「グン・ジェム」の版間の差分

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;「今ぶっ叩いておかないと取り返しのつかないことになるんだ!!」<br />「俺の息のかかった兵は伝書鳩じゃねえんだ!!」
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:26話。グン・ジェムの情報家、戦略家としての能力が伺える一幕。彼は二ヶ月も前から連合軍のドラグーン建造を察知し出撃許可を申請し続けていたが司令からは許可を得られなかった。結果彼の予言通り取り返しのつかないことになり、ギガノス帝国は滅亡する。帝国圧倒的有利のこの状況から敗北を予測した帝国側の人間はグン・ジェムだけである。
 
;「ゴル大尉!食事の時ぐらいは作法を守れ!ジン中尉を見習うんだ!」
 
;「ゴル大尉!食事の時ぐらいは作法を守れ!ジン中尉を見習うんだ!」
 
:食事のマナーがなっていないゴルを叱りつけた台詞。グン・ジェムにしては意外に律儀な一場面。
 
:食事のマナーがなっていないゴルを叱りつけた台詞。グン・ジェムにしては意外に律儀な一場面。

2014年8月12日 (火) 17:37時点における版

グン・ジェム(Gon Jem)

ギガノスの汚物」と蔑まされる愚連隊「グン・ジェム隊」の司令官。容姿・言動・性格…と、およそ品位というものとは無縁の存在であるがゆえに軍内部からは忌み嫌われているが、ドラグナー遊撃隊との戦闘以前のMA撃墜数は17機以上を誇るなど、高い実力を持つ武闘派。パイロットとしての能力はケーンを遙かに凌駕しており、愛機のゲイザムでケーンのドラグナー1型との白兵戦を制し、ケーンが悪夢でうなされてしまうほどにまで精神的に追い込んだ。搭乗機は全て実体剣(青竜刀)を装備しており、それを用いた近接戦闘を最も得意とする。

短気で粗暴で残忍で狡猾で金儲けに目が無い反面、部下の面倒見が良く、部下達からは慕われていた。特に、四天王のゴルガナンが戦死した際は、機体の損傷も顧みずゲイザムで出撃しようとした。……が、試作型のギルガザムネを持ち出して挑んだ弔い合戦の際、思考コントロールシステムの暴走により味方であるジン中尉を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。

登場作品と役柄

基本的には中ボスクラスの敵として登場するのだが、ヘタをすればドルチェノフよりよっぽど強く初見殺しになり得る。

スーパーロボット大戦A
デビルガンダム追跡の任務を受けて、地上ルートのアーガマ打ち上げ後に出現する。その後も地上ルートを中心に何度か交戦するが、最後は特に目立つ場面もないままネオホンコンで全滅する。原作と違い、ジンを殺すことはない。
スーパーロボット大戦MX
ケーンを追い詰めるシーンや、ジン殺害イベントなど、原作を多く再現している。宇宙ルートのマイヨ・プラートに対し、地上ルートでの強敵として立ちはだかる。ギルガザムネの欠陥システムに取り込まれた最終戦では、何名かの自軍キャラから力のみに固執したその末路に憐れみの感情を抱かせた。
スーパーロボット大戦GC
スーパーロボット大戦XO

人間関係

グン・ジェム隊

リー・スー・ミン
グン・ジェム四天王の紅一点。グン・ジェム隊ただ一人の生き残りとなり、終戦の為に戦う。
ゴル
グン・ジェム四天王の一人。単細胞で失敗も多い彼を叱責する事が多かったが、ドラグナー遊撃隊との交戦の中、無限軌道砲と共に戦死した際は号泣してドラグナーを激しく憎むようになる等、息子同然にかわいがっていた。
ガナン
グン・ジェム四天王の一人。ドラグナー遊撃隊との交戦の中で戦死する。
ジン中尉
グン・ジェム四天王の一人。ゴルとガナンを失い、弔い合戦の際、グン・ジェムによって殺されてしまう。この事実にはグン・ジェムもショックであったようで、一時は飲んだくれになった。

ギガノス帝国

ブリード
SRW未登場。直属の上司であるギガノス軍アジア方面司令官。グン・ジェムの行動に頭を悩ませているが、全く頭が上がらない。
ゲルポック隊
31・32話に登場。対立関係となり、ゲルポック隊の一人であるアデンの戦死後は代役としてジンを編入させたが、隙あらば彼に生き残りの二人を始末させようとした。
マイヨ・プラート
直接会う場面は無いが、ギガノスの政変で彼が行方不明になった際はいち早く探し出して金と自身の地位の向上を狙った。
プラクティーズ
30話で彼らが補給の為にグン・ジェム隊を訪れた際には快く許可するが、見返りに多額の金を要求する。

地球連合軍

ケーン・ワカバ
宿敵。1対1の戦いでは常にグン・ジェムが圧倒していたが、ドラグナー遊撃隊のチームワークの前に敗北する。
タップ・オセアノライト・ニューマン
彼らに対してもほぼ圧倒した。
リンダ・プラート
ジンが彼女を捕らえた際には身代金を得ようとした。
ヤム・ラオチュン
かつて地球連合軍の軍人であった彼と真剣で禁じられていた決闘を行い、左目を失った過去がある。

