「ソーン・ザン・バキウム」の版間の差分
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+ | 元はゼノサキス裏宗家のひとつ艮裏家の嫡男にあたる人間で、34年前に一族が[[ヴォルクルス教団]]に滅ぼされたことで南宗家に引き取られたという背景を持つ。しかし彼はこの事件の原因が南宗家の裏切りであると誤解し(実際は南宗家当主が交流のあった艮裏家を表舞台に上げようとしたことが裏目に出た)、南宗家に対して歪んだ感情を抱く様になる。ゼノサキス家には祖先ランドールと同等な資質を持つ「神剣士」が稀に生まれることがあるが、彼はそれに相対する「兇剣士」の資質を持つ。 | ||
目的は始祖であるランドールを超え「最強」となること。長らく障害となって立ち塞がった南宗家の先代チェンブル・ザン・ゼノサキスの死後、南宗家の家に留まり続けたのもその悲願成就のため。念願叶ってゼルヴォイドの発掘という絶好の機会に遭遇したが、ソーンの思惑に反してゼルヴォイドに宿りし精霊ゼルヴは南宗家の若者エランを選ぶのだった。 | 目的は始祖であるランドールを超え「最強」となること。長らく障害となって立ち塞がった南宗家の先代チェンブル・ザン・ゼノサキスの死後、南宗家の家に留まり続けたのもその悲願成就のため。念願叶ってゼルヴォイドの発掘という絶好の機会に遭遇したが、ソーンの思惑に反してゼルヴォイドに宿りし精霊ゼルヴは南宗家の若者エランを選ぶのだった。 | ||
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;ガレノス・ザン・ゼノサキス | ;ガレノス・ザン・ゼノサキス | ||
:先々代の南宗家当主。開明的な考えの持ち主で、親交のある艮裏家の当主ブロイグを何とかして表に引き立てたいと考えていた。しかし、いつしか自分の生い立ちを知ったソーンは祖父の腕前に恐れを為したガレノスが教団を使ってブロイグを葬り去ったと疑いの念を向けており、ガレノスによって対外試合出場を禁じられたことでその疑念を確信に変えたらしい。本編でロスポールが事の真相を語っている。 | :先々代の南宗家当主。開明的な考えの持ち主で、親交のある艮裏家の当主ブロイグを何とかして表に引き立てたいと考えていた。しかし、いつしか自分の生い立ちを知ったソーンは祖父の腕前に恐れを為したガレノスが教団を使ってブロイグを葬り去ったと疑いの念を向けており、ガレノスによって対外試合出場を禁じられたことでその疑念を確信に変えたらしい。本編でロスポールが事の真相を語っている。 | ||
− | :ガレノスは教団討伐の功績を楯にブロイグの裏艮家から裏の名を削りたいという善意しか持っていなかった。ソーンに対外試合出場を禁じたのも、他宗家の剣士がソーンのもつ'''「兇剣士」'''の片鱗に目を触れることで粛清と制裁に動き出すことを恐れたためと推測できる。しかしこれが結果的にソーンが'''「兇剣士」'''になる遠因となっているため、''' | + | :ガレノスは教団討伐の功績を楯にブロイグの裏艮家から裏の名を削りたいという善意しか持っていなかった。ソーンに対外試合出場を禁じたのも、他宗家の剣士がソーンのもつ'''「兇剣士」'''の片鱗に目を触れることで粛清と制裁に動き出すことを恐れたためと推測できる。しかしこれが結果的にソーンが'''「兇剣士」'''になる遠因となっているため、'''善意で不幸をまき散らしてしまった人物'''ともいえる。 |
;チェンブル・ザン・ゼノサキス | ;チェンブル・ザン・ゼノサキス | ||
− | : | + | :今は亡き南宗家の先代当主(IIIの3年前に妻とともに死去)。ソーンと互角の腕前の持ち主だったとロスポールが証言している。息子の養育をソーンに委任している。失敗に終わることも覚悟していたと思われるが、息子は「自分がなりうるものになること」の選択を採りソーンと決別した。彼とガレノスへの恨みは相当根深いらしく、両名を悪し様に罵ってエランの怒りを買う一幕も。しかし、悪気は無かったとはいえガレノスとチェンブルに重大な非があったのも事実。 |
;[[エラン・ザン・ゼノサキス]] | ;[[エラン・ザン・ゼノサキス]] | ||
