「道明寺誠」の版間の差分

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JUDA所属の[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]のパイロットの1人。浩一達とは同級生であり、JUDAへもアルバイトとして所属している。<br/>
 
JUDA所属の[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]のパイロットの1人。浩一達とは同級生であり、JUDAへもアルバイトとして所属している。<br/>
[[九条美海]]や[[中島宗美]]程では無いものの、原作漫画版とアニメ版で性格が異なっているキャラクターでもある。
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[[九条美海]]や[[中島宗美]]程では無いものの、原作漫画版とアニメ版で[[性格]]が異なっているキャラクターでもある。
  
 
卓越した身体能力を持ち、[[ファクター]]である[[早瀬浩一|浩一]]とケンカになった際には彼を一方的に打ちのめし、絵美を驚かせていた。<br/>
 
卓越した身体能力を持ち、[[ファクター]]である[[早瀬浩一|浩一]]とケンカになった際には彼を一方的に打ちのめし、絵美を驚かせていた。<br/>
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:初登場作。迅雷の連続攻撃のトドメ演出のカットイン(『ドヤ顔&歯がキラリ』。しかも'''効果音付き''')が非常に印象的。「JUDA奪還作戦」にて森次と入れ替わる形で参入する。同時参入のジャックと組めば武器射程がピッタリかみ合い、非常に強力なPUとなる。
 
:初登場作。迅雷の連続攻撃のトドメ演出のカットイン(『ドヤ顔&歯がキラリ』。しかも'''効果音付き''')が非常に印象的。「JUDA奪還作戦」にて森次と入れ替わる形で参入する。同時参入のジャックと組めば武器射程がピッタリかみ合い、非常に強力なPUとなる。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作漫画版準拠で参戦。寺生まれというだけでは有り得ないほど世界中の神々や神話について詳しく、UXの面々に解説する場面が多い。神話や中国の三国時代をはじめとする昔話関係では必ず出番がある。また、神話や伝説の内容から、その真意を導き出すなど推理力も並はずれている。
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:原作漫画版準拠で参戦。寺生まれというだけでは有り得ないほど世界中の神々や[[神話]]について詳しく、UXの面々に解説する場面が多い。神話や中国の三国時代をはじめとする昔話関係では必ず出番がある。また、神話や伝説の内容から、その真意を導き出すなど推理力も並はずれている。
:孔明先生と共に世界観の謎を追い求める大役を担っているため自然とプレイヤーの注意と興味を引き、原作以上の存在感を放つ。終盤の世界観考察と怒涛の伏線解消は必見。
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:'''[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]と共に[[世界観/UX|UXの世界観]]の謎を追い求める大役を担っている'''ため自然とプレイヤーの注意と興味を引き、原作以上の存在感を放つ。終盤の世界観考察と怒涛の[[伏線]]解消は必見。
:その活躍ぶりから、プレイヤーからはネット掲示板における有名なコピペにちなみ'''「寺生まれのDさん」'''とあだ名をつけられた。
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:その活躍ぶりから、プレイヤーからはネット掲示板における有名なコピペにちなみ'''「寺生まれのDさん」'''と[[俗語・俗称|あだ名]]をつけられた。
 
:L同様にパイロットとしても非常に優秀で、PUを組む際にはメイン・サブ双方共に活躍が期待できる。
 
:L同様にパイロットとしても非常に優秀で、PUを組む際にはメイン・サブ双方共に活躍が期待できる。
  
 
==パイロットステータス設定の傾向==
 
==パイロットステータス設定の傾向==
 
===[[能力|能力値]]===
 
===[[能力|能力値]]===
Lでは良くも悪くも平均的。迅雷の最強武器は格闘だが本人は射撃の方が1高い。<br/>一方でUXでは'''主役級の格闘・射撃を誇る'''。そして技量も恐ろしく高い……というか、'''森次とほぼ同等の能力'''というチートっぷり。……本当に寺生まれか?
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Lでは良くも悪くも平均的。迅雷の最強武器は格闘だが本人は射撃の方が1高い。<br/>一方でUXでは'''主役級の格闘・射撃を誇る'''。そして[[技量]]も恐ろしく高い……というか、'''[[森次玲二|森次]]とほぼ同等の能力'''というチートっぷり。……本当に寺生まれか?
  
 
===[[精神コマンド]]===
 
===[[精神コマンド]]===
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:女性専用の特殊戦闘台詞が出る辺り、[[ディック・アルカイン|ディック]]と違って彼のことを女性と認めているようである。
 
:女性専用の特殊戦闘台詞が出る辺り、[[ディック・アルカイン|ディック]]と違って彼のことを女性と認めているようである。
 
;[[孔明リ・ガズィ]]
 
;[[孔明リ・ガズィ]]
:UXにおける先生。彼と[[司馬懿サザビー]]に教授してもらい、世界の謎を追い求めていく。
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:UXにおける先生。彼と司馬懿サザビーに教授してもらい、世界の謎を追い求めていく。
 
;[[司馬懿サザビー]]
 
;[[司馬懿サザビー]]
 
:UXにおけるもう一人の先生。[[G記]]に興味をもち、彼も道明寺の知識に興味を持つ。孔明と共にディスカッションを重ね、終わった時、衝撃的な真実が明らかになる。
 
:UXにおけるもう一人の先生。[[G記]]に興味をもち、彼も道明寺の知識に興味を持つ。孔明と共にディスカッションを重ね、終わった時、衝撃的な真実が明らかになる。
 
;[[呂布トールギス]]
 
;[[呂布トールギス]]
:UXでは初めて彼を目の当たりにしてその名を聞いた際、史実における「呂布奉先」についての解説を行い、[[ダミアン]]を震え上がらせる。終盤の[[竜宮島]]での戦いにおいては、この世界の真理に到達したかのような彼の言葉に強く興味を持ち、それは全ての真実を解き明かす事に繋がっていく。
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:UXでは初めて彼を目の当たりにしてその名を聞いた際、史実における「呂布奉先」についての解説を行い、[[ダミアン]]を震え上がらせる。
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:終盤の[[竜宮島]]での戦いにおいては、この世界の真理に到達したかのような彼の言葉に強く興味を持ち、それは全ての真実を解き明かす事に繋がっていく。
 
;[[ヨグ=ソトース]]
 
;[[ヨグ=ソトース]]
 
