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[[宇宙革命軍]]総統。[[ニュータイプ(X)|ニュータイプ]]を中心に据えた[[ニュータイプ主義]]を宇宙革命軍の思想とし、地球の[[オールドタイプ]]を徹底的に見下している。
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しかし、ザイデルにとってニュータイプ主義は自らの権力独占と選民思想の正当化の為のお題目に過ぎず、本当の意味でのニュータイプの力を理解していなければ、興味すら示していなかった。それどころか、かつてニュータイプであった[[ランスロー・ダーウェル]]を飾り物的の英雄にしたり、本物のニュータイプ能力者である[[ティファ・アディール]]が現れた際には、彼女が地球出身のニュータイプであるという理由から、むしろ異質な存在であるかのように危険視し、排除しようとまで考えており、ランスローや腹心であったニコラの反感や失望を買っている。
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しかし、ザイデルにとってニュータイプ主義は自らの権力独占と選民思想の正当化の為のお題目に過ぎず、本当の意味でのニュータイプの力を理解していなければ、興味すら示していなかった。それどころか、かつてニュータイプであった[[ランスロー・ダーウェル]]を飾り物的な英雄にしたり、本物のニュータイプ能力者である[[ティファ・アディール]]が現れた際には、彼女が地球出身のニュータイプであるという理由から、むしろ異質な存在であるかのように危険視し、排除しようとまで考えており、ランスローや腹心であったニコラの反感や失望を買っている。
  
15年前に失敗に終わった地球の攻略を再び実行せんと、[[コロニーレーザー]]で地球を撃つ「[[ダリア作戦]]」を発動するも、[[ガロード・ラン]]達によってティファを奪還された上に、[[ガンダムダブルエックス]]でコロニーレーザーを破壊されてしまうという、無残な失敗に終わった。その後、二コラから地球との和平を提案されるも、なおも地球への攻撃を諦めようとしないザイデルは、彼を反逆者として処刑。この結果、かえってランスローの失望を買い、彼が宇宙革命軍を離反する決定的な要因を作ってしまった。
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15年前に失敗に終わった地球の攻略を再び実行せんと、[[コロニーレーザー]]で地球を撃つ「ダリア作戦」を発動するも、[[ガロード・ラン]]達によってティファを奪還された上に、[[ガンダムダブルエックス]]でコロニーレーザーを破壊されてしまうという、無残な失敗に終わった。その後、二コラから地球との和平を提案されるも、なおも地球への攻撃を諦めようとしないザイデルは、彼を反逆者として処刑。この結果、かえってランスローの失望を買い、彼が宇宙革命軍を離反する決定的な要因を作ってしまった。
  
 
切り札であったコロニーレーザーを失ってしまったザイデルは地球圏の覇権を握る鍵とされる「[[D.O.M.E.]]」に接触して、自らがニュータイプになろうと目論むが、「D.O.M.E.」からは、射出された[[Gビット]]による抵抗で拒絶され、同じくを目指す新連邦軍との間で戦闘状態となり、激戦を繰り広げる。その後、「D.O.M.E.」への潜入に成功しても、政敵となる[[フィクス・ブラッドマン]]と醜い言い争いを繰り広げ、「D.O.M.E.」からも、ニュータイプ主義に陥っている限り、スペースノイドに未来はないと突き放された。
 
切り札であったコロニーレーザーを失ってしまったザイデルは地球圏の覇権を握る鍵とされる「[[D.O.M.E.]]」に接触して、自らがニュータイプになろうと目論むが、「D.O.M.E.」からは、射出された[[Gビット]]による抵抗で拒絶され、同じくを目指す新連邦軍との間で戦闘状態となり、激戦を繰り広げる。その後、「D.O.M.E.」への潜入に成功しても、政敵となる[[フィクス・ブラッドマン]]と醜い言い争いを繰り広げ、「D.O.M.E.」からも、ニュータイプ主義に陥っている限り、スペースノイドに未来はないと突き放された。
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2012年10月6日 (土) 20:50時点における版

ザイデル・ラッソ(Zaidel Rasso)

宇宙革命軍総統。ニュータイプを中心に据えたニュータイプ主義を宇宙革命軍の思想とし、地球のオールドタイプを徹底的に見下している。

しかし、ザイデルにとってニュータイプ主義は自らの権力独占と選民思想の正当化の為のお題目に過ぎず、本当の意味でのニュータイプの力を理解していなければ、興味すら示していなかった。それどころか、かつてニュータイプであったランスロー・ダーウェルを飾り物的な英雄にしたり、本物のニュータイプ能力者であるティファ・アディールが現れた際には、彼女が地球出身のニュータイプであるという理由から、むしろ異質な存在であるかのように危険視し、排除しようとまで考えており、ランスローや腹心であったニコラの反感や失望を買っている。