:南宗家の若き当主でかつての弟子。非常に慕われていたらしく、エランはソーンによく似た言動を常にとる。最終的には対立し、真のポゼッションと「夢想千鳥舞」を習得した彼に討たれる。 | :南宗家の若き当主でかつての弟子。非常に慕われていたらしく、エランはソーンによく似た言動を常にとる。最終的には対立し、真のポゼッションと「夢想千鳥舞」を習得した彼に討たれる。 | ||
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:南宗家の執事。上記の通り南宗家と艮裏家の確執の真相を語った後、乗機ごとソーンの駆るアンビロウムに特攻し、消息不明となる。 | :南宗家の執事。上記の通り南宗家と艮裏家の確執の真相を語った後、乗機ごとソーンの駆るアンビロウムに特攻し、消息不明となる。 | ||
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− | : | + | :初陣として艮裏家の討伐に参加していたらしく、ソーンにとっては怨敵と言える。そういう意味では資金面ではちょっと勿体無いが、彼のトドメぐらいはソーンに任せてもいいだろう。 |
=== パーゼミュート社 === | === パーゼミュート社 === | ||
;[[モーダル・ゼオ・オーザン]] | ;[[モーダル・ゼオ・オーザン]] | ||
− | : | + | :マルテナ社の軍事・傭兵部門を統括していた男。現在はパーゼミュート社のトップ。元はラングラン政府の人間でフェイルロードとも大きな繋がりを持っていたらしい。彼の真意に関しては疑問もあったものの特に追求はせず、乗機のアンビロウムを開発するために互いに利用し合う。 |
=== その他 === | === その他 === | ||
;[[フォーラン・デイクゼン]] | ;[[フォーラン・デイクゼン]] | ||
− | : | + | :彼女が魔術でエルシーネに変装していた事を初見から見抜いていたとのこと。気を失った彼女を助けて以来、奇妙な縁で結ばれ最終的には共に行動するようになった。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2019年9月23日 (月) 22:27時点における最新版
ソーン・ザン・バキウム | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 大塚芳忠 |
デザイン | 渡邉亘 |
初登場SRW | 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
---|---|
本名 | ソーン・ザン・ゼノサキス |
種族 | ラ・ギアス人 |
性別 | 男 |
年齢 | 推定34歳 |
出身 | 神聖ラングラン王国 |
所属 | ゼノサキス南宗家→パーゼミュート社 |
軍階級 | 戦士 |
ソーン・ザン・バキウムは『魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ゼノサキス南宗家に仕える無名の達人。パーゼミュート社の新鋭機ゼルヴォイド・ヴァストを駆って暗躍する。強者と弱者の境に厳格だが、粗暴ではない。その腕前もプラーナを見ただけで相手の心を見抜くほど。
元はゼノサキス裏宗家のひとつ艮裏家の嫡男にあたる人間で、34年前に一族がヴォルクルス教団に滅ぼされたことで南宗家に引き取られたという背景を持つ。しかし彼はこの事件の原因が南宗家の裏切りであると誤解し(実際は南宗家当主が交流のあった艮裏家を表舞台に上げようとしたことが裏目に出た)、南宗家に対して歪んだ感情を抱く様になる。ゼノサキス家には祖先ランドールと同等な資質を持つ「神剣士」が稀に生まれることがあるが、彼はそれに相対する「兇剣士」の資質を持つ。
目的は始祖であるランドールを超え「最強」となること。長らく障害となって立ち塞がった南宗家の先代チェンブル・ザン・ゼノサキスの死後、南宗家の家に留まり続けたのもその悲願成就のため。念願叶ってゼルヴォイドの発掘という絶好の機会に遭遇したが、ソーンの思惑に反してゼルヴォイドに宿りし精霊ゼルヴは南宗家の若者エランを選ぶのだった。
