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:無数の[[ブラッドクレイドル|101]]に蹂躙され倒れたエルドラソウル。[[エルドラメンバー]]は全てをヴァンに任せて力尽きたかのように見えた。しかし、[[カルロス|眠れる獅子]]の呼びかけにより勇者達は再び奮起。ヴァンを助けるために駆けつけて101部隊を壊滅、[[ダン・オブ・サーズデイ|ダン]]を[[バースデイ]]へと投げつける。 | :無数の[[ブラッドクレイドル|101]]に蹂躙され倒れたエルドラソウル。[[エルドラメンバー]]は全てをヴァンに任せて力尽きたかのように見えた。しかし、[[カルロス|眠れる獅子]]の呼びかけにより勇者達は再び奮起。ヴァンを助けるために駆けつけて101部隊を壊滅、[[ダン・オブ・サーズデイ|ダン]]を[[バースデイ]]へと投げつける。 |
2024年8月4日 (日) 18:51時点における最新版
エルドラソウル | |
---|---|
外国語表記 | Eldora Soul |
登場作品 | ガン×ソード |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
正式名称 | 鉄拳制裁エルドラソウル |
分類 | ヨロイ |
生産形態 | 改修機 |
全高 | 57 m |
重量 | 不明 |
動力 |
G-ER流体システム「ブッチエンジン」 電動 |
最大出力 | 150万馬力 |
装甲材質 |
アブソルート複合鋼 G-ER流体硬化装甲 |
原型機 | エルドラV |
開発者 | ブッチ |
所属 | エルドラメンバー |
乗員人数 | 4名 |
パイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
正式名称「鉄拳制裁エルドラソウル」。改心したブッチが、その科学技術の粋を尽くしてエルドラVを改造・強化した機体である。
大幅な合理化・軽量化を果たしているが、その最大の特色はレプリカとして初めてG-ER流体を駆動系に使用したことで、「驚愕の」二足歩行が可能になっている(ブラウニーやヴォルケインら他のレプリカ機は足裏のローラーなどの手段で移動している)。
パワーもレプリカどころかオリジナル7をも上回り、ヴォルケイン(ヴォルケイン改)と並ぶ最強クラスのレプリカ機。その威力は正しく「金色の破壊神」と呼ぶにふさわしい。
デザインはエルドラVの原形をほぼ留めているが、二足歩行機能の実現のために各関節部分が他のヨロイにも見られるチューブ状のパーツで構成された物に換装されている他、腰アーマーの大型化やボディガンダーの尾翼にあたるパーツの排除など、部分的にディテールが変更されている。左腕には追加武装として「エルドラブロック」という盾が装備され、翼にも折り畳み機構が追加された。内部構造も大幅に変更されており、ボンバディーロのような内蔵火器や腕部の放熱機構も廃され、流体を利用してエルドラブロックをヨーヨーのように使う以外は単純にパワーを活かした近接格闘のみで戦う。
しかしパワーアップの代償として(ブッチ曰く「非合理的」な)合体システムをオミットされてしまい、特にネロが大いに不満がった。また、内部構造が複雑化した分、整備も面倒になってしまった旨が本編で言及されている。
相変わらずネロ達が無駄に派手で大仰な戦い方をするせいで燃費が悪い。ついでにパロディの悪ノリ具合にも拍車がかかっており、初戦闘の際にはどこぞやの勇者特急の如き長い前口上を述べていた。
ブッチエンジンの出力を全開にすると機体が黄金に輝く「エルドラソウル・アルティメットモード」に変化するが、これは単にフルパワーによる余熱で塗装が剥がれ、地色が露出しただけである。初戦闘時にいきなりこの姿になって戦った後、ネロ達が酒を飲んで寝てしまったのでそのまま放置され、以後塗り直されることなくカギ爪の男の集団と戦った。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
『T』『30』では正式名称を「鉄拳制裁エルドラソウル・アルティメットモード」と記載しているが、『ガン×ソード』BD-BOX付属の小冊子『ガン×ソード ワールドガイド』においてアルティメットモードは「エルドラソウルがフルパワーを発揮した(塗装が剥がれた)状態」として個別に解説されているため、通常形態の正式名称として扱われるのは間違い。通常形態とアルティメットモードの設定を混同してしまったものと思われる。
もっとも、原作で通常形態でいた期間は非常に短かったので、SRWでのエルドラソウルの動きは基本的にアルティメットモードが再現元になっている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。シベ鉄と一時力を合わせディガルド武国から町を守るも、ディガルド武国を退けると案の定シベ鉄が襲ってきたためブラウニーと共にシベ鉄と戦闘になる。突っ込みどころ満載の機体&個性派揃いのパイロットたちのせいでイロモノっぽさが漂うが、4人分の精神コマンドが使える(精神コマンドバグにも対応)ということもあり、性能面は秀逸で使いやすい。ただし、アニメ本編ほど燃費は悪くないとはいえ、全武器がEN消費武装&バリア持ちなので、戦い方次第ではすぐにガス欠を起こすので注意。
