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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[グラドス軍]]の[[量産型]][[SPT]][[ドトール]]を元にして製作された初の[[地球]]製量産型SPT。
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[[グラドス軍]]の[[量産型]][[SPT]][[ドトール]]を元にして製作された初の[[地球]]製量産型SPT。地球解放戦線機構のジョン・ギルバート博士(SRW未登場)及び[[エリザベス・クレブリー]]が中心と成って開発を行ない、[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]も設計アドバイザー兼テストパイロットとしてスタッフに参加している。
  
TV版31話ではスタジアムで行なわれた[[ゴステロ]]搭乗の[[ダルジャン]]との決闘で[[デビッド・ラザフォード]]が製作されたばかりの機体に搭乗し、TV版最終話及びOVA版で描かれたクスコの遺跡での[[グラドス軍]]との戦いではデビッドや[[シモーヌ・ルフラン]]を始め、地球解放戦線機構のメンバーが量産化された機体に搭乗した。
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然しながら、[[グラドス軍]]占領下の状況で開発に必要な物資を集める事自体困難を極めていた上に、[[デビッド・ラザフォード]]に因る試作機無断借用とそれに伴う破損、[[ダンコフ]]の爆発に因る開発工場崩壊など立て続けにトラブルが起こり、延期に延期を重ねる紆余曲折を経て漸く実戦配備され、TV版最終話とOVA版で描かれたクスコの遺跡防衛戦ではデビッドや[[シモーヌ・ルフラン]]をはじめ、地球解放戦線機構のメンバーが量産化された機体に搭乗した。
  
TV版31話では途中でゴステロに買収されたグラドス兵の狙撃でデビッドが負傷し、代わりに乗ったシモーヌも狙撃を警戒した為にダルジャンによって破壊されたが、デビッドの負傷までは善戦しており、クスコの遺跡での戦いもグラドス軍の物量に押されたが、デビット機やシモーヌ機が敵機を撃墜する描写もあり、性能はグラドス製SPTやMFに引けを取らない。
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背面に地上走行用ローラー、及び二連装砲座型レーザード・ライフルを具えたバックパックを装備しており、これで地上を高速移動しつつ固定砲座の如きライフルで敵機を撃破するという独特の戦闘スタイルを基本とする。また、バックパックを強制排除する事で格闘戦にも対応しており、デビッド機は高速走行の途中で切り離して敵機の懐へと飛び込み、ナックルショットで撃破するという高等テクニックを披露している。クスコの遺跡での戦いはグラドス軍の物量に圧され気味だったものの、デビッドやシモーヌの奮戦も有って性能的にグラドス製SPTにも引けを取らぬ事を実証した。
  
OVA版において「'''ロードテイラー'''」に改名されたが、全く浸透しなかったのか、SRWではこの名前で出てきたことはない。
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なお、OVA版リリースに伴い「'''ロードテイラー'''」と改名されたが、浸透しなかった為かSRWではこの名称で登場した事は無い。
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=== 試作機 ===
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TV版第31話ではデビッドが未完成の試作機に搭乗し、[[ゴステロ]]搭乗の[[ダルジャン]]と激突。デビッドの[[技量]]も相俟って善戦したが、事前にゴステロから買収されていたグラドス兵の[[狙撃]]に因ってデビッドが負傷した事で形勢は逆転。代わりに乗ったシモーヌが狙撃を警戒している隙を突かれ左腕を切断された後、胴体にもレーザー・バズソーを喰らい爆散した。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
:初登場作品。今回のみ飛行形態と地上形態とに[[変形]]可能。全項目3段階改造済みだが、武装は地上ではライフルのみ、空中ではナックルのみと極端。そのナックルショットは当時としては珍しい射程3ながら格闘P属性となっているので格闘の強いデビッド向けかと思いきや、ナックルショット自体の威力があまりに低いのでお話にならない。ユニット自体の能力も低いので、基本的にロアンが[[ベイブル]]と[[バルディ]]を持ってくるまでの繋ぎである。
 