全てに失望したソーンはゼルヴォイドから特殊装置「ゼルヴィオリア」を奪い取り南宗家から出奔。マルテナ社にゼルヴォイドの運用データも持ち込み、代表を務めるモーダル・ゼオ・オーザンに最高の魔装機開発を依頼する。時期にして『シュテドニアス南北戦争』の終盤と思われる。魔装機神IIでエランが急に現れなくなったのは、ソーンを探すためだった模様。最終的にはゼルヴィオリアを使って邪神ラスフィトートを取り込むというゼノサキス家としては最悪の手段をとり、最強と語る魔装機「アンビロウム」を完成させる。以前ほぼ私情でマサキを追い回していたエランも、神祇無窮流やゼルヴィオリアの在り方に逆行しているにも拘らずそれを都合よく解釈する彼には流石に憤慨していた。
どの属の高位の精霊も、固定観念に縛られた人間やひとつの感情に凝り固まってしまった人間を遠ざける傾向があるため、鬱屈した感情を仮面で封じ込めたソーンでは高位精霊の眼鏡に叶うことは難しかっただろう。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- ラングランルートの最後の敵。公式サイトでの紹介がありながらラストボスとなった最初のキャラクターである(後にスーパーロボット大戦Xのホープスも公式サイトで紹介された(隠しルートの)ラスボスとなった)。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
剣神ランドールと同等の資質を持つ兇剣士であるためか、敵味方含めてもトップクラス。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 幻影、烈威撃圧
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「巨大な闇」
- 敵専用戦闘曲。
人間関係[編集 | ソースを編集]
ゼノサキス艮裏家[編集 | ソースを編集]
ゼノサキス北宗家の裏家のひとつと考えられる。
- ブロイグ・ザン・ゼノサキス
- 滅んだ艮裏家の最後の当主。ソーンの祖父にあたる。南宗家の人間ガレノスが才気あふれる彼を表舞台に引き立てようと考えたことが一連の騒動の発端となった。
ゼノサキス南宗家[編集 | ソースを編集]
- ガレノス・ザン・ゼノサキス
- 先々代の南宗家当主。開明的な考えの持ち主で、親交のある艮裏家の当主ブロイグを何とかして表に引き立てたいと考えていた。しかし、いつしか自分の生い立ちを知ったソーンは祖父の腕前に恐れを為したガレノスが教団を使ってブロイグを葬り去ったと疑いの念を向けており、ガレノスによって対外試合出場を禁じられたことでその疑念を確信に変えたらしい。本編でロスポールが事の真相を語っている。
- ガレノスは教団討伐の功績を楯にブロイグの裏艮家から裏の名を削りたいという善意しか持っていなかった。ソーンに対外試合出場を禁じたのも、他宗家の剣士がソーンのもつ「兇剣士」の片鱗に目を触れることで粛清と制裁に動き出すことを恐れたためと推測できる。しかしこれが結果的にソーンが「兇剣士」になる遠因となっているため、善意で不幸をまき散らしてしまった人物ともいえる。
- チェンブル・ザン・ゼノサキス
- 今は亡き南宗家の先代当主(IIIの3年前に妻とともに死去)。ソーンと互角の腕前の持ち主だったとロスポールが証言している。息子の養育をソーンに委任している。失敗に終わることも覚悟していたと思われるが、息子は「自分がなりうるものになること」の選択を採りソーンと決別した。彼とガレノスへの恨みは相当根深いらしく、両名を悪し様に罵ってエランの怒りを買う一幕も。しかし、悪気は無かったとはいえガレノスとチェンブルに重大な非があったのも事実。
- エラン・ザン・ゼノサキス
- 南宗家の若き当主でかつての弟子。非常に慕われていたらしく、エランはソーンによく似た言動を常にとる。最終的には対立し、真のポゼッションと「夢想千鳥舞」を習得した彼に討たれる。
- オキュラ・ザニア・ビフラズバ
- 南宗家の召使い。彼女との付き合いも長かった事を伺わせる。
- セレマ・ゼオラ・オクスティン
- 召使い見習いの少女。
- ロスポール・ザン・ウェルバー
- 南宗家の執事。上記の通り南宗家と艮裏家の確執の真相を語った後、乗機ごとソーンの駆るアンビロウムに特攻し、消息不明となる。
アンティラス隊[編集 | ソースを編集]
- ガエン
- 構えをみたソーンが唯一動揺を示した『神祇無窮流』の剣士。ガエンも裏宗家の血筋なのだろうか?
