「フォーラン・デイクゼン」の版間の差分
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2021年12月29日 (水) 20:21時点における最新版
フォーラン・デイクゼン | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 山崎和佳奈 |
デザイン | 渡邉亘 |
初登場SRW | 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ラ・ギアス人 |
性別 | 女 |
年齢 | 10代後半~20代前半 |
所属 | ネストリアス教キュリウス派 |
フォーラン・デイクゼンは『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ネストリアス教徒。エルシーネの影武者を務めていた女性。
エルシーネは拒んでいたが暗殺未遂事件があった頃から、写し身の術を使った影武者の修業を積んでいた(写しみの術は姿だけを変える術であり、周囲に完璧にエルシーネだと認識させていたのは彼女の努力とエルシーネへの崇拝の証である)。エルシーネの仇をとるためなら同じネストリアス教徒を靈装機に乗せることも厭わず、無関係の市民を平然と巻き込む戦闘を起こそうとするなど完全に狂気に囚われてしまっている。
アンティラス隊を追い詰めようとするテロリストに協力する形で登場。この時点では顔見せだけですぐ力尽きてしまいソーンに保護される。しばらくソーンと共にいたがヤンロンへ復讐を成し遂げるために行動を再開する。エルシーネに扮してヤンロンを追い詰めていったが、エルシーネとヤンロンの思い出の地ミネベア市で彼の言葉に引っ掛かりボロをだしてしまう。今度は魔装機で彼を追い詰めるがレミアの援護とポゼッションの覚醒で阻まれてしまう。
その後、ソーンに再び保護され彼とともに行動を共にするようになった。ネストリアス教徒を率いてソーンの戦いを援護していき、彼の最後の戦いにも付き合って命を落とした。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年11月のイベント「追憶の精霊憑依」から登場。今回は終始エルシーネに変装しているため、フォーランとしての姿を見せることはない。
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 初登場作品。影武者時代の経験を生かして魔法でエルシーネに変装。その姿で各地のネストリアス教徒を扇動してテロ活動を頻出させている。
- 主な出番をラングランルートに選定されているため、他ルートに進むと中盤以降遭遇できなくなる。
- 担当声優の山崎和佳奈氏は当作品がスパロボ初参加となった。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
影武者だが、全体的に能力は高め。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 幻影、先射反攻
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「決別の時」
- 専用BGM。
人間関係[編集 | ソースを編集]
アンティラス隊[編集 | ソースを編集]
- ホワン・ヤンロン
- 仇敵。
- レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
- ヤンロンを倒そうとした際、彼女に妨害された。
ヴォルクルス教団[編集 | ソースを編集]
- エルシーネ・テレジア
- ネストリアス教キュリウス派の教母。ヴォルクルス教徒であることが発覚してからも、キュリウス派の信徒は彼女を信じ続けたようだ……。
- その信頼の念は凄まじいものがあり、フォーランや彼女に従うネストリアス教徒達からは殆ど信仰の対象として見られている。
- ピレイル・ボーラセン
- 彼と協力関係にあったがフォーランは勝手な行動をして最終的には敵対した。
- 彼も当初はフォーランが本物のエルシーネだと思い込んでいた。
ネストリアス教[編集 | ソースを編集]
- ネストリアス教徒
- 女性信徒のみが敵兵として登場。フォーランと共にエルシーネへの崇拝の情から凄まじい勢いでヤンロンに襲い掛かってくる。
その他[編集 | ソースを編集]
- ソーン・ザン・バキウム
- 初めての出陣で気を失った際、彼に保護される。その後は奇妙な縁で結ばれ最期を彼とともにした。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「つれないお言葉ですね、ヤンロン様。あなたへの強い想いのお蔭で、こうして黄泉返る事ができましたのに」
