「命中」の版間の差分
(ここは攻略サイトでもないし注意すべしとかの表現は変えた方がいいですかしら) |
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− | 命中率には、通常の命中率とは別に最終命中率が存在する。具体的にこの概念が登場したのは、第2次αからであり、[[小隊攻撃]](+20%)・[[援護攻撃]](+20%)・[[小隊長能力]](命中率+10%等……)に必ず+○○% | + | 命中率には、通常の命中率とは別に最終命中率が存在する。具体的にこの概念が登場したのは、第2次αからであり、[[小隊攻撃]](+20%)・[[援護攻撃]](+20%)・[[小隊長能力]](命中率+10%等……)に必ず+○○%の補正が掛かる。最終命中率を得られる手段は作品を重ねる毎に増加していき、最新作の第2次Z再世篇では敵パイロットも積極的に最終命中率を得るようになっている。 |
− | 初代Zのゲーム内のマニュアルでは「最終補正」と記載されている。最終補正は「基本計算式の'''最後に加えられる数値'''」なので敵の回避がいくら高くても、最終補正を得ていれば、得た数値分の命中率は約束される(ただし、相手が最終回避率を得ていた場合はその数値分最終命中率= | + | 初代Zのゲーム内のマニュアルでは「最終補正」と記載されている。最終補正は「基本計算式の'''最後に加えられる数値'''」なので敵の回避がいくら高くても、最終補正を得ていれば、得た数値分の命中率は約束される(ただし、相手が最終回避率を得ていた場合はその数値分最終命中率=命中率が下がる)。極端な話、最終命中率を何らかの方法で+100%以上得ていれば、敵側に最終回避率の補正が無い限り、常時命中率が100%…言わば必中状態になり、敵パイロットの回避関係の技能+[[運動性]]を実質死に能力にする事ができる。[[分身]]・[[精神コマンド]]等の回避系効果で避けられる事もあるが、これらの技能を積極的に使用する敵はそう多くは無い。 |
=== 命中率に影響する主な要素 === | === 命中率に影響する主な要素 === | ||
+ | 相手側の[[回避]]能力も実質的に命中率に影響するので、そちらも合わせて参照。 | ||
;機体の照準値/命中値 | ;機体の照準値/命中値 | ||
− | :[[照準値]]/命中値が登場する作品ではパイロットの命中値との合計が命中率の基礎となる。過去シリーズでは[[運動性]] | + | :[[照準値]]/命中値が登場する作品ではパイロットの命中値との合計が命中率の基礎となる。過去シリーズでは[[運動性]]が回避同様に影響していたが、近年は廃止されている。 |
;[[武器]]の命中補正 | ;[[武器]]の命中補正 | ||
;機体とパイロットの「[[地形適応]]」 | ;機体とパイロットの「[[地形適応]]」 | ||
:近年では機体とパイロットの地形適応が「'''S'''」の場合は補正されて、向上する。「'''A'''」が標準。それより低ければ命中率は下がる。 | :近年では機体とパイロットの地形適応が「'''S'''」の場合は補正されて、向上する。「'''A'''」が標準。それより低ければ命中率は下がる。 | ||
;「[[サイズ]]」による差 | ;「[[サイズ]]」による差 | ||
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;「[[特殊技能]]」による補正 | ;「[[特殊技能]]」による補正 | ||
− | :先天性の技能では[[ニュータイプ]]や[[強化人間]]、[[超能力]]、[[SEED]]など。使用者は限られるが最終補正を強化できる。 | + | :先天性の技能では[[ニュータイプ]]や[[強化人間]]、[[超能力]]、[[SEED]]など。使用者は限られるが最終補正を強化できる。 |
+ | :複数に有効なのは[[指揮官]]。範囲内の全ての味方に効果があるものの'''本人は効果が無い'''ので前線に出過ぎると撃墜される危険も少なくない。 | ||
+ | :殆ど敵専用スキルと化しているが、最大の補正値を誇るのが[[極]](+30%)。[[集中]]と殆ど同じ補正値を持つ強力なスキルである。 | ||
;「[[特殊能力]]」による補正 | ;「[[特殊能力]]」による補正 | ||
:[[ジャミング機能]]や、[[EWAC]]など。 | :[[ジャミング機能]]や、[[EWAC]]など。 | ||
;「[[小隊長能力]]」による補正 | ;「[[小隊長能力]]」による補正 | ||