:UX終盤で[[マスターテリオン]]の手によって顕現した際、その本質を言及している。
 
:UX終盤で[[マスターテリオン]]の手によって顕現した際、その本質を言及している。
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:[[UX]]では彼の後継機の名前案に[[オデュッセア]]を挙げる。
 
:[[UX]]では彼の後継機の名前案に[[オデュッセア]]を挙げる。
 
;[[サヤ・クルーガー]]
 
;[[サヤ・クルーガー]]
:[[UX]]では彼女を早瀬軍団(結成時にその場にいたため)に引き込む。
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:UXでは彼女を早瀬軍団(結成時にその場にいたため)に引き込む。
  
 
==名台詞==
 
==名台詞==
 
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
;「おい 自称・最強クン ダラダラやんのも性に合わないからさぁ ちゃっちゃと終わらせてもらうぞ」
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;「おい 自称・最強クン ダラダラやんのも性に合わないからさぁ ちゃっちゃと終わらせてもらうぞ」
:浩一を襲撃した際に。'''この直後、見事すぎるタイミングでジャック隊の[[アルマ]]が現れる'''。
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:[[早瀬浩一|浩一]]を襲撃した際に。'''この直後、見事すぎるタイミングでジャック隊の[[アルマ]]が現れる'''。
;「………なんだコイツら? あっ!」<br/>「テレビでやってた奴じゃねェの!? スゲ――――本物だ見ろよ!!」
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;「………なんだコイツら? あっ!」<br/>「テレビでやってた奴じゃねェの!? スゲ――――本物だ見ろよ!!」
 
:そしてこの反応。'''偶然が起こした奇跡'''です。
 
:そしてこの反応。'''偶然が起こした奇跡'''です。
;「馬鹿野郎! 面白全部だ!!」
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;「馬鹿野郎! 面白全部だ!!」
 
:浩一に「面白半分じゃないのか?」と言われ、即座に返した台詞。彼の性格をよく表している。ちなみに浩一はこの返しをきっかけに彼と一気に打ち解けた。
 
:浩一に「面白半分じゃないのか?」と言われ、即座に返した台詞。彼の性格をよく表している。ちなみに浩一はこの返しをきっかけに彼と一気に打ち解けた。
;「大概の人間は 自ら抱える不幸や不安を 何かの所為にしたがるモンさ」<br/>「だから その不安や不幸の所為である『何か』を払い落とし 正しい方へ導く」<br/>「他の同業者はどうか知らんが 俺はそれが拝み屋の仕事だと思ってる」
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;「大概の人間は 自ら抱える不幸や不安を 何かの所為にしたがるモンさ」<br/>「だから その不安や不幸の所為である『何か』を払い落とし 正しい方へ導く」<br/>「他の同業者はどうか知らんが 俺はそれが拝み屋の仕事だと思ってる」
 
:「灰色アライアンス」にて述べた「拝み屋」に関する道明寺論。これを踏まえた上での台詞が……。
 
:「灰色アライアンス」にて述べた「拝み屋」に関する道明寺論。これを踏まえた上での台詞が……。
;「ああそうだ 皆自らの不幸や不安に理由が欲しいんだよ」<br/>「こうなったのは自分の所為じゃない 他の誰かの仕業だってな」<br/>「結果 安心したいがために 在る筈のないモノまで生み出してしまう」<br/>「まぁ 追い詰められた人間の想像力は半端じゃないってコトだな」
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;「ああそうだ 皆自らの不幸や不安に理由が欲しいんだよ」<br/>「こうなったのは自分の所為じゃない 他の誰かの仕業だってな」<br/>「結果 安心したいがために 在る筈のないモノまで生み出してしまう」<br/>「まぁ 追い詰められた人間の想像力は半端じゃないってコトだな」
:浩一から「悪霊」について問われての返し。何とこの時点で「ラインバレル」の根幹に関わる超重要な伏線に切り込んでいる。
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:浩一から「悪霊」について問われての返し。何とこの時点で「[[鉄のラインバレル|ラインバレル]]」の根幹に関わる超重要な[[伏線]]に切り込んでいる。
;「だからな早瀬 俺は最近こう思うんだ」<br/>「突然この世界に現れたマキナと呼ばれる巨大ロボットってのは かつて鬼や妖怪 西洋の悪魔が生み出されたように ひょっとしたら」<br/>「追い詰められた人類が 自分達の不幸を何かの所為にしたくて 無意識のうちに生み出した産物じゃないかってな」
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;「だからな早瀬 俺は最近こう思うんだ」<br/>「突然この世界に現れたマキナと呼ばれる巨大ロボットってのは かつて鬼や妖怪 西洋の悪魔が生み出されたように ひょっとしたら」<br/>「追い詰められた人類が 自分達の不幸を何かの所為にしたくて 無意識のうちに生み出した産物じゃないかってな」
:マキナに対する道明寺論。
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:[[マキナ]]に対する道明寺論。
;「そうだなァ 過去の例で例えるなら」<br/>「その状況を利用し [[桐山英治|己の欲を満たそうとする連中]]が現れ」<br/>「そいつらは往々にして――――[[迅雷|神の紛いモノ]]を造り出す」
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;「そうだなァ 過去の例で例えるなら」<br/>「その状況を利用し [[桐山英治|己の欲を満たそうとする連中]]が現れ」<br/>「そいつらは往々にして――――[[迅雷|神の紛いモノ]]を造り出す」
 
:マキナに対する自論の〆。この時点ですでに、道明寺の言った事が現実に起こってしまっていた。
 
:マキナに対する自論の〆。この時点ですでに、道明寺の言った事が現実に起こってしまっていた。
;「か弱き乙女が助けを求めれば 颯爽と現れる」<br/>「そんなヤツァ神でも ましてや鬼でもない」<br/>「早瀬は ただの正義の味方だ」
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;「か弱き乙女が助けを求めれば 颯爽と現れる」<br/>「そんなヤツァ神でも ましてや鬼でもない」<br/>「早瀬は ただの[[正義]]の味方だ」
:JUDAの危機に颯爽と現れたラインバレルに対して。
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:[[JUDA]]の危機に颯爽と現れた[[ラインバレル]]に対して。
 