他作品との人間関係

ウォン・ユンファ
Aでは彼がスポンサーとして、グン・ジェム隊の補給を担当した。またバーサーカーシステム等の技術も、彼を経由してギガノスにもたらされた。
ロム・ストール
MXでは重慶基地の戦いでDチームを追い詰めながらも、彼の介入により失敗。以来、「カブキ野郎」と毒づきながら何かと目のカタキにしている。

名台詞

「今ぶっ叩いておかないと取り返しのつかないことになるんだ!!」
「俺の息のかかった兵は伝書鳩じゃねえんだ!!」
26話。グン・ジェムの情報家、戦略家としての能力が伺える一幕。彼は二ヶ月も前から連合軍のドラグーン建造を察知し出撃許可を申請し続けていたが司令からは許可を得られなかった。結果彼の予言通り取り返しのつかないことになり、ギガノス帝国は滅亡する。帝国圧倒的有利のこの状況から敗北を予測した帝国側の人間はグン・ジェムだけである。
「ゴル大尉!食事の時ぐらいは作法を守れ!ジン中尉を見習うんだ!」
食事のマナーがなっていないゴルを叱りつけた台詞。グン・ジェムにしては意外に律儀な一場面。
「わしゃ人様の物に手をつける奴はでぇ嫌ぇだ!」
29話でリンダを巡り争ったジンとゴルを仲裁し、リンダは攫って来たジンの物としてゴルを叱った台詞。しかし、グン・ジェムも人の事が全く言えていない。
「名誉だと!?あいつに傷つくような名誉なんかあんのか?」
31話でゴルがゲルポック隊に一方的に喧嘩を売ったときの台詞。これを聞いてガナンは高笑いを上げた。この後ゴルはゲルポック隊に軽くあしらわれた。
「ゴルー!目を開け!このアホンダラ!目を開くんだ!ゴル…ゴルー!ゴルよー!ゴルゥゥゥゥゥ!」
ゴルの死を受けての台詞。グン・ジェムの部下思いの一面が強く表れており、以降は復讐の道へ走る事になる。
「かわいい部下の仇!貴様らを…地獄へたたき落としてくれるわぁ!」
36話より。ゴルの仇を討つためにドラグナーへの復讐に燃えた台詞。
「遅い!これはゴルの分!」
「もはや貴様の見切りは通用せんわ!これはガナンの分だッ!」
ゴルとガナンの仇に燃えるグン・ジェムがドラグナー1型を攻撃した際の台詞。少年漫画にありがちな言い回しっぽい。
「くっ、くそぉ~!ゴルよ!ガナンよ!ジンよ!ワシに力を貸してくれやぁ! そして仇を討たせてくれぇ~!!うりゃああああ!」
40話でのドラグナーとの最後の戦いでシステムの欠陥に苦しめられながらも気迫で戦おうとした際の台詞。
「わしゃ死なん!!貴様達をブッ殺すまで!わ、わしゃ死なんぞぉぉぉぉぉ!!!」
ドラグナー1型と相打ち同然になりながらも再び戦おうとした際の台詞。しかし、この台詞の直後に機体は爆発し、グン・ジェムは壮絶な最期を遂げる。

スパロボシリーズの名台詞

「連邦の英雄がギガノスの汚物に倒されたとなりゃ、双方のお偉いさんが青くならあな!」
MXでのアムロとの初対決時における戦闘前会話。その貪欲なまでの闘争心を、アムロは「本能で戦うタイプ」と評している。
「ワシの渾身の打ち込みは、さしものシャッフル同盟でもかわせんわ!」
MXD-1カスタムに奇襲を仕掛けて大ダメージを与え、得意の絶頂で吹いた台詞。とは言え、コソコソ隠れての不意打ちだったので大言壮語にも程が有る。
グン・ジェム「………」
ミン「どうしたんだい、大佐?」
グン・ジェム「いや何、いつものパターンだとあのカブキ野郎がやって来るところだからな」
「ちょいと心の準備をしとった」
その続き。重慶ルートでロムの登場に度胆を抜かれたのが相当悔しかったらしく、今度は驚くまいと心を落ち着けていた。とはいえ、このステージにはロムは登場せず、代わりにレイナ一行が出て来る。
「かっこいいねえ!正義の味方のつもりかい、兄さん!」
「だがよ!てめえみたいな野郎を見てるとワシは虫唾が走るんだよ!」
デュークとの戦闘前会話。デュークの言い回しがロムを想起させるのか、妙にエキサイトしている。
「残念ながらワシゃ悪い大人なんでな。さっぱりわからねえなぁ!」
XOにて、「街中で戦ったらどうなるか、いい大人なんだからそれくらいわかるだろ!?」と非難したワッ太に対して。本っ当にいい性格をしたおっさんである。

話題まとめ

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