふじどう)
 
;藤獰(ふじどう)
:新住日重工の社長。貿易立国たる日本の将来を憂いて、量産型グレートの流通に固執する。そのためならば、自衛隊や[[科学要塞研究所]]に犠牲・被害を出すことも厭わない。<br />『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では「新住日重工の社長」の存在が[[ゴーゴン大公]]より語られるが、それが藤獰の事かは不明。
+
:新住日重工の社長。貿易立国たる日本の将来を憂いて、量産型グレートの流通に固執する。そのためならば、[[自衛隊]]や[[科学要塞研究所]]に犠牲・被害を出すことも厭わない。<br />『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では「新住日重工の社長」の存在が[[ゴーゴン大公]]より語られるが、藤獰の名前までは未言及。
 
;香織理(かおり)
 
;香織理(かおり)
 
:藤獰の娘。
 
:藤獰の娘。

2013年8月17日 (土) 19:30時点における版

新住日重工(Shinsuminichi Industry)

桜多吾作による漫画版『グレートマジンガー』に登場した企業。

日本でも指折りの兵器産業。裏ルートからグレートマジンガーの設計図を入手し、量産型グレートマジンガーを製造。世界各国に売りさばこうとした。なお、外装がグレートと同じ超合金ニューZかは作中で言及されておらず、新住日重工がニューZを所持していたのかは不明。
基本的に自社の利益と名誉が行動原理であり、ブラック・グレートの強さを宣伝すべく自衛隊基地を襲撃したり、半ば脅迫されたとはいえ日本侵略を企むミケーネ帝国にブラック・グレートと量産型グレートを売り捌く始末であった。
ただし藤獰社長の思惑は別にあり、衰退していく日本の貿易を量産型グレートを輸出することで活性化させることを目指していた。

短期間で量産型グレートを数台製造できるほどの工業力を有しているが、反面、ソフトウェアには疎く、「自動操縦のGMFA1が、グレートマジンガーを攻撃しなかった」理由に気づかず、「原因不明」で片付ける有様であった。
しかも、剣鉄也には量産型グレートに搭載された電子頭脳の欠陥……「同じ設計のグレートマジンガーや同社で製作されたGMFA1を味方と思い込み、攻撃を控え目にする」ことを短時間で看破されている。日本でも指折りの重工企業が、ソフトウェアの専門家でもない一個人に劣るという、不名誉極まるエピソードであった。

登場作品

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
第52話「魔神皇帝」にて「量産型グレートの開発を委託された新住日重工が、ミケーネ帝国に買収され超合金ニューZを引き渡した」というゴーゴン大公の台詞が出てくる。
作中での出番はそれまでだが、反地球連邦勢力に兵器を売り捌く一方で連邦からの製造委託も完璧にこなしているアナハイム・エレクトロニクスと比べ、新住日重工の行った「地球連邦が使う兵器の製造を委託された立場でありながら、その為に提供された超合金ニューZを反地球連邦勢力に売った」という行為はれっきとした契約違反であり、それを暴露された以上は商売人としての信用が急降下する事はまず避けられないだろう。新住日重工が『α』以後も存続するかはかなり怪しいところである。

関係者

いずれもSRW未登場。

藤獰(ふじどう)
新住日重工の社長。貿易立国たる日本の将来を憂いて、量産型グレートの流通に固執する。そのためならば、自衛隊科学要塞研究所に犠牲・被害を出すことも厭わない。
α』では「新住日重工の社長」の存在がゴーゴン大公より語られるが、藤獰の名前までは未言及。
香織理(かおり)
藤獰の娘。
安田
藤獰の秘書兼ボディガード。鉄也以上の格闘能力を誇り、会社にとって不利益をもたらす存在を、秘密裏に葬り去る殺し屋でもある。

製品

量産型グレートマジンガー
(1)~(8)まで発番されている場合もある。劇中では電子頭脳を搭載していたが、同じ設計のグレートマジンガーや同社で製作されたGMFA1を味方と思い込み、攻撃を控え目にしていた。
ブラック・グレート
量産型グレートのプロトタイプ。
スパロボでは『MX』で初登場。
GMFA1
新住日重工がデモンストレーション用に作った「マジンガーに似せたロボット」。科学要塞研究所に拿捕された後は、兜シローが操縦した。スパロボでは『α』の第51話「あしゅら男爵、散る」にて、新住日重工が数年前に開発していた事が語られている(名前のみ)。