;「ならお前がラインバレルに乗って戦い続ければ結果的に、城崎の命を守り続けるってコトになるんじゃねェのか?」
 
;「ならお前がラインバレルに乗って戦い続ければ結果的に、城崎の命を守り続けるってコトになるんじゃねェのか?」
:[[石神邦生|石神]]からラインバレルの話を聞いて早瀬に向かって言った言葉。2人のファクターという話から早瀬と城崎の繋がりを推察した。彼の洞察力の深さが窺い知れる。
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:[[石神邦生|石神]]からラインバレルの話を聞いて浩一に向かって言った言葉。2人のファクターという話から浩一と[[城崎絵美|絵美]]の繋がりを推察した。彼の洞察力の深さが窺い知れる。
;「なぁ~に この世界の憑きものをちょっと落としてやろうかなァって」
+
;「なぁ~に この世界の憑きものをちょっと落としてやろうかなァって」
 
:迅雷の初陣にも関わらず、猛威を振るう[[ラインバレル・アマガツ]]に一撃を加える。
 
:迅雷の初陣にも関わらず、猛威を振るう[[ラインバレル・アマガツ]]に一撃を加える。
;「一緒にさ アイツを担いでやろうじゃないの」
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;「一緒にさ アイツを担いでやろうじゃないの」
:自分がいなかった間浩一を支えてくれた道明寺に素直に感謝し協力を求めてきた矢島を同じ『正義の味方を担ぐ者』として認め友情を築く。
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:自分がいなかった間浩一を支えてくれた道明寺に素直に感謝し協力を求めてきた[[矢島英明|矢島]]を同じ『正義の味方を担ぐ者』として認め友情を築く。
;「ふざけんなッ!! 他人が理解できない理屈捏ねときゃヒロイン度が増すってか? 人殺しの世界に酔ってんじゃねェよ!!」
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;「ふざけんなッ!! 他人が理解できない理屈捏ねときゃヒロイン度が増すってか? 人殺しの世界に酔ってんじゃねェよ!!」
:「怪物」にて美海に対して。
+
:「怪物」にて[[九条美海|美海]]に対して。
;「俺が払い落とすコトが出来るのは 憑き物だけだ」
+
;「俺が払い落とすコトが出来るのは 憑き物だけだ」
 
:同話の終盤にて一言。この後虚空を睨む道明寺の目が向けていた物は……
 
:同話の終盤にて一言。この後虚空を睨む道明寺の目が向けていた物は……
  
 
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
 
;「こっそりってレベルじゃないだろ…」
 
;「こっそりってレベルじゃないだろ…」
:20話「運命の男」より。石神社長が[[シャングリラ]]の一部であるフラッグを『こっそり』持ってきたことに対して。
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:第20話「運命の男」より。石神社長が[[シャングリラ]]の一部であるフラッグを『こっそり』持ってきたことに対して。
 
;「早瀬軍団を信じろよ!」
 
;「早瀬軍団を信じろよ!」
:21話「狂気の翼」より。フラッグの防衛を引き受け、浩一を森次、山下のいる富士へ向かわせる。
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:第21話「狂気の翼」より。フラッグの防衛を引き受け、浩一を[[森次玲二|森次]]、[[山下サトル|山下]]のいる富士へ向かわせる。
;「さあみんな、もうひと踏ん張りだ!これが終わったら全員笑顔で、南の島に行こうぜ!!」
+
;「さあみんな、もうひと踏ん張りだ! これが終わったら全員笑顔で、南の島に行こうぜ!!」
:24話「鋼鉄の華」より。ファイナルフェイズの邪魔をさせまいと戦いながらメンバー全員への激励をする。一見死亡フラグに聞こえなくもないが、無事生存した。
+
:第24話「鋼鉄の華」より。ファイナルフェイズの邪魔をさせまいと戦いながらメンバー全員への激励をする。一見[[死亡フラグ]]に聞こえなくもないが、無事生存した。
  
 
==迷台詞==
 
==迷台詞==
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:そして二時間もそのままの格好で歩き続けた結果限界で漏らした台詞。もし呼んでいたとしても、'''その移動速度で体感温度が更に下がるのだが…'''。
 
:そして二時間もそのままの格好で歩き続けた結果限界で漏らした台詞。もし呼んでいたとしても、'''その移動速度で体感温度が更に下がるのだが…'''。
 
;「今 俺が気になってるコトは只一つだ」<br/>「お前 本当のトコロ 城崎と理沙子ちゃん どっちが本命なのよ!?」
 
;「今 俺が気になってるコトは只一つだ」<br/>「お前 本当のトコロ 城崎と理沙子ちゃん どっちが本命なのよ!?」
:道明寺の実家からの帰りに浩一を連れ出して。浩一はこの後から城崎が本格的に気になることに…。
+
:道明寺の実家からの帰りに浩一を連れ出して。浩一はこの後から絵美が本格的に気になることに…。
 
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
 
;「いや~あいつのそばにいるとホント退屈しねぇわ。女の子もザックザクだし、JUDAって女子のレベル高過ぎ! 軍団長お願い、俺にも1人か2人か3人か4人ちょっと分けてっ!」
 
;「いや~あいつのそばにいるとホント退屈しねぇわ。女の子もザックザクだし、JUDAって女子のレベル高過ぎ! 軍団長お願い、俺にも1人か2人か3人か4人ちょっと分けてっ!」
:12話「南海より愛をこめて」の次回予告で放った大迷言。直後に絵美から「道明寺君、最低です!!」と名指しでぶった切られる。
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:第12話「南海より愛をこめて」の[[次回予告]]で放った大迷言。直後に絵美から「道明寺君、最低です!!」と名指しでぶった切られる。
  
 
==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
Lではそんなに目立つ部類ではないが、UXでは持ち前の知識により作品の枠を越え、神話や伝説の解説役として活躍している。後述のとおり殆どが薀蓄である。しかも伏線が多重に仕込まれているため、終盤の伏線解きがより際立つ。終盤は原作勢の中で異様な存在感を放っているのが大きな特徴。クロスオーバーの関係上、もはや寺生まれの領域を遥かに超えてしまっている。
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Lではそんなに目立つ部類ではないが、'''UXでは持ち前の知識により作品の枠を越え、[[神話]]や伝説の解説役として活躍'''している。後述のとおり殆どが薀蓄である。しかも[[伏線]]が多重に仕込まれているため、終盤の伏線解きがより際立つ。終盤は原作勢の中で異様な存在感を放っているのが大きな特徴。クロスオーバーの関係上、もはや寺生まれの領域を遥かに超えてしまっている。
  
