「アルカイド・ナアシュ」の版間の差分
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2012年7月19日 (木) 22:50時点における版
アルカイド・ナアシュ(Alkaid Na'ash)
圧倒的な強さを以って修羅達の頂点に君臨する覇者。覇皇拳という拳法を体得している。数千年の争いにより修羅界が滅亡の危機に瀕したため、地球圏を新たな修羅界へと変化させるべく侵攻してきた。
戦闘民族である修羅の筆頭に立つだけあって覇気・戦闘力ともに右に出る者はおらず、傲岸不遜のマグナスにすら「敵わない」と言わしめる。かと言って暴君では決してなく、フォルカを一時見逃したアルティスの真意を汲んだり、ミザルの叛意を知りつつ御していたりなど、器の大きい人物である(少なくとも、修羅の価値観においては「名君」と称されるべきであろう)。OG外伝の決戦においては、「戦いを見届けろ」との命令に反し、参戦してきた修羅兵達がいたことなどから、カリスマ性も高かったとみられる。
OGシリーズでの追加設定では「羅国」という修羅界に存在した国の国王であったらしい。
先人達が2000年かけて築き上げて来た修羅の生き方を微塵も疑っておらず、またそれを背負う自身に誇りを持っており、それゆえ頑迷な一面もある。その一方で自らを超える修羅が現れる時を待っており、フォルカに敗れたことで彼に修羅の未来を託し、自身は修羅としての生き方に殉じて力尽きた。
名称の由来は北斗七星の先端、「ベネトナシュ」(Benetnasch)とその別名「アルカイド」(Alkaid)からとみられる。また、キャラクターの原型は言うまでもなく『北斗の拳』のラオウであろう。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 自らの力で修羅達を地球圏へと転移させ、新たな修羅界を作ろうとした。一度倒されると、心に刻んだ相手の力を体現する奥義闘鬼転生を使用し、修羅将軍の修羅神を復活させた。奥義の元ネタは『北斗の拳』の無想転生だと思われるが、内容的には一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する水影心の方が近い。元ネタのまま(透明化して攻撃をかわす)であれば、プレイヤーの勝利は不可能なので仕方ない。なお、表記は「修羅王」のみであり、本名についてはフォルカの口から何度か「修羅王アルカイド」と呼ばれる程度であった。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 突如現れた箱舟「ソーディアン」へ修羅達を率いて乗り込み、転移先の地球圏を新たな修羅界と化そうと目論んだ。精神防壁がなくなった代わりに、ユニット共々能力値がバンプレスト準拠で組み直されており、C3が嘘のような強さを誇る。ちなみに顔グラフィックが4つしかない。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
その印象からは想像もつかないが、実はOG外伝の敵パイロットの中で回避が一番高い。よって、ラハ・エクスティムに神化した後は、見た目とは裏腹な回避能力を発揮して来る。他の名有りパイロットと比べても一回り以上高い能力値を誇り、これを越えるのはダークブレインのみ。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- COMPACT3
- 精神防壁
- OG外伝
- 底力Lv9、インファイトLv9、カウンターLv9、見切り、Eセーブ、気力+ (ダメージ)
COMPACT3では精神防壁が脅威。OG外伝ではさすがに持っていないが、代わりに攻撃的な技能が揃っている。ガードがないのは救いだが、代わりに見切りの効果で命中率、そしてただでさえ高い回避率がさらに高くなる。底力の効果でどんどん硬くなる上、機体の能力でHPが凄まじい勢いで回復するため、育成が足りないと確実に詰む。
固有エースボーナス
パイロットBGM
- 「業拳にて覇道を往く者」
- 曲自体はCOMPACT3から存在。OG外伝にてブラッシュアップされると共に曲名が判明した。ちなみに、元々は修羅側のイベント曲。
人間関係
- ミザル・トゥバル
- 古参の配下であり軍師。翻意があることを知りながらもその力を利用するため、処断はしなかった。
- アルティス・タール
- 配下の修羅将軍にして右腕。力量でいえば自身に次ぐ存在。
- メイシス・マルク、マグナス・アルド
- 配下の修羅将軍。
- フォルカ・アルバーク
- 自らの首を狙う存在であるが、拳を交えることを心待ちにしている一面もある。
- アレディ・ナアシュ
- 「波国」の修羅。アルカイドと同じ覇皇拳を体得している。同じ苗字や覇皇拳などの共通点が見られるが関連は今のところ未詳。
名台詞
- 「わしは修羅王!わしは過ちを認めぬ!謝罪もせぬ!許して欲しいとも思わん!ただ、この身で全てを砕き進むのみ!!」
- COMPACT3において、最終決戦に挑む前に部下の墓前で語った台詞。
- 「我が覇皇拳は至高にして究極!!」
- OG外伝より、「覇皇破滅拳」使用時の台詞の一つ。ちなみにアレディにも同様の台詞がある。元ネタがあるかは不明だが、一部に「美味しんぼ」ではないか、という説がある。
搭乗機体・関連機体
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