「復活」の版間の差分

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撃墜された味方ユニット1機をマップ上に復帰させる[[精神コマンド]]。HP・EN・SPは全回復し、かつ行動権も回復する。[[気力]]は出撃時の設定に戻る。
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'''復活'''は、[[精神コマンド]]のひとつ。
効果のひとつである[[精神ポイント]]全回復を活用すれば、作品によっては[[期待]]や[[献身]]、[[自爆]]との併用で、無限に精神ポイントを増やし続けられる。
 
  
存在自体が非常にレアな精神コマンドであり、近年の作品では殆ど採用されていない。上記のSP無限回復技等があまりに悪質であったこともあると思われる。
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== 概要 ==
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撃墜された<ref>「[[自爆]]」使用による退場も含む。</ref>味方ユニット1機をマップ上に復帰させる効果で、復帰前の修理費は不要になる。撃墜時の機体<ref>例えば[[ガンダム試作3号機]]は[[ガンダム・ステイメン]]でしか復帰できない。</ref>で出撃時の[[気力]]に戻るが、完全回復かつ行動前状態で復帰、というのが主な仕様。なお、復帰位置は基本的に「復活を使用したユニットの隣」となる。
  
そもそもSRWでは、古い作品からクイックコンティニュー=事実上のリセットプレイが簡便に可能な仕様や、撃墜されてもステージ終了後には[[資金]]以外のペナルティ無く復活する仕様が伝統化している。上記のような裏技的運用が不能になったただの「復活」では終盤習得の価値が乏しい、という面も否めないだろう。
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初出は『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』だが、効果としては『[[スーパーロボット大戦|初代]]』に登場した「[[愛|あい]]」が初出とも言える。
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習得者は少ない上に消費SPも非常に多く、そもそも撃墜に修理費以外のデメリットがほとんど無いことや、クイックコンティニュー(=リセットプレイ)によるやり直しが簡単に可能というスパロボの仕様もあるため、通常のプレイでは出番がほぼ無い精神コマンドである。…が、瞬間移動にSPやENなどの全回復と行動回復、味方を多数搭載した[[母艦]]ごと部隊の大移動<ref>[[旧シリーズ]]では「母艦の撃墜」は敗北条件に入っていなかった。</ref>など、特定の味方が'''意図的に撃墜される(する)'''などしてフル活用すると'''バランスブレイカーとなる'''ほどの効果を生み出すことも可能である。
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『[[スーパーロボット大戦R|R]]』で削除されて以降は殆ど採用されていない。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[スーパーロボット大戦]](HDリメイク版)
 
;[[スーパーロボット大戦]](HDリメイク版)
:GB版における「[[愛|あい]]」が名称を変更して登場。
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:リメイクの際に「[[愛|あい]]」から名称が変更された。ヒーロー専用で消費SP5。GB版と同様に撃墜=ユニット消滅なので重要度は高い。
:ヒーロー専用の精神コマンドで、消費SPは5。GB版と同様に撃墜=ユニット消滅なので、重要度は高い。
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;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
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:リメイクの際に新たに追加されているが、味方で習得するのは収録3作品の中で『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』の[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]と[[ベル・アール|ベル]]の二名のみ。しかもベルは事実上習得不可能に近く、シーラも習得後しばらくはSP不足で使用不可能となっている。
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:消費SP120。最後まで使える版権キャラの中で覚えるのは[[シーラ・ラパーナ|シーラ]][[明日香麗|麗]]。ただ、麗は習得LVが83と高く通常のプレイではまず覚えさせることができない。特殊誕生日の設定次第で主人公も習得可能になる。
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:消費SP120。出撃時の機体で復活になるが気力は100に固定と、概要の効果から少し変化している。また、[[エヴァンゲリオン|EVA]]各機はケーブル切断かつ最大ENから-50された状態での復活となる。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
+
:最後まで残るパイロットで習得するのは[[シーラ・ラパーナ|シーラ]][[明日香麗|麗]]と特定誕生日&血液型の[[主人公]]。ただし、麗の習得は現実的ではない。
:シーラと麗の習得LVが引き下げられた。これにより麗が現実レベルで習得できるように。反面、復活を覚える特殊誕生日が削除されたため主人公は使用不可となった。
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:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
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::麗も現実的なLvで習得可能になったが、主人公は習得不可能になってしまった。
 
