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2013年5月20日 (月) 23:55時点における版
サイトロン(Sytron)
『スーパーロボット大戦J』に登場する物質。フューリーの機体はこの粒子を制御に利用している。
オルゴン・クラウド同様その詳細については一切不明だが、アル=ヴァンの発言やラースエイレム稼働前のサイティングシーケンスに使われることからすると、時間にかかわる何かだと思われる。それは、ガウ=ラ・フューリアにおいて居住区画である「ステイシス・ベッド」に使用されていたことからもうかがえる。サイトロンに関する技術はフューリーの時間停止技術の根幹を成していると考えられる。
サイトロンは、サイトロン・コントロール搭載機の搭乗者に未来の情景を断片的な形で見せることがあるという。特にこれはコントロール搭載機同士が接近した際に多発するが、恐らくフューリー側でも条件や詳細がよくわかっていないと思われる(解明されているのなら戦略に組み込まれているはずなので、コントロールシステム開発時の副産物であろう)。
これを推測する鍵は、共演作品である機動戦艦ナデシコのボソンジャンプである。大まかな原理としては、「ジャンパーを粒子に変換し、未来から過去へ向かう時間の流れに乗せ、演算ユニットの開発された時代へ送った後、ジャンプしたのと同じ時間軸の任意地点に転送して再構成する」というものであるが、ポイントはこの「未来から過去へ向かう時間の流れ」である。サイトロンが未来の情景を見せる粒子であり、時間に関連する物質であるのならば、この粒子は「ナデシコ」における「レトロスペクト」の一種である可能性が非常に高い。
ラースエイレムについては、発動前に必ず「サイトロン・サイティング」を行っていることからすると、フィールド内に存在するサイトロン粒子を捕捉し、未来へ向かう時間の流れを構成する粒子(=Rでいうところの「時粒子」)にぶつけて相殺していると考えられる。
関連する用語
- フューリー
- この粒子を使用した技術を構築している。
- 時流エンジン
- スーパーロボット大戦Rで登場した時流エンジンは「時粒子」の流れを動力としている。もしJの面々がOGシリーズに登場する場合、時粒子とサイトロンの関係が注目される。
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