「カークス・ザン・ヴァルハレヴィア」の版間の差分
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:カークスを推薦した。考えは異なれども、ラ・ギアスに安定を取り戻したいという思いは一緒だった。フェイルは切実な事情を抱えており、それ故に最後は力に訴える行動を取り、カークス同様魔装機神によって止められることになる。 | :カークスを推薦した。考えは異なれども、ラ・ギアスに安定を取り戻したいという思いは一緒だった。フェイルは切実な事情を抱えており、それ故に最後は力に訴える行動を取り、カークス同様魔装機神によって止められることになる。 | ||
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+ | :シュテドニアス連合軍の軍人。駐在武官としてラングランに詰めた時代に知遇を得た模様。戦いに敗れた彼を虐待することなく丁重に遇した。 | ||
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:ラングラン王都壊滅に関わった邪神教団の指導者であり、彼の目的を知りつつ利用する。 | :ラングラン王都壊滅に関わった邪神教団の指導者であり、彼の目的を知りつつ利用する。 | ||
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:息子ザッシュとリューネの初対面時。PS版ではDVEであり、この時ばかりはさしものカークスも調子が軽い。 | :息子ザッシュとリューネの初対面時。PS版ではDVEであり、この時ばかりはさしものカークスも調子が軽い。 | ||
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2013年5月15日 (水) 01:41時点における版
カークス・ザン・ヴァルハレヴィア(Kirkus Xan Valhalevia)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:玄田哲章
- 種族:ラ・ギアス人
- 性別:男
- 年齢:49歳
- 所属:神聖ラングラン王国→カークス軍
- 階級:大将
- 主な搭乗機:ガルガード、エウリード
- キャラクターデザイン:河野さち子(リファイン)
神聖ラングラン王国の将軍。口ひげが目立つ大柄な男で、その風貌からも「将軍」としての風格を漂わせる一方、気の抜けた言動が目立つところもあり、セニアには「昼行灯」と陰口を叩かれる始末。しかし彼を推薦した王子フェイルは将軍としての能力を高く評価しており、ただの昼行灯ではないと感じていたようである。
第一章後半では、一連の邪教徒によるラングラン王都への襲撃の責任を取らされる形で西方の辺境カラダミーフィ州へと左遷されてしまい、自身が立案していた「超魔装機計画」もここで終焉する(ただし実際には秘かに開発を続けていた)。皮肉なことに、この左遷のおかげで、第一章最後のシュテドニアス連合国によるラングラン王都襲撃事件には巻き込まれなかった。不幸中の幸いだったが、後のことを思えば運命を狂わせたともいえそうである。その後挙兵し、シュテドニアスによって大半が占拠されたラングラン王国を半分以上まで取り返すことに成功、元将軍としての面目を保った。
カークスは独自の解放戦線を率いてシュテドニアスと戦い続けていたのだが、ここに来てカークス自身の不満が爆発したのか、野心家としての顔を覗かせる。同じく挙兵したフェイルとは互いにラ・ギアスに戦乱が続くことを憂慮していたが、かつて推薦してくれた王子には恩義を感じつつも、統制力に欠けるとして彼と断交する。そしてこの機に乗じて自らがラングラン王国を支配せんと画策、さらにはラ・ギアス全土の制覇を目指すようになる。
後に、フェイルを国王の座から追放するために第3位王位継承者テリウスを傀儡として王位に据えることでラングランの覇権を握ろうとしたが、自らの事情でテリウスの存在を欲していたシュウなどの暗躍により失敗。最後はフェイル軍へと奇襲を仕掛けるが、地上人たちの力を甘く見すぎたせいもあり自身の軍を失う。魔神官ルオゾールと手を組んでまで力に固執したカークスは、遂には自身が推し進めた超魔装機計画によるエウリードまで持ち出し、あくまで武力による覇道を歩むことに拘った。カークスにしてみれば自らに従い散っていった兵への責任を全うしたい気持ちだったのだが、それらは協力関係だったヤンロンやリューネに否定され、最期はエウリードと共に散る。
別れ際に息子のザッシュに娘レミアと母を守るよう伝えた。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- ガルガードに乗ってスポット参戦。そして、ラストボスとして立ちふさがる。彼自身の能力より、エウリードの性能が厄介。
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第二章のプロローグで登場。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 姓の表記が「ヴァルハレヴィア」に変更された。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ガルガードに乗りスポット参戦。最終的にエウリードで立ちはだかるのは「EX」と変わらず。今回はザッシュを撃墜してもイベントは発生しない。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
