「メルア・メルナ・メイア」の版間の差分
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+ | ;メルア「さっきも聞きましたけど、死ぬつもりはないんですよね?」<br />カルヴィナ「諭す気?」<br />メルア「いえ……この場を切り抜ける案があるんですけど、言っていいですか」<br />カルヴィナ「何?」<br />メルア「バランサーを切って、両脚をパージすれば機体は後ろに大きく揺らぎます。そうなったら、敵は片手でベルゼルートを保持できません」<br />カルヴィナ「その後はどうするの?今の状態で脚を失ったら、戦闘は不可能よ」<br />メルア「逃げるしかありません。背部バーニアを使ったマニューバで地下格納庫内に飛び込みましょう」 | ||
+ | :地上ルート第8話「光るグランティード」より、アル=ヴァン駆るラフトクランズの隙を突こうとして逆に機体を捕まえられた際のやり取り。この時、ベルゼルートは右脚のテスラ・ドライブを破損し、バランサーも不調をきたしていた。自爆を選ぼうとしたカルヴィナを制止し、戦闘から離脱して生還するべく冷静に自身の策を説明する……'''初陣でこれである'''。メルアがあまりに冷静に策を述べたので、焦燥するカルヴィナも冷水を浴びたかのように落ち着き、メルアの策を実行して地下格納庫に逃げ込むことに成功する。戦闘後のカルヴィナは当然気が立っていたが、一方でメルアのおかげで危機を脱したことに礼を言っている。以後も、カルヴィナはメルアにだけは一目置いたような接し方をしている。 | ||
;メルア「でも、トーヤさんがいいって言ってました」<br />テニア「ちょっと、ホントなの!?」<br />トーヤ「いや、俺は別に……」<br />メルア「言いました」<br />トーヤ「あ~、仕方ないとは言ったような気もするけど……」<br />メルア「言いました」 | ;メルア「でも、トーヤさんがいいって言ってました」<br />テニア「ちょっと、ホントなの!?」<br />トーヤ「いや、俺は別に……」<br />メルア「言いました」<br />トーヤ「あ~、仕方ないとは言ったような気もするけど……」<br />メルア「言いました」 | ||
:第18話「髑髏の騎士」より、コクピット内にお菓子を持ち込んだ事でコクピットが汚くなってテニアに文句を言われ、トーヤからも咎められた際のやり取り。『J』でのおねだりと似たような場面でありメルアが一歩も退かず、結局トーヤが折れて掃除する羽目に。そして本人も「今度からチョコじゃなくクッキーにしておく」とわかっている様でわかっていない判断をするのであった。 | :第18話「髑髏の騎士」より、コクピット内にお菓子を持ち込んだ事でコクピットが汚くなってテニアに文句を言われ、トーヤからも咎められた際のやり取り。『J』でのおねだりと似たような場面でありメルアが一歩も退かず、結局トーヤが折れて掃除する羽目に。そして本人も「今度からチョコじゃなくクッキーにしておく」とわかっている様でわかっていない判断をするのであった。 |
2016年8月21日 (日) 15:56時点における版
概要
実験体としてガウ=ラ・フューリアに拉致され、カティア・グリニャール、フェステニア・ミューズと共にサイトロンへの適応ができるよう肉体改造を施された3人娘の一人。
3人の中では最も内気でおっとりした性格であり、序盤では主人公とそりが合わずに泣いてしまう場面も見られるが、芯はしっかりしており、内面の脆さを垣間見せていたカティアやテニアと違い、そうした脆さを見せたことは一度も無い。
甘いものに目がなく、キャンディなどのお菓子を食べているシーンが多く、コックピットに大量に持ち込み、顰蹙を買ったことも。そのお菓子好きの由縁は、実験体として過ごしていたためにお菓子などが食べられる機会を与えてもらえなかった反動から来るものだと推測されていたが、彼女曰く幼い頃に父や母からお菓子を貰っていた事を思い出すからと語っている[1]。ちなみに、納豆のようなネバネバした物は嫌いらしい。
