「鋼鉄ジーグ」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == |
2018年9月11日 (火) 10:43時点における版
鋼鉄ジーグ | |
---|---|
外国語表記 | Steel Jeeg |
登場作品 | |
全高 | 10 m |
重量 | 12.5 t |
エネルギー | 磁流波エネルギー |
出力 | 75万馬力 |
装甲材質 | 鋼鉄 |
内蔵機体 | ジーグヘッド(司馬宙) |
開発者 | 司馬遷次郎 |
所属 | ビルドベース |
概要
サイボーグとなった司馬宙が頭部に変形し、専用の支援戦闘機ビッグシューターから射出されたパーツと磁力で合体する(この合体はビルドアップと呼称する)。ビッグシューターとの連携を前提としており、同機から様々なパーツや武装の供給を受けることで、戦闘中でもあらゆる状況に対応できる柔軟性を持つ。
なお、『鋼鉄神ジーグ』に登場した際は頭が宙である事を表現する為か、真ゲッターよろしく瞳が付いている。団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』の後書きで石川賢が描いた真・ジーグと似ている部分もあり(こちらもやはり瞳が付いている。なお、頭しか描かれていない)、元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。
先述の通り身長10mと設定されているが、実際の作画では明らかに数十m以上はあるだろう巨体として(ハニワ幻人共々)描かれる事も多かった。
登場作品と操縦者
SRWでは、スーパー系でありながらまさかのSサイズということでプレイヤー各位から驚かれた。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。「避けるスーパーロボット」という今までにないカテゴリーで、システム的にも僚機のビッグシューターがいないと使えない武器があったり、パーンサロイドモードへの換装方法が特殊だったりと意欲的な試みが取り入れられていた。パーンサロイド以外の形態は未採用。
- だが(設定上しょうがないとはいえ)元々の武器の威力が他のスーパーロボットに比べて低いことに加え、よりにもよってダメージのサイズ差補正が初採用された作品で登場となった為、火力の低さで苦戦する事となった。更に運用上ビッグシューターと同じ小隊に導入しなければならないのにパーンサロイド入手までは地形対応がマッチしないこと、小隊長能力が邪魔大王国への攻撃力アップなので、序盤で邪魔大王国との決着がついてしまうと早々と死に技能と化すなどやたらマイナス面ばかりが目立ってしまった。結果、邪魔大王国退場後は倉庫番になるか、良くて加速要員としての小隊員運用だろう。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 小隊長能力・サイズ差補正無視と魂のおかげで、前作に比べ攻撃力が大幅に高まった。ただし、小隊員に回ってしまうと火力がガタ落ちしてしまう。完全に小隊長向け。今回は任意もしくは撃墜時にジーグヘッドに分離できるようになり、1MAP1回だけ元の鋼鉄ジーグに再合体も可能。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 『鋼鉄神ジーグ』版の設定で登場。本作では新旧の鋼鉄ジーグが同時に登場する為、宙の旧ジーグは磁偉倶という表記になっている。特殊能力として「銅鐸パワー」が追加された。復活後の旧ジーグが劇中で使用していない武器も使用できる。
- スーパーロボット大戦L
- 『鋼鉄神ジーグ』版の設定で登場。『K』と同じく磁偉倶名義で、特殊能力の銅鐸パワーを持つ所も同様。
装備・機能
武装・必殺武器
- ダイナマイトキック
- いわゆる飛び蹴り。
- これ単体で武器に採用されているのはαシリーズのみであり、基本的にはジーグブリーカーなどの他の技の演出の中に混ぜられる。
本体装備
- ナックルボンバー
- 「必殺パンチ」。組んだ両拳を敵目掛けて撃ち出す。ハニワ原人の手足を簡単に吹き飛ばす威力を持っており、連射もできる。その際は次弾が手首から生えてきている。
- 『L』では非採用。
- ダイナマイトパンチ
- ナックルボンバーが「拳」を飛ばすのに対して、こちらは前腕部までを含めた「パンチ」を飛ばす。
- αシリーズではパーンサロイド形態時で使用。『K』『L』ではナックルボンバーが無くこちらだけ採用されている。新ジーグが採用しているナックルボンバーに比べてわずかに威力が高いだけでほぼ同じだが、ナックルボンバーが弾数制の武器なのに対しダイナマイトパンチはEN消費武器と言う違いがある。『L』では殆どの場合PUを組むであろうビッグシューターがEN+のボーナスを持つ上に補給装置持ちなので、実質的に無制限に撃てる。
- ジーグビーム
- 目から発射する光線、頭部だけになっても使用可能。
- αシリーズではPLA武器。
- スピンストーム
- 「ひみつの兵器」。腹部から放つ光線。
- αシリーズでは全体攻撃だが、命中補正が低いのが難点。また、移動後に使えず射程もそれほど長くない上、攻撃力も低め。燃費も悪くビッグシューターのフォローがあっても厳しい。この武装の性能のせいで、ザコ戦には向かない機体になっている。
