「カティア・グリニャール」の版間の差分
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== パイロットステータス設定の傾向 == | == パイロットステータス設定の傾向 == |
2016年7月22日 (金) 19:50時点における版
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:日笠陽子
- 種族
- 性別:女
- キャラクターデザイン:糸井美帆
概要
実験体としてガウ=ラ・フューリアに拉致され、フェステニア・ミューズ、メルア・メルナ・メイアと共にサイトロンへの適応ができるよう肉体改造を施された3人娘の一人。 ファンからは他の2人を含めて「3人娘」と称されることが多い。3人娘共通の話だが、実験により記憶が曖昧になっている故に、どこ出身なのか、いつ頃、どういった形で拉致されたのかについて不明。一応、グリニャールという苗字はフランス系ではある。
3人の中では一番大人びた外見をしており、リーダー格を務める。真面目な性格で主人公と言い争う一面も見られるが、流されやすい所もあり、こっそりルリの真似をしたり、ゲキ・ガンガーを見て「これ面白いです!」と言うシーンも。
なお、年齢は不明だが、EDによっては他の二人と一緒に統夜や千鳥かなめの後輩となることからだいたい16歳前後、もしくは統夜と並ぶと姉と弟に見えてしまう等の発言や三人娘のリーダー格を務めていることから、統夜より少し年上くらいであると思われる。
本編では特に描写されないが、ラフイラストでは左手で箸を持っているカットがあるので左利きと思われる。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 主人公機のサブパイロット候補の一人。彼女をパートナーに据える事で、運動性+10と武器射程+1の恩恵を受けられる。能力値ボーナスだけ見ればベルゼルートやクストウェルのようなリアル系向けだが、鉄壁を覚えればスーパー系でも貢献度がアップ。また、最初から祝福を習得しているのも大きなポイント。序盤(特に1週目)の資金稼ぎに一役買ってくれる。後継機の必殺武器のアニメは、全体的に前期機体を踏襲したものが多い。またラフトクランズに搭乗している時のみ、出撃回数が一定数を越えることでオルゴンライフルFモードが使用可能になる。ラフトクランズは遠距離攻撃がオルゴンライフルだけなので、彼女を乗せておくと反撃の選択肢が広がる。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 声がつき、担当声優の日笠陽子氏は今作がスパロボシリーズ初出演となる。デザイン面では基本的な部分はさほど変わらないが、ニーソックスや上着に柄や模様が追加されるなど細かい部分の装飾が多くなっている。
- 『J』時とは違い、当初はトーヤの事を君付けで呼んでいる。トーヤから年上と明言されているため、年齢は18~19位と思われる。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
パイロットBGM
- Resolution
- 一定回数以上カティアを乗せて出撃させると使用可能な主人公後継機の最強武器を使用した際、カティア専用BGMが流れる。『J』ではBGMセレクトには登録されない。曲名は『OGMD』にて判明。
人間関係
- 紫雲統夜
- パートナー。進み方によっては恋人同士に。
- カルヴィナ・クーランジュ
- パートナー。進み方によっては秘書に。
- フェステニア・ミューズ、メルア・メルナ・メイア
- 共に実験体として過ごした仲間。
名台詞
- カティア「統夜、地上とは違うわ。周囲のどこからでも攻撃がくる。それだけ注意して。後は私がフォローします。一度実戦をしたのだから、基本的な操作はもうわかっているわよね」
統夜「…そんなの、わかるものかよ。それでもやれって言うんだろ!?」
カティア「統夜…」
統夜「いいさ、やってやるよ。だけど、どうなったって知らないからな!」
カティア「サイトロンが教えてくれる。あなたなら大丈夫よ。私を信じて。私と、(主人公機)を」
統夜「……」 - 2話「目的地、火星!」での出撃時のやり取り。
- 「どうしてわからないの。私たちがどういう状況にいるのか、統夜だってわかっているでしょう?」
- 地上ルート23話「超電磁合体不能!」より(統夜主人公時)。勇とクインシィの関係を何とかしてやれないかと気にかける統夜に対して。カティアとしては統夜が不必要な危険をおかす事を心配して釘を刺したのだろうが、言い争いに発展してしまい、険悪な雰囲気になってしまう。
- 「怒ってなんかいない。ほら敵が来るわよ統夜」
- 同シナリオの出撃時。ぶっきらぼうな様子には統夜も萎縮してしまう。
- 「違う。違う違う! 援護ならできたわ。確かにそれじゃあの人は止められなかったかもしれない。でもユウの盾になってグランチャーの前に飛び込むことはなかった! (主人公機)が破壊されてしまったらどうする気なの!?」
