「ディス・レヴ」の版間の差分
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*ディス・レヴの前身であるディーン・レヴのディーン(Deen)はヘブライ語で審判の意。このことから「ディーンの火」は黙示録に書かれているような最後の審判における火を指していて、死者の転生や無限力や負の無限力といった関連設定を絡めた連想ワードなのだろう。 | *ディス・レヴの前身であるディーン・レヴのディーン(Deen)はヘブライ語で審判の意。このことから「ディーンの火」は黙示録に書かれているような最後の審判における火を指していて、死者の転生や無限力や負の無限力といった関連設定を絡めた連想ワードなのだろう。 | ||
2022年1月31日 (月) 17:15時点における版
ディス・レヴ(Dis Lev)とは、ゼ・バルマリィ帝国のシヴァー・ゴッツォ率いるゴッツォ家が開発した動力機関。
概要
イングラム曰く「ディスの心臓」。本来はヴァイクランに搭載予定だったが、開発が遅れて見送りとなり、開発そのものも中止された。クォヴレーのシナリオにおいてのみ、キャリコ・マクレディによって収集されていたベルグバウの動力源たるディーン・レヴのデータを基にようやく完成し、ディス・アストラナガンに搭載されることになった。
ディス・レヴは過去幾度と無く起こったとされるアポカリュプシスによって、無限に等しい数にまで膨れ上がった悪霊や怨霊、死霊などの集合体「負の無限力」を吸収し、その力を糧とする動力機関である。スペシャルステージでのクォヴレーの「生命が輪廻転生する際の狭間の力」という説明から推測すると、「まつろわぬ霊」はあくまで触媒であり、それを通じて死と生の狭間にある無限力を取り出しているとも解釈できるが、詳細な設定は不明。
その性質からか戦闘開始前の会話では敵キャラの一部がこのエンジンを搭載したディス・アストラナガンを恐れたり、逆にその力を欲したりする描写が見られる。
関連用語
- ディス・アストラナガン
- 無限力
- アカシックレコード
- リチュオルコンバーター
- 死霊を利用するという点で共通する。
メモ
- 第3次αのラスボスである霊帝ケイサル・エフェス曰く、彼がディス・レヴを手中にした場合「アカシック・レコードを凌駕する負の力が集う」とのこと。そのためディス・レヴを欲した。
- クォヴレールートの最後には、ディス・レヴを暴走させケイサル・エフェスのまつろわぬ霊達を異次元に吸い込んだ。そのまま続ければ、やがてケイサル・エフェスやディス・アストラナガンも吸い込まれるはずだったが、イルイが無限力とケイサル・エフェスを対消滅させたため中断されている。
- 初登場時の主を求めて暴走していた状態の性質はアルマナいわく、魂をむさぼられ輪廻転生の輪から逸脱してしまうというもの。負の無限力と同様の性質であり、ニュータイプなども負の霊力を感じ取っている。
- クォヴレーが怨霊渦巻くディス・レヴの中でイングラム・プリスケンと対話後、ディス・レヴを制御した際、アムロ・レイは力の性質が変わったと感じたが、綾波レイはそうではなく本来の性質に戻ったと言っている。
- キャリコいわく、イングラムとクォヴレーの魂がディス・レヴに取り込まれるだけでもディス・レヴは覚醒したらしい。
- イングラムいわく「ディーンの火がディスの目覚めを促す」。
- イングラムいわくアストラナガンは、負の無限力と正の無限力、まつろわぬ霊たちと繰り返される死と再生、の狭間に立つ番人。スペシャルステージで死霊の力を使っていることを案じたクスハにクォヴレーが心配ないと説明した「生命が輪廻転生する際の狭間の力」との関連が感じられる。
余談
- 「ディスの心臓」と言われている通り、レヴ(Lev)はヘブライ語で心臓を意味する。ディス(Dis)は悪魔王に対応するローマ神話の冥界神ディス・パテルの略称が由来と思われる。詳しくはディス・アストラナガンを参照。
- ディス・レヴの前身であるディーン・レヴのディーン(Deen)はヘブライ語で審判の意。このことから「ディーンの火」は黙示録に書かれているような最後の審判における火を指していて、死者の転生や無限力や負の無限力といった関連設定を絡めた連想ワードなのだろう。
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