「ゼーガペイン」の版間の差分

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*2006年4月6日 ~ 2006年9月28日(テレビ東京系) 全26話
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{{登場作品概要
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦X-Ω]](2015年)
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| 読み =
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| 外国語表記 =
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| 原作 = 矢立肇<br />伊東岳彦
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| 著者 =
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| 作画 =
 +
| 挿絵 =
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| 監督 = 下田正美
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| シリーズ構成 = 関島眞頼
 +
| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 山下明彦<br />幡池裕行(原案)
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| メカニックデザイン = 中原れい<br />神宮司訓之<br />福島秀機<br />やまだたかひろ
 +
| 音楽 = 大塚彩子
 +
| 制作 = サンライズ
 +
| 放送局 = テレビ東京系
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| 配給元 =
 +
| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
 +
| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 配信元 =
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| 放送期間 = 2006年4月6日 - 9月28日
 +
| 公開日 =
 +
| 発売日 =
 +
| 発表期間 =
 +
| 刊行期間 =
 +
| 配信開始日 =
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| 話数 = 全26話
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| 巻数 =
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| シリーズ =
 +
| 前作 =
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| 次作 =
 +
| 劇場版 =
 +
| アニメ版 =
 +
| 漫画版 =
 +
| 小説版 =
 +
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
| 初クレジットSRW =
 +
| 備考 =
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| その他 =
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}}
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 +
『'''ゼーガペイン'''』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
パソコン大手のマイクロソフトがシナリオプロットを担当し、サンライズが製作したテレビアニメ。「プロジェクトゼーガ」としてバンダイを中心にゲームソフト、ラジオ、[[漫画]][[小説]][[ドラマCD]]が展開された(なお、ゲーム版の主人公はアニメ終盤にも登場している)。
+
マイクロソフトとバンダイナムコグループの協業によるメディアミックスコンテンツ「プロジェクトゼーガ」の一作として制作されたテレビアニメ。本アニメ版の他、[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]・ラジオ・[[漫画]][[小説]][[ドラマCD]]と多角メディアで展開され、ゲーム版の主人公はアニメ終盤にも登場している。
  
なお、タイトルにもある「ゼーガペイン」とは「是我が痛み」を意味し、予告のフレーズ「'''消されるな、この思い。忘れるな、我が痛み'''」から採られている。
+
なお、タイトルにもある「ゼーガペイン」とは'''「是我が痛み」'''<ref>より詳しく言うと「是(これ)→是(ゼ)→'''ゼー'''」「我が→我(ガ)→'''ガ'''」「痛み→([[英語]]で)pain→'''ペイン'''」となる。</ref>を意味し、[[次回予告]]での締めのフレーズ'''「消されるな、この思い。忘れるな、我が痛み」'''から採られている。
  
2016年10月には前日譚の劇場版『ゼーガペインADP(Adaptation、アダプテーション)』が公開された。また、矢立文庫にて外伝小説『[http://www.yatate.net/zega/zega.html エンタングル:ガール 舞浜南高校映画研究部]』が連載中。
+
2016年10月には前日譚の劇場版『[[ゼーガペインADP]](Adaptation、アダプテーション)』が公開された。また、2016年9月から2017年4月まで矢立文庫にて外伝小説『[http://www.yatate.net/zega/zega.html エンタングル:ガール 舞浜南高校映画研究部]』が連載された。
 +
 
 +
2022年には本作のその後の物語を描いたアニメを導入したパチスロ『ゼーガペイン2.0』が稼働、2024年から同機を基にした劇場版『ゼーガペインSTA』が公開されている。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
舞浜市に住む高校生キョウは廃部寸前の水泳部に立て直しに迫られるものの、寄り添おうとはしない部活仲間と衝突していた。一人気落ちするキョウは水泳を楽しむ先輩のシズノに憧れ、やがて引き込まれていく。ある時、シズノや生徒会長のシマらにロボットのパイロットになるよう頼まれたキョウは、異世界でガルズオルムと呼ばれる敵と戦うことになる。
+
舞浜市に住む高校生キョウは廃部寸前の水泳部の立て直しを迫られるものの、寄り添おうとはしない部活仲間と衝突していた。一人気落ちするキョウは水泳を楽しむ先輩のシズノに憧れ、やがて引き込まれていく。ある時、シズノや生徒会長のシマらにロボットの[[パイロット]]になるよう頼まれたキョウは、[[異世界]]でガルズオルムと呼ばれる敵と戦うことになる。
  
戦いをリアルなゲームだと思っていたキョウだったが、ある時ロボットがいる荒廃した世界こそがキョウら地球人類が住むべき場所、「現実世界」であり、自分たちが暮らしていた世界が「量子空間」と呼ばれる仮想現実の世界であることに気づく。
+
戦いをリアルなゲームだと思っていたキョウだったが、ある時ロボットがいる荒廃した世界こそがキョウら[[地球]]人類が住むべき場所、「現実世界」であり、自分たちが暮らしていた世界が「量子空間」と呼ばれる[[仮想世界|仮想現実の世界]]であることに気づく。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]]
+
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
  
