「弾丸X」の版間の差分

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'''弾丸X'''とは、『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場する用語。
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'''弾丸X'''とは『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場する巨大マシン。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[GGG]]ベイタワー基地のエリアIII。Xルームとファイナルパワーアップルームの2種類の部屋が存在する。Xルームは、[[獅子王凱]]のサイボーグボディのメンテナンスルームとして機能。ファイナルパワーアップルームは、[[Gストーン]]に封印された高エネルギー集積体を爆発的に開放させ、[[勇者ロボ]]を限界以上までにパワーアップさせる機能を持ち<ref>パワーアップ状態では、ヘルアンドヘブン使用時の[[ガオガイガー]]と同じく全身が緑色に発光する。</ref>、実際全く歯が立たなかった[[EI-01]]を圧倒している。ただし、1分かけて解放を行う必要があるため、劇中では[[マイク・サウンダース13世]]が無防備となる弾丸Xを防衛している。しかも発動すれば強大な力と引き換えにGストーンの機能が全て失われる(=使用者の命が奪われる)諸刃の剣<ref>『W』でのイネス曰く「弾丸Xが限界以上の力を燃やすのならば、その後に待つのは燃え尽きた灰だけ」。</ref>。
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[[GGG]]ベイタワー基地のエリアIIIで研究部所属。
  
[[EI-01]]戦で使われた後、[[オービットベース]]のディビジョン艦には再現されなかったが、その技術は、[[光竜]]と[[闇竜]]の内蔵弾丸Xや[[ガオファイガー]]のエヴォリアルウルテクパワーに応用されている。
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弾丸Xの名のとおり、弾丸の形状をしており、先端部にはXが描かれている。内部には'''Xルーム'''と'''ファイナルパワーアップルーム'''の2種類の部屋が存在。
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Xルームは[[獅子王凱]]のサイボーグボディのメンテナンスルームとして機能。ファイナルパワーアップルームは[[Gストーン]]に封印された高エネルギー集積体を爆発的に開放させ、[[勇者ロボ]]を限界以上までにパワーアップさせる機能を持っており、使用した勇者ロボはヘルアンドヘブン使用時の[[ガオガイガー]]同様に全身が緑と化す。
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解放までは1分必要な為、護衛が必要。さらに発動すれば強大な力と引き換えにGストーンの機能が全て失われる(=使用者の命が奪われる)諸刃の剣である<ref>『W』でのイネス曰く「弾丸Xが限界以上の力を燃やすのならばその後に待つのは燃え尽きた灰だけ」</ref>。ゆえに[[獅子王麗雄]]はメインオーダールームにある弾丸X専用のダブルモニターに普段はガムテープで封印をかけており、ガムテープを剥がした後はパンチ式でダブルモニターを1つずつ叩いていく。
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== 作中での使用 ==
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第12話において、凱と[[ボルフォッグ]]の会話でその存在が語られながらもこの時点では詳細は伏せられていたが「出来ることなら使いたくない」と述べていたのでかなりの危険性があることは示唆された。
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第25話でEI-23とEI-24の超音波ゾンダータッグの前に勇者ロボのGリキッドが蒸発されたことから、[[大河幸太郎]]は最後の手段として、弾丸Xの発動を承認しようとしたがベイタワー基地も超音波攻撃を受けたことで発動できなくなる。最終的にはブームロボへの変形を成功させた[[マイク・サウンダース13世]]の活躍で使用することなく、事なきを得た。
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第30話で[[EI-01]]の対消滅攻撃でGGG機動部隊のエネルギーが削られていき、まともに動けない状態でそれを打破するために凱の頼みの許、発動が承認される。ガオガイガー、[[超竜神]]、[[ゴルディーマーグ]]、修理完了で戦列復帰した[[ビッグボルフォッグ]]の4名が解放を行い、マイクに加え、[[獅子王雷牙]]が指揮する三段飛行甲板空母が護衛を行う。最終的にはEI-01に撃墜されてしまったが弾丸X開放に成功。EI-01を倒しながらも使用者たちは燃え尽きたかのようにGストーンを初め、全て灰色と化してしまったが[[天海護]]の叫びからの力によるものなのかGストーンに光が灯ったことで生還。それでも凱以外の勇者たちは意識までは戻らずにいたが第34話で完全復活を果たす。
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弾丸Xのその後に関しては危険性も証明されたことと小型化に成功したウルテクエンジンによるパワーアップが行われたことから、再建造や後継機としてのディビジョン艦は建造されなかったが弾丸Xの技術は[[光竜]]と[[闇竜]]の内蔵弾丸Xや[[ガオファイガー]]のエヴォリアルウルテクパワーに応用されることになった。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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:本作ではスポット参戦した[[アリア・アドヴァンス]]が弾丸Xの説明役となっている他、弾丸Xの発動シーンがイベント一枚絵として用意されている等気合が入っている。
 
