「YF-25 プロフェシー」の版間の差分
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− | + | '''YF-25 プロフェシー'''は「[[マクロスシリーズ]]」の[[登場メカ]]。 | |
== 概要 == | == 概要 == | ||
次世代全領域型[[AVF]]の進化系として開発された新型[[バルキリー]]。原型は「YF-24 エボリューション」であり、[[マクロス・フロンティア船団]](以下、フロンティア船団と略称)で開発された試作機。[[VF-25 メサイア]]は本機の正式配備型となる。 | 次世代全領域型[[AVF]]の進化系として開発された新型[[バルキリー]]。原型は「YF-24 エボリューション」であり、[[マクロス・フロンティア船団]](以下、フロンティア船団と略称)で開発された試作機。[[VF-25 メサイア]]は本機の正式配備型となる。 | ||
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L.A.I社のもとで数機製造され、変形機構やEX-ギアの試験を行った。試験終了後はEX-ギアでの操作を兼ねた機種転換訓練機として運用されている。 | L.A.I社のもとで数機製造され、変形機構やEX-ギアの試験を行った。試験終了後はEX-ギアでの操作を兼ねた機種転換訓練機として運用されている。 | ||
− | + | 頭部の形状も大きく異なり、左側にレーザー機銃、右側に通信アンテナを装備しており、複合センサーは透明クリアーシールドで覆われている。また、無人戦闘機の遠隔操作など[[RVF-25 メサイア|RVF-25]]のような電子戦能力も搭載している。 | |
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− | + | 『[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜|イツワリノウタヒメ]]』劇中には登場せず、前売り券とセットで販売されたプラモデルが初出となる。その後、BD / DVDの追加カットにて映像作品に初登場。ゲーム作品などにも登場するようになった。『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|サヨナラノツバサ]]』では格納庫のシーンにて待機しているのが確認できる。 | |
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− | + | 『マクロス30』においては主人公リオン・榊の当初の乗機として登場。輸送任務により惑星ウロボロスを訪れるが、大気圏突入を目前にして[[YF-29 デュランダル|所属不明機]]との交戦で損傷。ウロボロスに不時着する。パイロット共々S.M.Sウロボロス支社に回収されるが、元々輸送任務の目的が搭載された操縦支援AIであったためそのまま解体されてしまう。 | |
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+ | 機体の損傷の度合いは余程のものだったらしいのに加えて、ウロボロスがフォールド断層で閉鎖されてしまったことやその後リオンが乗る機体が旧式機のレプリカであったことも考慮すると修理の目処自体が立たなかったのかもしれない。その為、『30』のゲーム本編で使用できるのはプロローグの一回のみ。本編で使うためには全機体が解禁される二週目まで待たなければならない。 | ||
=== オプションパック === | === オプションパック === | ||
基本的にVF-25のものが使用可能だが、本機のみが装備したパックが存在する。(おそらくメサイアでも搭載可能) | 基本的にVF-25のものが使用可能だが、本機のみが装備したパックが存在する。(おそらくメサイアでも搭載可能) | ||
;SPS-25P/MF25 パラディンパック | ;SPS-25P/MF25 パラディンパック | ||
− | : | + | :バジュラとの格闘戦を想定して試作された重装甲突撃用オプション装備。専用武器のブレイズランスは表面にピンポイントバリアを展開可能な打突用武器で、穂先からはレールキャノンを発射可能。また、積層エネルギー転換装甲やYF-29用の全方位バリアを搭載しており、高い防御性能を誇る。なお、外見こそアーマードパックやスーパーパックと酷似してるが、ミサイルランチャー等が搭載されておらず、あくまで装甲と機動力増強の装備である。SRW未登場。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ;[[ | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}} |
