「破嵐創造」の版間の差分
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[[火星]]におけるサイボーグ工学の権威で、主人公・[[破嵐万丈]]の実父。[[ダイターン3]]の物語の根源に関わる重要人物である。 | [[火星]]におけるサイボーグ工学の権威で、主人公・[[破嵐万丈]]の実父。[[ダイターン3]]の物語の根源に関わる重要人物である。 | ||
− | + | 人類の宇宙進出や未開拓惑星での作業を可能とし、人類との共存できる[[サイボーグ]]を生み出すべく、ビューティ観光会社等といった大企業からの出資を受け、自らの理想に基づいたサイボーグ「[[メガノイド]]」を生み出した。しかし、その過程で創造は、何を思ったのか妻と実の息子(万丈の母と兄)をメガノイドを開発する為の実験体にしてしまい、更にメガノイド達は自分達が「人間を超えた存在」としてエゴを肥大化させる事になり、火星で反乱を起こす事態を招いてしまう。</br>その後の創造の享受は不明であるが、万丈はメガノイド反乱の際に創造が試作した[[メガボーグ]](後のダイターン3)と大量の金塊を奪う形で火星を脱出。やがて地球に向けて侵略を開始したメガノイドと、メガノイド撲滅の為に行動する万丈の熾烈な戦いの構図を作ってしまう事になり、物語における所謂「真の元凶」とも言える存在となった。 | |
− | + | どの様な人物であったのかは詳しく描かれていないものの、第36話にて息子や妻と共に、コマンダー・プロイド(SRW未登場)の見せた幻影として万丈の前に現れた際は、狼狽した彼から「あんな優しい親父なんて…ある訳が…」と言われている。更には怒りを爆発させた万丈が創造の幻影を振り切ったのを見たプロイドは「人間というものは、肉親に対してあんなにも怒りを抱けるものなのか…?」と評しており、少なくとも、真っ当な人間性は持っていなかった事が伺われる。</br>ただし、助手であった[[プロフェッサー・ミナモト]]からは深く敬意を評されており、火星がメガノイドによって完全に制圧された後も、創造が理想としたサイボーグの研究を続けていたが、最終的に誕生したスペシャル1号は、[[ドン・ザウサー]]の命令に従うだけのロボット同然の物で終わり、ミナモトがメガノイドに絶望する決定的な理由となっている。 | |
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最終話である第40話では、幻聴としてドン・ザウサーの攻撃で気を失っていた万丈に語り掛け、[[コロス]]の意思を受けて目覚めたドン・ザウサーの復活が不完全なものである事を告げているが、当の万丈からはあくまでも自分の力は借りないと宣言され、拒絶されている。 | 最終話である第40話では、幻聴としてドン・ザウサーの攻撃で気を失っていた万丈に語り掛け、[[コロス]]の意思を受けて目覚めたドン・ザウサーの復活が不完全なものである事を告げているが、当の万丈からはあくまでも自分の力は借りないと宣言され、拒絶されている。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 原作でも直接登場した事は無い(幻や幻聴としては現れている)為か、現在の所、スパロボ作品でグラフィックを伴って直接的に登場してはいないが、一部の作品では万丈とドン・ザウサーの決戦にて、原作同様に幻聴となって万丈に囁いている為、厳密にいえば'''[[名前のみ登場する人物|名前だけの登場人物ではない]]'''。 | |
− | + | [[αシリーズ]]以降のダイターン3が参戦するスパロボ作品では、幾つかのクロスオーバー設定が設けられており、またメガノイドが話題に出た際はかなりの高い確率で創造の名が挙げられる。また、サイボーグ工学の権威であった事から、他の作品の科学者達とはその存在を知られていたり、あるいは直接顔見知りであったりする。 | |
− | + | 一方、創造が生み出してしまったメガノイドの技術が、皮肉にも誰かの命を救ってしまう事もあり、作品によっては一概に悪人とは言い切れない存在として扱われる事もある。これは創造を憎む万丈にとってもかなり複雑なようで、メガノイドの技術で命が救われた事に周囲が喜ぶ中、一人葛藤する様子を見せる事が多い。 | |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦α]] | ;[[スーパーロボット大戦α]] | ||
− | :[[ネルフ]]の司令官である[[碇ゲンドウ]] | + | :[[ネルフ]]の司令官である[[碇ゲンドウ]]とは過去に旧知の間柄であった事が明かされており、息子の万丈も顔見知りとなっている。また、万丈の台詞からも、どうやら[[人類補完計画]]の全容についても知っていたようである。 |
;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ||
− | : | + | :メガノイドとの最終決戦にて、原作と同様に万丈に幻聴として語り掛けており、そして拒絶されている。 |
;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | ||
:セントラルドグマにおける万丈とゲンドウの対決では、過去に人工進化研究所でメガノイド開発の計画をしていた事が明かされている。また、本作では万丈が創造に改造されたメガノイド説が適用されている。 | :セントラルドグマにおける万丈とゲンドウの対決では、過去に人工進化研究所でメガノイド開発の計画をしていた事が明かされている。また、本作では万丈が創造に改造されたメガノイド説が適用されている。 | ||
