「ボアザン円盤」の版間の差分

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2024年11月9日 (土) 21:58時点における最新版

ボアザン円盤
登場作品 超電磁マシーン ボルテスV
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 円盤型兵器
生産形態 量産機
所属 ボアザン帝国
主なパイロット 突撃兵士
テンプレートを表示

ボアザン円盤は『超電磁マシーン ボルテスV』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ボアザン帝国の先兵として使用される円盤型兵器。

いわゆる量産型やられメカなのだが、初陣のボルトマシンがよってたかってやっと1機を破壊できるレベルの戦闘力を有し[1]、ワープ航法による恒星間飛行が可能であり宇宙船として高性能である。この性能ゆえか劇中ではド・ベルガンが地球への着任時に搭乗していたり要人の移動手段にも使用される。剛健太郎ら労奴達がボアザン星脱出に使用したのもこの機体。

第16話では電波吸収装置を装備したステルスタイプが登場。ビッグファルコンに奇襲をかけ、メインコンピューターをはじめ指令室や動力室やバリア発生装置といった重要セクションを次々と破壊し、戦意喪失し基地から逃亡しようとするビッグファルコンのスタッフを入口で待ち換えてまとめて撃ち殺すなどやられメカとは思えぬ暴虐の限りを尽くした。ただし同話では地球防衛軍本部にも攻撃をかけているが、「円盤なら(ボルテス抜きの)通常戦力でも何とか対処できる」的な扱いも受けている。

第38話ではついにアンチバリアー機能まで搭載され、接触したバリアを中和して無力化しボアザン星に向かうソーラーファルコンを窮地に叩き込む。

直接的な戦闘ではそこまで強敵ではないがほぼ全話に登場し、圧倒的な数と多機能さでとにかく厄介な機体という印象を残した。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

概要に記述されているステルス機能やバリア貫通機能は今のところSRWでは再現されていない。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
安心のザコ。中盤から登場する。プリンス・ハイネルが乗り、健一ボルト・クルーザーと一騎討ちをするイベントもある。SD化に伴いグラフィックがやや小さめになった。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
第2次スーパーロボット大戦α
ようやく原作通りボアザン突撃兵士が搭乗する。小隊制になったことで獣士スカールークなどの小隊員として登場することもしばしば。それらと比較すると小型機にしか見えない大きさになっている。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
初登場作品。「円盤」表記。第1話から登場する。ザコなのでドンドン撃墜しよう。「ボルテスより大きい」という設定通りグラフィックは以後の作品よりかなり大きめに描かれている。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2より登場するエネミーユニット。本作では無人機扱いでパイロットは電子頭脳。命中&回避タイプ。地球各地に現れて主要軍事拠点を同時に奇襲したこと、その混乱下で本隊が地球へ侵入できたこと、モビルスーツ部隊で対抗できたことなどが語られている。
1章Part1では、鹵獲する作戦を取るも事前の対策として自爆するように設定されていた事があり失敗に終わっている。一方でガルズオルムは自爆を解除できたらしく自らの戦力にしていた。
パイロットが人工「知能」ではなく電子「頭脳」なのは、原作の鎧獣士に本物の脳が移植されていたことに由来すると思われる(電子頭脳と獣士の顔グラはどちらもスカールークがモデルだが、獣士には脳が描かれている)。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

破壊光線
機体上部や下部から照射する光線。『DD』ではビーム属性の通常攻撃に採用。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

宇宙
飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

S/M
原作ではボルテスを凌ぐ巨大円盤なのだが、SRWでは小型化している。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『ボルテスV』をフィリピンで実写リメイクした『ボルテスV レガシー』では、SRW同様に小型化され、ボルトマシンとほぼ同等の大きさとなっている。無人化されていると思われ、さらにノコギリ状の円周部が回転するようになっていることから[2]、『機動戦士ガンダムF91』のバグに酷似している。地球の既存戦力では太刀打ちできないスペックを持ち、集団で大都市を襲撃するなど、ボアザンの地球侵略の象徴のように描かれているが、ボルトマシン相手ではほぼ一方的に撃墜され、ボルテスVへ特攻を試みるも逆にボルテスに片手で掴まれて他の円盤群目掛けて投げ返されるという一幕もあった。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 流石に単体でここまでの強さが描かれたのは序盤だけで、以後はボルトマシン単機の攻撃でも容易く撃破されるやられ役になっている。
  2. このギミック自体は原作でも第36話で労奴解放軍の秘密基地攻撃時に隔壁突破用として使われている。