 
===L===
 
===L===
 
;「この迅雷は俺が正しいことのために使わせてもらいますよ!」
 
;「この迅雷は俺が正しいことのために使わせてもらいますよ!」
:『L』の桐山戦にて。JUDA、そして[[LOTUS]]のメンバーとして戦う意思を表す。
+
:『L』の[[桐山英治|桐山]]戦にて。[[JUDA]]、そして[[LOTUS]]のメンバーとして戦う意思を表す。
  
 
===UX===
 
===UX===
 
;「歴代の皇帝に受け継がれる印のコトだ。古代中国では、皇帝の証しとされている」<br/>「だが、アイツの持っているアレは…!」
 
;「歴代の皇帝に受け継がれる印のコトだ。古代中国では、皇帝の証しとされている」<br/>「だが、アイツの持っているアレは…!」
:浩一の「玉璽って何だ!?」という質問に対して、現在の歴史上での玉璽について解説するが、直後にあの玉璽が自分の知っているものではなく孔明らから聞いていた三璃紗に伝わっている聖印だと気づく。
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:[[早瀬浩一|浩一]]の「玉璽って何だ!?」という質問に対して、現在の歴史上での玉璽について解説するが、直後にあの玉璽が自分の知っているものではなく[[孔明リ・ガズィ|孔明]]らから聞いていた[[三璃紗]]に伝わっている聖印だと気づく。
 
;「古代中国の伝説にある、不老不死の神仙たちが住む世界のコトだ」<br/>「ケド、おそらく奴の言っているのは…!」
 
;「古代中国の伝説にある、不老不死の神仙たちが住む世界のコトだ」<br/>「ケド、おそらく奴の言っているのは…!」
 
:浩一の「なんだよ蓬莱って!」という質問に対して、現在に残された伝承を解説する。更に、呂布の語る驚愕の真実をこの時点で察している。
 
:浩一の「なんだよ蓬莱って!」という質問に対して、現在に残された伝承を解説する。更に、呂布の語る驚愕の真実をこの時点で察している。
 
;「まるで、『デウスエクスマキナ』ですね」<br/>ジョウ「なんだそりゃ? 新型のマキナか何かか?」<br/>「古代ギリシャの神々に物語の収拾がつかなくなった時に登場する神様みたいな存在のコトです」<br/>「デウスエクスマキナが現れるとどんなトンデモ展開になっていようが物語はそこで完結するんですよ」
 
;「まるで、『デウスエクスマキナ』ですね」<br/>ジョウ「なんだそりゃ? 新型のマキナか何かか?」<br/>「古代ギリシャの神々に物語の収拾がつかなくなった時に登場する神様みたいな存在のコトです」<br/>「デウスエクスマキナが現れるとどんなトンデモ展開になっていようが物語はそこで完結するんですよ」
:UXの自軍部隊が操から共同して戦う案を「人類とフェストゥムが2度と戦えないようになるまで力を奪えば共存できる」と捉えた際に、道明寺はデウス・エクス・マキナの知識を披露する。ちなみにジョウは名前から「新型のマキナ」と勘違いした。……が?
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:UXの自軍部隊が[[来主操|操]]から共同して戦う案を「人類と[[フェストゥム]]が2度と戦えないようになるまで力を奪えば共存できる」と捉えた際に、道明寺はデウス・エクス・マキナの知識を披露する。ちなみに[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]は名前から「新型のマキナ」と勘違いした。……が?
;アル「人の創りし機械の神…エクストラ・デウス・マキナ…すなわち!」<br/>「デウス・エクス・マキナ…!世界の幕を閉じる神か…!」
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;アル「人の創りし機械の神…エクストラ・デウス・マキナ…すなわち!」<br/>「デウス・エクス・マキナ…! 世界の幕を閉じる神か…!」
 
:[[マキナ#ヒトマキナ|マキナ]]の統率者[[デウスエクスマキナ]]が出現した際、カルト知識を披露する。上の台詞でも言ってるようにデウス・エクス・マキナの語源は古代ギリシアの演劇において、物語を強引に終了させる演出や展開を『機械仕掛けの神』と表現した事から来ている。見ようによっては、カルト知識と言うよりは教養の一旦として知っていたとも考えられる。
 
:[[マキナ#ヒトマキナ|マキナ]]の統率者[[デウスエクスマキナ]]が出現した際、カルト知識を披露する。上の台詞でも言ってるようにデウス・エクス・マキナの語源は古代ギリシアの演劇において、物語を強引に終了させる演出や展開を『機械仕掛けの神』と表現した事から来ている。見ようによっては、カルト知識と言うよりは教養の一旦として知っていたとも考えられる。
 
;「化け物なら敵ってのが、そもそもの思い込みだったんだよな…!」
 
;「化け物なら敵ってのが、そもそもの思い込みだったんだよな…!」
:47話以降、[[バジュラ]]と[[ELS]]に対して発生する特殊セリフ。両作品の致命的にして仕方のない先入観がもたらした事態に嘆くも、彼は対話と自らの役目である真実への道を切り開く。
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:第47話以降、[[バジュラ]]と[[ELS]]に対して発生する[[特殊戦闘台詞]]。両作品の致命的にして仕方のない先入観がもたらした事態に嘆くも、彼は対話と自らの役目である真実への道を切り開く。
;「そうか…そういうコトだったのか!G記に描かれた力とは…!忍者伝説とは!」
+
;「そうか…そういうコトだったのか! G記に描かれた力とは…! 忍者伝説とは!」
:[[三璃紗]]の[[G記]]とラドリオ星に伝わる忍者伝説の真実に気付き、まるで[[ゲッター線]]の影響を受けたかのような反応をする。進化とは、ゲッターとはに差し替えると見事に虚無る台詞。
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:三璃紗の[[G記]]とラドリオ星に伝わる忍者伝説の真実に気付き、まるで[[ゲッター線]]の影響を受けたかのような反応をする。「進化とは、ゲッターとは」に差し替えると見事に虚無る台詞。
 