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:物語の冒頭で、その存在度メガノイドの開発についてが語られている。また、本作の最終決戦の相手は、メガノイドになっている。 | :物語の冒頭で、その存在度メガノイドの開発についてが語られている。また、本作の最終決戦の相手は、メガノイドになっている。 | ||
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− | :[[木連]]との会談で瀕死の重傷を負った[[白鳥九十九]] | + | :[[木連]]との会談で瀕死の重傷を負った[[白鳥九十九]]の命を救う為に、創造の生み出したメガノイドの技術を利用する事を提案している。ただ、万丈にとっては断腸の思いであった様で、台詞からもかなりの抵抗感があった模様。 |
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:ビューティー観光会社の社長令嬢。彼女の父親に取り入って資金提供を受ける形でメガノイドを生み出しており、自責の念を感じた彼女が自ら万丈のアシスタントになる切っ掛けを作っている。 | :ビューティー観光会社の社長令嬢。彼女の父親に取り入って資金提供を受ける形でメガノイドを生み出しており、自責の念を感じた彼女が自ら万丈のアシスタントになる切っ掛けを作っている。 | ||
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;[[ライゾウ・カッシュ]] | ;[[ライゾウ・カッシュ]] | ||
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:父親の[[ミカムラ博士]]を通じてなのか、彼女も創造について知っていた。 | :父親の[[ミカムラ博士]]を通じてなのか、彼女も創造について知っていた。 | ||
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:IMPACTでは、「火星で新人類を創造しようとし、結局は地球の敵を増やしただけの愚か者」として軽蔑されている。 | :IMPACTでは、「火星で新人類を創造しようとし、結局は地球の敵を増やしただけの愚か者」として軽蔑されている。 | ||
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:α(DC版)及び第3次αでは、彼から「人類の進化の手段」の一つとして、[[強化人間]]と共に自らのメガノイド改造計画が挙げられているが、α(DC)版では、それを聞いた万丈からは「ただの人体改造」と、激怒される形で非難されている。 | :α(DC版)及び第3次αでは、彼から「人類の進化の手段」の一つとして、[[強化人間]]と共に自らのメガノイド改造計画が挙げられているが、α(DC)版では、それを聞いた万丈からは「ただの人体改造」と、激怒される形で非難されている。 | ||
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:αでは、彼からもメガノイド開発の功績に一目置かれており、万丈との初対面時は、創造の遺志を継いで全人類をメガノイド化しても良いと、とんでもない事を言っている。当時のユーゼスは、マッド・サイエンティストと化していた為に、本当にやりそうで怖い。 | :αでは、彼からもメガノイド開発の功績に一目置かれており、万丈との初対面時は、創造の遺志を継いで全人類をメガノイド化しても良いと、とんでもない事を言っている。当時のユーゼスは、マッド・サイエンティストと化していた為に、本当にやりそうで怖い。 | ||
+ | ;[[イオリア・シュヘンベルグ]]、[[ギルバート・デュランダル]] | ||
+ | :Zシリーズでは、彼らと共に[[クロノ]]の改革派に属していたが、創造のやり方はこの二人と比べると無茶な部分が目立っていた。 | ||
==名台詞== | ==名台詞== |
2017年3月14日 (火) 14:21時点における版
破嵐創造 | |
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読み | はらん そうぞう |
登場作品 | 無敵鋼人ダイターン3 |
声優 | 仲木隆司 |
デザイン | 塩山紀生 |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
所属 | 火星 |
概要
火星におけるサイボーグ工学の権威で、主人公・破嵐万丈の実父。ダイターン3の物語の根源に関わる重要人物である。
人類の宇宙進出や未開拓惑星での作業を可能とし、人類との共存できるサイボーグを生み出すべく、ビューティ観光会社等といった大企業からの出資を受け、自らの理想に基づいたサイボーグ「メガノイド」を生み出した。しかし、その過程で創造は、何を思ったのか妻と実の息子(万丈の母と兄)をメガノイドを開発する為の実験体にしてしまい、更にメガノイド達は自分達が「人間を超えた存在」としてエゴを肥大化させる事になり、火星で反乱を起こす事態を招いてしまう。
その後の創造の享受は不明であるが、万丈はメガノイド反乱の際に創造が試作したメガボーグ(後のダイターン3)と大量の金塊を奪う形で火星を脱出。やがて地球に向けて侵略を開始したメガノイドと、メガノイド撲滅の為に行動する万丈の熾烈な戦いの構図を作ってしまう事になり、物語における所謂「真の元凶」とも言える存在となった。
どの様な人物であったのかは詳しく描かれていないものの、第36話にて息子や妻と共に、コマンダー・プロイド(SRW未登場)の見せた幻影として万丈の前に現れた際は、狼狽した彼から「あんな優しい親父なんて…ある訳が…」と言われている。更には怒りを爆発させた万丈が創造の幻影を振り切ったのを見たプロイドは「人間というものは、肉親に対してあんなにも怒りを抱けるものなのか…?」と評しており、少なくとも、真っ当な人間性は持っていなかった事が伺われる。