 
=== 舞浜南高校 / 舞浜サーバー ===
 
=== 舞浜南高校 / 舞浜サーバー ===
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:主人公。水泳部ただひとりの部員。
 
:主人公。水泳部ただひとりの部員。
 
;[[カミナギ・リョーコ]](守凪 了子)
 
;[[カミナギ・リョーコ]](守凪 了子)
:キョウの幼馴染。映画監督になる事を夢見ている。
+
:キョウの幼馴染。[[映画]]監督になる事を夢見ている。
 
;[[ミサキ・シズノ]](三崎 紫雫乃)
 
;[[ミサキ・シズノ]](三崎 紫雫乃)
 
:キョウの先輩に当たる転入生。儚げでミステリアスな雰囲気を持つ。
 
:キョウの先輩に当たる転入生。儚げでミステリアスな雰囲気を持つ。
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;[[トミガイ・ケイ]]
 
;[[トミガイ・ケイ]]
 
:キョウとカミナギの友人で、中性的な顔立ちの少年。
 
:キョウとカミナギの友人で、中性的な顔立ちの少年。
 +
;[[ハヤセ・トウヤ]]、[[ウシオ・タケル]]、[[カワグチ・ケンタ]]
 +
:キョウの中学生時代の友人で、当時の水泳部の部員たち。
 +
;[[タチバナ・ミズキ]]
 +
:カミナギの親友で、ハヤセに片想いをしている。
  
 
=== セレブラム ===
 
=== セレブラム ===
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;[[トガ・ヴィタール]]
 
;[[トガ・ヴィタール]]
 
:ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のガンナー。ゲーム作品『ゼーガペインXOR』の主人公。
 
:ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のガンナー。ゲーム作品『ゼーガペインXOR』の主人公。
;[[サラ]]
+
;[[サラ (ゼーガペイン)|サラ]]
 
:ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のウィザード。
 
:ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のウィザード。
 
;[[メイヴェル・トランスフェイル]]
 
;[[メイヴェル・トランスフェイル]]
63行目: 111行目:
 
;[[シン]]
 
;[[シン]]
 
:アビスとコンビを組む女性型の復元者。
 
:アビスとコンビを組む女性型の復元者。
;ナーガ
+
;[[ナーガ (ゼーガペイン)|ナーガ]]
 
:量子コンピュータの開発者であり、人類を自らが望む究極の存在へ進化させるためにオルム・ウィルスを使い人類を絶滅に追いやって幻体にさせ、ガルズオルムを生み出した張本人。
 
:量子コンピュータの開発者であり、人類を自らが望む究極の存在へ進化させるためにオルム・ウィルスを使い人類を絶滅に追いやって幻体にさせ、ガルズオルムを生み出した張本人。
;僧
+
;[[復元者]]
 +
:ガルズオルムの[[一般兵]]。
 +
;[[]]
 
:ガルズオルムを裏切り、密かに人類側へ協力している。本名不明で、仏教の僧侶の姿で現われたため「僧」と仮称される。
 
:ガルズオルムを裏切り、密かに人類側へ協力している。本名不明で、仏教の僧侶の姿で現われたため「僧」と仮称される。
  
 
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]]
+
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
  
 
=== セレブラム ===
 
=== セレブラム ===
 
==== ホロニックローダー ====
 
==== ホロニックローダー ====
 
;[[ゼーガペイン・アルティール]]
 
;[[ゼーガペイン・アルティール]]
 +
:
 +
;[[ゼーガペイン・アルティール (トガ機)]]
 
:
 
:
 
;[[ゼーガペイン・ガルダ]]
 
;[[ゼーガペイン・ガルダ]]
 
:
 
:
;ゼーガペイン・フリスベルグ
+
;[[ゼーガペイン・フリスベルグ]]
 
:
 
:
 
;[[ゼーガペイン・ジャターユ]]
 
;[[ゼーガペイン・ジャターユ]]
:『ゼーガペインADP』(未参戦)に登場したホロニックローダー。
+
:『ゼーガペインADP』に登場したホロニックローダー。
;[[ゼーガペイン・カラドリウス]](ゼーガタンク)
+
;[[ゼーガタンク]]
:ホロニックローダーのQL(燃料)を補給する支援機体。
+
:ホロニックローダーのQL(燃料)を補給する支援機体。別名「ゼーガペイン・カラドリウス」。
  
 
==== 艦艇 ====
 
==== 艦艇 ====
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;[[ウルヴォーフル]]
 
;[[ウルヴォーフル]]
 
:
 
:
;コブラル
+
;[[コブラル]]
 