;「………」<br/>「ラドリオ星は、未来の地球だったんだ…」<br/>「それだけじゃない… 三璃紗だってそうだったんだよ…」
 
;「………」<br/>「ラドリオ星は、未来の地球だったんだ…」<br/>「それだけじゃない… 三璃紗だってそうだったんだよ…」
 
:第49話シナリオエンドデモにて語られた世界の真実。これだけでも衝撃的だが、この事実には更なるからくりが隠されていたのであった……
 
:第49話シナリオエンドデモにて語られた世界の真実。これだけでも衝撃的だが、この事実には更なるからくりが隠されていたのであった……
 
;「ヨグ=ソトース…あらゆる時間と時空に存在する『門の鍵にして守護者』」<br/>「旧支配者共が棲む外宇宙へと繋がる存在。正真正銘の『外なる神』だ」
 
;「ヨグ=ソトース…あらゆる時間と時空に存在する『門の鍵にして守護者』」<br/>「旧支配者共が棲む外宇宙へと繋がる存在。正真正銘の『外なる神』だ」
:[[ヨグ=ソトース]]を顕現させようとする[[マスターテリオン]]を見て、[[クトゥルフ神話]]に登場する神性について解説する。一応、作中では現実世界における創作としてのクトゥルフ神話に相当するものがあるらしく(アルによると外なる神の記述に関しては実際と異なっていたりするらしい)、彼の知識はそこから得たものと思われる。……彼の知識量を考えると、極めて危険な本物の高位の[[魔導書]]を見たのではないかと疑いたくなるレベルだが。
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:[[ヨグ=ソトース]]を顕現させようとする[[マスターテリオン]]を見て、[[クトゥルフ神話]]に登場する神性について解説する。一応、作中では現実世界における創作としてのクトゥルフ神話に相当するものがあるらしく([[アル・アジフ|アル]]によると外なる神の記述に関しては実際と異なっていたりするらしい)、彼の知識はそこから得たものと思われる。……彼の知識量を考えると、極めて危険な本物の高位の[[魔導書]]を見たのではないかと疑いたくなるレベルだが。
 
;「家業柄、化け物程度じゃビビらないっつ~の!」
 
;「家業柄、化け物程度じゃビビらないっつ~の!」
 
:対[[ダゴン]]の特殊戦闘台詞。化物という次元ではないダゴンを相手にしてもこれである。道明寺家のお祓いは、神話の怪物ですらも対象になるようである。
 
:対[[ダゴン]]の特殊戦闘台詞。化物という次元ではないダゴンを相手にしてもこれである。道明寺家のお祓いは、神話の怪物ですらも対象になるようである。
;「旧神の紋章!エルダー・サインか!」
+
;「旧神の紋章! エルダー・サインか!」
 
:[[大十字九郎|九郎]]が発動した五芒の星を見て、神聖なる印であることに気付く。デモンベインでも一つのキーワードになるものである。
 
:[[大十字九郎|九郎]]が発動した五芒の星を見て、神聖なる印であることに気付く。デモンベインでも一つのキーワードになるものである。
 
;「あなたが――蜘蛛だったのですね」
 
;「あなたが――蜘蛛だったのですね」
:UXで[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル]]に対して。元ネタは京極夏彦の「絡新婦の理」である、[[ドクター・ウェスト|どっかの誰かさん]]とは関係ない…と思いたい。ちなみに、偶然としては出来過ぎている数々の『事象』が世界の謎と繋がっている状況を、孔明が蜘蛛の糸に例え、皆もその比喩を用いて世界の謎に迫っていた事から来る言い回しである。そのため、元ネタを知らずとも、その意味合いはプレイヤーにすんなりと呑み込める発言になっている。…が、いきなり蜘蛛呼ばわりされた本人は少々困惑気味だった。
+
:UXで[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル]]に対して。元ネタは京極夏彦の「絡新婦の理」である。[[ドクター・ウェスト|どっかの誰かさん]]とは関係ない…と思いたい。
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:ちなみに、偶然としては出来過ぎている数々の『事象』が世界の謎と繋がっている状況を、孔明が蜘蛛の糸に例え、皆もその比喩を用いて世界の謎に迫っていた事から来る言い回しである。そのため、元ネタを知らずとも、その意味合いはプレイヤーにすんなりと呑み込める発言になっている。…が、いきなり蜘蛛呼ばわりされた本人は少々困惑気味だった。
 
;「『ユガ』とは、輪廻する宇宙そのもの…その輪廻の結末に現れる悪魔であり神…それがカリ・ユガだ」
 
;「『ユガ』とは、輪廻する宇宙そのもの…その輪廻の結末に現れる悪魔であり神…それがカリ・ユガだ」
 
:[[マイク・コイル|マイク]]の「[[カリ・ユガ]]…?」という疑問に対して、インド哲学におけるカリ・ユガについて解説する。
 
:[[マイク・コイル|マイク]]の「[[カリ・ユガ]]…?」という疑問に対して、インド哲学におけるカリ・ユガについて解説する。
 
;「ジョウさんたちの力が、遙か未来の地球であるラドリオ星の忍者伝説となったように…」<br/>「劉備さんたちの活躍も、巡り巡って神話になったってコトです」
 
;「ジョウさんたちの力が、遙か未来の地球であるラドリオ星の忍者伝説となったように…」<br/>「劉備さんたちの活躍も、巡り巡って神話になったってコトです」
:エピローグにて、本編で浮上した謎に対する答え。浩一たちが特務室メンバーで集まっている間、最後まで道明寺は三国伝サイドで解説を担当した。
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:エピローグにて、本編で浮上した謎に対する答え。浩一たちが特務室メンバーで集まっている間、最後まで道明寺は[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|
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三国伝サイド]]で解説を担当した。
  
 
==搭乗機体==
 
==搭乗機体==

2014年6月25日 (水) 15:43時点における版

道明寺誠(Makoto Doumyouji)

  • 登場作品鉄のラインバレル
  • 声優:金野潤
  • 種族:地球人(日本人)
  • 性別:男
  • 年齢:14歳→18歳(原作漫画版)
  • 身長:183cm
  • 体重:65kg
  • 血液型:AB型
  • 所属:巽学園中学3年生→菱見高校1年生→加藤機関(原作漫画版)/特殊自衛隊JUDA(アニメ版)
  • 趣味:バイク(免許)
  • 主な搭乗機:新型迅雷(原作漫画版)、迅雷(アニメ版)
  • キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)

JUDA所属の迅雷のパイロットの1人。浩一達とは同級生であり、JUDAへもアルバイトとして所属している。
九条美海中島宗美程では無いものの、原作漫画版とアニメ版で性格が異なっているキャラクターでもある。