:本作ではスポット参戦した[[アリア・アドヴァンス]]が弾丸Xの説明役となっている他、弾丸Xの発動シーンがイベント一枚絵として用意されている等気合が入っている。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:プロローグで描写される[[パスダー]]戦で見られる<ref>この際、ユニットアイコンも緑色に変化する。</ref>のみで、そのまま本編では不使用に終わる。
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:プロローグのイベントでのみ使用され、[[パスダー]]戦で原作通り発動している<ref>この際、ユニットアイコンも緑色に変化する。</ref>。ここから復活できたのはガオガイガーだけで、1話の時点では他の勇者ロボは眠りについたままになっている。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:2016年1月開催のイベント「大東京の決戦!」に登場。[[パスダー]]戦が再現。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:2章Part14にて登場。[[パスダー]]戦にて使用される。本作では勇者ロボが使える[[合体攻撃]]としても採用されており、本編の戦闘シーンが再現されている。
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:武装としての初採用作品。2章Part14にて登場し、[[パスダー]]戦におけるイベント戦闘で正式実装に先駆けて使用された。下記の3機に加え、演出で登場する[[ゴルディーマーグ]]も交えた本編の戦闘シーンが再現されている…が、ゴルディーの格闘戦だけは演出から削られてしまった。
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:射出時にはイベント専用のユニットアイコンも用意されている。また、本作ではシナリオの都合上、Gストーンの機能が全て失われる事がなく辛うじて返答できる程度の機能は保っている。
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:後に[[ガオガイガー]]、[[超竜神]]、[[ビッグボルフォッグ]]の3機で共用のSSRユニットパーツ(『DD』の[[合体攻撃]])として正式実装。また後継機の[[スターガオガイガー]]でも使用可能(戦闘演出はガオガイガー装備時と同一)。
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:シチュエーションを再現した武装としての実装であるため、上述したデメリットは性能面では一切無視され、通常の必殺技として気兼ねなく使用可能。ソーシャルゲームである『DD』ならでは、といったところか。それどころか、ガオガイガーに装備すると'''マップ中1度だけ被撃墜を無効、強化状態で復活することができる'''という弾丸X発動前後のシチュエーションを再現した能力まで付与されている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年7月2日 (火) 19:40時点における最新版

弾丸Xとは『勇者王ガオガイガー』に登場する巨大マシン。

概要[編集 | ソースを編集]

GGGベイタワー基地のエリアIIIで研究部所属。

弾丸Xの名のとおり、弾丸の形状をしており、先端部にはXが描かれている。内部にはXルームファイナルパワーアップルームの2種類の部屋が存在。

Xルームは獅子王凱のサイボーグボディのメンテナンスルームとして機能。ファイナルパワーアップルームはGストーンに封印された高エネルギー集積体を爆発的に開放させ、勇者ロボを限界以上までにパワーアップさせる機能を持っており、使用した勇者ロボはヘルアンドヘブン使用時のガオガイガー同様に全身が緑と化す。

解放までは1分必要な為、護衛が必要。さらに発動すれば強大な力と引き換えにGストーンの機能が全て失われる(=使用者の命が奪われる)諸刃の剣である[1]。ゆえに獅子王麗雄はメインオーダールームにある弾丸X専用のダブルモニターに普段はガムテープで封印をかけており、ガムテープを剥がした後はパンチ式でダブルモニターを1つずつ叩いていく。