ただし、助手であったプロフェッサー・ミナモトからは深く敬意を評されており、火星がメガノイドによって完全に制圧された後も、創造が理想としたサイボーグの研究を続けていたが、最終的に誕生したスペシャル1号は、ドン・ザウサーの命令に従うだけのロボット同然の物で終わり、ミナモトがメガノイドに絶望する決定的な理由となっている。
最終話である第40話では、幻聴としてドン・ザウサーの攻撃で気を失っていた万丈に語り掛け、コロスの意思を受けて目覚めたドン・ザウサーの復活が不完全なものである事を告げているが、当の万丈からはあくまでも自分の力は借りないと宣言され、拒絶されている。
享受
メガノイドが反乱を起こした後、創造がどうなってしまったのか、作品では詳しく描かれていない。
一説では、メガノイドの首魁であるドン・ザウサーこそが創造の成れの果てではないかとされており、創造の名前「そうぞう」を旧仮名遣いに変換すると「さうざう」となり、「ザウサー(ざうさう)」のアナグラムになっている事からも、その説を信じるファンも多い。また、創造に改造されてしまった万丈の母と兄のサイボーグの姿も、ドン・ザウサーに酷似した外見で、脳もむき出しになっている事から、よりその可能性が強くなっている。
しかし、万丈=メガノイド説と同様に、創造とドン・ザウサーの関係性については最後まで明かされる事は無く、現在もその真実については判明していない。
登場作品と役柄
原作でも直接登場した事は無い(幻や幻聴としては現れている)為か、現在の所、スパロボ作品でグラフィックを伴って直接的に登場してはいないが、一部の作品では万丈とドン・ザウサーの決戦にて、原作同様に幻聴となって万丈に囁いている為、厳密にいえば名前だけの登場人物ではない。
αシリーズ以降のダイターン3が参戦するスパロボ作品では、幾つかのクロスオーバー設定が設けられており、またメガノイドが話題に出た際はかなりの高い確率で創造の名が挙げられる。また、サイボーグ工学の権威であった事から、他の作品の科学者達とはその存在を知られていたり、あるいは直接顔見知りであったりする。
一方、創造が生み出してしまったメガノイドの技術が、皮肉にも誰かの命を救ってしまう事もあり、作品によっては一概に悪人とは言い切れない存在として扱われる事もある。これは創造を憎む万丈にとってもかなり複雑なようで、メガノイドの技術で命が救われた事に周囲が喜ぶ中、一人葛藤する様子を見せる事が多い。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ネルフの司令官である碇ゲンドウとは過去に旧知の間柄であった事が明かされており、息子の万丈も顔見知りとなっている。また、万丈の台詞からも、どうやら人類補完計画の全容についても知っていたようである。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- メガノイドとの最終決戦にて、原作と同様に万丈に幻聴として語り掛けており、そして拒絶されている。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- セントラルドグマにおける万丈とゲンドウの対決では、過去に人工進化研究所でメガノイド開発の計画をしていた事が明かされている。また、本作では万丈が創造に改造されたメガノイド説が適用されている。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 創造の生み出したメガノイドの技術が、エクステンデッドに改造されていたステラ・ルーシェの治療に応用されている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 過去にクロノの改革派に属していた事が語られている。いずれ訪れる絶望の未来を人類をメガノイド化することで防ごうとしていたらしいが、結果的に創造の手段は新たな災いを呼ぶだけになってしまった。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 物語の冒頭で、その存在度メガノイドの開発についてが語られている。また、本作の最終決戦の相手は、メガノイドになっている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 木連との会談で瀕死の重傷を負った白鳥九十九の命を救う為に、創造の生み出したメガノイドの技術を利用する事を提案している。ただ、万丈にとっては断腸の思いであった様で、台詞からもかなりの抵抗感があった模様。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 火星でのメガノイドとの最終決戦にて、原作と同様に万丈に幻聴として語り掛けており、やはり拒絶されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 火星の後継者の北辰が、自らの生み出したメガノイドの技術でメガノイド化した事が語られており、その為に万丈にとっても北辰は見逃せない存在となっている。
人間関係
家族
- 破嵐万丈
- 息子で次男。自身の所業から完全に憎悪の対象となっており、幻影となって現れた時ですら拒絶されていた。その時の万丈のセリフからも、創造の人間性が真っ当では無かった事が推察できる。
- 一説では万丈もまた、創造によってメガノイドに改造されてしまったと言われているが、真相は不明。
- ドン・ザウサーとの最終決戦では、幻聴で万丈に語り掛けているが、果たしてそれは本当に万丈に対する「償い」であったのか…?
