「ヴェーゼント・リヒカイト」の版間の差分
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かつて[[パーソナルトルーパー]]部隊を率いてアインスト世界に侵攻したフォルミッドヘイム先王シュタール・ディープを謀殺し、秘かに彼になり変わっていたアインスト。十年戦争の引き金を引いた直接の原因である。 | かつて[[パーソナルトルーパー]]部隊を率いてアインスト世界に侵攻したフォルミッドヘイム先王シュタール・ディープを謀殺し、秘かに彼になり変わっていたアインスト。十年戦争の引き金を引いた直接の原因である。 | ||
− | 元々エイゼルは、彼になりかわったアインストに関連して「シュタールは既に人ではなくなっていた」と述べていたため、OG世界においてアインストにより変貌を遂げた「向こう側の[[キョウスケ・ナンブ]]」(所謂「[[ベーオウルフ|アインスケ]] | + | 元々エイゼルは、彼になりかわったアインストに関連して「シュタールは既に人ではなくなっていた」と述べていたため、OG世界においてアインストにより変貌を遂げた「向こう側の[[キョウスケ・ナンブ]]」(所謂「[[ベーオウルフ|アインスケ]]」)と同様の形でシュタール王が変貌したものとの憶測が強かったが、続編『EXCEED』では「アインストが自らシュタールに化けていた」と明確に述べられている。そのなりかわりを察知したエイゼルによりヴェーゼントは粛清されたが、その後も意識だけは残留していた(恐らくは肉体を失ったものの、意識だけが残ったという扱いであると思われる)ため、北塔(ノース・オリトリア)を隔離専用の塔として扱い、強力な電磁バリアによって厳重に封印を施していた。 |
[[ヴァールシャイン・リヒカイト]]が数多の混乱を引き起こした『無限のフロンティア』の第1作目の時点では、その力を発揮する事は無かったが、世界の再編後には封印地区のすぐ近くにヴィルキュアキントが出現することとなり、秘かに自らの存在をそちらに移し替え、身体の再生を図っていた。 | [[ヴァールシャイン・リヒカイト]]が数多の混乱を引き起こした『無限のフロンティア』の第1作目の時点では、その力を発揮する事は無かったが、世界の再編後には封印地区のすぐ近くにヴィルキュアキントが出現することとなり、秘かに自らの存在をそちらに移し替え、身体の再生を図っていた。 | ||
=== 無限のフロンティア === | === 無限のフロンティア === | ||
− | + | 本作の時点では前述の設定は明確に定まっていたわけではないようで、「???」という名称で隠しボスとして登場。関連インタビューでは、この存在がシュタール自身であることを仄めかすような発言もあった<ref>エンターブレイン『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』269頁。</ref>(アインスト世界に乗り込めるようになる直前まで、彼は実力不足を理由にハーケン達を追い返すのだが、その口調は割と友好的な感じであったため、やはり彼の正体はシュタールで、この発言も自我を取り戻したシュタール自身によるものだとする推測にも比較的信憑性があった)。 | |
その姿は腕のない状態のヴァールシャイン・リヒカイトに酷似している(但し体色は灰色)。戦闘スタイルもほぼ同じだが、HPが10%を切ると、ヴァールシャイン以上に危険な精神コマンド「[[奇跡]]」を使用してくる。奇跡のかかったハーデス・ラインを喰らうとパーティーが一瞬で壊滅することも珍しくないので、絶対に使わせないようにしたい。ただ、彼と対峙するのは終盤なので、こちらも大火力で応戦していれば直撃する危険性は少ない。 | その姿は腕のない状態のヴァールシャイン・リヒカイトに酷似している(但し体色は灰色)。戦闘スタイルもほぼ同じだが、HPが10%を切ると、ヴァールシャイン以上に危険な精神コマンド「[[奇跡]]」を使用してくる。奇跡のかかったハーデス・ラインを喰らうとパーティーが一瞬で壊滅することも珍しくないので、絶対に使わせないようにしたい。ただ、彼と対峙するのは終盤なので、こちらも大火力で応戦していれば直撃する危険性は少ない。 | ||
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=== 無限のフロンティアEXCEED === | === 無限のフロンティアEXCEED === | ||
− | + | 本作ではストーリー中で必ず相対する敵として登場し、「ヴェーゼント・リヒカイト」という名称が与えられた。また前述の通り、本作ではヴェーゼントがシュタールに成り替わったと断言されており、設定も確定したようである。 | |