;[[スーパーロボット大戦A]](GBA版)
 
;[[スーパーロボット大戦A]](GBA版)
:主人公がスーパー系の機体を選んだ場合に限り、複数キャラの復活、[[献身]]、[[自爆]]を用いた無限SP回復技が可能。
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:主人公がスーパー系の機体を選んだ場合に限り、複数パイロットでの復活、[[献身]]、[[自爆]]を用いた無限SP回復技が可能。
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:母艦を復活させても搭載中の機体は復活せず、それぞれ個別に復活させる必要がある。復帰位置は母艦の隣(ブライトの艦が優先)なので移動力の遅い機体を前線に送り込むこともできる。出撃時の状態で復活するが撃墜時にかかっていた精神コマンドは継続される。
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:消費SPは80。今作は現実的なレベルで習得するキャラが多く、[[ブルーガー]]と[[クィン・マンサ]]を利用して自爆持ちキャラとの相乗りが容易に出来るので、終盤は無限SP回復が割と手軽に可能となる。
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:消費SP80。今作は現実的なレベルで習得するパイロットが多く、[[ブルーガー]]と[[クィン・マンサ]]を利用すれば自爆持ちとの相乗りが容易に実現するため、終盤は無限SP回復が手軽に可能となる。
 
;[[無限のフロンティアシリーズ]]
 
;[[無限のフロンティアシリーズ]]
:HP0でダウンした味方一人を復帰させる。HPは最大値の50%回復。消費SPは錫華姫60、KOS-MOS50。さすがにSPは回復しない。
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:消費SPは60前後。HPは最大値の50%回復で、SPは回復しない。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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== 主な使用者 ==
 
== 主な使用者 ==
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;[[主人公]]
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:特定誕生日&血液型で習得するパターンがある。早めに習得することも多い。
 
;[[シーラ・ラパーナ]]
 
;[[シーラ・ラパーナ]]
:オーラシップ・[[グラン・ガラン]]のメインパイロットだが、艦長ではない。対抗馬である[[エレ・ハンム]]の母艦[[ゴラオン]]には[[マップ兵器]]がある為、母艦選択はマップ兵器と復活の二択でもある。最後は愛の差だが。
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:多くの作品で習得している。ちなみに対抗馬の[[エレ・ハンム|エレ]][[再動]]を習得することが多い。
 
;[[クリスチーナ・マッケンジー]]
 
;[[クリスチーナ・マッケンジー]]
:小説版や[[スパロボ補正]]で[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を殺さずに済んだ事の再現だろうか。MSパイロットとしては能力は低めで、戦闘では成長させにくい。[[修理装置]]や[[補給装置]]で経験値を稼ぐのが有効。だが第4次など初期作品ではこの方法は使えないので、自分よりレベルの高い敵を[[マップ兵器]]でまとめて倒し大量に経験値を稼ぐ。
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:小説版や[[スパロボ補正]]で[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を殺さずに済んだから習得するのだろうか。
 
:余談だがゲーム『Gジェネレーション』シリーズの関連作品でも蘇生系の技能を持っていたことがある。
 
:余談だがゲーム『Gジェネレーション』シリーズの関連作品でも蘇生系の技能を持っていたことがある。
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;[[明日香麗]]
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:[[ひびき洸|洸]]が作中で復活したためか習得する。
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;[[リサ (ゲッターロボ)]]
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:リメイク前の『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、彼女を仲間にすることで復活習得者を十分数揃えることができ、'''無限SP回復'''が可能となる。
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:主人公の機体がスーパー系の時限定の隠しキャラクターであり、無限SP回復技がルート限定である最大の理由。
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== 脚注 ==
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[[Category:精神コマンド]]
 