:初登場作品。今回のみ飛行形態と地上形態とに[[変形]]可能。全項目3段階改造済みだが、武装は地上ではライフルのみ、空中ではナックルのみと極端。そのナックルショットは当時としては珍しい射程3ながら格闘P属性となっているので格闘の強いデビッド向けかと思いきや、ナックルショット自体の威力があまりに低いのでお話にならない。ユニット自体の能力も低いので、基本的にロアンが[[ベイブル]]と[[バルディ]]を持ってくるまでの繋ぎである。
;[[スーパーロボット大戦GC]]
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:リアル系ルート序盤のイベントでのみゲリラ機が登場。ル・カインの罠でザクⅡ共々撃墜される。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦リンクバトラー}}
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:『64』に準拠して変形可能。本作では変形すると気力が上昇するので、変形に行動回数を消費してしまうことに目をつぶれば気力は上げやすい。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
 
:2機が自軍に配備されるほか、[[ジム]]、[[ドラグーン]]に並ぶ地球連邦軍の主力ロボットにもなる。しかし、ほかの二機と違い[[NPC]]で参戦することはない。『64』と異なり変形はなく、地上形態のみ。[[修理装置]]と[[補給装置]]が両方あるのでサポート用として運用できるが、フル改造するとなんと[[レイズナー]]よりも攻撃力が高くなる。
 
:2機が自軍に配備されるほか、[[ジム]]、[[ドラグーン]]に並ぶ地球連邦軍の主力ロボットにもなる。しかし、ほかの二機と違い[[NPC]]で参戦することはない。『64』と異なり変形はなく、地上形態のみ。[[修理装置]]と[[補給装置]]が両方あるのでサポート用として運用できるが、フル改造するとなんと[[レイズナー]]よりも攻撃力が高くなる。
:;[[スーパーロボット大戦XO]]
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:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
 
::デビッドとシモーヌで[[合体攻撃]]が可能に。戦闘デモがほぼ新規になり、ナックルショットでは迫力ある正拳突きを披露する。[[空]]を飛べないため攻撃機としての使い勝手はイマイチだが[[修理装置]]と[[補給装置]]は健在で、サポート機として見ればなかなか優秀。
 
::デビッドとシモーヌで[[合体攻撃]]が可能に。戦闘デモがほぼ新規になり、ナックルショットでは迫力ある正拳突きを披露する。[[空]]を飛べないため攻撃機としての使い勝手はイマイチだが[[修理装置]]と[[補給装置]]は健在で、サポート機として見ればなかなか優秀。
  
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;二連装レーザード・ライフル
 
;二連装レーザード・ライフル
:バックパックに固定されており、使用する際は車輪を下ろして股下から前に持ってくる。
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:SPT用レーザー銃。バックパックに固定されており、使用する際は車輪を下ろして股下から前に持ってくる。
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では地上形態専用。
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では地上形態専用。
 
;ナックルショット
 
;ナックルショット
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:拳にナックルガードを展開し敵を殴る。
 
:『64』では飛行形態専用。『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』ではバックパックから離脱し、スラロームのような動きで敵機に接近して拳を喰らわせる。
 
:『64』では飛行形態専用。『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』ではバックパックから離脱し、スラロームのような動きで敵機に接近して拳を喰らわせる。
  
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;「メロスのように ~LONELY WAY~」
 
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2022年11月1日 (火) 16:28時点における最新版

ドール
外国語表記 DOLL[1]
登場作品 蒼き流星SPTレイズナー
初登場SRW スーパーロボット大戦64
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 地球製SPT
生産形態 量産機
頭頂高 9.64 m
全高 10.88 m
全備重量 12.4 t
エンジン出力 167 PU
ロケット推力 8,740 kg×2
アポジモーター 8基
最高走行速度 250 km/h
装甲厚
胸部
135 mm
センサー感度 -52.3 dB
開発者 ジョン・ギルバート
エリザベス・クレブリー
所属 レジスタンス
主なパイロット デビッド・ラザフォード
シモーヌ・ルフラン
テンプレートを表示

ドールは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

グラドス軍量産型SPTドトールを元にして製作された初の地球製量産型SPT。地球解放戦線機構のジョン・ギルバート博士(SRW未登場)及びエリザベス・クレブリーが中心と成って開発を行ない、アルバトロ・ナル・エイジ・アスカも設計アドバイザー兼テストパイロットとしてスタッフに参加している。