世界の再構成後、北塔の近くにヴィルキュアキントが出現したため、自らの思念を少しずつそちらに移し、肉体を取り戻すことに成功。その存在を追いかけてヴィルキュアキントに乗り込んできたアレディ達と相対することになる。戦闘スタイルは概ね前回と同じで、単体での出現となるもののその実力は折り紙つき。効果の高い精神コマンドに加え、ハーデス・ラインの攻撃力と状態異常付加能力は非常に厄介であり、油断せずに当たりたい。 | 世界の再構成後、北塔の近くにヴィルキュアキントが出現したため、自らの思念を少しずつそちらに移し、肉体を取り戻すことに成功。その存在を追いかけてヴィルキュアキントに乗り込んできたアレディ達と相対することになる。戦闘スタイルは概ね前回と同じで、単体での出現となるもののその実力は折り紙つき。効果の高い精神コマンドに加え、ハーデス・ラインの攻撃力と状態異常付加能力は非常に厄介であり、油断せずに当たりたい。 | ||
− | 撃破するとドロップアイテムとして「アインスト・コア」が手に入る。アクセル&アルフィミィの専用装備で、SP+50、DEF+5、SPD+ | + | 撃破するとドロップアイテムとして「アインスト・コア」が手に入る。アクセル&アルフィミィの専用装備で、SP+50、DEF+5、SPD+3の効果を持つ。SPが50上昇するのは優秀な精神が多い二人にとってはありがたい。このアインストコアは恐らくヴェーゼントのものであると思われる。グラフィックからするとほぼ完全な形で回収している事がわかるが、その後の精細は不明である。 |
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尚、前作における登場は隠し要素扱いであったためか、前作でハーケン達と対決した事はなかった事になっているようである。 | 尚、前作における登場は隠し要素扱いであったためか、前作でハーケン達と対決した事はなかった事になっているようである。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:隠しボスとして登場。ラスボスのヴァールシャイン・リヒカイトをごく若干ダウングレードしたような感じの能力なので、ラスボスの前哨戦だと思って戦いに臨みたい。 | :隠しボスとして登場。ラスボスのヴァールシャイン・リヒカイトをごく若干ダウングレードしたような感じの能力なので、ラスボスの前哨戦だと思って戦いに臨みたい。 | ||
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2021年9月17日 (金) 13:31時点における最新版
ヴェーゼント・リヒカイト | |
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登場作品 | |
声優 | 西嶋陽一 |
初登場SRW | 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ |
プロフィール | |
---|---|
種族 | アインスト |
性別 | 不明 |
年齢 | ??? |
所属 | アインスト |
ヴェーゼント・リヒカイトは『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
かつてパーソナルトルーパー部隊を率いてアインスト世界に侵攻したフォルミッドヘイム先王シュタール・ディープを謀殺し、秘かに彼になり変わっていたアインスト。十年戦争の引き金を引いた直接の原因である。
元々エイゼルは、彼になりかわったアインストに関連して「シュタールは既に人ではなくなっていた」と述べていたため、OG世界においてアインストにより変貌を遂げた「向こう側のキョウスケ・ナンブ」(所謂「アインスケ」)と同様の形でシュタール王が変貌したものとの憶測が強かったが、続編『EXCEED』では「アインストが自らシュタールに化けていた」と明確に述べられている。そのなりかわりを察知したエイゼルによりヴェーゼントは粛清されたが、その後も意識だけは残留していた(恐らくは肉体を失ったものの、意識だけが残ったという扱いであると思われる)ため、北塔(ノース・オリトリア)を隔離専用の塔として扱い、強力な電磁バリアによって厳重に封印を施していた。
ヴァールシャイン・リヒカイトが数多の混乱を引き起こした『無限のフロンティア』の第1作目の時点では、その力を発揮する事は無かったが、世界の再編後には封印地区のすぐ近くにヴィルキュアキントが出現することとなり、秘かに自らの存在をそちらに移し替え、身体の再生を図っていた。
無限のフロンティア[編集 | ソースを編集]
本作の時点では前述の設定は明確に定まっていたわけではないようで、「???」という名称で隠しボスとして登場。関連インタビューでは、この存在がシュタール自身であることを仄めかすような発言もあった[1](アインスト世界に乗り込めるようになる直前まで、彼は実力不足を理由にハーケン達を追い返すのだが、その口調は割と友好的な感じであったため、やはり彼の正体はシュタールで、この発言も自我を取り戻したシュタール自身によるものだとする推測にも比較的信憑性があった)。