:
 
:
 
;ゴーネ
 
;ゴーネ
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;[[アンチゼーガ・コアトリクエ]]
 
;[[アンチゼーガ・コアトリクエ]]
 
:ガルズオルムが開発した対ホロニックローダー兵器。
 
:ガルズオルムが開発した対ホロニックローダー兵器。
;アンチゼーガ・マインディエ
+
;[[アンチゼーガ・マインディエ]]
:
+
:コアトリクエの発展型。
  
 
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
119行目: 172行目:
 
:
 
:
 
:;「キミヘ ムカウ ヒカリ」
 
:;「キミヘ ムカウ ヒカリ」
::歌、作詞、作曲:新居昭乃 / 編曲:保刈久明
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::歌・作詞・作曲:新居昭乃 / 編曲:保刈久明
 
::第1話及び第26話ではエンディング曲として使用。間奏の一部は次回予告でも使用されている。
 
::第1話及び第26話ではエンディング曲として使用。間奏の一部は次回予告でも使用されている。
 
:
 
:
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:
 
:
 
:;「リトル グッバイ」(第1・10・22・26話除く)
 
:;「リトル グッバイ」(第1・10・22・26話除く)
::歌:ROCKY CHACK / 作詞、作曲:NOE & 山下太郎 / 編曲:保刈久明
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::歌:ROCKY CHACK / 作詞・作曲:NOE & 山下太郎 / 編曲:保刈久明
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::『X-Ω』『DD』で採用。『X-Ω』ではイベント「あなたのために」にて、『DD』ではイベント「エキゾチック・インベーション」「ブレイキング・メモリー」「自我は空にして色なり」にてクエスト用BGMに初採用。
 
:;「and you」(第10話、テロップでは挿入歌表記)
 
:;「and you」(第10話、テロップでは挿入歌表記)
 
::歌:ROCKY CHACK / 作詞:NOE & 山下太郎 / 作曲:山下太郎、保刈久明 / 編曲:保刈久明
 
::歌:ROCKY CHACK / 作詞:NOE & 山下太郎 / 作曲:山下太郎、保刈久明 / 編曲:保刈久明
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:
 
:
 
:;「CESTREE」
 
:;「CESTREE」
::作詞、作曲、編曲:かの香織 / 歌:牧野由依
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::歌:牧野由依 / 作詞・作曲・編曲:かの香織
 
::第26話にて使用。
 
::第26話にて使用。
  
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:初登場作品。ユニットはサービス開始当初から実装されていたが、本格的な登場は2016年6月開催の『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』とのクロスオーバーイベント「足掻く生命」が初となる(これ以前では2016年2月開催のイベント「素直になれないビタースイート」に少し登場していた)。このイベントでは、人類は全て滅ぼされてはおらず僅かに生き残りがおり、その子孫が『Endless Waltz』のキャラクターたちという設定となっている。
+
:初登場作品。ユニットはサービス開始当初から実装されていたが、本格的な登場は2016年6月開催の『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』とのクロスオーバーイベント「足掻く生命」が初となる(これ以前では2016年2月開催のイベント「素直になれないビタースイート」に少し登場していた)。スパクロ初の[[DVE]]もキョウが担当した。
:ストーリークエストでは第4章より参戦。『Endless Waltz』『[[マシンロボ クロノスの大逆襲|マシンロボ]]』『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]』勢と共に異世界組として登場する。
+
:ストーリークエストでは第4章より参戦。『Endless Waltz』『[[マシンロボ クロノスの大逆襲|マシンロボ]]』『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]』勢と共に異世界組として登場する。メインクエストでは終盤近くの原作再現が行われている。
 +
:2017年8月には、本作のサーバーリセットにフィーチャーしたイベント「夏が終わる」が開催。このイベントでは原作側の協力を得て、[[オリジナル設定|原作では登場しなかったカミナギ、シズノが単独搭乗するホロニックローダー]]が登場した<ref>[https://dengekionline.com/elem/000/001/579/1579051/ 【スパロボ クロスオメガ】水着姿のベルタ&アヤメ画像を初公開(オオチP情報局#14)] 2019年9月16日閲覧。</ref>。
 +
:他、同じ千葉県を舞台とした(厳密には『ゼーガ』は多少違うが)『[[輪廻のラグランジェ]]』との絡みも多い。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 +
:2Dスパロボ初参戦。「ワールド4」構成作品のひとつ。序章段階では『ADP』の要素のみが登場し、1章Part1から『ゼーガペイン』本編の原作再現が開始される。
 +
:他とは違い、他作品と設定を共有しておらず限りなく原作に近い「第6世界」にイレギュラー(他作品のキャラクター達)が来訪したという様であり、「人類が滅亡した世界」は彼らに大きな衝撃を与えていて、自分達が決して辿り着いてはいけない可能性の世界と評されている。
 +
:一方で、オケアノスが自軍[[母艦]]の一つとなるのもあってシナリオ全体としての出番も十分多く、特殊な設定ながら決して浮いた存在にはなっていない。
 +
:[[ディバイン・ドゥアーズ]]との共闘もあって、原作に比べると犠牲が少ない形で進み、3章Part7にて原作イベント終了となる。
  
