「かく乱」の版間の差分
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2014年12月6日 (土) 23:05時点における版
かく乱/撹乱/目眩まし
マップ上の敵全ユニットの命中を、1ターンの間半分にする精神コマンド。略字は「撹」または「乱」。乱戦時に効果が高く、敵の数が多いほど真価を発揮する。また強いボス敵との戦闘にも重宝する。
既に出ている敵を対象にする為、使用後、同ターン中に出現した増援には効果が無い(改めてかければ問題ないが、敵ターンで登場する増援にはかけようが無い)。 ……とはいえ、使った上で回避すれば1/4、防御すれば回避と防御を同時に使ったのと同じという強烈な効果の為、要所では惜しみなく使いたいコマンドの一つ。更に切り込み役のリアル系ユニットが集中を使用すれば、安定感が磐石のものになる。
なお、一部ではかく乱発動時の一部作品では発動時のエフェクトはマップ上の敵全て順番に?マークが表示されるというものであったが、敵が多いとそれだけ時間が無駄にかかってしまう為、イライラする人もいる(しかし敵の行動順が確認できるメリットもある)。最近の作品ではその点を反省してか、エフェクトが短いものに変わっている。
登場作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦(FC版)
- 消費SPは100ポイント。「目眩まし」という名で登場した。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)/スーパーロボット大戦F/スーパーロボット大戦F完結編/スーパーロボット大戦W
- 消費SP70。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 消費SP40。正直、使わないと詰む可能性あり。
αシリーズ
「かく乱」表記。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 効果が連続ターゲット補正にも適用されるようになり、効果が大幅に強化された。
- スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
- 使用しないと絶対にクリアできないミッションがある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 消費SP30。序盤から連発可能で、EWAC、集中、信頼補正と合わせて100%→数%も。敵が多いとエフェクトが邪魔。
- スーパーロボット大戦R以降のGBA作品
- 消費SP50。
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 効果が「効果範囲内の敵ユニットの命中率を30%低下させる」に弱体化。代わりに消費SPは格段に下がった。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- ツイン専用。消費SPは40。
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 表記は「撹乱」。敵全体のTECを1ターンの間-10%。修得者は小牟のみで、消費SPは20。
関連作品
- リアルロボット戦線
- 表記は「撹乱」消費SP60。効果は「敵の命中率半減」ではなく「敵の命中率を-50%」。
主な使用者
忍者や工作員、電子戦用機体に乗っているなど敵を「欺く」ことに長けたキャラクターが所持する傾向にある。
- ホシノ・ルリ
- ほぼ全作品でかく乱を覚える。作中での活躍を考えれば妥当なセレクトであろう。
- 岡めぐみ
- ボルテスVのパイロットの一人で甲賀流のくノ一。どんな忍術なのかは知らないが、敵が超AIや宇宙怪獣でも有効。
- 北小介
- コン・バトラーVのパイロットの一人で天才児。彼の場合は電子戦なのだろう。
- 一木金太
- ケロットのパイロット。最初から覚えている。原作第44話のサブタイトルは「見事! ケロット撹乱戦術」である。
- トロワ・バートン
- ガンダムヘビーアームズ系のパイロット。素直に考えれば弾幕展開や破壊工作の一種なのだろうが、エンドレスワルツでの登場時に見せた、ピエロの仮面付きヘビーアームズによる軽業という考え方も。
- アーノルド・ノイマン
- SEEDにおいて、水上でのバレルロールで波を起こし、敵をかく乱した事に由来しているものと思われる。
- ライト・ニューマン
- ドラグナー3型のパイロット。こちらはD3とマギーのジャミング性能といったところか。
- ボルフォッグ(ビッグボルフォッグ)
- GGGの諜報部隊員。αシリーズではなんとSP消費45と脅威の低コストの為、比較的気軽に使用できた。しかし、Wでは消費SPが全員70固定なので濫発できない。
- ヒューズ・ガウリ
- ヤーパンニンポーで敵を撹乱するのだろう。視聴者もかく乱した。
- ゼロ
- 様々な策を巡らせブリタニア軍を煙に巻いた彼には相応しいコマンド。「こんなこともあろうかと」とばかりに仕込んだ策を発動させるのだろう。
- 第2次Z再世篇ではエースボーナス取得後ランダムながらノーコストで使用することも可能。
- ルカ・アンジェローニ
- 乗機がドラグナーD3と同様に電子戦に強い機体であるので、ジャミングをかけるのだろう。エースボーナスで消費SPが40まで低下するため、かく乱要員としては最高の一人。