ヴォルクルス教団[編集 | ソースを編集]
- ベルガ・メンフィス
- 初陣として艮裏家の討伐に参加していたらしく、ソーンにとっては怨敵と言える。そういう意味では資金面ではちょっと勿体無いが、彼のトドメぐらいはソーンに任せてもいいだろう。
パーゼミュート社[編集 | ソースを編集]
- モーダル・ゼオ・オーザン
- マルテナ社の軍事・傭兵部門を統括していた男。現在はパーゼミュート社のトップ。元はラングラン政府の人間でフェイルロードとも大きな繋がりを持っていたらしい。彼の真意に関しては疑問もあったものの特に追求はせず、乗機のアンビロウムを開発するために互いに利用し合う。
その他[編集 | ソースを編集]
- フォーラン・デイクゼン
- 彼女が魔術でエルシーネに変装していた事を初見から見抜いていたとのこと。気を失った彼女を助けて以来、奇妙な縁で結ばれ最終的には共に行動するようになった。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「また気絶したのか、脆弱な……しかし、弱者の庇護も強者の務め、か。やむを得ん……」
- 倒れていたエルシーネを保護して。厳しい性格だが優しさがないわけではない。
- 「……私はもはや、貴様の師ではない!」
「はっきり言わねば分からんか。私は、貴様らの家とは縁を切る!」 - 自分を追うエランに決別を宣言する。
- 「俗物が……まぁいい。真の強さの為ならば、誰であろうと利用するのみだ。……では、試してみるとするか。真なる力の器となる、このアンビロウムの力を!!」
- モーダルとの通信を終えて。彼の言う真の強さ、それはとても歪んだものだった。
- 「……弱き者と、強くあろうとしている者は違う」
- ヤンロンに敗北しながらも戦い続けようとするフォーランに対してこう言って、同行することを認めた。
- 「……私は、偽りの中で育てられた。偽りの親、偽りの家、偽りの剣、そして、偽りの弟子……私には、遠い昔から、居場所も、帰るべき場所もなかったのだ……それを知った瞬間から、私の存在意義は、ただ一つとなった。真の強さを得る……ただ、それだけにな」
- フォーランから何故そこまで強さを求めるのかと聞かれて。
- 「私は裏家の名誉を挽回する!真の強さを手に入れ、私の力を世に示す!その為ならば手段は選ばん。利用できるものは利用する……エラン、お前とて例外ではない!」
- 自身の目的を語りその為ならどんなものでも利用すると語る。この言葉にエランは強いショックを受けていた。
- 「貴様を始末した程度で、一族の仇を討ったなどと、大それた事を言うつもりはない。だが……我が一族に刃を向けた、その報いは受けるがいい!」
- ベルガにとどめを刺す際に。
- 「所詮弱き者の戯言に過ぎん!兇剣士も神剣士も表裏一体!力はそれ自体が重要なのだ。力に善悪など存在しようか!」
- ロスポールから自身の持つ資質が兇剣士のそれと言われて。もっともな言い分だが彼の持つプラーナはすでに兇剣士と言って問題ないものになっていた。
- 「神祇無窮流奥義には、精霊の力を借りる技もある。精霊も邪神も、本質は同じ!邪神の力を借りる事に、何の不思議があろうか!?」