その姿は腕のない状態のヴァールシャイン・リヒカイトに酷似している(但し体色は灰色)。戦闘スタイルもほぼ同じだが、HPが10%を切ると、ヴァールシャイン以上に危険な精神コマンド「奇跡」を使用してくる。奇跡のかかったハーデス・ラインを喰らうとパーティーが一瞬で壊滅することも珍しくないので、絶対に使わせないようにしたい。ただ、彼と対峙するのは終盤なので、こちらも大火力で応戦していれば直撃する危険性は少ない。
彼との戦闘はゲーム中においては隠し要素的な扱いで、彼を倒すとゲーム中の最強武器である「Z・O・ソード」を入手できる。
無限のフロンティアEXCEED[編集 | ソースを編集]
本作ではストーリー中で必ず相対する敵として登場し、「ヴェーゼント・リヒカイト」という名称が与えられた。また前述の通り、本作ではヴェーゼントがシュタールに成り替わったと断言されており、設定も確定したようである。
世界の再構成後、北塔の近くにヴィルキュアキントが出現したため、自らの思念を少しずつそちらに移し、肉体を取り戻すことに成功。その存在を追いかけてヴィルキュアキントに乗り込んできたアレディ達と相対することになる。戦闘スタイルは概ね前回と同じで、単体での出現となるもののその実力は折り紙つき。効果の高い精神コマンドに加え、ハーデス・ラインの攻撃力と状態異常付加能力は非常に厄介であり、油断せずに当たりたい。
撃破するとドロップアイテムとして「アインスト・コア」が手に入る。アクセル&アルフィミィの専用装備で、SP+50、DEF+5、SPD+3の効果を持つ。SPが50上昇するのは優秀な精神が多い二人にとってはありがたい。このアインストコアは恐らくヴェーゼントのものであると思われる。グラフィックからするとほぼ完全な形で回収している事がわかるが、その後の精細は不明である。
尚、前作における登場は隠し要素扱いであったためか、前作でハーケン達と対決した事はなかった事になっているようである。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 隠しボスとして登場。ラスボスのヴァールシャイン・リヒカイトをごく若干ダウングレードしたような感じの能力なので、ラスボスの前哨戦だと思って戦いに臨みたい。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 今回はヴィルキュアキントで必ず相対することになる。相当強いが、これでもアルクオンの前座に過ぎない。覇龍の塔31FではかなりのHPを持つ上に、ターンが経過するとアークゲインを増援として召喚する(1体ずつ、一度に2体まで)厄介な相手。かなりの長期戦になる。
ステータス[編集 | ソースを編集]
能力値・使用技[編集 | ソースを編集]
- ハーデス・ウェイ
- 通常攻撃の初撃、及び反撃攻撃で使用するエネルギー波。
- グリート・ディエティ
- 両肩部のパーツを飛ばして対象を捕捉した後、無数のエネルギー波を浴びせる。
- ハーデス・ライン
- 通常攻撃の他、全体攻撃としても使用してくる可能性がある、ヴァールシャイン・リヒカイトと同様の最強攻撃。ペルゼイン・リヒカイトのライゴウエに似た攻撃で、全身の穴部からエネルギー波を一斉掃射する。
- HP回復
- アインストにとっては定番の自己修復能力。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
第1作では土壇場で使用する可能性のある「奇跡」が危険。
続編の『EXCEED』では「奇跡」こそ使用しなくなったものの、「魂」に加え「再動」を併せて使ってくる可能性がある。
人間関係[編集 | ソースを編集]
『無限のフロンティアEXCEED』以降[編集 | ソースを編集]
- アインスト・アルフィミィ
- 戦闘の直前に、彼女の事を「小さき者」と呼び、何者かと問いかける。戦いの中でその正体に気付いたのか、戦闘後には「最後に生み出された者」と呼び、自分の意志を受け取るよう呼びかけ、アルフィミィが自分の正体を思い出すきっかけとなっている。
- 最期の瞬間には「自己を得た者」とも呼んでいることから、アルフィミィが既に自己を確立しアインストから独立しつつある存在であることにも気づいていたようだ。
『無限のフロンティア』以前[編集 | ソースを編集]
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ エンターブレイン『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』269頁。
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