然しながら、グラドス軍占領下の状況で開発に必要な物資を集める事自体困難を極めていた上に、デビッド・ラザフォードに因る試作機無断借用とそれに伴う破損、ダンコフの爆発に因る開発工場崩壊など立て続けにトラブルが起こり、延期に延期を重ねる紆余曲折を経て漸く実戦配備され、TV版最終話とOVA版で描かれたクスコの遺跡防衛戦ではデビッドやシモーヌ・ルフランをはじめ、地球解放戦線機構のメンバーが量産化された機体に搭乗した。

背面に地上走行用ローラー、及び二連装砲座型レーザード・ライフルを具えたバックパックを装備しており、これで地上を高速移動しつつ固定砲座の如きライフルで敵機を撃破するという独特の戦闘スタイルを基本とする。また、バックパックを強制排除する事で格闘戦にも対応しており、デビッド機は高速走行の途中で切り離して敵機の懐へと飛び込み、ナックルショットで撃破するという高等テクニックを披露している。クスコの遺跡での戦いはグラドス軍の物量に圧され気味だったものの、デビッドやシモーヌの奮戦も有って性能的にグラドス製SPTにも引けを取らぬ事を実証した。

なお、OVA版リリースに伴い「ロードテイラー」と改名されたが、浸透しなかった為かSRWではこの名称で登場した事は無い。

試作機[編集 | ソースを編集]

TV版第31話ではデビッドが未完成の試作機に搭乗し、ゴステロ搭乗のダルジャンと激突。デビッドの技量も相俟って善戦したが、事前にゴステロから買収されていたグラドス兵の狙撃に因ってデビッドが負傷した事で形勢は逆転。代わりに乗ったシモーヌが狙撃を警戒している隙を突かれ左腕を切断された後、胴体にもレーザー・バズソーを喰らい爆散した。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
初登場作品。今回のみ飛行形態と地上形態とに変形可能。全項目3段階改造済みだが、武装は地上ではライフルのみ、空中ではナックルのみと極端。そのナックルショットは当時としては珍しい射程3ながら格闘P属性となっているので格闘の強いデビッド向けかと思いきや、ナックルショット自体の威力があまりに低いのでお話にならない。ユニット自体の能力も低いので、基本的にロアンがベイブルバルディを持ってくるまでの繋ぎである。
リアル系ルート序盤のイベントでのみゲリラ機が登場。ル・カインの罠でザクⅡ共々撃墜される。
スーパーロボット大戦リンクバトラー
『64』に準拠して変形可能。本作では変形すると気力が上昇するので、変形に行動回数を消費してしまうことに目をつぶれば気力は上げやすい。
スーパーロボット大戦GC
2機が自軍に配備されるほか、ジムドラグーンに並ぶ地球連邦軍の主力ロボットにもなる。しかし、ほかの二機と違いNPCで参戦することはない。『64』と異なり変形はなく、地上形態のみ。修理装置補給装置が両方あるのでサポート用として運用できるが、フル改造するとなんとレイズナーよりも攻撃力が高くなる。
スーパーロボット大戦XO
デビッドとシモーヌで合体攻撃が可能に。戦闘デモがほぼ新規になり、ナックルショットでは迫力ある正拳突きを披露する。を飛べないため攻撃機としての使い勝手はイマイチだが修理装置補給装置は健在で、サポート機として見ればなかなか優秀。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

二連装レーザード・ライフル
SPT用レーザー銃。バックパックに固定されており、使用する際は車輪を下ろして股下から前に持ってくる。
64』では地上形態専用。
ナックルショット
拳にナックルガードを展開し敵を殴る。
『64』では飛行形態専用。『XO』ではバックパックから離脱し、スラロームのような動きで敵機に接近して拳を喰らわせる。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ダブルレーザード・ライフル
『XO』で初採用された合体攻撃。2機のドールがレーザード・ライフルの集中砲火を浴びせる。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

変形
64』のみ。飛行形態と地上形態とに変形可能。
修理装置
GCXO)』で採用。
補給装置
『GC(XO)』で採用。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行形態)
『GC(XO)』では陸Sの陸戦機になっているが、宇宙適応もAと悪くはない。一方『64』では地上形態だと宇宙適応が「-」(E)である。

サイズ[編集 | ソースを編集]

S

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「メロスのように ~LONELY WAY~」

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MECHANIC、アニメ「蒼き流星SPTレイズナー」公式サイト。