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==
;幻体
+
;[[幻体]]
 
:人類が現実世界で絶滅寸前に追いやられた際、人類を量子コンピューターのプログラムとして変換したもの。
 
:人類が現実世界で絶滅寸前に追いやられた際、人類を量子コンピューターのプログラムとして変換したもの。
 
:;ドライダメージ、ウェットダメージ
 
:;ドライダメージ、ウェットダメージ
::幻体がダメージを負った時の言葉。ドライは肉体データ、ウェットは記憶データの破損。
+
::幻体がダメージを負った時の言葉。ドライは肉体データ、ウェットは記憶データの破損。後者はデータによる復元が非常に難しく、記憶の欠落や人格の変容をもたらし、最終的には幻体のロスト=存在の消滅に繋がる。
:
+
::幻体はバックアップを取る事が出来ないので、重大なウェットダメージや幻体の保存されている機器の破壊は避けなければならない。
;セレブラム
+
;[[セレブラム]]
:量子コンピューターの世界と現実世界の境界を認識した幻体であるセレブラントが結成した組織。
+
:量子コンピューターの世界と現実世界の境界を認識した幻体であるセレブラントが結成した組織。セレブラントに覚醒した幻体は、額に「'''セレブアイコン'''」が出現するようになる。
;ホロニックローダー
+
:;セレブアイコン
 +
::セレブラントに覚醒した幻体の額に出現するもの。出現した際のアイコンの色でホロニックローダーの操縦適性があるのかが判別できる。
 +
;[[ホロニックローダー]]
 
:セレブラムが所有する機動兵器の総称。
 
:セレブラムが所有する機動兵器の総称。
 
;オルム・ウィルス
 
;オルム・ウィルス
:現実世界で人類が絶滅した元凶である致死率99%のウィルス。
+
:現実世界で人類が絶滅した元凶である致死率99%のウィルス。仮に生き残っても遺伝子情報が完全に破壊されるため、人類の存続は量子データ変換による幻体化という手段しか残されなかった。
;復元者
+
;[[ガルズオルム]]
:ガルズオルムの戦闘員達の総称で、幻体に器となる肉体へ転送する事で現実世界で活動できるようにしている。[[森次玲二|痛覚が一切なく]](または幻体の時点で組み込まれていない)、どれだけ重傷を負っても平然としている。
+
:人類が幻体となった後に出現したナーガによって作られた組織。構成員はナーガを除くと復元者のみで、実験と称して地球上にデフテラ領域を展開し続けている。ナーガ自身も現在は個人としての肉体は存在せず、データとして拡散した人格の断片が組織の総意を形成している。
 +
;[[復元者]]
 +
:ガルズオルムの戦闘員達の総称で、幻体に器となる肉体へ転送する事で現実世界で活動できるようにしている。痛覚が一切なく(または幻体の時点で組み込まれていない)、どれだけ重傷を負っても平然としている。
 
;デフテラ領域
 
;デフテラ領域
:ガルズオルムが地球上に広げている異相次元空間。
+
:ガルズオルムが地球上に広げている異相次元空間。領域内は痛覚の消失など物理法則が異なり、新しい生態系の構築など様々な実験に利用される。
 +
;リザレクションシステム
 +
:僧が開発した幻体が本来の肉体を得る事ができる装置で、それを回収する事がセレブラムの最終目標の一つ。
 +
;リセット
 +
:幻体化された人類のプログラムは常に動かしておく必要があるが、量子コンピュータといえど膨大な数の人間と環境データを永遠にシミュレートし続けることは出来ないので、一定期間ごとにサーバーが初期化される。人間の記憶も幻体化した時点までリセットされるが、例外としてセレブラントの記憶データは蓄積され続ける。なおサーバー内の時刻は、現実世界の時間と同期している。
 +
:舞浜サーバーの場合、リセットされるまでの期間は約5か月で、4月1日から8月31日までを永遠に繰り返している。
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
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|第1話||エンタングル||ゼーガペイン・アルティール|||||
+
|第1話||エンタングル||[[ゼーガペイン・アルティール]]||||DD
 
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|第2話||セレブラム||||||
 
|第2話||セレブラム||||||
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|第3話||デフテラ領域||||||
 
|第3話||デフテラ領域||||||
 
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|第4話||上海サーバー||||||
+
|第4話||上海サーバー||||||DD
 
