「草間大作」の版間の差分
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:父を殺した張本人。小さい頃は遊んでもらったそうで、漫画『地球の燃え尽きる日』では「バンテスおじさん」と呼んでいる。 | :父を殺した張本人。小さい頃は遊んでもらったそうで、漫画『地球の燃え尽きる日』では「バンテスおじさん」と呼んでいる。 | ||
;幻夜 | ;幻夜 | ||
− | :スパロボ未登場。大作と同じく「父から巨大な力を受け継いだ」[[BF団]] | + | :スパロボ未登場。大作と同じく「父から巨大な力を受け継いだ」[[BF団]]のA級エージェント。物語では偉大な父から力と遺言を託された二人の息子の対比と対立が描かれている。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == |
2023年10月26日 (木) 06:17時点における最新版
草間大作 | |
---|---|
読み | くさま だいさく |
登場作品 | ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 |
声優 | 山口勝平 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 12歳 |
所属 | 国際警察機構 |
役職 | エキスパート |
草間大作は『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』の主人公。
概要[編集 | ソースを編集]
名前とキャラクターの原案は『ジャイアントロボ』の草間大作。
GRシリーズを開発した草間博士の息子。彼の声紋が登録されているため、ジャイアント・ロボは彼にしか動かせず、国際警察機構にとって重要な存在。エキスパートではあるが特に修行などはしていないため、身体能力は普通の子供と同じでロボの操縦以外の特殊能力もない。しかし過去の悲劇を知り、多くの人々との出会いと別れを繰り返して、無邪気な子供から成長していく。
ちなみに作中の世界では敵も味方も超人だらけなので、ロボットの操縦は大した事が無いように思われがちだが、この世界ではロボットを動かすには大変な技量が必要であり、操縦できる者はかなり限られている。彼の時計はロボに命令するためだけの物ではなく、常にロボの目で見たその場の情報を反映させるツールでもあり、それに合わせ的確な命令を出しているのである。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 音声初収録。山口勝平氏は本作でSRW初参加となる(オリジナル主人公タスク・シングウジ役も兼任)。
- スーパー系では数少ないカットイン持ちでシンジの友人となるなど比較的印象に残るイベントは多いが、ジャイアント・ロボ自体がストーリー・性能共に後半は微妙になっていく為、彼も影が薄くなりがち。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 能力が底上げされており、格闘が高くなった。精神コマンドが改善されており、PS版で一番最後に覚えた加速を早い段階で使えるようになり、ひらめきを最後に習得するようになったため使い勝手が向上した。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- ジャイアント・ロボが使いにくいのもあり、大作自信も微妙な位置にある。顔グラが妙に凛々しい。
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。ゲームの作風もあって、子供らしい正義感の含まれた大作の発言はやや空気を読めない演出として使われている。やや鬱陶しい印象もあるが、他のシリーズ以上に子供キャラクターや日常生活的な場面の少ない64においては希少な存在でもあるといえる。戦闘シーンでは常にロボにしがみついており、ちゃんとジャイアント・ロボのグラフィックにも登場している。宇宙や水中ではばっちり宇宙服を着こんでいる。彼の撃墜数が銀鈴ロボ取得に関わる。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
『64』時は格闘だけが高く、『α』からは格闘と射撃両方ともこなせるレベルに。命中、回避、技量などはスーパー系なため低め。64では宇宙:Bが響き、宇宙ステージでは使いづらい。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
必中、気合、努力、熱血を覚える。64では鉄壁、ひらめき覚えたが、PS版αでは防御系精神コマンドを一切覚えないのがつらい。DC版αではひらめきを再び習得。
特殊技能[編集 | ソースを編集]
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「出撃!その名はジャイアント・ロボ!」
- 64にて採用。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 草間博士
- 父。元国際警察機構・兵器開発部長官だったが、BF団に拉致され、ジャイアント・ロボを製作する。大作を連れ脱出を図るが、眩惑のセルバンテスに殺害された。死に際に大作に託した「問い」が作品全体のテーマとなる。
- 銀鈴
- 大作にとって姉のような存在。
- 戴宗
- 大作を導く良き大人の代表分。彼自身は妻の楊志との間に子供がいないこともあって息子のように思っている。
- 鉄牛
- 精神的な子供っぽさが目立った序盤は大人気なく大作と張り合う面が見られたが、兄貴と呼び慕った戴宗の死などを乗り越え大作の兄貴分として成長を遂げた。
- 眩惑のセルバンテス
- 父を殺した張本人。小さい頃は遊んでもらったそうで、漫画『地球の燃え尽きる日』では「バンテスおじさん」と呼んでいる。
- 幻夜
- スパロボ未登場。大作と同じく「父から巨大な力を受け継いだ」BF団のA級エージェント。物語では偉大な父から力と遺言を託された二人の息子の対比と対立が描かれている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児