− | + | :初登場作品。『マクロス30』設定で、[[リオン・榊]]の030番機が第3話から登場。原作終了後なので[[YF-30 クロノス|YF-30]]は完成しているが、ウロボロスから地球に来るまでの間に無理をさせてしまったらしく修理中のため、こちらの機体を使用する。 | |
− | : | + | :原作(の1周目)では物語冒頭だけですぐに解体されてしまう機体だが、本作では実質的に『30』前半主人公機のような扱いであり、YF-30が復帰するまで長く使っていくことになる。 |
+ | :……のだが、性能はかなり微妙。言うなれば強化パックの無い[[VF-25 メサイア|VF-25]]のようなユニットであり、ほとんど下位互換と言える性能。強化パックが無いため、VF-25とは違い宇宙の適正がA止まり。反応弾も装備されない。バルキリーならではの[[移動力]]の高さに加えてリオンが「[[加速]]」を使えるので、移動力に難のある機体とのPU要員として運用するのが吉か。せめて、スーパーパックに加えて、アイシャ機と同じく原作ゲームで装備していたスナイパーライフルがあれば…とも思うが、結局はYF-30に乗り換えることを考えるとその前座でしかないのであろう。 | ||
:またなぜかアサルトナイフだけ攻撃力の[[改造]]での伸び率が高いが、特に飛びぬけた威力になるわけでもなく、YF-30になるとこれも結局他の武器と同じ伸び率になる。 | :またなぜかアサルトナイフだけ攻撃力の[[改造]]での伸び率が高いが、特に飛びぬけた威力になるわけでもなく、YF-30になるとこれも結局他の武器と同じ伸び率になる。 | ||
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;12.7mmビーム機関砲 | ;12.7mmビーム機関砲 | ||
:VF-25と違い、頭部の左側1門のみ装備。 | :VF-25と違い、頭部の左側1門のみ装備。 | ||
+ | ;シールド | ||
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;アサルトナイフ | ;アサルトナイフ | ||
:VF-25と同じ、近接専用武器。シールドに収納。 | :VF-25と同じ、近接専用武器。シールドに収納。 | ||
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;新型ガンポッド 58mm | ;新型ガンポッド 58mm | ||
:VF-25と同じ、メサイアの主兵装。銃身を展開させて強制冷却もできる。 | :VF-25と同じ、メサイアの主兵装。銃身を展開させて強制冷却もできる。 | ||
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=== 機体ボーナス === | === 機体ボーナス === | ||
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:*'''第二段階:運動性+10 射撃武器+150 [[クリティカル|CRT]]補正+10''' | :*'''第二段階:運動性+10 射撃武器+150 [[クリティカル|CRT]]補正+10''' | ||
:*'''第三段階:運動性+20 射撃武器+200 CRT補正+15 [[移動力]]+1''' | :*'''第三段階:運動性+20 射撃武器+200 CRT補正+15 [[移動力]]+1''' |
2023年9月1日 (金) 07:09時点における最新版
YF-25 プロフェシー | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | 河森正治 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦BX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 |
全領域型可変戦闘機 【バルキリー】 |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YF-25 |
全長 | 18.72 m |
全高 |
4.03 m
|
空虚重量 | 8,450 kg |
動力 | 熱核反応炉 |
エンジン |
|
エンジン推力 | 1,620 kN+×2 |
最高速度 | マッハ5 |
MMI | EX-ギア・システム |
製造 | L.A.I社 |
所属 |
新統合軍 S.M.S |
乗員人数 |
1名
|
主なパイロット | リオン・榊 |
概要[編集 | ソースを編集]
次世代全領域型AVFの進化系として開発された新型バルキリー。原型は「YF-24 エボリューション」であり、マクロス・フロンティア船団(以下、フロンティア船団と略称)で開発された試作機。VF-25 メサイアは本機の正式配備型となる。
L.A.I社のもとで数機製造され、変形機構やEX-ギアの試験を行った。試験終了後はEX-ギアでの操作を兼ねた機種転換訓練機として運用されている。