精神コマンド
特殊技能
- OG2nd
- 指揮官L3 2回行動 底力L6 気力+ (ダメージ) ガード
パイロットBGM
- 「 熱風!疾風!サイバスター」(EX)
- 「ARMAGEDDON」(EX)
- 敵対時。
- 「 終わりなき戦い 」(OG2nd)
- 「 迫り来る敵」(OG2nd)
- 敵対時。
人間関係
魔装機神シリーズ
妻子はいまも健在。
- レミア
- 長女。
- ザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィア
- 息子。母譲りの父に似つかない風貌と子供っぽさが残る少年。気性は二親に似て一途で頑固であるらしい。片思いを抱いているリューネとの出会いが父との確執を生むが、最期は父からの願いを受け取った。なお正史ではないが、条件次第ではEXにおいてカークスが彼を(不慮の事故とはいえ)手にかけるという結末も存在する。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- カークスを推薦した。考えは異なれども、ラ・ギアスに安定を取り戻したいという思いは一緒だった。フェイルは切実な事情を抱えており、それ故に最後は力に訴える行動を取り、カークス同様魔装機神によって止められることになる。
- ホワン・ヤンロン
- 魔装機神操者であり、ラングランを取り戻すべく協力関係にあったが、彼の与り知らぬところで起こっていたカークスの暴走を止めることはできなかった。最後は魔装機神操者として彼の業を払う。
- リューネ・ゾルダーク
- 地上人であり、EXではヤンロンと共に行動していた。真っ先にカークスの矛盾を看破、リューネの父たるビアンに似ていると指摘した。もっとも、地球を守るという大義に二心はなく、そのためならば自らが逆賊として討たれる事も辞さなかったビアンと、大義名分を掲げつつも自身の野望のために戦うカークスではかなり差があるが。
- ゴドル・ノーランド
- シュテドニアス連合軍の軍人。駐在武官としてラングランに詰めた時代に知遇を得た模様。戦いに敗れた彼を虐待することなく丁重に遇した。
- ルオゾール・ゾラン・ロイエル
- ラングラン王都壊滅に関わった邪神教団の指導者であり、彼の目的を知りつつ利用する。
名台詞
戦闘台詞
- 「その頑固なところは母親に似たか……いや、私かもし知れんな。だとしたら、因果なものよ……!」
- ザシュフォードとの対峙で(OG2nd)。
- 「この力があれば、何も恐れるものは……ない!! どんな悪にも屈することなく! 正義を貫けるのだ!!」
- 「ハイパービームキャノン」使用時(OG2nd)。
共通
- 「ザッシュ! 何をちゃらちゃらしたナンパなんぞしとる。男ならガツーンといけ、ガツーンと!」
- 息子ザッシュとリューネの初対面時。PS版ではDVEであり、この時ばかりはさしものカークスも調子が軽い。
- 「それに正直を言えば、私とて野望はある。この混乱の中で、自分の力がどこまで通用するのか見てみたいのだ」
- フェイルが生きていることを知ったヤンロンに追及するのだが、ここに来てカークスは自らの野心を語る。しかし…。
- 「無茶だと言うのは私もわかっている。だが、私は夢をすてきれなかったのだ。私の手でラングランを、そして、ラ・ギアスを統一すると言う夢を」
- そして、自分の野心を推し進めるためヤンロンらに協力をするよう頼むが、リューネは父ビアンと同じと真っ向から反論する。
- 「ザッシュ…わかってくれとは言わん。だが、わしより先に死ぬ事だけは許さん…」
- ヤンロンと別れた後、父である自分の方針に異を唱える息子を最前線より遠ざけようとした一幕。
- 「革命に血はつきものだよ。犠牲をおそれていては何もできん」
- 力に固執するカークスはエウリードを持ち出してまで野心を捨てきれなかった。
- 「いまさら…そんな恥さらしな事ができるか…ザッシュ…母さんとレミアを頼む…」
- カークスの遺言といえる言葉。この言葉を重く受けとったザッシュは一人修行に励むことなる。
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 「はあ……お、もう昼飯の時間ですな。では、私は失礼して外食してまいります」
- シナリオ「背教者」から。まだ野心が開花するまえのカークスの調子。言葉も力強くなく平和ボケしているように見える。職務は全うしており、フェイルの期待には応えているが…。
- 「いやいや、ごもっとも。ま、私には将軍などと言う位は、重すぎるのです。のんびりやらせてもらいますよ」
「まあ、心残りがあるとすれば、白紙に戻された超魔装機計画ですかな」
「あれが実現しておれば、魔装機神よりも確実に、魔神に対抗しうると、今でも思っておりますよ」
「では、殿下もお元気で。お身体には、くれぐれもお気をつけて」 - 王都壊滅前にフェイルと直接顔を会わせた最後の場面。左遷されたにも関らず穏やかな言動をみせるカークスに対してセニア王女は呆れをみせて隠さなかった。しかし、フェイルだけは彼から鬼気迫る何かを微かに感じ取っていた。
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