なお、年齢は不明となっているが、EDによっては統夜や千鳥かなめの後輩となるため、だいたい16歳前後であると思われる。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 主人公機のサブパイロット候補の一人。彼女をパートナーに据える事で、装甲+300、移動力+1の恩恵が受けられる。装甲ボーナスを考えるとグランティード向けだが、移動力も上がるので射程の短いクストウェルも相性が良い。またラフトクランズに搭乗している時のみ、出撃回数が一定数を越えることでオルゴンクローFモードが使用可能になる。だが、クロー、ソード、ライフルの中ではクローが最も攻撃力が低い。彼女のボーナスや精神コマンドから見ても、完全なサポート向けと言えるだろう。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』とのコラボイベントにて登場。
- 三人娘の中では唯一サポートユニットとして使用可能であり、グランティードのユニットクエストでもメインに据えられているなど[2]、OGMDでデフォルトパイロットに登録されなかった反動か出番に恵まれている。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 担当声優の茅野愛衣氏は本作品でOGシリーズ初参加。スカートは丈がやや長いフレアスカートになっているほか上着の裾にフリルが追加、後ろ髪がツインテールになっている等、衣装や髪型のデザインが『J』の時に比べ大きく変わっており、非常に華やかになっている。
- 本作でもグランティードとの補正面での相性は抜群なうえ、序盤では貴重な祝福担当となる。トーヤのサブ固定でも何ら問題は無いが、技量に劣る面がある彼ではやや「てかげん」が活かせない場合も。この場合は技量を補完しておくと、クリティカル率の他にもラースエイレム発動率にも関係してくるため色々と便利である。
- 今作では、カルヴィナに対して的確な助言を行って窮地を共に脱する(なお、メルアはこれが初陣)、中盤でトーヤと共に捕らえられた際には彼を励ます[3]等、ここぞという時の芯の強さが描写されている一方で中断メッセージにもある様なある種の図々しさ(?)を発揮する一面も。そしてインフィニティキャリバー使用時のカットインは物凄く揺れる。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- J
- 応援、信頼、集中、献身、再動、補給
- カティアの祝福に対して、こちらは応援でのサポートが光る。後半は再動、補給など重要なサポート精神を習得できるが、軒並み消費が重めなのがネック。
- OGMD
- てかげん、祝福、応援、直感、期待
- カティアから祝福、テニアから必中(直感)を受け継いだおかげで序盤の資金稼ぎに適した構成に。てかげんは前述の通りトーヤのサブだとあまり生かし処がないが、カルヴィナのサブならば高い技量値且つブリガンディのMAP兵器が使いやすい為活用しやすい。
パイロットBGM
- Sweet Suite
- 一定回数以上メルアを乗せて出撃させると、使用可能な主人公後継機の最強武器を使用した際、メルア専用BGMが流れる。『J』のBGMセレクトには登録されず、曲名は『OGMD』にて判明したもの。『甘い旋律』、あるいは『お菓子盛り合わせ』といったところか。
人間関係
- 紫雲統夜
- パートナー。進み方によっては恋人同士に。
- カルヴィナ・クーランジュ
- 『J』でのパートナー候補。進み方によっては秘書に。
- カティア・グリニャール、フェステニア・ミューズ
- 『J』では共に実験体として過ごした仲間。
- シャイン・ハウゼン
- 『OGMD』では何度もリクセント公国に行く程の彼女のファンであり、本人と対面した際は感激していた。
版権作品との人間関係
- コルベット
- 彼に対し「真空管ハゲ」と陰口を叩く。
名(迷)台詞
戦闘台詞
- 「これで、終わってくださぁぁぁぁい!!」
- メルアを乗せた状態で主人公後継機の最強武器を使用したときの台詞。
- 『OGMD』では「これで」の部分がトーヤの台詞となり、掛け合い感が増した。
スーパーロボット大戦J
- メルア「わたし、大きいチョコレートケーキ食べに行きたいです」
統夜「は?」
メルア「連れてってください」
統夜「連れてけって、どこ行ったらそんなの食えるんだよ。俺知らないぞ」
メルア「連れてってください」
統夜「いやだから知らないって」
メルア「チョコレートパフェも食べたいです。連れてって」
統夜「…カティア、頼むよ」
カティア「しかたないわね。調べておくわ」 - 第23話月へ向かうルート「華麗なるル・カイン」より。作戦開始前の休暇で月面都市に行く際にメルアが統夜に甘いものを強引におねだりした場面。戸惑う統夜に「連れてってください」と3回もおねだりしている辺り、彼女が真性の甘党である事が窺える。きっと甘党の彼女達とは仲良くなれるだろう。