- ちなみに、シナリオ上で小楯衛にゴウバインと同じくらい美しいと呼ばれる他、相互に特殊援護セリフがある。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 参戦は第24話と中盤だが、条件を満たすと第11話後のシークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」で早期参入する。
- エルドラブロックシュートはオミットされ、ディアマンテクラッシュがエルドラアタッケに組み込まれた結果武装2個・最大射程3というピーキーな機体に変わった。機体性能自体は分かりやすいスーパー系ではあるが、移動力5・特殊能力無し・宇宙適応B・やっぱり燃費が悪いと多方面からのフォローは必須(なお、シークレットシナリオを通った場合、宇宙での初戦となる)。幸いパイロットであるネロの能力は割と高い部類なので、フォローさえできれば十分な活躍を期待できる。エルドラアタッケが空適応Bなので、スラスターモジュールよりもアダプター系で補強した方がいい。
- 中盤に移動力と攻撃力に加えて機体性能が一回り強化される。エルドラソウルの場合は特に移動力の強化が大きい。
- 第51話(両ルート共通)で出撃させ、バースデイのHPを60%以下にした際に撃墜されていない場合、カルロスが目を覚まして精神コマンドが強化される。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- サイドミッション「懐かしき故郷」でブラウニーと共に参戦する。
- エルドラアタッケとディアマンテクラッシュが別武装となった他、エルドラブロックが盾として実装された。
- 相変わらずエルドラブロックシュートが無いため射程が短く、空・宇宙の地形適応もB止まりだが、強化パーツスロットは多めかつパイロットの適応が無くなったため補填はしやすい。
- SPアップ系強化パーツが搭乗キャラ全体に作用するため、エルドラメンバーの有用なコマンドを駆使して戦う事が可能。
- バリア系の強化パーツを渡せば盾装備とあいまって自軍でも屈指の防御力を獲得できる。超合金ZやG-ER流体が、防御力向上に加えEN回復効果を発揮できるため相性が良い。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
相変わらずしつこいくらいに技の名前を叫び、相変わらず技の名前にはスペイン語と英語が混ざる。
武装[編集 | ソースを編集]
- エルドラブロック
- 左手に追加されたG-ER流体によって展開される盾。武器としても使用できる。
- なお、この盾の使用にもエネルギーを消費するため、燃費の悪さの一因になっていると思われる。
- エルドラブロックシュート
- G-ER流体を紐状に形成してエルドラブロックをヨーヨーのようにぶつける。
- 現在『K』でのみ使用可能。射程が2~5とそこそこあり、反撃武器として優秀。
技[編集 | ソースを編集]
- エルドラアタッケ
- 渾身のパンチをぶち込む。「アタッケ」とはスペイン語で「攻撃」の意味で、原作ではアタックと呼ぶ場合もあった。
- 『T』ではエルドラカタラータ→エルドラアタッケ→ディアマンテクラッシュと繋げる連続攻撃。『30』ではアタッケで吹き飛ばした時点で演出が終了する。
- エルドラカタラータ
- 巨体を生かした飛び蹴り。「カタラータ」とはスペイン語で「大瀑布」の意味。
- スパロボでは単独での採用は今のところされておらず、『K』『T』共にエルドラアタッケに組み込まれている。
- 『K』ではコンボなので戦い方によっては敵をすごい勢いで蹴り続ける。
- 『T』の第2弾PVの初期版ではテキスト・ボイス共に「カタラーナ」と技名が間違って収録されていた。こちらはゲーム内及び現在公開されている第2弾PVでは修正されている。
- グランデサイクロン
- 直訳すると「巨大低気圧」。敵を掴んで豪快に投げ飛ばす。SRW未採用。
- ディアマンテクラッシュ
- 敵を掴んで力任せに引き裂く。「ディアマンテ」とはスペイン語で「ダイヤモンド」の意味。頑丈なドラクルすら真っ二つにした。
- 『T』では単独武装としては削除されエルドラアタッケの締めに使用するが、『30』では再び単独武装に戻った。当初はダンガンボンバディーロよりも威力は劣るが必要気力が高いという謎仕様だったが、後のアップデートで調整され、必要気力が下がっている。
- ダンガンボンバディーロ
- エルドラソウルの必殺技。「ボンバディーロ」とはスペイン語で「爆撃機」の意味。
- エルドラVのボンバディーロは飛び道具だが、こちらは背中のブースターを使って地面すれすれを弾丸のように突進しながらの正拳突き。破壊力は折り紙付きで、劇中では101を数十機まとめて薙ぎ倒したものの、バースデイのガーディアンカーテンを突破することは叶わなかった。
- 原作ではカットが変わると同時に101の群れの中で光が弾け、現れたエルドラソウルがバースデイに向かって突進するという演出だったが、事実上エルドラソウルの最強技であるためか、スパロボでは基本的にブッチエンジンを使用したフルパワー演出や敵陣突入前の口上などを組み合わせ必殺技らしい演出に仕立てあげている。