卓越した身体能力を持ち、ファクターである浩一とケンカになった際には彼を一方的に打ちのめし、絵美を驚かせていた。
義理人情に厚い友達思いな性格である一方で、面白い事が大好きな性格でもあり、ケンカの最中にラインバレルを召喚した浩一に興味を抱き、絵美理沙子を巻き込んで正義の味方である浩一をサポートする「早瀬軍団」なる組織を立ち上げた。

原作漫画版

代々「拝み屋」として生計を立てている寺の跡取り息子。中学生離れした運動能力や、学者並の古典知識は父親である蔵尚から受けた英才教育の賜物である。無免許で乗り回している大型バイクも蔵尚のもの。浩一や矢島も出会う前から名前だけは知っており、それなりに有名な人物だった様子。
中学入学直後に傷害事件を起こし、2年ほど施設に入れられていた。施設から出た直後に知り合いである降矢に騙され、彼の仇討を行う為に浩一へタイマン勝負を仕掛けた事がきっかけで知り合う。更に、絵美がに誘拐された事件でJUDAの面々とも顔見知りとなり、岩手へのマキナ調査の際には石神が保護者代わりを頼むほどになる。岩手の阿戸呂村では持ち前の知識の一片を見せ、宗美タリスマンのJUDA加入に大きく貢献する。
そのまま持ち前の行動力を活かし、アルバイト扱いではあるがJUDAに入社。浩一達には内緒でシミュレーション訓練を受け、新型迅雷のパイロット候補生を務める。初陣の際にはラインバレルアマガツの腕を狙撃で吹き飛ばし、ディスィーブの危機を救う。この時の操作は不自由なマニュアル(通常のパイロットは身体に操作補助システムを組み込むが、未成年である道明寺には許可されていない為)であり、パイロットとしてのセンスもズバ抜けている。

浩一消失後の最終章ではイズナの死に際してペインキラーを止めようと出撃したが、ディスィーブに阻まれて阻止は失敗している。

アニメ版

原作の性格に加え、若干キザで女好きという部分がプラスされており、口調も若干チャラくなっている。浩一とのケンカも、絵美へのナンパを浩一が邪魔した事が発端である。名乗り口上は「成績それなり、運動抜群、女子からの人気ナンバーワンの(自称)カリスマ中学生」。第1話では登校中にテレビのインタビューを受けており、原作とは違い入学から普通に登校し続けている様子。
原作で見せた古典知識は披露しておらず、寺生まれという描写もない。卓越した運動能力と行動力はそのままであり、浩一の良き友人として彼をサポートする。思春期の少年特有のスケベさも持っており、浩一や降矢と一緒に女子の着替えを覗いたこともある。
中学生でありながら戦略自衛隊に所属しており、迅雷のパイロットを務めている。パイロットになった経緯には作中で一切触れられていないため、色々と謎の多い人物になっている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
初登場作。迅雷の連続攻撃のトドメ演出のカットイン(『ドヤ顔&歯がキラリ』。しかも効果音付き)が非常に印象的。「JUDA奪還作戦」にて森次と入れ替わる形で参入する。同時参入のジャックと組めば武器射程がピッタリかみ合い、非常に強力なPUとなる。
スーパーロボット大戦UX
原作漫画版準拠で参戦。寺生まれというだけでは有り得ないほど世界中の神々や神話について詳しく、UXの面々に解説する場面が多い。神話や中国の三国時代をはじめとする昔話関係では必ず出番がある。また、神話や伝説の内容から、その真意を導き出すなど推理力も並はずれている。
孔明先生と共にUXの世界観の謎を追い求める大役を担っているため自然とプレイヤーの注意と興味を引き、原作以上の存在感を放つ。終盤の世界観考察と怒涛の伏線解消は必見。
その活躍ぶりから、プレイヤーからはネット掲示板における有名なコピペにちなみ「寺生まれのDさん」あだ名をつけられた。
L同様にパイロットとしても非常に優秀で、PUを組む際にはメイン・サブ双方共に活躍が期待できる。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

Lでは良くも悪くも平均的。迅雷の最強武器は格闘だが本人は射撃の方が1高い。
一方でUXでは主役級の格闘・射撃を誇る。そして技量も恐ろしく高い……というか、森次とほぼ同等の能力というチートっぷり。……本当に寺生まれか?

精神コマンド

直感集中てかげん友情熱血
L・UX主に同様のラインナップ。悪くはないが半端感が否めず、「てかげん」は使いどころが難しい。「怨念貫く魂の刃」で鋼鉄ジーグを止めるか? 続くUXでは、前述のとおり森次級の能力値なので死に精神になってしまっている。せめて第二部開始直後ならば使い道はあったのだが。

特殊技能(特殊スキル)

L
見切り底力L5、援護攻撃L1、援護防御L1、アタックコンボL2
最初から「見切り」を持っているのが大きい。例によって技能レベルの伸びは悪いので、本気で使うならテコ入れ必須。
UX
底力L5、援護攻撃L1、援護防御L1、見切り全体攻撃L2

パイロットBGM

「鬼帝の剣」
OPテーマ。『L』でのBGM。
「linebarrel」
劇伴及び次回予告。『UX』でのBGM。

人間関係

早瀬浩一
急に強くなったという噂を聞き付け、彼に勝負を挑む。その結果彼がラインバレルを呼び出したので、さらに興味を持ち面白全部とサポートが目的で「早瀬軍団」を立ち上げる。
城崎絵美
半ば無理やり早瀬軍団に加入。彼女にナンパをした事もある。
新山理沙子
絵美への対抗心からか早瀬軍団に加入。
降矢勉
半ば無理やり早瀬軍団に加入させる。
遠藤シズナ
彼女を「オカッパちゃん」と呼ぶ。何かと良い雰囲気になることも多く、3年後には名実ともにパートナーに。
中島宗美
原作漫画版では阿戸呂村で大いに関わっており、目を覚まさせることになる。その後、浩一に誘われた彼を早瀬軍団に加入させる。
矢島英明
「クソ真面目」と評しながらも意気投合する仲。TVアニメ版ではそれ程関わりは無いが、告別式に参列していた描写がある。
『L』では矢島が敵として登場した際に戦闘させると、「友達のお前とは戦いたくない」と発言している。尚、PUでベーシックオーダーを設定すると矢島と組む様になっているものの、射程が噛み合わない。
九条美海
桐山英治
TVアニメ版ではクーデターを起こした際に彼に協力するが、結局浩一の所に戻る。
道明寺蔵尚
父親。ヤクザ顔負けの強面をしているが、息子以外には優しい寺の和尚。道明寺を跡取り息子として鍛える。息子共々目にハイライトが無い。SRW未登場。

