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2016年8月1日 (月) 12:56時点における版
サイトロン(Sytron)
『スーパーロボット大戦J』に登場する物質。フューリーの機体はこの粒子を制御に利用している。そのため、素人の統夜や、重症を負いリハビリが必要だったカルヴィナでも、機体を十分に動かすことができた。ただしサイトロンの恩恵を受けるには適応者である必要があり、実験のためにフューリーに誘拐されたカティア・テニア・メルアの三人は、サイトロンに適応するために人体改造を受けている。統夜はフューリーと地球人の混血児なので元から高い適性があり、カルヴィナはアシュアリー・クロイツェル社で長期間サイトロンに触れ続けたことで後天的に適性が生じていた。
オルゴン・クラウド同様その詳細については一切が不明。
サイトロンは、サイトロン・コントロール搭載機の搭乗者に未来の情景を断片的な形で見せることがあるという。特にこれはコントロール搭載機同士が接近した際に多発する。
『OGMD』ではフューリーの遺伝子が適応者の条件に変更されており、カティア、テニア、メルアの三人もハーフの設定になったため人体改造の設定は無くなっている。サイトロン・コントロールによって搭乗者に操縦方法や機体システムについてのラーニング(学習転写)を行えるため、民間人だったトーヤ及び3人娘はこれで操縦方法を知ることになる。特にグランティードはフューリー製の機体であるため、インターフェース言語は当然ながら地球のものではないが、サイトロン・コントロールとの接続によって理解出来るようになっている。また、先天性の適応に変わった為、ベルゼルートは地球製なのでカルヴィナは操縦こそ問題無く出来るが、適性が無いので機体を起動できない上に、サイトロンを利用出来ないことからそれに対する理解が薄い。システムと接続した者のコンディションやテンションも如実に反映してしまうようで、壊滅したアシュアリー・クロイツェルを見たテニアの感情に引き摺られるようにしてベルゼルートのシステムがダウンするなどしている。
関連技術
- サイトロン・コントロール
- サイトロンによる機体や武装の制御を行う機構。なお、統夜やカルヴィナはパートナーが必要であるが、フューリーはこれを1人で制御する。
- サイトロン・サイティング
- サイトロン専用の探知機能。サイトロン・コントロールを搭載した主人公機を捜索する際に使用しており、フューリーが主人公の所属する部隊に頻繁に出現する一因。
関連用語
- フューリー
- この粒子を使用した技術を構築している。
- 時流エンジン
- スーパーロボット大戦Rで登場した時流エンジンは「時粒子」の流れを動力としている。
- シュンパティア
- OGMDではサイトロン・システムを複製した物であることが明らかになった。
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