- 『K』では演出がより派手になっており、崖の上から登場し、エンジンフル稼働で機体が金ピカに→前口上を言った後、決めポーズを取り、光を迸らせながらチヅルのカットインと共に敵に突撃、といった流れになっている。トドメ演出で天空に光の柱(G-ER流体)が立ちあがり、敵を空高く打ち上げる。
- 『T』では前口上を述べながら機体が金色に変わっていき、決めポーズをした後突進、最後に天に拳を突き上げる流れとなる。演出がやたら凝っており、各キャラクターがカットインと共に口上を述べる(この時だけカルロスが起きる)後ろで機体カットインが徐々に金色に変わっていくという形をとっている上に、メッセージウインドウが現在カットインが表示されているキャラクターのイメージカラーに変わる演出まである。
- 『30』では基本的には『T』と同じだが、メッセージウインドウの形状が変わっているものの、『T』の流用だからか画面下部の色が変わる演出はそのまま残されている。
- いずれも命中~トドメまでの演出はエルドラVアルティメットでブッチのバッドローズを破壊した際の流れを流用したオリジナルのもの。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- 弾丸エルドラダン
- 原作最終話で使用したダン・オブ・サーズデイを敵目掛けてぶん投げる技。これがバースデイへのトドメに繋がった。一部では「超級覇王電影ダン」と呼ばれる。技名は、原作でネロがダンに勝手につけようとした名前から。
- 『K』では「ヴァンの癖を知っているからこそ出来る」と語る。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- エルドラブロック
- 『K』では全属性ダメージを1000軽減するバリア。消費EN5。
- 『T』ではオミット。防御時には使用するが、盾装備扱いにはなっていない。
- 『30』では盾装備として採用。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 陸
- 衝撃の二足歩行は出来るが、さすがに飛べない。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- L
- 『T』では発売当初はデータミスによりサイズMとなっており、2019年4月24日配信のパッチにより修正された。
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 全ての武器の攻撃力+300。装甲値+200
- 『T』で採用。
- これにより、額面上の数値は他のスーパー系主人公機と遜色なくなる。オマージュ対象の各作品からも馬鹿にされないような活躍が可能となるだろう。
- 「ダンガンボンバディーロ」の攻撃力+500。装甲値+200。
- 『30』で採用。
- 最強技の攻撃力のみに変更されたが、上昇量が増加している。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「GUN×SWORD[opening theme]」
- OPテーマ。『T』で採用。
- 「虹の彼方」
- ユキコが歌う挿入歌。『T』限定版で採用。
- 「El Dorado V」
- エルドラソウルの専用BGM。『K』で採用。『30』ではDLC適用時にデフォルト曲となる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- ブッチエンジン始動
- ブッチエンジンが作動し金色のボディが姿を現す。オープニングでもこの描写が見られる。
- フルパワーを出しているが実は非常用電源を備えており、エネルギーの補充が可能だった(カルロス以外は誰も説明書を読んでいなかったので知らなかった)。
- 勇者は三たび
- エルドラソウルの記念すべき初陣。プリシラと共にヴァンに加勢し、最初のパンチでドラクルの巨体をぶっ飛ばしたまでは良かったものの、エネルギーの効率も考えずにフルパワーで戦いあっという間にガス欠に。最後はカルメン99の補給で復活、ディアマンテクラッシュで真っ二つにした。ちなみにエネルギー補給方式は「電池」である。作中での呼称はエネルギータンク。
- 俺たちの武器は…
- 無数の101に蹂躙され倒れたエルドラソウル。エルドラメンバーは全てをヴァンに任せて力尽きたかのように見えた。しかし、眠れる獅子の呼びかけにより勇者達は再び奮起。ヴァンを助けるために駆けつけて101部隊を壊滅、ダンをバースデイへと投げつける。
余談[編集 | ソースを編集]
- SRWでは技の演出で毎回塗装が剥がれているが、毎回塗り直しているのだろうか。しかしそれでは効率が悪い上に戦闘中に塗り直すことになるので、ブッチが新しい機能を付けたのかもしれない。
- 戦闘演出にも組み込まれている拳を前に突き出す印象的なポーズであるが別に本機の決めポーズというわけではなく、単に監督の演出上の癖である(所謂金田節のようなもの)。本編ではエルドラメンバーのヨロイが特に印象に残るというだけで、他のヨロイも似たようなポーズを取ることがある他、他作品等でも度々見受けられるお馴染みのポーズである。