「天元突破グレンラガン」の版間の差分
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:前作から劇場版前半に加えて[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇|後半]]も同時参戦。原作17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である[[暗黒大陸]]が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『[[真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』との兼ね合いである)。 | :前作から劇場版前半に加えて[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇|後半]]も同時参戦。原作17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である[[暗黒大陸]]が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『[[真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』との兼ね合いである)。 | ||
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2013年12月25日 (水) 00:51時点における版
- 放送局:テレビ東京系列
- 2007年4月1日~9月30日(全27話)
- 初参戦スパロボ:第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
概要
『トップをねらえ!』『新世紀エヴァンゲリオン』で有名なガイナックスが生み出したロボットアニメ。監督は今石洋之。
今石氏による「ドリル」を主題とした物語を中島かずき氏が脚本を手がけ構成した作品で、熱く豪快な作風と主人公・シモンの成長劇が特徴となっている。00年代の完全新作のオリジナルロボットアニメとしては大ヒットを果たし、後に劇場版が制作されるなど爆発的な人気を巻き起こした。
2部2編構成の物語でもあり、1-15話と17-27話の間には7年の年月が経過している(16話は総集編)。
また、特撮や漫画・アニメ、邦画などのパロディやオマージュとした描写も多く、特に漫画『ゲッターロボサーガ』を初めとした石川賢作品群のオマージュとして基点が築かれている。
2008年には『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』が、2009年には『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』がそれぞれ公開された。
なお、タイトルの「天元」は囲碁用語での中心などを意味する。
スーパーロボット大戦への参戦
コナミがスポンサーを務め版権表記に名を連ねるうえ、同社からゲームも発売された作品であるため、とりわけスパロボ参戦が難しいと噂されていた作品。『第2次Z』参戦が発表されるにあたり、中島かずき氏は「認識宇宙よりも強靱な版権の壁を突破しました。」とTwitterで述べている。
スパログによれば、終盤に向けて広がっていく世界観規模が尋常ではないスケールと知って、寺田貴信は「これをいったいスパロボでどうしろと……」と戦慄した旨を明かしており、原作者の一人である中島かずき氏が、何らかの解決案を授けた様子が窺える。この件は原作DVDのオーディオコメンタリーでも出演者に「ここまでスケールでかいとスパロボ出れませんよね」という質問に対して、「その辺考えてあるんだけどなぁ、出れないかなぁ」と答えていた。
ストーリー
遥か未来。人類は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。
地中にあるジーハ村の少年シモンは、穴掘りをしている最中に小さなドリルと巨大な顔を見つける。
それらを兄貴分として慕うカミナに見せようとした直後に、村の天井が崩れ、「ガンメン」と呼ばれる巨大な顔を持つロボットとライフルを持った少女・ヨーコが「地上」から降ってきた。
「地上」は荒れ果てた荒野が広がる中で、獣人たちが闊歩し人類を虐げている世界だった。ヨーコを追ってきた獣人のガンメンは村をもめちゃくちゃに破壊する。そのとき、シモンが見つけた「顔」から手足が生え小型のロボットになり、それに乗り込んだシモンとカミナは獣人メカをなんとか撃退したのである。
これが、シモンとカミナ、そして二人の愛機「グレンラガン」の地底から天に至る壮大な冒険の始まりであった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。劇場版紅蓮篇に合わせて、後編の詳細は少なめでお願いします。
主要人物
グレン団
新政府(第2部から登場)
以下のキャラクターは現時点では名前とカットインのみの登場。
- キッド・コイーガ
- アイラック・コイーガ
- ゾーシィ・カナイ
- ジョーガン・バクサ