「私は…私たちには、これしかないの。他になにもない。(主人公機)で彼らを止めるため…そのために生きている。それが私の運命なの! 他にどうしようもないの! だから、だから…うぅっ…」 - 第28話「カーテンの向こうで」より(統夜主人公時)。第27話終了時までのパートナーが彼女の場合、第28話は強制的にカティアがパートナーかつ幕間の会話も彼女専用のものになる一幕。前話でユウ・ブレンをかばうべく自機を盾にした統夜に対し、自分達の機体を粗末に扱うな、と彼女にしては珍しく感情を露わにして怒るシーン。当時のカティアは主人公機こそ己の存在理由としか考えられなかったので、それを粗末に扱われたように感じて激怒したのだろう[1]。それに対し統夜は、機体を乱暴に扱ったこと自体は謝罪したが、主人公機に乗って戦う事のみがカティアの運命というのは間違っており、戦い以外の生きる理由を探さなければならない、とゆっくり諭す。それまで力関係が常にカティア>統夜だったのが、ここにきて初めて逆転する。この会話で撃墜されたプレイヤーも多いのではなかろうか? なお、このステージで彼女がパートナーでなかった場合は帰還した統夜を引っ叩いてしまったようで統夜は「カティアの奴…」と呟く(ちなみにカティアがパートナーの場合はテニアにひっ叩かれてしまう)。
- なお、カルヴィナが主人公の場合はカルヴィナの無茶を諫めはするが、統夜の場合ほど感情的にはならず、カルヴィナ自身もこの時点ではアル=ヴァンとの決着が生きる目的であるため、「今は主人公機が自分たちの生きる理由」と確認し合う形になる。
- 「…これ良いです!」
「私は今、ものすごく感動していますっ!」 - 第44話和平交渉に向かうルート「どこにでもある「正義」」より。ゲキ・ガンガーの観賞会が終わった後の台詞。あまりの勢いにテニアが少し引いていた。
- 「そんなの絶対にいや! だって…だって、あなたが死んじゃったら私だって生きていけないもの!」
「わ、わからないの!? 私を一人にしないでって言ってるんです!」
「だから、行かないで…お願いです…」 - 第51話「冷たい世界 前編」終了後のインターミッションより。鹵獲したラフトクランズで単身出撃しようとする統夜を止めるべく、決死の告白をする時のセリフ群。結局主人公の意思を止める事は出来ず、代わりに二人で死地へ…というところでマオが止めに入り、この告白は仲間全員にダダ漏れであった事が暴露され、ついでに出撃も止められた。『ナデシコ』のアキトからユリカへの衆人環聴告白や『W』のアカネからホリスへの家族環聴告白と良い勝負の赤っ恥であった。
- 「ううん…やっぱり、姉と弟に見えちゃうかなあ…」
- エンディングより。軽く童顔な統夜と並ぶとどうしても年上に見えてしまうのを彼女なりに気にしている事がうかがえる1コマ。この後統夜の服を変えるために無理やり脱がそうとして、そこに仲間たちがやってきてしまい、場がいつものように騒がしくなるのであった。
迷台詞
- 「し、仕方ないわね!こうなったら、Hi-ORu粒子で!」
- 『OGMD』中断メッセージ「謎の粒子」より。元ネタはカティア役の日笠氏とトーヤ役の島崎信長氏が共演しているアニメ『健全ロボダイミダラー』(SRW未参戦)のHi-ERo粒子。要するに声優ネタである(ちなみにエ=セルダ役の堀秀行氏も敵勢力のボス役で同作に出演している)。…なんでちょっと嬉しそうなのかは聞かない方がいいのかもれない。
- というか、直前の状況を見ている限りピンチ以外の何者でもないのに小ネタをはさんでいるヒマがあるのだろうか?
- カティア「皆様、お疲れ様でございました。 私、トーヤさんやカルヴィナさん達と共に戦っているカティア・グリニャールと申します。 しばしお休みになられた後でのプレイ再会をお待ち致しておりますわ」
テニア「カティア、その喋り方……それにトーヤさん、って……」
カティア「あら、私としたことが……不覚ですわ」
テニア「やっぱり、変だ……」 - 『OGMD』中断メッセージ「カティアの喋り方」より。『J』にて喋り方が変わる事が元ネタで、日笠氏の演技も口調に合わせてお嬢様っぽくなっている。虚憶なのだろうか?
余談
- 『J』では複数のシナリオライター間で意思の疎通が不完全だったのか、34話を境に途中で急に話し方が「~ですわ」など、お嬢様のように変わることがある。
- 『OGMD』では本編中ではお嬢様口調は取り入れられていないが、上記のように中断メッセージにて自虐ネタとして扱われた。
- ネット上では、ゲキ・ガンガーを見た後のハマりっぷりがかなり強調されていた点と前述のルリのマネをした点をクローズアップされ、オタ娘で妄想癖が激しいというキャラ付けが一部ですっかり定着してしまった。ただしあくまでもユーザーによる拡大解釈なので、ネタとして取り扱う際はその点に注意。
脚注
- ↑ なお、テニアやメルアがパートナーの場合は主人公機を盾にした事を特にとがめず、特にテニアは「戦う以外何もないのが怖くてどうにかなってしまいそうになる事がある」と語っている。
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