- エルシーネの姿で現れヤンロンから助かるはずがなかったと言われ。彼女に完全になりきっている。
- 「いえ……決着などついてはいません……わたくしの復讐に……終わりなどないのです」
- バルシナ火山にアンティラス隊を呼び出すも敗北して。この言葉にヤンロンは違和感を覚えていた。
- 「ヤンロン様……今度は2人きりでお逢いしましょう。誰にも邪魔されぬ場所で。……『あの時のあの場所』に、1人だけで来てくださいますか」
- 自分の正体を疑うヤンロンに対して。ヤンロンとエルシーネしか知らないはずの『あの場所』に彼を誘い込む。
- 「それは……わたくしがヤンロン様と……愛を語らう為に……」
- 『あの場所』に現れたヤンロンからここで何をしたのか問われて。エルシーネからはこのように聞かされたようだが実際はヤンロンに術をかける為だった。さらにヤンロンからエルシーネに最後にかけた言葉を問われて本性を露にした。
- 「ふふ……うふふ……皆良い子ですよ……エルシーネ様の為に、身も心も捧げると誓ったのです。確実にヤンロン様を罰する為に……彼女達の手を借りる事にいたしました」
「あははははははははは!何を怒っていらっしゃるのですか!皆、エルシーネ様の許に行けたのです!」
「うふふ……ヤンロン様にも聞こえますね?皆の喜ぶ声が!!うふ……うふふ……あははははははははは!!」 - 本性を露にした彼女は、ヤンロンを倒すために靈装機に乗せたネストリアス教徒を呼び出す。教徒たちは靈装機に魂を食われ邪霊になってしまう。エルシーネの復讐だけに囚われ、犠牲になったものを省みようともしない姿を見てヤンロンは怒りの炎を燃やす。
- 「ふ……ふふふ!自ら起こした炎にその身を焼かれるというのですか!」
「自らの身を焦がすとは……やはりヤンロン様も、エルシーネ様が恋しいのですね!ならば、わたくし自らの手で、エルシーネ様の許へと送って差し上げます!」 - ポゼッションを発動しかけるも失敗したヤンロンにとどめを刺そうとするがレミアが割って入り失敗してしまう。
- 「ああっ……炎が……エルシーネ様を殺めた炎が、あんなにも激しく!!赦せません……その炎は、あってはならないのです!!ヤンロン様は、その罪をおおお!!」
- ポゼッションを発動したグランヴェールを見て。その自分勝手な怒りをぶつける姿にヤンロンは逆に彼女の犠牲になった者達の怒りを乗せて一撃を放つ。
- 「私は……私はまだ、終わるわけには……私はエルシーネ様の……ふふふ……あはははは!!」
- 正体が明かされエルシーネの姿を失うが彼女は諦めることは無く姿を消した。
- 「利用など……しておりません。もはや彼女達は、エルシーネ様に全てを捧げる者達……この私と同じなのですから」
「彼女達の願いはただ一つ……エルシーネ様の無念を晴らし、そのお膝元に召される事……アンティラス隊が……ヤンロン様がいる限り……私どもは戦うつもりです。いつまでも、弱き者のままでいるつもりはありません」 - 邪神の力をまだ制御できていないソーンを護ると宣言して。ソーンはネストリアス教徒を利用するのに苦言を呈すが、フォーランの言葉を聞いて彼女達をエルシーネ教徒と評し逆に護ってやると言った。
- 「ふふっ……初めて名前で呼んでくださいましたね……ソーン様……」
「何も……恐れる必要はありません。全ての命、全ての魂は、エルシーネ様の許へと還るのです」
「私は、全ての人々の魂をエルシーネ様の許へと導きます。ソーン様、あなたも、また……」 - 神殿の崩壊に飲まれようとするソーンの前に現れて。偽りの聖女だった彼女だがソーンへの慈愛を示した最後の姿は本当の聖女と言っていいのかもしれない。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ボランゾルン
- エルシーネの使っていた妖装機。フォーランではエルシーネ程の性能を引き出す事が出来ていないと語られている。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- キュリウス派
- ネストリアス教の分派。新暦2610年頃、キュリウスという神学博士の興した宗教改革を契機に基準派と袂を別つに至ったらしい。その教義において、精霊の存在を唯一神の仮の姿であると肯定しているという。アクアビナ修養会はデルハット市(シュテドニアス連合国)を拠点にキュリウス派の布教活動を行っている慈善団体。
- ネストリアス教
- ラ・ギアスでかつて隆盛を誇ったといわれる啓示宗教たる一神教。教祖はネストリア(新暦1248年頃から1288年まで)という人物。その信条は、人神分離からはじまる多神と精霊の否定および来世での救済。伝承に残る神の名は全て唯一神の仮の姿であると定めている。
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