15年前に失敗に終わった地球の攻略を再び実行せんと、コロニーレーザーで地球を撃つ「ダリア作戦」を発動するも、ガロード・ラン達によってティファを奪還された上に、ガンダムダブルエックスでコロニーレーザーを破壊されてしまうという、無残な失敗に終わった。その後、二コラから地球との和平を提案されるも、なおも地球への攻撃を諦めようとしないザイデルは、彼を反逆者として処刑。この結果、かえってランスローの失望を買い、彼が宇宙革命軍を離反する決定的な要因を作ってしまった。

切り札であったコロニーレーザーを失ってしまったザイデルは地球圏の覇権を握る鍵とされる「D.O.M.E.」に接触して、自らがニュータイプになろうと目論むが、「D.O.M.E.」からは、射出されたGビットによる抵抗で拒絶され、同じくを目指す新連邦軍との間で戦闘状態となり、激戦を繰り広げる。その後、「D.O.M.E.」への潜入に成功しても、政敵となるフィクス・ブラッドマンと醜い言い争いを繰り広げ、「D.O.M.E.」からも、ニュータイプ主義に陥っている限り、スペースノイドに未来はないと突き放された。

「D.O.M.E.」が機能を停止するに及んで、なおもニュータイプ主義にこだわり戦闘を続行しようとしたが、最後はその醜態からフロスト兄弟の怒りを買い、ガンダムヴァサーゴガンダムアシュタロンのサテライトランチャーによって乗艦ごと消滅させられた。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦R
ネオ・ジオンに所属している。シナリオ「戦士、再び…」でサダラーンに乗る。この作品では死亡せず、デキム共々地球で裁きを受けることとなった。なお、原作での政敵であるブラッドマンは登場していない。
スーパーロボット大戦Z
政敵のブラッドマンがスパロボに初登場したため、原作での醜い言い争いも、その最期もしっかり再現されている。

人間関係

ランスロー・ダーウェル
15年前の戦いの時からの部下であるニュータイプの男性。現在はニュータイプの力を失った彼を前大戦の英雄として祭り上げているが、次第に自らの横暴な振る舞いが原因で、最終的には決別される。
ガロード・ラン
自らの考案したダリア作戦を失敗に終わらせる。その後は、特に絡みはないが、Zではニュータイプの意味を本当に理解しているのかと、疑問に思われる。
ジャミル・ニート
15年前の戦争で、敵として戦った。
フィクス・ブラッドマン
政敵で、新地球連邦の代表。しかし、同じ穴のムジナであり、権力欲の権化同士で醜く言い争った。また、Zでは、15年前の大戦から、自分の元にランスロー以外でニュータイプに覚醒した者がいないという事実を突き付けられており、宇宙革命軍が勝利すればスペースノイドが全てニュータイプに覚醒するという、無茶苦茶な言い訳をしている。

他作品との人間関係

ザイデルは他のガンダムシリーズのニュータイプ達が自分のニュータイプ主義を理解しない事に憤りを感じているが、本人達から見ればザイデルのニュータイプ主義は鬱陶しい事この上ないようである。

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
Rでは、ニュータイプが自分が思っている程器用ではないと、指摘される。
シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
Rでは「ニュータイプがスペースノイドの為に戦う存在」という考えを否定され、ニュータイプを選民思想に利用している事実も指摘された。
カミーユ・ビダン
Rでは「魂をニュータイプという言葉で縛られている」と評され、Zでは、「ニュータイプであるかはどうかは関係ないが、その考えを認めてはならない」とやはり否定されている。
ハマーン・カーン
Rでは同じスペースノイド同士で同盟を結んでいるが、ニュータイプが何であるかは自分が決めるとまで言いだす傲慢な物言いから、本気で呆れられている。Zでは、アプリリウス同盟軍として、同盟を結んでいるが、ifルートでは彼女から「ニュータイプの意味を履き違えている男」と見限られる。
ジュドー・アーシタ
Rでは、醜悪なまでにニュータイプに固執する彼に「鬱陶しい存在」と断じられる。

アナザーガンダムシリーズ

ドモン・カッシュ
Rでは、マイクロウェーブ送信施設ラウンドナイツに遭遇した際に、彼らに銃を向けるも彼に持っていた銃を取り上げられてしまう。

スーパー系

破嵐万丈
直接の絡みは無いが、Zにて、ブラッドマンとの醜い言い争いを「ブルドックと土佐犬の吠え合い」と比喩される。

話題まとめ

資料リンク

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