作中での使用 [編集 | ソースを編集]

第12話において、凱とボルフォッグの会話でその存在が語られながらもこの時点では詳細は伏せられていたが「出来ることなら使いたくない」と述べていたのでかなりの危険性があることは示唆された。

第25話でEI-23とEI-24の超音波ゾンダータッグの前に勇者ロボのGリキッドが蒸発されたことから、大河幸太郎は最後の手段として、弾丸Xの発動を承認しようとしたがベイタワー基地も超音波攻撃を受けたことで発動できなくなる。最終的にはブームロボへの変形を成功させたマイク・サウンダース13世の活躍で使用することなく、事なきを得た。

第30話でEI-01の対消滅攻撃でGGG機動部隊のエネルギーが削られていき、まともに動けない状態でそれを打破するために凱の頼みの許、発動が承認される。ガオガイガー、超竜神ゴルディーマーグ、修理完了で戦列復帰したビッグボルフォッグの4名が解放を行い、マイクに加え、獅子王雷牙が指揮する三段飛行甲板空母が護衛を行う。最終的にはEI-01に撃墜されてしまったが弾丸X開放に成功。EI-01を倒しながらも使用者たちは燃え尽きたかのようにGストーンを初め、全て灰色と化してしまったが天海護の叫びからの力によるものなのかGストーンに光が灯ったことで生還。それでも凱以外の勇者たちは意識までは戻らずにいたが第34話で完全復活を果たす。

弾丸Xのその後に関しては危険性も証明されたことと小型化に成功したウルテクエンジンによるパワーアップが行われたことから、再建造や後継機としてのディビジョン艦は建造されなかったが弾丸Xの技術は光竜闇竜の内蔵弾丸Xやガオファイガーのエヴォリアルウルテクパワーに応用されることになった。

登場作品[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。終盤のゾンダーとの決戦ステージで登場。アイコンは用意されているが、背景扱いで選択は出来ない。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦W
第1部中盤のゾンダーとの決戦で使用され、勇者ロボ特殊能力として追加される。効果は「気力上限が200になり、毎ターン開始時にENが全回復」。
本作ではスポット参戦したアリア・アドヴァンスが弾丸Xの説明役となっている他、弾丸Xの発動シーンがイベント一枚絵として用意されている等気合が入っている。
スーパーロボット大戦BX
プロローグのイベントでのみ使用され、パスダー戦で原作通り発動している[2]。ここから復活できたのはガオガイガーだけで、1話の時点では他の勇者ロボは眠りについたままになっている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2016年1月開催のイベント「大東京の決戦!」に登場。パスダー戦が再現。
スーパーロボット大戦DD
武装としての初採用作品。2章Part14にて登場し、パスダー戦におけるイベント戦闘で正式実装に先駆けて使用された。下記の3機に加え、演出で登場するゴルディーマーグも交えた本編の戦闘シーンが再現されている…が、ゴルディーの格闘戦だけは演出から削られてしまった。
射出時にはイベント専用のユニットアイコンも用意されている。また、本作ではシナリオの都合上、Gストーンの機能が全て失われる事がなく辛うじて返答できる程度の機能は保っている。
後にガオガイガー超竜神ビッグボルフォッグの3機で共用のSSRユニットパーツ(『DD』の合体攻撃)として正式実装。また後継機のスターガオガイガーでも使用可能(戦闘演出はガオガイガー装備時と同一)。
シチュエーションを再現した武装としての実装であるため、上述したデメリットは性能面では一切無視され、通常の必殺技として気兼ねなく使用可能。ソーシャルゲームである『DD』ならでは、といったところか。それどころか、ガオガイガーに装備するとマップ中1度だけ被撃墜を無効、強化状態で復活することができるという弾丸X発動前後のシチュエーションを再現した能力まで付与されている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『W』でのイネス曰く「弾丸Xが限界以上の力を燃やすのならばその後に待つのは燃え尽きた灰だけ」
  2. この際、ユニットアイコンも緑色に変化する。