− | : | + | :特に注意事項が書かれていない限り、小隊長能力の命中率・回避率・[[クリティカル]]率は全て「最終補正」になっている。最終補正の概念が存在するのにも関わらず「最終」と書かれていない為、分かり難い。『Z』のマニュアルでは「最終補正」と明言されるようになったが、ゲーム中での表記は通常のままである。 |
;[[信頼補正]] | ;[[信頼補正]] | ||
:作品によって名称は変わるが、特定キャラ・ユニット同士で隣接したり小隊を組んだりすることで命中や回避等に影響がある。 | :作品によって名称は変わるが、特定キャラ・ユニット同士で隣接したり小隊を組んだりすることで命中や回避等に影響がある。 | ||
;[[連続ターゲット補正]] | ;[[連続ターゲット補正]] | ||
− | : | + | :同じユニットを1ターン中に複数回攻撃することで徐々に命中率が上がる。味方も同様の補正を受けうる。 |
− | ;包囲システム | + | ;[[プレースメント補正|包囲システム]] |
− | : | + | :『NEO』と『OE』で採用されているシステムで、攻撃対象ユニットの被包囲エリアに自軍ユニットを配置し囲むことで命中率が上がる(同時に攻撃力も上昇)。味方にも適用されるため敵に包囲されないユニット配置が重要となる。ただし[[無頼 (特殊技能)|無頼]]持ちのユニットには無効化される。 |
;[[高さ]]、[[方向]] | ;[[高さ]]、[[方向]] | ||
:一部作品のみ補正がかかる。 | :一部作品のみ補正がかかる。 | ||
− | ;[[小隊]] | + | ;[[小隊]]系システムによる組み合わせ |
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;その他 | ;その他 | ||
− | :対象が建造物、[[固定物]]、[[巨体]]の場合、及び[[歌]](対味方時)は能力等の影響を受けずに100%になる。 | + | :対象が建造物、[[固定物]]、[[巨体]]の場合、及び[[歌]]・[[特殊行動]](対味方時)は能力等の影響を受けずに100%になる。 |
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;[[集中]] | ;[[集中]] | ||
:最終命中率・最終回避率を+30%も強化する強力な効果が備わっている。最終補正が導入されている作品でも、長い間解説欄には「命中率・回避率を+30%」としか書かれていなかったが、Zのマニュアルにて漸く集中には「最終補正」を強化するという事が記載されるようになった。しかし、通常の解説欄では未だに「命中率・回避率を+30%」のままである。作品によっては最終補正ではない場合がある。 | :最終命中率・最終回避率を+30%も強化する強力な効果が備わっている。最終補正が導入されている作品でも、長い間解説欄には「命中率・回避率を+30%」としか書かれていなかったが、Zのマニュアルにて漸く集中には「最終補正」を強化するという事が記載されるようになった。しかし、通常の解説欄では未だに「命中率・回避率を+30%」のままである。作品によっては最終補正ではない場合がある。 | ||
− | ;[[必中]] | + | ;[[必中]]([[感応]]、並びに[[直感]]他の複合コマンドも含む) |
− | :命中率を100% | + | :命中率を100%にする。『OE』のみ効果が低い。 |
+ | ;[[偵察]] | ||
+ | :主に任天堂携帯機シリーズでは敵の回避率を-10%する効果が付随するため、間接的に命中を上げられる。 | ||
+ | ;[[順応]] | ||
+ | :地形適応が上昇することで命中率も高まる。元々その地形での適応がSの場合はそのまま。 | ||
− | === [[強化パーツ]] | + | === インターミッションでの強化を行う === |
− | 主に[[回避]] | + | ;[[強化パーツ]]・[[スキルパーツ]]を付ける |
+ | :主に[[回避]]([[運動性]])との複合型もあるが、単純に命中率のみ底上げするパーツも存在する。 | ||
+ | ;[[改造]]で[[武器]]の命中率を上げる | ||
+ | :「命中補正」(MXのみ)、「[[照準値]]」を上げる(フル[[改造]]ボーナスで選択できる場合も)。[[資金]]が掛かるのが難点。 | ||
+ | ;[[ジャミング機能]]の追加 | ||
+ | :[[Zシリーズ]]等ではフル改造ボーナスでどの機体でも使用可能になった。 | ||
