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[[Zシリーズ]]に登場した単語で、OG外伝で[[ダークブレイン]]が言及した「至高天」と同一の存在の可能性が高い。その詳細は現在のところ不明。本来は『周易』における概念であり、万物の根源とされる存在である。中国語読みでは「タイチー」。日本語読みでは「たいきょく」。太極に至るためには「十二の鍵」が必要とされている。
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[[Zシリーズ]]に登場した単語で、OG外伝で[[ダークブレイン]]が言及した「至高天」、第2次OGで孫光龍が述べた「大羅天」と同一の存在の可能性が高い。その詳細は現在のところ不明。本来は『周易』における概念であり、万物の根源とされる存在である。中国語読みでは「タイチー」。日本語読みでは「たいきょく」。太極に至るためには「十二の鍵」が必要とされている。
  
[[アサキム・ドーウィン]]曰く「宇宙全ての源理、全ての事象の始まりと終わりを司る意志」とのこと。[[αシリーズ]]における「[[アカシックレコード]]」と同じものと思われる。スフィアと同じ根源である[[黒の英知]]の所持者たちが[[アポカリュプシス]]のようなものと思われる「根源的災厄」が訪れることを示唆している点や無限力が正と負に分かれているように太極も陰陽に分かれている点からも同種のものであることが伺える。ただしアカシックレコードの正体は[[第一始祖民族]]の残留思念であるが、太極も同じ残留思念なのかどうかは不明。
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[[アサキム・ドーウィン]]曰く「宇宙全ての源理、全ての事象の始まりと終わりを司る意志」とのこと。[[αシリーズ]]における「[[アカシックレコード]]」と同じものと思われる。スフィアと同じ根源である[[黒の英知]]の所持者たちが[[アポカリュプシス]]のようなものと思われる「根源的な災厄」が訪れることを示唆している点や、無限力が正と負に分かれているように太極も陰陽に分かれている点からも同種のものであることが伺える。ただしアカシックレコードの正体は[[第一始祖民族]]の残留思念であるが、太極も同じ残留思念なのかどうかは不明。第2次OGでユーゼスが述べた「再有生を行っている存在」がこの太極ではないかという説もあるが、そうだとするとアサキムが無限獄に囚われている現状を説明できる。
  
 
シリーズの開始時点では何らかの理由によって失われ、破界篇ではスフィアを指すと思われる「12の鍵」と「幾多の英知」に分かれ、砕け散ったとされている。[[ガイオウ]]が言う「ソルの記憶」や、[[アイム・ライアード]]が口走る御使いが集めるという「ソルの心」は、12の鍵か幾多の英知を指していると思われる。
 
シリーズの開始時点では何らかの理由によって失われ、破界篇ではスフィアを指すと思われる「12の鍵」と「幾多の英知」に分かれ、砕け散ったとされている。[[ガイオウ]]が言う「ソルの記憶」や、[[アイム・ライアード]]が口走る御使いが集めるという「ソルの心」は、12の鍵か幾多の英知を指していると思われる。
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また、[[呪われし放浪者]]に課せられた、不老不滅の「生き続ける呪縛」は、太極の使者にして、Zシリーズの誕生と共にあったという「御使い」なる存在が元凶らしい。さらにこの「御使い」は[[ガンレオン]]の中にその記憶を宿しているという。
 
また、[[呪われし放浪者]]に課せられた、不老不滅の「生き続ける呪縛」は、太極の使者にして、Zシリーズの誕生と共にあったという「御使い」なる存在が元凶らしい。さらにこの「御使い」は[[ガンレオン]]の中にその記憶を宿しているという。
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なお、この「太極」は前述の通り、スフィア12個を手にすることで成り代わることが可能とされるが、これは裏を返すと、'''人が成り代われる存在=元々人に近しい、あるいはそのもの'''ということになる。この事から、性質的には[[ケイサル・エフェス]]と似たようなプロセスで存在しているものと思われる。
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前述の通り失われたとされているが、その一方でパラダイムシティへの干渉や特異点のリセットを行っているなど、実は現状からして矛盾と謎が多い。
  
 
=== 陰陽と星座との関係 ===
 
=== 陰陽と星座との関係 ===
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== 関連用語 ==
 
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;[[スフィア]]
 
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:『傷だらけの獅子』、『悲しみの乙女』『偽りの黒羊』、『揺れる天秤』、『尽きぬ水瓶』、『知りたがりの山羊』がゲーム中で登場している為、黄道十二星座をモチーフにしているものと思われ、「十二の鍵」と同一の可能性がある。
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:『傷だらけの獅子』、『悲しみの乙女』『偽りの黒羊』、『揺れる天秤』、『尽きぬ水瓶』、『知りたがる山羊』がゲーム中で登場している為、黄道十二星座をモチーフにしているものと思われ、「十二の鍵」と同一の可能性がある。
 
;無限獄
 
;無限獄
 
:太極に対し大罪を犯してしまうと、[[不老不死]]となってしまい平行世界をさまよい続ける運命を背負うことになる。「無限獄」はアサキムが呼称したものだが、他にも「烙印(スティグマ)を押された者」「[[呪われし放浪者]]」といった呼び方もあり、呼び方については一定していない。解放されるには贖罪を完遂するか、太極に至る必要がある。ただし前者の場合、元の世界に戻ることはほぼ不可能となる。
 
:太極に対し大罪を犯してしまうと、[[不老不死]]となってしまい平行世界をさまよい続ける運命を背負うことになる。「無限獄」はアサキムが呼称したものだが、他にも「烙印(スティグマ)を押された者」「[[呪われし放浪者]]」といった呼び方もあり、呼び方については一定していない。解放されるには贖罪を完遂するか、太極に至る必要がある。ただし前者の場合、元の世界に戻ることはほぼ不可能となる。