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|-
 
|第5話||デジャビュ||||||
 
|第5話||デジャビュ||||||
181行目: 251行目:
 
|第8話||水の向こう側||||||
 
|第8話||水の向こう側||||||
 
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|第9話||ウェットダメージ||||||
+
|第9話||ウェットダメージ||||||DD
 
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|第10話||また、夏が来る||||||
 
|第10話||また、夏が来る||||||
 
|-
 
|-
|第11話||残るまぼろし||||||
+
|第11話||残るまぼろし||||||DD
 
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|第12話||目覚める者たち||||||
 
|第12話||目覚める者たち||||||
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|第21話||戦士たち…||||||
 
|第21話||戦士たち…||||||
 
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|第22話||ジフェイタス||||||
+
|第22話||ジフェイタス||||||X-Ω、DD
 
|-
 
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|第23話||沈まない月||||||
+
|第23話||沈まない月||||||X-Ω
 
|-
 
|-
 
|第24話||光の一滴(ひとしずく)||||||
 
|第24話||光の一滴(ひとしずく)||||||
215行目: 285行目:
 
|第25話||舞浜の空は青いか||||||
 
|第25話||舞浜の空は青いか||||||
 
|-
 
|-
|第26話||森羅万象(ありとあらゆるもの)||||||
+
|第26話||森羅万象(ありとあらゆるもの)||||||X-Ω、DD
 
|}
 
|}
  
== 主要スタッフ ==
+
== 余談 ==
;製作
+
*『ゼーガペイン』という作品にとって、舞浜サーバーのリセット期日である'''8月31日'''は特別な日として扱われている。DVDBOXやスピンオフ小説の発売、サウンドトラックのサブスク配信、果ては公式イベントに至るまで、8月31日に合わせて作品の展開が行われるようになっている。
:サンライズ
+
**スパロボ公式サイトでも『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』参戦記念として、2015年'''8月31日'''から9月7日までスパロボ公式HPの無料会員になる事で本作品全話を無料で視聴する事が出来た。
;原作
+
**2023年'''8月31日'''には上述の『ゼーガペインSTA<ref>発表時は仮称の『オルタモーダ編』で呼ばれていた。</ref>』の制作が発表されている<ref>余談になるが、当時参戦中だった『DD』においても偶然か否か、同日に[[ゼーガペイン・アルティール]]の最終決戦再現武装「舞浜シャイニングオーシャンパンチ」が実装されている。</ref>。
:矢立肇、伊東岳彦
+
 
;原案
+
== 脚注 ==
:マイクロソフト
+
<references />
;監督
 
:下田正美
 
;キャラクターデザイン
 
:山下明彦
 
;キャラクター原案
 
:幡池裕行
 
;メカニックデザイン
 
:中原れい、神宮司訓之、福島秀機、やまだたかひろ
 
;音楽
 
:大塚彩子
 
  
== 余談 ==
 
*スパロボ公式サイトでは『X-Ω』参戦記念として、2015年8月31日から9月7日までスパロボ公式HPの無料会員になることで本作品全話を無料で視聴することが出来た。
 
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
=== DVD-BOX ===
+
=== [[Blu-ray]] ===
<amazon>B00NS029M6</amazon>
+
<amazon>B00NS029M6</amazon><amazon>B01ESOFJTU</amazon>
=== サウンドトラック ===
+
=== 楽曲関連 ===
<amazon>B000FIHCDK</amazon>
+
<amazon>B000FIHCDK</amazon><amazon>B01DVQQ95O</amazon>
 +
===書籍===
 +
<amazon>4775305220</amazon><amazon>4775308521</amazon>
 +
=== レンタルビデオ・動画配信 ===
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考
 +
|+ レンタルビデオ
 +
|-
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| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 TSUTAYA宅配レンタル] || [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0087797123 〇] ||
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| [http://www.dmm.com/rental/ DMM] || [https://www.dmm.com/rental/-/list/=/article=series/id=62645/ 〇] ||
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| [https://rental.geo-online.co.jp/ ゲオ宅配レンタル] || [https://rental.geo-online.co.jp/dvdbox/detail-90004689.html 〇]||
 +
|}
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 +
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|-
 +
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考
 +
|+ 動画配信
 +
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 +
| [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/top.do?pT=0&sc_int=movie_dvd_header_vodtop TSUTAYA TV] || × || サービス終了
 +
|-
 +
| [https://tv.dmm.com/vod/ DMMTV] || [https://tv.dmm.com/vod/list/?season=bqapdrkr290ib2kyn0mydy5eu 〇]|| 第一話無料
 +
|-
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 +
|-
 +
| [http://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO!ストア] || × || サービス終了
 +
|-
 +
| [http://taod.jp/ 東映アニメオンデマンド] || × ||サービス終了
 +
|-
 +
| [http://video.unext.jp/ ユーネクスト] || × ||
 +
|-
 +
| [http://www.videomarket.jp/ ビデオマーケット] || [https://www.videomarket.jp/title/300767 〇] || 第一話無料
 +
|-
 +
| [http://fod.fujitv.co.jp/s/ フジテレビオンデマンド] || × ||
 +
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2024年8月16日 (金) 21:55時点における最新版