- 万丈の母、万丈の兄
- 妻と息子(長男)。この二人をメガノイド開発の為の実験体にしてサイボーグ化してしまい、万丈がメガノイドを激しく憎悪する決定的な切っ掛けを作っている。
- 二人の改造された姿は、ドン・ザウサーの姿とかなり酷似しており、これが創造=ドン・ザウサー説を匂わせるものとなっている。
メガノイド
- ドン・ザウサー
- 自らの生み出したメガノイドの初期型。後に彼を中心にメガノイド達が反乱を起こす事になった。
- 前述の仮説からも、創造の成れの果ての姿ではないかと言われているが、現在も真相は判明してはいない。
その他
- プロフェッサー・ミナモト
- 助手。メガノイドが反乱を起こした後も、自身の本来の理想を実現させようとしていたが、結局はそれが間違いでしかなかった事を思い知る事になった。
- ビューティフル・タチバナ
- ビューティー観光会社の社長令嬢。彼女の父親に取り入って資金提供を受ける形でメガノイドを生み出しており、自責の念を感じた彼女が自ら万丈のアシスタントになる切っ掛けを作っている。
他作品との人間関係
- ライゾウ・カッシュ
- RRRでは、宇宙時代の危機管理対策を練るプロジェクトの元同志。プロジェクトを去った後、その理念の延長線上で地球再生による平和で解決しようとアルティメットガンダムを作った。
- レイン・ミカムラ
- 父親のミカムラ博士を通じてなのか、彼女も創造について知っていた。
- シャピロ・キーツ
- IMPACTでは、「火星で新人類を創造しようとし、結局は地球の敵を増やしただけの愚か者」として軽蔑されている。
- 碇ゲンドウ
- αでは、彼のセリフからも旧知の間柄であった事が明かされており、万丈のセリフからも、創造は人類補完計画の全容について知っていた模様。
- α(DC版)及び第3次αでは、彼から「人類の進化の手段」の一つとして、強化人間と共に自らのメガノイド改造計画が挙げられているが、α(DC)版では、それを聞いた万丈からは「ただの人体改造」と、激怒される形で非難されている。
- ショット・ウェポン
- IMPACTでは、同じ科学者である彼からもその存在を知られており、コマンダー・ネロスを見た時は、メガボーグについても知っていた。
- エンジ・オヅヌ
- RRRでは、宇宙時代の危機管理対策を練るプロジェクトの元同志。自身のメガノイドに対して、彼はイデアラントを創造している。
- ユーゼス・ゴッツォ
- αでは、彼からもメガノイド開発の功績に一目置かれており、万丈との初対面時は、創造の遺志を継いで全人類をメガノイド化しても良いと、とんでもない事を言っている。当時のユーゼスは、マッド・サイエンティストと化していた為に、本当にやりそうで怖い。
- イオリア・シュヘンベルグ、ギルバート・デュランダル
- Zシリーズでは、彼らと共にクロノの改革派に属していたが、創造のやり方はこの二人と比べると無茶な部分が目立っていた。
名台詞
- 「我が子よ…勝てる…コロスの必死の脳波がドンを一時的に目覚めさせただけだ…。人間の精神がそんな…そんな…そん…な…」
- 原作第40話のドン・ザウサーとの最終決戦で、裁きの雷によって追い詰められた万丈に幻聴として語り掛けるが、万丈はむしろその声に反発する形で奮起し、ドン・ザウサーを打ち倒すことになる。
- 一見すると、万丈が語っていた通り、息子への「償い」を思わせる台詞だが、聞き取り方によっては、数多のメガノイド達を葬ってきた万丈の前ではドン・ザウサーでさえも勝てない事を「称賛」しているようにも聞こえる。万丈がドン・ザウサーを倒した後、「僕は…厭だ…!」と呟いたのも、一生父親の思惑通りに支配される可能性への「恐怖」があったからなのかもしれない…。
- スパロボでも、何度かこのセリフで万丈に語り掛けるシーンがある。