=== [[パイロットポイント]]、[[歌]]、[[戦術指揮]]で基本命中値を上げる === | === [[パイロットポイント]]、[[歌]]、[[戦術指揮]]で基本命中値を上げる === | ||
− | + | PP(BP)に余裕がある場合は底上げを狙う。 | |
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=== [[特殊技能]]の習得 === | === [[特殊技能]]の習得 === | ||
− | 習得可能な技能は「[[底力]]」「[[見切り]](+10%)」「[[援護攻撃]](+20%・援護攻撃時のみ) | + | 習得可能な技能は「[[底力]]」「[[見切り]](+10%)」「[[援護攻撃]](主に+20%・援護攻撃時のみ)」「[[指揮官|指揮]]」など。ゲームバランスとの兼ね合いか非常に少ない。 |
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=== [[エースボーナス]]の取得 === | === [[エースボーナス]]の取得 === | ||
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=== 敵の回避を下げる === | === 敵の回避を下げる === | ||
− | [[偵察]] | + | 上述の[[偵察]]や[[連続ターゲット補正]]の他、敵機の[[回避]]率・[[運動性]]を下げる[[特殊効果]]を持つ武器で攻撃することでも可能。ただし特殊効果を無効化する特殊能力を有する敵には当然無意味。 |
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+ | === インスパイアシステム(BX) === | ||
+ | 特性「命中」を持つパイロットと隣接することで命中値が上昇する。 | ||
== 関連用語 == | == 関連用語 == | ||
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:命中の対義語。 | :命中の対義語。 | ||
;絶対命中 | ;絶対命中 | ||
− | : | + | :『OE』で登場した特殊スキル。一定確率で命中率(回避率)の計算の影響を受けずに攻撃が命中する、[[分身]]系能力の逆を行く効果。 |
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<!-- == 資料リンク == --> | <!-- == 資料リンク == --> | ||
<!-- *[[一覧:命中]] --> | <!-- *[[一覧:命中]] --> |
2015年10月8日 (木) 12:34時点における版
攻撃が相手にあたること。攻撃の基本中の基本。どんな強力な攻撃でも、当たらないと意味がない。
ここでは命中率に関わる諸要素も挙げる。
命中(能力)
攻撃を当てる能力。これが高いと命中率が高くなる。
命中率
命中率には、通常の命中率とは別に最終命中率が存在する。具体的にこの概念が登場したのは、第2次αからであり、小隊攻撃(+20%)・援護攻撃(+20%)・小隊長能力(命中率+10%等……)に必ず+○○%の補正が掛かる。最終命中率を得られる手段は作品を重ねる毎に増加していき、最新作の第2次Z再世篇では敵パイロットも積極的に最終命中率を得るようになっている。
初代Zのゲーム内のマニュアルでは「最終補正」と記載されている。最終補正は「基本計算式の最後に加えられる数値」なので敵の回避がいくら高くても、最終補正を得ていれば、得た数値分の命中率は約束される(ただし、相手が最終回避率を得ていた場合はその数値分最終命中率=命中率が下がる)。極端な話、最終命中率を何らかの方法で+100%以上得ていれば、敵側に最終回避率の補正が無い限り、常時命中率が100%…言わば必中状態になり、敵パイロットの回避関係の技能+運動性を実質死に能力にする事ができる。分身・精神コマンド等の回避系効果で避けられる事もあるが、これらの技能を積極的に使用する敵はそう多くは無い。
命中率に影響する主な要素
相手側の回避能力も実質的に命中率に影響するので、そちらも合わせて参照。
- 機体の照準値/命中値
- 照準値/命中値が登場する作品ではパイロットの命中値との合計が命中率の基礎となる。過去シリーズでは運動性が回避同様に影響していたが、近年は廃止されている。
- 武器の命中補正
- 機体とパイロットの「地形適応」
- 近年では機体とパイロットの地形適応が「S」の場合は補正されて、向上する。「A」が標準。それより低ければ命中率は下がる。