ゼーガペイン
原作 矢立肇
伊東岳彦
監督 下田正美
シリーズ構成 関島眞頼
キャラクターデザイン 山下明彦
幡池裕行(原案)
メカニックデザイン 中原れい
神宮司訓之
福島秀機
やまだたかひろ
音楽 大塚彩子
制作 サンライズ
放送局 テレビ東京系
放送期間 2006年4月6日 - 9月28日
話数 全26話
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
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ゼーガペイン』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

マイクロソフトとバンダイナムコグループの協業によるメディアミックスコンテンツ「プロジェクトゼーガ」の一作として制作されたテレビアニメ。本アニメ版の他、ゲームソフト・ラジオ・漫画小説ドラマCDと多角メディアで展開され、ゲーム版の主人公はアニメ終盤にも登場している。

なお、タイトルにもある「ゼーガペイン」とは「是我が痛み」[1]を意味し、次回予告での締めのフレーズ「消されるな、この思い。忘れるな、我が痛み」から採られている。

2016年10月には前日譚の劇場版『ゼーガペインADP(Adaptation、アダプテーション)』が公開された。また、2016年9月から2017年4月まで矢立文庫にて外伝小説『エンタングル:ガール 舞浜南高校映画研究部』が連載された。

2022年には本作のその後の物語を描いたアニメを導入したパチスロ『ゼーガペイン2.0』が稼働、2024年から同機を基にした劇場版『ゼーガペインSTA』が公開されている。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

舞浜市に住む高校生キョウは廃部寸前の水泳部の立て直しを迫られるものの、寄り添おうとはしない部活仲間と衝突していた。一人気落ちするキョウは水泳を楽しむ先輩のシズノに憧れ、やがて引き込まれていく。ある時、シズノや生徒会長のシマらにロボットのパイロットになるよう頼まれたキョウは、異世界でガルズオルムと呼ばれる敵と戦うことになる。

戦いをリアルなゲームだと思っていたキョウだったが、ある時ロボットがいる荒廃した世界こそがキョウら地球人類が住むべき場所、「現実世界」であり、自分たちが暮らしていた世界が「量子空間」と呼ばれる仮想現実の世界であることに気づく。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

舞浜南高校 / 舞浜サーバー[編集 | ソースを編集]

ソゴル・キョウ(十凍 京)
主人公。水泳部ただひとりの部員。
カミナギ・リョーコ(守凪 了子)
キョウの幼馴染。映画監督になる事を夢見ている。
ミサキ・シズノ(三崎 紫雫乃)
キョウの先輩に当たる転入生。儚げでミステリアスな雰囲気を持つ。
シマ(島)
生徒会長であり、セレブラントとしてはオケアノスの艦長を務める。
ミナト
生徒会の副会長であり、オケアノスの副艦長。
クロシオ・ハヤト
生徒会役員の一人で、オケアノス所属セレブラントの中では古参。かつてはゼーガのガンナーだったが、幻体データの損傷で戦えなくなった。
イリエ・アヤカ
生徒会役員の一人で、クロシオの相方としてゼーガのウィザードを務めていた。
トミガイ・ケイ
キョウとカミナギの友人で、中性的な顔立ちの少年。
ハヤセ・トウヤウシオ・タケルカワグチ・ケンタ
キョウの中学生時代の友人で、当時の水泳部の部員たち。
タチバナ・ミズキ
カミナギの親友で、ハヤセに片想いをしている。

セレブラム[編集 | ソースを編集]

マオ・ルーシェン
ゼーガペイン・ガルダのガンナー。
メイウー(美雨)
メイイェンの姉で、ゼーガペイン・ガルダのメインウィザード。
メイイェン(美炎)
メイウーの妹で、ゼーガペイン・ガルダのサブウィザード。
クリス・アヴニール
ゼーガペイン・フリスベルグのガンナー。かつてはドヴァールカーに所属していた。
アーク・アヴニール
クリスの妻で、ゼーガペイン・フリスベルグのウィザード。過去の戦いでドライダメージ、ウェットダメージ双方が深刻な状態にあり、いつ消えてもおかしくない状況にある。
レムレスタルボフォセッタリチェルカディータ
オケアノスに搭載されている管制AI。
トガ・ヴィタール
ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のガンナー。ゲーム作品『ゼーガペインXOR』の主人公。
サラ
ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のウィザード。
メイヴェル・トランスフェイル
ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカー所属のウィザード。
イゾラ
ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦ドヴァールカーの司令。

ガルズオルム[編集 | ソースを編集]