- ただそれでもジーグ単体で使える武器の中では射程が最も長く、反撃時にはあると便利な武器ではある。
- ジーグブリーカー
- 「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発して敵と自身を引き付け、ベアハッグ(鯖折り)の要領で両腕と磁力の引き合う力で敵を締め付け粉砕する。マグネットロープ(SRW未採用)で拘束してから使うバリエーションもある。
- 10mでありながらもはるかに巨体な宇宙怪獣や戦艦であろうとも絞め殺すのはSDサイズのスパロボならではである。Scramble CommanderシリーズやACEシリーズでは無理だろう。戦闘アニメ中に「この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!」と叫ぶ事があり(ハニワ幻人や邪魔大王国の機体に対して使った場合)、強烈なインパクトを残す。
- 『第2次α』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、ジーグ・パーンサロイドでは本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。『K』『L』ではダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出で「次の相手はどいつだ」と文字が出る。ちなみにこの連携は、IMPACTのバイカンフーのゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。
オプション装備
- ジーグバズーカ
- 片腕を切り離し、ビッグシューターから射出されたバズーカを装着して射撃する。
- 主に反撃で手数を出す時に使用する。鋼鉄神では使用シーンが無いためか、そちらで参戦した場合は未採用。
- マッハドリル
- 腕をビッグシューターから射出された2つのドリルに換装し、敵めがけて突進・貫通する。パーンサロイドモードでは使用できない。
- 本機の最強武装であり、対ボス戦の切り札でもある。『K』と『L』では特殊合体攻撃扱いで相棒を必要とし、しかもジーグ単体で使える「ジーグ・パーンサロイド」に威力が劣る。ただしこちらは弾数制でENを消費しないと言う特徴がある。また、パートナーユニットシステムが採用されており雑魚にも援護防御で粘られる事が多いこの2作では「合体攻撃に対しては援護防御が発動しない」と言う仕様により合体攻撃である事がメリットになる事もあり、単純に攻撃力を見てパーンサロイドを使うよりも有効な場面は多い。
- 本武装で倒すと『第2次α』以外の作品ではトドメ演出が挿入される。更に『鋼鉄神ジーグ』での参戦である『K』、『L』のトドメ演出では宙と美和のカットインが挿入され、若かったころの美和が見れる。
換装攻撃
- ジーグ・パーンサロイド
- 何処からともなく飛んできたパーツを用いてパーンサロイドに換装してジーグランサーで攻撃する。姿は下半身が馬なのでケンタウロスのようになる。
- 武装としては『K』、『L』で使用。『鋼鉄神』本編では回想シーンのみの存在だった。『K』や『L』では換装がないための仕様だが、ビッグシューターは不要で、磁偉倶単体の必殺武器扱い。
- ジーグバックラー
- スカイパーツ換装(スカイジーグ)
- アースパーツ換装(アースジーグ)
- マリンパーツ換装(マリンジーグ)
- いずれもSRW未採用。
合体攻撃
- ダブルスピンストーム
- 新ジーグとのスピンストーム同時攻撃。『K』で採用されたが『L』ではオミット。
特殊能力
- 換装(第2次α、第3次α)
- ジーグ・パーンサロイドに換装する。通常の換装と違い、マップ上でビッグシューターが同一小隊にいるか、別小隊で一定距離以内にいないと行えない。実質的に変形扱い。『K』『L』では換装がシステム的に廃止されたため、ジーグ・パーンサロイドはただの武器扱いに変更された。
- 銅鐸パワー
- 『K』『L』の磁偉倶で採用。気力が130以上になると最終与ダメージが25%アップし、最終被ダメージを25%軽減。さらに、命中率・回避率がそれぞれ+10%される。
- 分離
- ジーグヘッドに分離する。採用されているのは第3次αのみ。
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- L
-
- 初期:照準値+5 格闘武器+100
- 5段階:照準値+15 格闘武器+200
- 10段階:照準値+25 格闘武器+300 移動力+1
機体BGM
鋼鉄ジーグ
- 「鋼鉄ジーグのうた」
- 「ひろしのテーマ」
鋼鉄神ジーグ
- 「STORMBRINGER」
- 「Dead or Alive」
関連機体
- ジーグ・パーンサロイド
- ビッグシューター
- 鋼鉄ジーグ専用のパーツを射出する支援戦闘機。
- 鋼鉄ジーグ (新)
- 『鋼鉄神ジーグ』に登場。同作主人公の草薙剣児がビルドアップする。
- 真・ジーグ
- 団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』で、挿絵を担当した石川賢が「どうせならジーグやグロイザーにも出てほしかった」とコメントし、後書きで書いた機体。描かれたのは頭部のみ。
商品情報