「ルザムノ・ラスフィトート」の版間の差分
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2013年7月2日 (火) 23:55時点における版
ルザムノ・ラスフィトート(Ruzamuno Rasphitot)
平和と調和により争いを無くす「調和神ルザムノ・ラスフィトート」と呼ばれ、「ラ・ギアス」においては破壊神サーヴァ・ヴォルクルスと創造神ギゾース・グラギオスと並び『三邪神』と評される。ヴォルクルスが「恐怖・死」といった負の感情から生まれたのと同じ、調和神ラスフィトートもまた人々の平和と調和という願いが、歪んだ形となった(無念の死からの、こみ上げる平和への想い)、要は種類が違うだけで負の感情から生まれた存在である。
天秤を模した形状をしており、支点部分には通常は瞳を閉じている人の顔があり、その上部には内部に人の形をした存在がいる緑色のクリスタルが嵌っている。
ラスフィトートの行動原理は平和を乱す存在を破壊することであり、ヴォルクルスと行動原理が全く同じである。唯一の相違点はヴォルクルスは「破壊による恐怖と死を与える」のに対し、ラスフィトートは「破壊することで平和と調和が生まれる」という点である。故に、シュウは『ラフィストートがもたらすのは死の静寂』と評している。
過去のラングラン紀元においてゼノサキス一族によって封印された。その存在は年月が過ぎることで人々からも忘れ去られてしまい、現在においては存在自体が確認されなかった。
ヴォルクルス教団により再度のヴォルクルス復活の際に明らかにされたところによれば、ラスフィトートを復活させることで負の感情を引き立てることであり、最終的にはグラギオスをも復活させることで完全なヴォルクルスの復活は元より、ラスフィトートとグラギオスが齎す負のエネルギーによってラ・ギアスを無に帰することが最終目的と思われる。
なお、ポゼッションしたティアン曰く、放っておいても勝手に復活するらしい。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
ヴォルクルス教団の暗躍によりラスフィトートが復活。復活の際に生じた大量のプラーナにより精霊たちの活動が活発化し、魔装機が強制的ポゼッションする事態が発生。ティアンの決死の行動により一時期復活は阻止されたが、かねてより暗躍していたエルシーネ・テレジアの手によりヴォルクルスと共にラスフィトートの両者が復活。これに対し、マサキ・アンドー率いるアンティラス隊が阻止。エルシーネは倒され、ヴォルクルスとラスフィトートの完全な復活は阻止された(※南部ルートでの結末)。
ルートにより結末が分かれるが、エルシーネ自身が平和と調和を、歪んだ形で望んだため、ラスフィトートの復活のキーとなった。
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 序盤戦では分身体の「ラスフィトート」と、終盤の分岐による本体の「R・ラスフィトート」が登場。本体は南部ルート(ヤンロンルートとも)における「終末の黙示」に登場。同時に出現するS・ヴォルクルスと相手にする。攻撃手段は分身体も本体も全く同じで、違う点は耐久力と回避率、スキルの差である。なお、ヴォルクルスと違い、本体でも分身体でも口調は変わらない。
装備・機能
- 仲裁の手
- クリスタル内の人型より光線を放つ。
- 謐かなる平衡(しずかなるへいこう)
- 天秤に羽根と攻撃対象の魂と思しき光体を乗せて対象を有罪判定した後、複数の魔方陣を描き、魔方陣からプラーナを放出する。
特殊能力
- HP回復(小)~(大)
- MG回復(小)~(大)
移動タイプ
- 陸
- 魔装機神シリーズでは空の概念はない。
属性
- 無
- 属性なし。
BGM
- 「決戦」
名台詞
- 「我は争いを好まぬ。 武器を捨てろ」
「我が真意が伝わらぬのか? 戦いは戦いを生む……お前達もその事は身に染みておろう」 - シナリオ「エランの目的」において初めて遭遇したマサキに対して。これによってマサキは脳裏にマーガレットやムデカ、そしてエルシーネの言葉がよぎり、己が力の有様に疑念と迷いを抱いてしまう。
- そしてこれがもとでサイバスターから拒否されてしまう…。
- 「ヴォルクルスの加護を受けている者には手を出さぬ…それが我らのしきたり故」
- 「なぜ……こうまでして戦う?全てを我に委ねれば、争いのない世界になるというのに……」
- シナリオ「終末の黙示」におけるラスフィトートの最期の台詞。
相対関係
メモ
- 魔装機神IIのスタッフロールでは担当声優は明かされず「???」と表記されていた。後に2012年10月27日の「第2次スーパーロボット大戦OG PV先行上映&トークショー」において、寺田Pより置鮎龍太郎氏が担当していたことが発表された。
これは、声優を明かす事で「置鮎氏が演じる別のキャラと関連があるのではないか」と思われるのを防ぐためとの事。
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