他作品との人間関係

カトル・ラバーバ・ウィナー
Lでは半ば無理やり早瀬軍団に加入させる。
次大帝プロイスト
女性専用の特殊戦闘台詞が出る辺り、ディックと違って彼のことを女性と認めているようである。
孔明リ・ガズィ
UXにおける先生。彼と司馬懿サザビーに教授してもらい、世界の謎を追い求めていく。
司馬懿サザビー
UXにおけるもう一人の先生。G記に興味をもち、彼も道明寺の知識に興味を持つ。孔明と共にディスカッションを重ね、終わった時、衝撃的な真実が明らかになる。
呂布トールギス
UXでは初めて彼を目の当たりにしてその名を聞いた際、史実における「呂布奉先」についての解説を行い、ダミアンを震え上がらせる。
終盤の竜宮島での戦いにおいては、この世界の真理に到達したかのような彼の言葉に強く興味を持ち、それは全ての真実を解き明かす事に繋がっていく。
ヨグ=ソトース
UX終盤でマスターテリオンの手によって顕現した際、その本質を言及している。

バンプレストオリジナル

南雲一鷹
Lでは同級生。早瀬軍団にノリノリで参加。専用の援護台詞有り。
アニエス・ベルジュ
UXでは彼の後継機の名前案にオデュッセアを挙げる。
サヤ・クルーガー
UXでは彼女を早瀬軍団(結成時にその場にいたため)に引き込む。

名台詞

原作漫画版

「おい 自称・最強クン ダラダラやんのも性に合わないからさぁ ちゃっちゃと終わらせてもらうぞ」
浩一を襲撃した際に。この直後、見事すぎるタイミングでジャック隊のアルマが現れる
「………なんだコイツら? あっ!」
「テレビでやってた奴じゃねェの!? スゲ――――本物だ見ろよ!!」
そしてこの反応。偶然が起こした奇跡です。
「馬鹿野郎! 面白全部だ!!」
浩一に「面白半分じゃないのか?」と言われ、即座に返した台詞。彼の性格をよく表している。ちなみに浩一はこの返しをきっかけに彼と一気に打ち解けた。
「大概の人間は 自ら抱える不幸や不安を 何かの所為にしたがるモンさ」
「だから その不安や不幸の所為である『何か』を払い落とし 正しい方へ導く」
「他の同業者はどうか知らんが 俺はそれが拝み屋の仕事だと思ってる」
「灰色アライアンス」にて述べた「拝み屋」に関する道明寺論。これを踏まえた上での台詞が……。
「ああそうだ 皆自らの不幸や不安に理由が欲しいんだよ」
「こうなったのは自分の所為じゃない 他の誰かの仕業だってな」
「結果 安心したいがために 在る筈のないモノまで生み出してしまう」
「まぁ 追い詰められた人間の想像力は半端じゃないってコトだな」
浩一から「悪霊」について問われての返し。何とこの時点で「ラインバレル」の根幹に関わる超重要な伏線に切り込んでいる。
「だからな早瀬 俺は最近こう思うんだ」
「突然この世界に現れたマキナと呼ばれる巨大ロボットってのは かつて鬼や妖怪 西洋の悪魔が生み出されたように ひょっとしたら」
「追い詰められた人類が 自分達の不幸を何かの所為にしたくて 無意識のうちに生み出した産物じゃないかってな」
マキナに対する道明寺論。
「そうだなァ 過去の例で例えるなら」
「その状況を利用し 己の欲を満たそうとする連中が現れ」
「そいつらは往々にして――――神の紛いモノを造り出す」
マキナに対する自論の〆。この時点ですでに、道明寺の言った事が現実に起こってしまっていた。
「か弱き乙女が助けを求めれば 颯爽と現れる」
「そんなヤツァ神でも ましてや鬼でもない」
「早瀬は ただの正義の味方だ」
JUDAの危機に颯爽と現れたラインバレルに対して。
「ならお前がラインバレルに乗って戦い続ければ結果的に、城崎の命を守り続けるってコトになるんじゃねェのか?」
石神からラインバレルの話を聞いて浩一に向かって言った言葉。2人のファクターという話から浩一と絵美の繋がりを推察した。彼の洞察力の深さが窺い知れる。
「なぁ~に この世界の憑きものをちょっと落としてやろうかなァって」
迅雷の初陣にも関わらず、猛威を振るうラインバレル・アマガツに一撃を加える。
「一緒にさ アイツを担いでやろうじゃないの」
自分がいなかった間浩一を支えてくれた道明寺に素直に感謝し協力を求めてきた矢島を同じ『正義の味方を担ぐ者』として認め友情を築く。
「ふざけんなッ!! 他人が理解できない理屈捏ねときゃヒロイン度が増すってか? 人殺しの世界に酔ってんじゃねェよ!!」
「怪物」にて美海に対して。
「俺が払い落とすコトが出来るのは 憑き物だけだ」
同話の終盤にて一言。この後虚空を睨む道明寺の目が向けていた物は……

アニメ版

「こっそりってレベルじゃないだろ…」
第20話「運命の男」より。石神社長がシャングリラの一部であるフラッグを『こっそり』持ってきたことに対して。
「早瀬軍団を信じろよ!」
第21話「狂気の翼」より。フラッグの防衛を引き受け、浩一を森次山下のいる富士へ向かわせる。
「さあみんな、もうひと踏ん張りだ! これが終わったら全員笑顔で、南の島に行こうぜ!!」
第24話「鋼鉄の華」より。ファイナルフェイズの邪魔をさせまいと戦いながらメンバー全員への激励をする。一見死亡フラグに聞こえなくもないが、無事生存した。

迷台詞

原作漫画版

「マズイな………」
「いや…予想を遥かに上回る寒さだ…」
阿戸呂村に行く時に一人だけ薄着で北国に来たために漏らした台詞。
「なぁ早瀬……寒さでだんだん体の感覚がなくなってきたんだが」
「なぁ早瀬 体の感覚が……………」
「こうなったら早瀬がラインバレル呼んでピュ~~~っとだな……」
そして二時間もそのままの格好で歩き続けた結果限界で漏らした台詞。もし呼んでいたとしても、その移動速度で体感温度が更に下がるのだが…
「今 俺が気になってるコトは只一つだ」
「お前 本当のトコロ 城崎と理沙子ちゃん どっちが本命なのよ!?」
道明寺の実家からの帰りに浩一を連れ出して。浩一はこの後から絵美が本格的に気になることに…。