- 「艦長、質問があります! バナナロールやアップルパイも、おやつに入りませんか!?」
- 第34話「真実の侵略者」より。クリムゾン島でのリゾート時にユリカの「おやつは300円まで」「バナナとリンゴはおやつに入らない」発言に対しての質問。
- 「やっぱりあなたは神なんかじゃない、そうやって自分をごまかしていただけ! 可哀想な人なんです、あなたは!」
- 最終話「冷たい世界 後編」(カルヴィナ主人公時)より。カルヴィナ達に追い詰められたグ=ランドンに対して。本来は統夜のセリフ。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- メルア「さっきも聞きましたけど、死ぬつもりはないんですよね?」
カルヴィナ「諭す気?」
メルア「いえ……この場を切り抜ける案があるんですけど、言っていいですか」
カルヴィナ「何?」
メルア「バランサーを切って、両脚をパージすれば機体は後ろに大きく揺らぎます。そうなったら、敵は片手でベルゼルートを保持できません」
カルヴィナ「その後はどうするの?今の状態で脚を失ったら、戦闘は不可能よ」
メルア「逃げるしかありません。背部バーニアを使ったマニューバで地下格納庫内に飛び込みましょう」 - 地上ルート第8話「光るグランティード」より、アル=ヴァン駆るラフトクランズの隙を突こうとして逆に機体を捕まえられた際のやり取り。この時、ベルゼルートは右脚のテスラ・ドライブを破損し、バランサーも不調をきたしていた。自爆を選ぼうとしたカルヴィナを制止し、戦闘から離脱して生還するべく冷静に自身の策を説明する……初陣でこれである。メルアがあまりに冷静に策を述べたので、焦燥するカルヴィナも冷水を浴びたかのように落ち着き、メルアの策を実行して地下格納庫に逃げ込むことに成功する。戦闘後のカルヴィナは当然気が立っていたが、一方でメルアのおかげで危機を脱したことに礼を言っている。以後も、カルヴィナはメルアにだけは一目置いたような接し方をしている。
- メルア「でも、トーヤさんがいいって言ってました」
テニア「ちょっと、ホントなの!?」
トーヤ「いや、俺は別に……」
メルア「言いました」
トーヤ「あ~、仕方ないとは言ったような気もするけど……」
メルア「言いました」 - 第18話「髑髏の騎士」より、コクピット内にお菓子を持ち込んだ事でコクピットが汚くなってテニアに文句を言われ、トーヤからも咎められた際のやり取り。『J』でのおねだりと似たような場面でありメルアが一歩も退かず、結局トーヤが折れて掃除する羽目に。そして本人も「今度からチョコじゃなくクッキーにしておく」とわかっている様でわかっていない判断をするのであった。
- 「私が甘い物を好きなのは、お父さんの影響なんです。お母さんが作るチョコレート・ケーキやクッキーが大好きだったから……」
- 「あの頃の私達のように……生まれた星が違っても、家族になれるのなら……」
- 第32話「皇家の真剣」より。ガウ=ラの牢獄内でのトーヤとの会話。他の2人と違い、彼女だけはフューリーへの憎しみに因われず、共存への意志を示す。
- 「そんなことを言ったら、あの子が可哀想ですよ。いつも頑張ってくれてるのに」
- 同上。「自分にとってグランティードは戦わなければならないという呪縛かも知れない」とこぼすトーヤを励ましての台詞。創世神が宿る機体を「あの子」呼ばわりするメルアにトーヤも苦笑する。彼女の心根の強さがよく表れているシーン。
- 「……トーヤさんはいいって言いました」
「でも、トーヤさんがいいって言ったんですから、責任取ってくださいね」 - 『OGMD』中断メッセージ「おやつの隠し場所」での発言。コックピットにお菓子を持ち込んでいた事をトーヤに咎められてむくれるが、すぐに反撃する。おそらく第18話でのやり取りの事を言っているのだろうがトーヤはいいとは一言も言ってない。だが結局言葉に詰まっている辺り、折れるしかない未来が容易に想像つく。
余談
- ファンからは名前の頭文字をとって「メメメ」、「メルメル」、「ウマゴン」と呼ばれることもある。ちなみに、ウマゴンというのは漫画「金色のガッシュ!」に登場するキャラで、鳴き声が「メルメルメー」であるためと思われる。
- 特に設定されているわけではないが、本人の雰囲気やイラスト・カットインの印象などから3人娘の中で一番巨乳として扱われることが多い(『OGMD』ではそれが顕著)。
脚注
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