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2024年2月4日 (日) 03:23時点における最新版

復活は、精神コマンドのひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

撃墜された[1]味方ユニット1機をマップ上に復帰させる効果で、復帰前の修理費は不要になる。撃墜時の機体[2]で出撃時の気力に戻るが、完全回復かつ行動前状態で復帰、というのが主な仕様。なお、復帰位置は基本的に「復活を使用したユニットの隣」となる。

初出は『第4次』だが、効果としては『初代』に登場した「あい」が初出とも言える。

習得者は少ない上に消費SPも非常に多く、そもそも撃墜に修理費以外のデメリットがほとんど無いことや、クイックコンティニュー(=リセットプレイ)によるやり直しが簡単に可能というスパロボの仕様もあるため、通常のプレイでは出番がほぼ無い精神コマンドである。…が、瞬間移動にSPやENなどの全回復と行動回復、味方を多数搭載した母艦ごと部隊の大移動[3]など、特定の味方が意図的に撃墜される(する)などしてフル活用するとバランスブレイカーとなるほどの効果を生み出すことも可能である。

R』で削除されて以降は殆ど採用されていない。

登場作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦(HDリメイク版)
リメイクの際に「あい」から名称が変更された。ヒーロー専用で消費SP5。GB版と同様に撃墜=ユニット消滅なので重要度は高い。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
リメイクの際に新たに追加されているが、味方で習得するのは収録3作品の中で『EX』のシーラベルの二名のみ。しかもベルは事実上習得不可能に近く、シーラも習得後しばらくはSP不足で使用不可能となっている。
スーパーロボット大戦α
消費SP120。出撃時の機体で復活になるが気力は100に固定と、概要の効果から少し変化している。また、EVA各機はケーブル切断かつ最大ENから-50された状態での復活となる。
最後まで残るパイロットで習得するのはシーラと特定誕生日&血液型の主人公。ただし、麗の習得は現実的ではない。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
麗も現実的なLvで習得可能になったが、主人公は習得不可能になってしまった。
スーパーロボット大戦A(GBA版)
主人公がスーパー系の機体を選んだ場合に限り、複数パイロットでの復活、献身自爆を用いた無限SP回復技が可能。
母艦を復活させても搭載中の機体は復活せず、それぞれ個別に復活させる必要がある。復帰位置は母艦の隣(ブライトの艦が優先)なので移動力の遅い機体を前線に送り込むこともできる。出撃時の状態で復活するが撃墜時にかかっていた精神コマンドは継続される。
スーパーロボット大戦IMPACT
消費SP80。今作は現実的なレベルで習得するパイロットが多く、ブルーガークィン・マンサを利用すれば自爆持ちとの相乗りが容易に実現するため、終盤は無限SP回復が手軽に可能となる。
無限のフロンティアシリーズ
消費SPは60前後。HPは最大値の50%回復で、SPは回復しない。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線
消費SP120。

主な使用者[編集 | ソースを編集]

主人公
特定誕生日&血液型で習得するパターンがある。早めに習得することも多い。
シーラ・ラパーナ
多くの作品で習得している。ちなみに対抗馬のエレ再動を習得することが多い。
クリスチーナ・マッケンジー
小説版やスパロボ補正バーニィを殺さずに済んだから習得するのだろうか。
余談だがゲーム『Gジェネレーション』シリーズの関連作品でも蘇生系の技能を持っていたことがある。
明日香麗
が作中で復活したためか習得する。
リサ (ゲッターロボ)
リメイク前の『A』では、彼女を仲間にすることで復活習得者を十分数揃えることができ、無限SP回復が可能となる。
主人公の機体がスーパー系の時限定の隠しキャラクターであり、無限SP回復技がルート限定である最大の理由。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 自爆」使用による退場も含む。
  2. 例えばガンダム試作3号機ガンダム・ステイメンでしか復帰できない。
  3. 旧シリーズでは「母艦の撃墜」は敗北条件に入っていなかった。