頭部の形状も大きく異なり、左側にレーザー機銃、右側に通信アンテナを装備しており、複合センサーは透明クリアーシールドで覆われている。また、無人戦闘機の遠隔操作などRVF-25のような電子戦能力も搭載している。
『イツワリノウタヒメ』劇中には登場せず、前売り券とセットで販売されたプラモデルが初出となる。その後、BD / DVDの追加カットにて映像作品に初登場。ゲーム作品などにも登場するようになった。『サヨナラノツバサ』では格納庫のシーンにて待機しているのが確認できる。
『マクロス30』においては主人公リオン・榊の当初の乗機として登場。輸送任務により惑星ウロボロスを訪れるが、大気圏突入を目前にして所属不明機との交戦で損傷。ウロボロスに不時着する。パイロット共々S.M.Sウロボロス支社に回収されるが、元々輸送任務の目的が搭載された操縦支援AIであったためそのまま解体されてしまう。
機体の損傷の度合いは余程のものだったらしいのに加えて、ウロボロスがフォールド断層で閉鎖されてしまったことやその後リオンが乗る機体が旧式機のレプリカであったことも考慮すると修理の目処自体が立たなかったのかもしれない。その為、『30』のゲーム本編で使用できるのはプロローグの一回のみ。本編で使うためには全機体が解禁される二週目まで待たなければならない。
オプションパック[編集 | ソースを編集]
基本的にVF-25のものが使用可能だが、本機のみが装備したパックが存在する。(おそらくメサイアでも搭載可能)
- SPS-25P/MF25 パラディンパック
- バジュラとの格闘戦を想定して試作された重装甲突撃用オプション装備。専用武器のブレイズランスは表面にピンポイントバリアを展開可能な打突用武器で、穂先からはレールキャノンを発射可能。また、積層エネルギー転換装甲やYF-29用の全方位バリアを搭載しており、高い防御性能を誇る。なお、外見こそアーマードパックやスーパーパックと酷似してるが、ミサイルランチャー等が搭載されておらず、あくまで装甲と機動力増強の装備である。SRW未登場。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。『マクロス30』設定で、リオン・榊の030番機が第3話から登場。原作終了後なのでYF-30は完成しているが、ウロボロスから地球に来るまでの間に無理をさせてしまったらしく修理中のため、こちらの機体を使用する。
- 原作(の1周目)では物語冒頭だけですぐに解体されてしまう機体だが、本作では実質的に『30』前半主人公機のような扱いであり、YF-30が復帰するまで長く使っていくことになる。
- ……のだが、性能はかなり微妙。言うなれば強化パックの無いVF-25のようなユニットであり、ほとんど下位互換と言える性能。強化パックが無いため、VF-25とは違い宇宙の適正がA止まり。反応弾も装備されない。バルキリーならではの移動力の高さに加えてリオンが「加速」を使えるので、移動力に難のある機体とのPU要員として運用するのが吉か。せめて、スーパーパックに加えて、アイシャ機と同じく原作ゲームで装備していたスナイパーライフルがあれば…とも思うが、結局はYF-30に乗り換えることを考えるとその前座でしかないのであろう。
- またなぜかアサルトナイフだけ攻撃力の改造での伸び率が高いが、特に飛びぬけた威力になるわけでもなく、YF-30になるとこれも結局他の武器と同じ伸び率になる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 12.7mmビーム機関砲
- VF-25と違い、頭部の左側1門のみ装備。
- シールド
- 左腕に装着。
- アサルトナイフ
- VF-25と同じ、近接専用武器。シールドに収納。
- 新型ガンポッド 58mm
- VF-25と同じ、メサイアの主兵装。銃身を展開させて強制冷却もできる。
- マイクロミサイル
- 主翼のブースターパックに内蔵。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 一斉射撃
- バトロイド形態で用いられる火器の一斉射撃。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- BX
- 乗り換え後のYF-30 クロノスと同じボーナス。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 『プラネット・クレイドル』
- 『BX』にて採用。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- VF-25 メサイア
- 本機の正式配備型。
- YF-24 エボリューション
- 開発母体となった機体。
- YF-27 シャヘル(VF-27 ルシファー)、YF-29 デュランダル、YF-30 クロノス
- 同じくYF-24を母体とする姉妹機。
商品情報[編集 | ソースを編集]
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