- 「サイズ」による差
- 回避する側のサイズが「SS」←「S」←「M」←「L」←「2L(LL)」←「3L」の順に補正値が高く、命中しにくくなる。ただし近年のシリーズでは彼我のサイズ差のみを換算するようになり(例えば2Lサイズ同士であればまったく補正がかからない)、単純に大きければ命中しやすい・小さければ命中しにくいとは言えなくなった。
- 「特殊技能」による補正
- 先天性の技能ではニュータイプや強化人間、超能力、SEEDなど。使用者は限られるが最終補正を強化できる。
- 複数に有効なのは指揮官。範囲内の全ての味方に効果があるものの本人は効果が無いので前線に出過ぎると撃墜される危険も少なくない。
- 殆ど敵専用スキルと化しているが、最大の補正値を誇るのが極(+30%)。集中と殆ど同じ補正値を持つ強力なスキルである。
- 「特殊能力」による補正
- ジャミング機能や、EWACなど。
- 「小隊長能力」による補正
- 特に注意事項が書かれていない限り、小隊長能力の命中率・回避率・クリティカル率は全て「最終補正」になっている。最終補正の概念が存在するのにも関わらず「最終」と書かれていない為、分かり難い。『Z』のマニュアルでは「最終補正」と明言されるようになったが、ゲーム中での表記は通常のままである。
- 信頼補正
- 作品によって名称は変わるが、特定キャラ・ユニット同士で隣接したり小隊を組んだりすることで命中や回避等に影響がある。
- 連続ターゲット補正
- 同じユニットを1ターン中に複数回攻撃することで徐々に命中率が上がる。味方も同様の補正を受けうる。
- 包囲システム
- 『NEO』と『OE』で採用されているシステムで、攻撃対象ユニットの被包囲エリアに自軍ユニットを配置し囲むことで命中率が上がる(同時に攻撃力も上昇)。味方にも適用されるため敵に包囲されないユニット配置が重要となる。ただし無頼持ちのユニットには無効化される。
- 高さ、方向
- 一部作品のみ補正がかかる。
- 小隊系システムによる組み合わせ
- 小隊長能力や機体特性・機体ボーナスに命中率(または照準値)が上昇するものを持つものがいれば小隊(PU)全体に効果が及ぶ他、『Z』ではフォーメーションによっても命中が上昇する。
- その他
- 対象が建造物、固定物、巨体の場合、及び歌・特殊行動(対味方時)は能力等の影響を受けずに100%になる。
命中率を上げる手段
精神コマンドを使う
- 集中
- 最終命中率・最終回避率を+30%も強化する強力な効果が備わっている。最終補正が導入されている作品でも、長い間解説欄には「命中率・回避率を+30%」としか書かれていなかったが、Zのマニュアルにて漸く集中には「最終補正」を強化するという事が記載されるようになった。しかし、通常の解説欄では未だに「命中率・回避率を+30%」のままである。作品によっては最終補正ではない場合がある。
- 必中(感応、並びに直感他の複合コマンドも含む)
- 命中率を100%にする。『OE』のみ効果が低い。
- 偵察
- 主に任天堂携帯機シリーズでは敵の回避率を-10%する効果が付随するため、間接的に命中を上げられる。
- 順応
- 地形適応が上昇することで命中率も高まる。元々その地形での適応がSの場合はそのまま。
インターミッションでの強化を行う
- 強化パーツ・スキルパーツを付ける
- 主に回避(運動性)との複合型もあるが、単純に命中率のみ底上げするパーツも存在する。
- 改造で武器の命中率を上げる
- 「命中補正」(MXのみ)、「照準値」を上げる(フル改造ボーナスで選択できる場合も)。資金が掛かるのが難点。
- ジャミング機能の追加
- Zシリーズ等ではフル改造ボーナスでどの機体でも使用可能になった。
パイロットポイント、歌、戦術指揮で基本命中値を上げる
PP(BP)に余裕がある場合は底上げを狙う。
特殊技能の習得
習得可能な技能は「底力」「見切り(+10%)」「援護攻撃(主に+20%・援護攻撃時のみ)」「指揮」など。ゲームバランスとの兼ね合いか非常に少ない。
エースボーナスの取得
エースボーナスの命中率・回避率の補正は全て「最終補正」。
小隊攻撃を行う
小隊長が小隊攻撃を行うと小隊長の最終命中率に+20%の補正が掛かる。第2次αはバグで小隊攻撃を行わなくてもこの補正を得られた(第3次αでは修正)。
敵の回避を下げる
上述の偵察や連続ターゲット補正の他、敵機の回避率・運動性を下げる特殊効果を持つ武器で攻撃することでも可能。ただし特殊効果を無効化する特殊能力を有する敵には当然無意味。
インスパイアシステム(BX)
特性「命中」を持つパイロットと隣接することで命中値が上昇する。