アビス
男性型の復元者。幻体化した人類を「光無き者」と呼び、数多くのセレブラントを葬ってきた。
シン
アビスとコンビを組む女性型の復元者。
ナーガ
量子コンピュータの開発者であり、人類を自らが望む究極の存在へ進化させるためにオルム・ウィルスを使い人類を絶滅に追いやって幻体にさせ、ガルズオルムを生み出した張本人。
復元者
ガルズオルムの一般兵
ガルズオルムを裏切り、密かに人類側へ協力している。本名不明で、仏教の僧侶の姿で現われたため「僧」と仮称される。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

セレブラム[編集 | ソースを編集]

ホロニックローダー[編集 | ソースを編集]

ゼーガペイン・アルティール
ゼーガペイン・アルティール (トガ機)
ゼーガペイン・ガルダ
ゼーガペイン・フリスベルグ
ゼーガペイン・ジャターユ
『ゼーガペインADP』に登場したホロニックローダー。
ゼーガタンク
ホロニックローダーのQL(燃料)を補給する支援機体。別名「ゼーガペイン・カラドリウス」。

艦艇[編集 | ソースを編集]

オケアノス
舞浜サーバーを中心としたセレブラムの活動拠点となる飛行母艦。
ドヴァールカー
ヨーロッパ方面に展開するオケアノス級飛行母艦。

ガルズオルム[編集 | ソースを編集]

ゼーレゥ
アンヴァール
ウルヴォーフル
コブラル
ゴーネ
ヴァージェム
ハゾンマイヤ
オーヴァル
ノウティラス
アンチゼーガ・コアトリクエ
ガルズオルムが開発した対ホロニックローダー兵器。
アンチゼーガ・マインディエ
コアトリクエの発展型。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「キミヘ ムカウ ヒカリ」
歌・作詞・作曲:新居昭乃 / 編曲:保刈久明
第1話及び第26話ではエンディング曲として使用。間奏の一部は次回予告でも使用されている。
エンディングテーマ
「リトル グッバイ」(第1・10・22・26話除く)
歌:ROCKY CHACK / 作詞・作曲:NOE & 山下太郎 / 編曲:保刈久明
『X-Ω』『DD』で採用。『X-Ω』ではイベント「あなたのために」にて、『DD』ではイベント「エキゾチック・インベーション」「ブレイキング・メモリー」「自我は空にして色なり」にてクエスト用BGMに初採用。
「and you」(第10話、テロップでは挿入歌表記)
歌:ROCKY CHACK / 作詞:NOE & 山下太郎 / 作曲:山下太郎、保刈久明 / 編曲:保刈久明
エンディングテロップでは作詞作曲の表記が「リトルグッバイ」と同様にされている。
「ラストブルー」(第22話、テロップでは挿入歌表記)
歌:ROCKY CHACK / 作詞:NOE、山下太郎、新居昭乃 / 作曲:NOE、山下太郎 / 編曲:保刈久明
挿入歌
「CESTREE」
歌:牧野由依 / 作詞・作曲・編曲:かの香織
第26話にて使用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。ユニットはサービス開始当初から実装されていたが、本格的な登場は2016年6月開催の『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』とのクロスオーバーイベント「足掻く生命」が初となる(これ以前では2016年2月開催のイベント「素直になれないビタースイート」に少し登場していた)。スパクロ初のDVEもキョウが担当した。
ストーリークエストでは第4章より参戦。『Endless Waltz』『マシンロボ』『ボトムズ』勢と共に異世界組として登場する。メインクエストでは終盤近くの原作再現が行われている。
2017年8月には、本作のサーバーリセットにフィーチャーしたイベント「夏が終わる」が開催。このイベントでは原作側の協力を得て、原作では登場しなかったカミナギ、シズノが単独搭乗するホロニックローダーが登場した[2]
他、同じ千葉県を舞台とした(厳密には『ゼーガ』は多少違うが)『輪廻のラグランジェ』との絡みも多い。
スーパーロボット大戦DD
2Dスパロボ初参戦。「ワールド4」構成作品のひとつ。序章段階では『ADP』の要素のみが登場し、1章Part1から『ゼーガペイン』本編の原作再現が開始される。
他とは違い、他作品と設定を共有しておらず限りなく原作に近い「第6世界」にイレギュラー(他作品のキャラクター達)が来訪したという様であり、「人類が滅亡した世界」は彼らに大きな衝撃を与えていて、自分達が決して辿り着いてはいけない可能性の世界と評されている。
一方で、オケアノスが自軍母艦の一つとなるのもあってシナリオ全体としての出番も十分多く、特殊な設定ながら決して浮いた存在にはなっていない。
ディバイン・ドゥアーズとの共闘もあって、原作に比べると犠牲が少ない形で進み、3章Part7にて原作イベント終了となる。

用語[編集 | ソースを編集]