アニメ版

「いや~あいつのそばにいるとホント退屈しねぇわ。女の子もザックザクだし、JUDAって女子のレベル高過ぎ! 軍団長お願い、俺にも1人か2人か3人か4人ちょっと分けてっ!」
第12話「南海より愛をこめて」の次回予告で放った大迷言。直後に絵美から「道明寺君、最低です!!」と名指しでぶった切られる。

スパロボシリーズの名台詞

Lではそんなに目立つ部類ではないが、UXでは持ち前の知識により作品の枠を越え、神話や伝説の解説役として活躍している。後述のとおり殆どが薀蓄である。しかも伏線が多重に仕込まれているため、終盤の伏線解きがより際立つ。終盤は原作勢の中で異様な存在感を放っているのが大きな特徴。クロスオーバーの関係上、もはや寺生まれの領域を遥かに超えてしまっている。

L

「この迅雷は俺が正しいことのために使わせてもらいますよ!」
『L』の桐山戦にて。JUDA、そしてLOTUSのメンバーとして戦う意思を表す。

UX

「歴代の皇帝に受け継がれる印のコトだ。古代中国では、皇帝の証しとされている」
「だが、アイツの持っているアレは…!」
浩一の「玉璽って何だ!?」という質問に対して、現在の歴史上での玉璽について解説するが、直後にあの玉璽が自分の知っているものではなく孔明らから聞いていた三璃紗に伝わっている聖印だと気づく。
「古代中国の伝説にある、不老不死の神仙たちが住む世界のコトだ」
「ケド、おそらく奴の言っているのは…!」
浩一の「なんだよ蓬莱って!」という質問に対して、現在に残された伝承を解説する。更に、呂布の語る驚愕の真実をこの時点で察している。
「まるで、『デウスエクスマキナ』ですね」
ジョウ「なんだそりゃ? 新型のマキナか何かか?」
「古代ギリシャの神々に物語の収拾がつかなくなった時に登場する神様みたいな存在のコトです」
「デウスエクスマキナが現れるとどんなトンデモ展開になっていようが物語はそこで完結するんですよ」
UXの自軍部隊がから共同して戦う案を「人類とフェストゥムが2度と戦えないようになるまで力を奪えば共存できる」と捉えた際に、道明寺はデウス・エクス・マキナの知識を披露する。ちなみにジョウは名前から「新型のマキナ」と勘違いした。……が?
アル「人の創りし機械の神…エクストラ・デウス・マキナ…すなわち!」
「デウス・エクス・マキナ…! 世界の幕を閉じる神か…!」
マキナの統率者デウスエクスマキナが出現した際、カルト知識を披露する。上の台詞でも言ってるようにデウス・エクス・マキナの語源は古代ギリシアの演劇において、物語を強引に終了させる演出や展開を『機械仕掛けの神』と表現した事から来ている。見ようによっては、カルト知識と言うよりは教養の一旦として知っていたとも考えられる。
「化け物なら敵ってのが、そもそもの思い込みだったんだよな…!」
第47話以降、バジュラELSに対して発生する特殊戦闘台詞。両作品の致命的にして仕方のない先入観がもたらした事態に嘆くも、彼は対話と自らの役目である真実への道を切り開く。
「そうか…そういうコトだったのか! G記に描かれた力とは…! 忍者伝説とは!」
三璃紗のG記とラドリオ星に伝わる忍者伝説の真実に気付き、まるでゲッター線の影響を受けたかのような反応をする。「進化とは、ゲッターとは」に差し替えると見事に虚無る台詞。
「………」
「ラドリオ星は、未来の地球だったんだ…」
「それだけじゃない… 三璃紗だってそうだったんだよ…」
第49話シナリオエンドデモにて語られた世界の真実。これだけでも衝撃的だが、この事実には更なるからくりが隠されていたのであった……
「ヨグ=ソトース…あらゆる時間と時空に存在する『門の鍵にして守護者』」
「旧支配者共が棲む外宇宙へと繋がる存在。正真正銘の『外なる神』だ」
ヨグ=ソトースを顕現させようとするマスターテリオンを見て、クトゥルフ神話に登場する神性について解説する。一応、作中では現実世界における創作としてのクトゥルフ神話に相当するものがあるらしく(アルによると外なる神の記述に関しては実際と異なっていたりするらしい)、彼の知識はそこから得たものと思われる。……彼の知識量を考えると、極めて危険な本物の高位の魔導書を見たのではないかと疑いたくなるレベルだが。
「家業柄、化け物程度じゃビビらないっつ~の!」
ダゴンの特殊戦闘台詞。化物という次元ではないダゴンを相手にしてもこれである。道明寺家のお祓いは、神話の怪物ですらも対象になるようである。
「旧神の紋章! エルダー・サインか!」
九郎が発動した五芒の星を見て、神聖なる印であることに気付く。デモンベインでも一つのキーワードになるものである。
「あなたが――蜘蛛だったのですね」
UXでノーヴルに対して。元ネタは京極夏彦の「絡新婦の理」である。どっかの誰かさんとは関係ない…と思いたい。
ちなみに、偶然としては出来過ぎている数々の『事象』が世界の謎と繋がっている状況を、孔明が蜘蛛の糸に例え、皆もその比喩を用いて世界の謎に迫っていた事から来る言い回しである。そのため、元ネタを知らずとも、その意味合いはプレイヤーにすんなりと呑み込める発言になっている。…が、いきなり蜘蛛呼ばわりされた本人は少々困惑気味だった。
「『ユガ』とは、輪廻する宇宙そのもの…その輪廻の結末に現れる悪魔であり神…それがカリ・ユガだ」
マイクの「カリ・ユガ…?」という疑問に対して、インド哲学におけるカリ・ユガについて解説する。
「ジョウさんたちの力が、遙か未来の地球であるラドリオ星の忍者伝説となったように…」
「劉備さんたちの活躍も、巡り巡って神話になったってコトです」
エピローグにて、本編で浮上した謎に対する答え。浩一たちが特務室メンバーで集まっている間、最後まで道明寺は 三国伝サイドで解説を担当した。

搭乗機体

迅雷
本機のパイロット。機体色は黒。
新型迅雷
原作漫画版ではこちら。機体色は白。