2013年1月30日 (水) 00:57時点における版

太極(たいきょく / Taiji)

Zシリーズに登場した単語で、OG外伝でダークブレインが言及した「至高天」、第2次OGで孫光龍が述べた「大羅天」と同一の存在の可能性が高い。その詳細は現在のところ不明。本来は『周易』における概念であり、万物の根源とされる存在である。中国語読みでは「タイチー」。日本語読みでは「たいきょく」。太極に至るためには「十二の鍵」が必要とされている。

アサキム・ドーウィン曰く「宇宙全ての源理、全ての事象の始まりと終わりを司る意志」とのこと。αシリーズにおける「アカシックレコード」と同じものと思われる。スフィアと同じ根源である黒の英知の所持者たちがアポカリュプシスのようなものと思われる「根源的な災厄」が訪れることを示唆している点や、無限力が正と負に分かれているように太極も陰陽に分かれている点からも同種のものであることが伺える。ただしアカシックレコードの正体は第一始祖民族の残留思念であるが、太極も同じ残留思念なのかどうかは不明。第2次OGでユーゼスが述べた「再有生を行っている存在」がこの太極ではないかという説もあるが、そうだとするとアサキムが無限獄に囚われている現状を説明できる。

シリーズの開始時点では何らかの理由によって失われ、破界篇ではスフィアを指すと思われる「12の鍵」と「幾多の英知」に分かれ、砕け散ったとされている。ガイオウが言う「ソルの記憶」や、アイム・ライアードが口走る御使いが集めるという「ソルの心」は、12の鍵か幾多の英知を指していると思われる。

Zでのアサキムの言動からすると、時空制御技術を持つと言う事は即ち太極への扉を開くに等しいことらしい。

Zにおいては新たな世界のひな形として、パラダイムシティを創造している。さらにゴードン・ローズウォーターにエグゼクターシステムの顛末までを含む黒歴史の全てを描いた小説「メトロポリス」の執筆を命じ、シティの住人達をさまざまな世界から集めてメモリーを奪うなど、『THE ビッグオー』と大きく関わっている。
また、この一連の流れにおいて、ゴードンはシティに来る以前の、メモリーを失う前のロジャー・スミスに対し、「この世界が大きなステージなら、人間は役割を演じる役者に過ぎないが、それを変えられる者がいてもいいはず。だから、この世界を演出する存在(つまりは太極と、その意志を現す者)と交渉してもらいたい」と依頼している。「メモリーズ」においてロジャーはその契約を全うすることになるが、それがやがて思わぬ事態を招くことに……

太極の意志に反して次元力の行使を行うと、その者は「大罪人」と看做され、太極の呪いを受けて並行世界を放浪する身となる。そうでない場合は歴史から存在が消されるが、「存在した」という事実は太極の力を以ってしても消すことが出来ないため、代わりに存在した証である記憶を消す。そうして記憶=メモリーを奪われた者は、「Z」においてはパラダイムシティの住人となり、自身の役割のメモリーを残したまま生きていくことになる。

また、呪われし放浪者に課せられた、不老不滅の「生き続ける呪縛」は、太極の使者にして、Zシリーズの誕生と共にあったという「御使い」なる存在が元凶らしい。さらにこの「御使い」はガンレオンの中にその記憶を宿しているという。

なお、この「太極」は前述の通り、スフィア12個を手にすることで成り代わることが可能とされるが、これは裏を返すと、人が成り代われる存在=元々人に近しい、あるいはそのものということになる。この事から、性質的にはケイサル・エフェスと似たようなプロセスで存在しているものと思われる。

前述の通り失われたとされているが、その一方でパラダイムシティへの干渉や特異点のリセットを行っているなど、実は現状からして矛盾と謎が多い。

陰陽と星座との関係

スフィア』の名称が「黄道十二星座」に対応したものだが、大極の「陰陽」に当て嵌めると以下の通り。

陰陽表と星座

※陰陽説では旧月で当て嵌める。

新月 旧月 陰陽 性別 数学 星座 該当人物
2月 1月 +(正) 水瓶座 ユーサー・インサラウム
3月 2月 -(負) 魚座  
4月 3月 +(正) 牡羊座 アイム・ライアード
5月 4月 -(負) 牡牛座  
6月 5月 +(正) 双子座  
7月 6月 -(負) 蟹座  
8月 7月 +(正) 獅子座 ランド・トラビス
9月 8月 -(負) 乙女座 セツコ・オハラ
10月 9月 +(正) 天秤座 クロウ・ブルースト
11月 10月 -(負) 蠍座  
12月 11月 +(正) 射手座  
1月 12月 -(負) 山羊座 元所持者は女性

関連用語

スフィア
『傷だらけの獅子』、『悲しみの乙女』『偽りの黒羊』、『揺れる天秤』、『尽きぬ水瓶』、『知りたがる山羊』がゲーム中で登場している為、黄道十二星座をモチーフにしているものと思われ、「十二の鍵」と同一の可能性がある。
無限獄
太極に対し大罪を犯してしまうと、不老不死となってしまい平行世界をさまよい続ける運命を背負うことになる。「無限獄」はアサキムが呼称したものだが、他にも「烙印(スティグマ)を押された者」「呪われし放浪者」といった呼び方もあり、呼び方については一定していない。解放されるには贖罪を完遂するか、太極に至る必要がある。ただし前者の場合、元の世界に戻ることはほぼ不可能となる。

関連作品

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シュテルン・ノイレジセイアとの決戦でギリアム・イェーガーが発言。単語が初登場した作品である。
スーパーロボット大戦OG外伝
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スーパーロボット大戦Z
アサキム・ドーウィンはこの太極に至る為にスフィアを求めているようだ。

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