「ようやく気付いたか。この力こそが、神祇無窮流であり、神祇無窮流で無い強さ!貴様らには決してたどり着けぬ……裏家に生まれ、兇剣士となった私のみが到達できる、真の強さだ!!」 - ラスフィトートの力を取り込んで。エランからは邪神に対抗する為に生まれた神祇無窮流を悪用することを非難されるがただ真の強さを求めるソーンの耳には届かなかった。
- 「ふ……ふははは!面白い!ここにきて、ポゼッションをものにするか!見事だ、エラン!確かに今の貴様ならば、我が剣を受けるに相応しい!」
- 土壇場でポゼッションを発動させたエランを見て。かねてから言っていた通りエランを踏み台にすべくその剣を振るう。
- 「いいだろう……貴様達にそこまでの意気があるなら、もはや止めはせん。この私の力で、貴様たちを護ってやる」
- フォーラン達ネストリアス教徒に護ると言われて。強き者の務めとして自分の為にしか使ってこなかった力を他者の為に使うと宣言する。
- 「ゼルヴィオリアは道具に過ぎん。道具は頼るものではなく、使いこなすものだ。剣同様にな。こうしてラスフィトートの力を取り込んだのが、何よりの証!この私の……ゼノサキス裏家の兇剣士としての力が、それを可能にした!私は、邪神をも我が力としたのだからな!」
- エランにはゼルヴィオリア無しでのポゼッションを強要したにもかかわらず自身はゼルヴィオリアに頼っている事への言い分。これを指摘したエランもマサキからゼルヴィオリアを使ってポゼッションをしていた事を指摘された際、マサキもサイバスター無しにはポゼッションできないと言い返していたのでエランとソーンは似た者同士と言える。
- 「ほう、ここでその名を名乗るか。ならば……ゼノサキス艮裏家、ソーン・ザン・ゼノサキス、この私は……忌むべき存在へと貶められた、兇剣士として、貴様を討つ!」
- ゼノサキス南宗家家長として戦士階級を名乗ったエランにソーンも自らの家と本名そして兇剣士の名をかけ戦いに挑む。
- 「神祇無窮流奥義だと……私の知らぬ奥義など……そんなものが……!そうか……そういう事か……奥義の先にあるもの……真伝……それをものにしたのか、エラン」
「ふ……ふはははははは!見事だエラン!よくぞその域にたどり着いた!夢想千鳥舞……しかとこの目に焼き付けた!感謝するぞ、エラン。私に、さらなる高みを見せてくれたな!これでは、私も死ぬわけにはいかん」 - エランの夢想千鳥舞を前に敗れて。エランが追い続けたこの技すらものにしようと神殿を覆う邪気を使って復活しようとするがピレイルの妨害で失敗してしまう。
- 「……行けっ、エラン!!」
- 神殿が崩壊し始めるなかエランに声をかける。敵としてではなく師匠としての言葉だったのかもしれない。
- 「……これで、終わりだ。これが、強さの最果てにあるものだった……それだけだ」
- 一人神殿の崩壊の中に残り全てを終わらせようとする。しかしそこにフォーランが現れ彼女とともに神殿の崩壊に飲み込まれていった。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゼルヴォイド・ヴァスト
- ゼルヴォイドの機密によって作られた魔装機。戦闘シーンは一度だけあるが自軍と戦闘することはない。
- アンビロウム
- ゼルヴォイド・ヴァストなどゼルヴォイドの機密を使って作られた魔装機のデータを基に作られた魔装機。
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