- 共に肉親にロボットを残された者同士ということもあって、兄貴分的存在になる。
- 剣鉄也
- 64におけるレラ死亡後の問答において、人の死に流されて冷静な状況判断の出来なくなっている大作の発言に見かねてか「バカガキ」呼ばわりしている。それ以外では好意的に接することもあり、仲は悪いわけではない。
- 剛健一、剛大次郎
- αでは父を救出する事が叶わなかった彼らへ慰めの言葉を掛けるも、逆に理不尽な八つ当たりの罵声を浴びせられることになったが、後に峰一平から自身の事情を知った健一に謝罪されている。
- 碇シンジ
- αでは年齢が近い為に親しくなり、シンジにとってはカトルとともに重要な存在となる。
- 碇ゲンドウ
- αでは彼を信じきれないシンジに対して、父親であるゲンドウを信じる事を促していたが、DC版αの追加ルートにてシンジを裏切ったゲンドウに対して怒りを露にした。
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ウッソ・エヴィン
- 年齢が近い為、親しくなる。共にαシリーズから途中退場してしまう点も共通。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- αでは共にシンジの友人という立ち位置で、シンジ絡みの会話では共に行動する事が多い。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「砕け!ジャイアントロボ!」
- 毎話のアバンタイトルの最後を締めるセリフ。スパロボにおいても戦闘セリフとして採用されている。なお物語の最後もこのセリフで〆られているのだが、大作の精神的な成長を反映してそれまでとは口調が違うという演出がなされている。
- 「ロボ、僕の声が聞こえるかい?、ロボ」
「もし聞こえたらもう一度立ち上がって、僕のところへ帰って来ておくれ」
「僕はお前が倒れて初めてわかったんだ。今まで僕は一人でBF団と戦っているつもりだった。でもそれは違ってたんだ」
「だって僕達の傍には一清さんや鉄牛さん、楊志さん、戴宗さん、中条長官、呉先生、それに…銀鈴さん。みんながいつも一緒だったじゃないか!」
「だから、もう一度立って戦おう?みんなと一緒に戦うんだ!」
「さあ、帰って来ておくれ、ロボ!ジャイアントロボォッ!飛ぶんだぁぁぁぁっ!!」 - 上海で大怪球に敗れ、機能を停止してしまったロボへの必死の叫び。それまでの「道具」から「仲間」扱いに変化したこの叫びに答えてジャイアント・ロボは再起動した。
- 「お父さんと約束したんだ!お前達BF団を倒すんだ!!」
- 父との約束を果たす為に戦う。
- 「何が犠牲ですか!こんな、こんな犠牲なんて必要ありません!もし、あなたの言うように銀鈴さんを犠牲にしてまで戦うのが大人なら、僕は大人になんか、なりたくありません!!」
- 銀鈴を守るため、素晴らしきヒィッツカラルドの衝撃波から彼女の眠るカプセルを身を挺してかばってズタズタにされながら大作を逃がそうとする村雨健二を目の当たりにしての台詞。戴宗を始めとして多くの人の死を目の当たりにし、そして今まさに銀鈴までも犠牲にしようとする周囲の大人たちの姿は、父から「誰も犠牲にせず平和になれる」という理想を教えられていた大作にとって到底容認しがたい物であった。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「そんな、そんなのってないですよ! どうして助けてあげなかったんですか!?」
- 『64』独立軍ルート「その瞳に未来は映ることなく」より。レラが死亡してしまった際に結果的に救助しなかった自軍に対する憤りであるが、鉄也に怒られる事になる。
- 「いえ、いいんです。それより、僕にも剛博士を助け出すお手伝いをさせて下さい」
「だって、健一さんのお父さんは生きているじゃないですか。助け出すチャンスは必ずあります。ですから、元気を出してください」 - 『α(『DC』)』(ゴラオン隊ルート)第42話「父よ 地球は近い!」での戦闘終了後、大作に対して理不尽な八つ当たりを犯してしまった自らの愚行を謝罪してくる健一を遮り、改めて彼への協力を誓う。再度激励される形となった大作の気丈さを目の当たりにして、健一は言葉を詰まらせる。
- 「こ、こんなのが時代を越えるための不幸だなんて…僕には納得がいきません!!」
「僕が…ジャイアント・ロボで初号機を止めますっ!!」 - 『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第45話「神か、悪魔か…」より。使徒バルディエルに乗っ取られたトウジ搭乗のEVA3号機を、シンジの意志に反してゲンドウの命によりダミープラグで初号機がバルディエルを攻撃してしまった際の言葉。
- 「そうですよ、健一さん!これがお父さんを助け出す最後のチャンスかも知れないんですよ!?」
- 『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第55話「父の胸の中で泣け!」で念願の父救出の機会が訪れたものの、自分達の父への拘りが仲間達の負担になっているのでは…と躊躇する健一へ、力強く救出を促す。
- 「僕もです。人類が滅亡してしまったら…父さんが僕に遺した問いの答えを出す事なんて出来ませんから」
- 『α(DC)』第62話「愛・おぼえていますか」で、NERV本部からの辞令を受けてロンド・ベル隊から去ろうとするシンジをカトルと共に引き止め、自らの戦う理由を告げる事でシンジにも現実から逃げぬよう懸命に諭すが…。
- 「シ、シンジさん! 僕、待ってますから! あなたが戻ってくるのを待ってますから!!」
- 同上。シンジフラグ未成立の場合の台詞。失意のままネルフに戻るシンジにかけた言葉。
操作機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- OVA版や実写特撮版などの影響により現在でこそ「少年キャラ」として浸透している草間大作だが、諸事情で小澤さとる氏が執筆を手掛けた原作漫画版第1部では精悍な「青年キャラ」として描かれていた。第2部より横山光輝氏が作画を手掛けるようになって以降、キャラクターデザインも「少年」へと変更されている。
商品情報[編集 | ソースを編集]