幻体
人類が現実世界で絶滅寸前に追いやられた際、人類を量子コンピューターのプログラムとして変換したもの。
ドライダメージ、ウェットダメージ
幻体がダメージを負った時の言葉。ドライは肉体データ、ウェットは記憶データの破損。後者はデータによる復元が非常に難しく、記憶の欠落や人格の変容をもたらし、最終的には幻体のロスト=存在の消滅に繋がる。
幻体はバックアップを取る事が出来ないので、重大なウェットダメージや幻体の保存されている機器の破壊は避けなければならない。
セレブラム
量子コンピューターの世界と現実世界の境界を認識した幻体であるセレブラントが結成した組織。セレブラントに覚醒した幻体は、額に「セレブアイコン」が出現するようになる。
セレブアイコン
セレブラントに覚醒した幻体の額に出現するもの。出現した際のアイコンの色でホロニックローダーの操縦適性があるのかが判別できる。
ホロニックローダー
セレブラムが所有する機動兵器の総称。
オルム・ウィルス
現実世界で人類が絶滅した元凶である致死率99%のウィルス。仮に生き残っても遺伝子情報が完全に破壊されるため、人類の存続は量子データ変換による幻体化という手段しか残されなかった。
ガルズオルム
人類が幻体となった後に出現したナーガによって作られた組織。構成員はナーガを除くと復元者のみで、実験と称して地球上にデフテラ領域を展開し続けている。ナーガ自身も現在は個人としての肉体は存在せず、データとして拡散した人格の断片が組織の総意を形成している。
復元者
ガルズオルムの戦闘員達の総称で、幻体に器となる肉体へ転送する事で現実世界で活動できるようにしている。痛覚が一切なく(または幻体の時点で組み込まれていない)、どれだけ重傷を負っても平然としている。
デフテラ領域
ガルズオルムが地球上に広げている異相次元空間。領域内は痛覚の消失など物理法則が異なり、新しい生態系の構築など様々な実験に利用される。
リザレクションシステム
僧が開発した幻体が本来の肉体を得る事ができる装置で、それを回収する事がセレブラムの最終目標の一つ。
リセット
幻体化された人類のプログラムは常に動かしておく必要があるが、量子コンピュータといえど膨大な数の人間と環境データを永遠にシミュレートし続けることは出来ないので、一定期間ごとにサーバーが初期化される。人間の記憶も幻体化した時点までリセットされるが、例外としてセレブラントの記憶データは蓄積され続ける。なおサーバー内の時刻は、現実世界の時間と同期している。
舞浜サーバーの場合、リセットされるまでの期間は約5か月で、4月1日から8月31日までを永遠に繰り返している。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 エンタングル ゼーガペイン・アルティール DD
第2話 セレブラム
第3話 デフテラ領域
第4話 上海サーバー DD
第5話 デジャビュ
第6話 幻体
第7話 迷える魂
第8話 水の向こう側
第9話 ウェットダメージ DD
第10話 また、夏が来る
第11話 残るまぼろし DD
第12話 目覚める者たち
第13話 新たなるウィザード
第14話 滅びの記憶
第15話 リインカーネーション
第16話 復活の戦場
第17話 復元されし者
第18話 偽りの傷、痛みは枯れて
第19話 ラストサパー
第20話 イェル、シズノ
第21話 戦士たち…
第22話 ジフェイタス X-Ω、DD
第23話 沈まない月 X-Ω
第24話 光の一滴(ひとしずく)
第25話 舞浜の空は青いか
第26話 森羅万象(ありとあらゆるもの) X-Ω、DD

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『ゼーガペイン』という作品にとって、舞浜サーバーのリセット期日である8月31日は特別な日として扱われている。DVDBOXやスピンオフ小説の発売、サウンドトラックのサブスク配信、果ては公式イベントに至るまで、8月31日に合わせて作品の展開が行われるようになっている。
    • スパロボ公式サイトでも『X-Ω』参戦記念として、2015年8月31日から9月7日までスパロボ公式HPの無料会員になる事で本作品全話を無料で視聴する事が出来た。
    • 2023年8月31日には上述の『ゼーガペインSTA[3]』の制作が発表されている[4]

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. より詳しく言うと「是(これ)→是(ゼ)→ゼー」「我が→我(ガ)→」「痛み→(英語で)pain→ペイン」となる。
  2. 【スパロボ クロスオメガ】水着姿のベルタ&アヤメ画像を初公開(オオチP情報局#14) 2019年9月16日閲覧。
  3. 発表時は仮称の『オルタモーダ編』で呼ばれていた。
  4. 余談になるが、当時参戦中だった『DD』においても偶然か否か、同日にゼーガペイン・アルティールの最終決戦再現武装「舞浜シャイニングオーシャンパンチ」が実装されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

楽曲関連[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

サイト名 取扱いの有無 備考
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サイト名 取扱いの有無 備考
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資料リンク[編集 | ソースを編集]