- バリンボー・バクサ
- マッケン・ジョーキン
- レイテ・ジョーキン
- アーテンボロー・コアチッチ
- テツカン・リットナー
獣人軍
反螺旋族
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
グレン団
以下のメカは現時点では武器演出でのみ登場。
- アインザー
- キッドナックル
- ソーゾーシン
- ツインボークン
- モーショーグン
- キヤルンガ
獣人軍
- ゴズー
- アガー(スーパーロボット大戦モバイルにて劇場版名義で参戦。)
- メズー
- ギャンザ
- カノン・ガノン
- カトラ・リーダー
- エンキ
- ビャコウ
- セイルーン
- ゲンバー
- シュザック
- ダイガンザン
- ダイガンカイ
- ダイガンド
- ダイガンテン
- ラゼンガン
反螺旋族(ムガン)
用語
- 螺旋力
- 獣人
- コアドリル
- ガンメン
- グレン団・大グレン団
- 反螺旋族
- ムガン
- スパイラルネメシス
- ジーハ村
- カミナ、シモンの出身地。由来は「端」。
- リットナー村
- ヨーコ、ダヤッカ、リーロンの出身地。由来は「隣」。ガスが噴出したために村人総出で地上に進出、ゲリラ戦を行っていた。
- バチカ村
- 黒の兄妹の出身地。由来は「近場」。
- アダイ村
- ロシウ、ギミー、ダリーの出身地。由来は「間」。「顔神様」と呼ばれる巨大石像を崇める。人口は限度が決められていてそれを超えるとくじ引きで外に出される。
主題歌とBGM
- 「空色デイズ」
- 作詞:meg rock 作曲・編曲:斎藤真也 歌:中川翔子
- オープニングテーマ。1-16話までと17話以降はそれぞれ歌詞が違っている。第2次Z破界篇で使用。
- 「UNDERGROUND」
- 作詞:高橋大望 作曲・編曲・歌:HIGH VOLTAGE
- 前期エンディングテーマ。
- 「みんなのピース」
- 作詞:カッチャン 作曲:アッキー 編曲:アフロマニア、塚崎陽平 歌:アフロマニア
- 後期エンディングテーマ。
- 「happily ever after」
- 作詞:meg rock 作曲・編曲:斎藤真也 歌:中川翔子
- 挿入歌。CD「空色デイズ」に収録。
- 「NIKOPOL」
- 劇中BGM。OEにてエンキドゥの戦闘BGMに採用。
登場作と扱われ方
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初参戦。劇場版前半と同時参戦なほか、オマージュ元の一つ『ゲッターロボサーガ』からの反映が色濃い『真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』とも初共演。TV版(本作)に劇場版の要素を織り込んで上手くアレンジしている展開。残念ながらグレン団メンバーの半数はカットイン演出と名前のみの参戦となっている。今作では原作第1話からロージェノム打倒(15話)までが描かれる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作から劇場版前半に加えて後半も同時参戦。原作17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である暗黒大陸が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『世界最後の日』との兼ね合いである)。
- なお、今作では原作第4部のストーリーは描かれなかったが、アンチスパイラルの最後の言葉から、反螺旋族との激戦が間近に迫っていることは確実である。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 3Dスパロボ初参戦。まだすべての参戦作品が発表されてないため、劇場版は登場するのかは不明。
- ヴィラルとの戦いの中でOE世界に飛ばされてきており、カミナの意向でコネクト・フォースに協力して戦うこととなる。一方のヴィラルは本作のオリジナル敵であるミューカスを従えており、エンキドゥが第1章のラスボス的存在として登場する。
- カミナ達はコネクト・フォース参加までの間はエルドランシリーズの子供たちとともに過ごしており、彼らと共闘するステージのシナリオパートでは、グレンラガンを中心にライジンオー・ガンバルガー・ゴウザウラー・ダイテイオーが並び立つ一枚絵(作中の3Dモデルを使用したもの)が用意されている。
主要スタッフ
- 制作
- GAINAX
- 監督
- 今石洋之
- シリーズ構成
- 中島かずき
- キャラクターデザイン
- 錦織敦史
- メカニックデザイン
- 吉成曜
- 音楽
- 岩崎琢
余談
スーパーロボット大戦Lにて、『マクロスF』のオズマ・リーに「俺を誰だと思ってやがる!」という戦闘台詞があるが、これは所謂声優ネタで、オズマ・リーとカミナの両者を小西克幸氏が演じていることによる。Lの後に登場した破界篇に本作が参戦したことを考えると、この声優ネタがスパロボ参戦の伏線に見えなくもない。
商品情報
Blu-ray
DVD
- 通常版
- 完全生産限定版
楽曲関連
書籍
- 漫画・小説
- 設定資料集・ファンブック等
その他